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四生の盲者日記

妄想による愉快な国際時事ネタ解釈

嘘八百

2006-10-24 20:46:34 | 雑感

 温家宝が言う事を変えた。
「歴史(問題)をつかんで、いつまでも放さないということではない。歴史を直視することにより、目を未来に向けることができる」

毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20061024k0000m030116000c.html
読売
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061023i216.htm

 筆者のような、電波浴もといチャイナウォッチングを趣味とする人間にとっては注目すべき発言。逆に、政府高官の発言から政策変更が読み取れるという事は、法治国家ではないことを意味する。
 一般の生活では、これだけ言うことをコロコロ変える人間を「嘘つき」と呼ぶ。そろそろ国家についても同じ目で見るべきで、日本のマスコミも自国の政治家のみならず各国の政治家を含めた舌の枚数トーナメントでもやってほしい。
 私見で言うと、中国、朝鮮の政治家のつく嘘はどうにも泥臭い。

 それにしても胡錦涛がどのような体制を作ろうとしているのかが見えてこない。調整ばかりで自分のカラーを打ち出せずにいるせいかとも思ったが、元々胡錦涛のカラーが「胡耀邦直系の改革派」と「チベット-長安街の虐殺者」の二色な事にもよるのかもしれない。周恩来あたりまで戻る気がしている。

 サーチナの高井キョージュなどは、日米の歩み寄りがなければ胡錦涛外交は内部から揺さぶられる、と書いている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=1024&f=column_1024_004.shtml
 どうも文章を読んだ限りでは、キョージュは胡錦涛が嫌いなようだ。

 さて泥臭さ、というか社会を構築するにあたってのかの国のどうにもならない非能率の一例。

「卒業」巡りまた暴動 中国の職業専門学校
http://www.asahi.com/international/update/1024/002.html

 日本からみていると、どうにも杜撰な運営にしか見えない。まあ、世界的に見たらこれが普通なのだが。