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123便事件と芸能界の闇(7) - 風に死の七日詩

このシリーズでは、1985年8月12日の123便撃墜計画について、日本の芸能・興行・放送など、大衆メディアがどのように同計画に沿って動いてきたのかについて分析を試みています。

今回はまず、最近報道された芸能関連ニュースを先に2本ご紹介します。


宮沢りえ、再び「ぼくらの7日間戦争」へ アニメ版に30年後の中山ひとみ役でカムバック
2019年9月30日 11:30


女優の宮沢りえが、劇場アニメ「ぼくらの7日間戦争」に声優として出演することがわかった。1988年に公開された実写映画「ぼくらの七日間戦争」で女優デビュー&初主演を果たした宮沢の今回の役どころは、実写映画版で演じた中山ひとみの約30年後となる。

「ぼくらの7日間戦争」は、1985年からシリーズ出版が続き累計発行部数が2000万部を突破している宗田理氏の小説「ぼくらの七日間戦争」が原作。少年少女たちの七日間戦争から約30年の時が流れた北海道を舞台に、いつも本ばかり読んでいる少年・鈴原守と、幼なじみの千代野綾が仲間たちとともに廃工場を秘密基地として、大人たちから隠れるためにキャンプを始める。そこで隠れていたタイ人の子どもと出会ったことをきっかけに、武装した入国管理局の職員たちと対峙する事態へ発展してしまう。
(以下略)

引用元:映画.com https://eiga.com/news/20190930/7/



歌舞伎「風の谷のナウシカ」に宮崎駿が2つの“条件”、鈴木敏夫が明かす
2019年9月30日 20:06


宮崎駿のマンガ「風の谷のナウシカ」を題材とする新作歌舞伎が、12月に東京・新橋演舞場で上演される。本日9月30日、その製作発表記者会見が行われた。

「風の谷のナウシカ」は“火の七日間”と呼ばれる戦争によって産業文明が崩壊し、大地のほとんどが、巨大な蟲や有毒な瘴気を発する菌類が息づく森・腐海に覆われた世界を舞台に、“風の谷”の族長の娘・ナウシカを描く物語。マンガは1982年から1994年にかけてアニメージュ(徳間書店)で連載された。1984年には、宮崎自身が監督を務める形で劇場アニメ化もされている。

(中略)

でも宮崎は『やろうよ』と言ってくれたんです」とエピソードを語る。鈴木はさらに、宮崎から「『風の谷のナウシカ』というタイトルを変えないでほしい」「記者会見や取材の対応を全部鈴木さんがやってくれるなら」という条件を出されたことも明かした。
(以下略)

引用元:コミックナタリー https://natalie.mu/comic/news/349622


上述のように、つい先日の9月30日、1980年代の懐かしい2つの作品が形を変えてリメイクされると、同じ日に発表されました。ここでまずオリジナルの制作年月について整理します。

ぼくらの7日間戦争
 小説:1985年4月スタート (発行元:角川書店、作:宗田理)
 映画第1作:1988年8月封切り (製作者:角川春樹、監督:菅原比呂志)
 映画第2作:1991年7月封切り (製作者:角川春樹・奥山和由、監督:山崎博子)

風の谷のナウシカ
 コミック:1982年2月号~1994年3月号 (発行元:徳間書店、作:宮崎駿)
 映画:1984年3月11日 (製作者: 高畑勲、監督:宮崎駿)

両作品とも123便事件の前に連載がスタートしています。ここでは、1984年3月11日の映画「風の谷~」上映1年後に、「ぼくらの~」の連載が始まっていることに注目です。そして、両者を結びつけるキーワードが何か、上述の2つの報道を見てお分かりになったでしょうか?そうです、それは

 7日間 と 戦争

なのです。


■7日間に込められた呪い
この共通するキーワードを分析する上で、7日間の「7」という数字がどのように決められたのか考察します。これは、もしも読者様がクリスチャンだったら、瞬間的に分かるのではないかと思います。

「風の谷~」では、この7日間の戦争で世界文明が滅んだとしています。これは言い換えれば「アポカリプス(黙示録)」で、作品の設定では「火の7日間」と表現しています。アポカリプスの反意語は「ジェネシス(創造・創世)」となります。そうすると、「火の7日間」の反意語とは「創世の7日間」、つまり、聖書の創世記に描かれた天地創造を表します。ここから、この作品は明らかに

 神の創造した世界を(同じ7日で)滅ぼす

という破壊のメッセージをその設定の中に含んでいるのです。しかも、その部分だけを拡大強調して表現しているのが「ぼくらの~」なのです。つまり、両者は初めからセットで公表されることが決まっていたと考えられるのです。それが如実に現れたのが、先の9月30日の同日記者発表なのではないでしょうか?

こんなことを書くと、ジブリファン、宮崎ファンの方々から怒られてしまいそうです。世間では「風の谷~」は、人間と大地との共存を標榜し、将来の環境問題を指摘した先駆的な作品であると極めて高い評価を得ていますからね。

それを覆すのが、上記報道の宮崎駿氏が語ったとされる次の伝聞です。

 「『風の谷のナウシカ』というタイトルを変えないでほしい」

どうやら、宮崎氏はこのタイトルにはことの他強い思い入れがあるようです。そこで、タイトルについて次のようなアナグラム分析をかけてみました。

 風の谷のナウシカ > カゼノタニノナウシカ (カタカナに変換)

実はこのタイトルの中に先ほどのキーワード、「7日=ナノカ」が隠れているのです。この語を核に意味のある単語を作り並べると

 カゼ ニ シ ノ ナノカ ウタ

漢字を当てて意味が通るように変換すると

 風に死の7日詩

これは散文化するとこうなります

 風(風の谷のナウシカ)に込められた死の7日間の叙事詩

私は、この意味を伝えること以外に宮崎氏が同タイトルに拘る理由はないと思うのですが、本当のところどうなのでしょうか?例え、その意図が初めからなかったとしても、そう読めてしまうことで呪いは成立してしまうのです。これはマズイと思うなら、直ちにこのタイトルを変更してください。京アニの例でも分かるように、こういう行為への反動は極めて激しいですよ。


アニメ映画「風の谷のナウシカ」(1984年)と宮崎駿監督
この作品は世界終末戦争へ向けたプロパガンダ映画である

 参考記事:たまこの呪い-京都皇統代の野望

※同参考記事では、伏見宮系の北白川、竹田などの旧皇族が123便撃墜計画に関っていた疑いについて述べています。それは同系の東久邇、山階にも言えることです。皇統による犯罪、それへの処罰は道義的に一般国民より重いと関係者は心得てください。


■頻出する世界滅亡のサイン
関連ブログ(真)日本の黒い霧の記事「HELLO WORLD の暗号」で、私は次のように書いています。

また、これらタイムトラベル物に加えて、この時期

 北斗の拳 (1983年~)
 The Day After (1984年)
 風の谷のナウシカ (1984年)

など、漫画やアニメ、劇映画等で核戦争による世界滅亡とその後の世界というテーマがやたら多かったような気がします。前述のTerminatorなども、人間文明が滅びAIに支配された未来から殺人ロボットが送られるという話ですから、世界滅亡物と呼んでいいのかもしれません。

ネタバレで申し訳ありませんが、HWもやはり、記憶データ内とはいえ崩壊する世界が描かれています。そして、そのラストシーンは明らかに地上の現実社会が滅び去ったことを暗喩しています。


現在公開中の「HELLO WORLD」


今回は例として「風の谷~」を取り上げたのですが、とにかく123便事件の直前には、メディアの中に「世界滅亡」がキーワードとして頻出しているのです。

これまで、123便撃墜計画が何の目的で実行されたのか、幾つか推論を挙げてきました。その中に昭和天皇暗殺も含まれるとしたのが、この8月の記事です。しかし、それでもなお、計画者がどうしてこんな回りくどい手法を取ってきたのか、釈然としないところが多分にありました。

しかし、この「世界滅亡」という多頻出キーワードから、今はこの計画の最終目的がこうであると断言できます。

 123便撃墜計画は世界終末戦争のきっかけとして計画された

そして、メディアにこれだけ「世界滅亡」のキーワードが埋め込まれたのは、いざ計画が始まった時に、世界人民がその現実を素直に受け入れるよう、集合意識に働きかけるためであったのだと。つまり、巨大な世界規模の洗脳戦略がメディアを通して行われていたのです。

すなはち、123便の撃墜は、他国との戦争への口実の他、私たちの心を世界滅亡への諦めと悲しみで縛り付けるための大きな花火、トリガーとして計画されていたのです。このスケールの視座を得ることで、何故あれほどの外国軍機破片が現場に散乱していたのか、その後必死に証拠を焼き尽くそうとしたのか、そして、どうして昭和天皇を巻き込む必要があったのか、初めて説明が可能になるのです。


■第2の123便撃墜計画
しかし、現実には世界終末戦争は始まりませんでした。どうして計画が失敗したのかについては、その考察を別に譲りたいと思いますが、ここでは第2の123便撃墜計画が始まっているのではないかと、読者様に警告いたします。

理由は簡単です。この9月30日にどうして2つの「7日間戦争」のリバイバルがニュース化されたかを考えれば明らかでしょう。同2作は、来る12月に公演・上映が始まります。1985年の例を参考に計画の実行時期を推測すると、大雑把には公演開始1年以内の2020年中が可能性が高いと思われます。一番の危険日はどう考えても、東京オリンピックの直後である2020年8月12日となります。

以上はあくまでも推測ではありますが、世界の滅亡を描いたアニメ映画「HELLO WORLD」の公開や、ここ最近、NHKを中心に1980年代作品のリバイバルが芸能全般に多くなっている傾向を見ていると、あの悪夢の日の再現を試みようとする意図がどうしても垣間見えてくるのです。

 参考:黒霧123便関連記事ガイド


 * * *


1985年の失敗以降、世界滅亡を企む計画は来年2020年を待たずして一度実行されかかりました。それについては(真)ブログの「ゴジラの暗号-311は予告されていた」をご参照ください。そして、その計画がどのように回避されたかについては、本ブログの「陽電化する日本人(1)~(3)」をご覧ください。世界には、こんな狂った計画を立て、実行する人たちが本当にいるのです。彼らが滅ぼそうとしているターゲットは、常に私たちなのです。

 陽電化する日本人:
  (1)陽電化した世界
  (2)世界滅亡前夜
  (3)9月25日の奇跡


ET BENEDIXIT DIEI SEPTIMO ET SANCTIFICAVIT ILLUM QUIA IN IPSO CESSAVERAT AB OMNI OPERE SUO QUOD CREAVIT DEUS UT FACERET
この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。
(新共同訳聖書 創世記 第2章3節)


キリストの御国にて記す
管理人 日月土
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