Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●沖縄の番犬様ときたら…《化学物質の脅威は今も消えていない。米軍基地からは有機フッ素化合物に汚染された水がたびたび流れ出している》

2021年10月08日 00時00分52秒 | Weblog

[↑ 辺野古破壊反対広告 (2021年06月06日、朝日新聞)]


(20210911[])
琉球新報の記事【宜野湾市下水から指針超PFAS 米軍放出後1リットル数百ナノグラム】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1390067.html?utm_source=ryukyushinpo&utm_medium=referral&utm_campaign=carousel)によると、《米軍が普天間飛行場から有機フッ素化合物PFAS=ピーファス)を含む汚染水を処理し、公共下水道へ放出した問題で、宜野湾市が放出当日に下水道から採取した水を検査したところ、PFOS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)の合計(速報値)が、国の暫定指針値(1リットル当たり50ナノグラム)を上回る1リットル当たり数百ナノグラムだった》。
 国や東電がやりたがっている、処理水という名の汚染水の海洋放出の論理と同じ。海水で薄めればOKというデタラメ。番犬様も《汚染水を処理》? 薄めただけか?

 番犬様、やりたい放題。ニッポン政府は見て見ぬふりばかり。
 立ち入りの調査もできず、事故の原因が判明するまでに長期を要し、国内法も適用されず、政府は沈黙する…ドイツやイタリアでも同様なのですか? もしかして、ニッポン政府だけが《ポンコツ》なの?

   『●「日米地位協定が米軍に“特権”を与えているからだ。
      「半分主権国家」…編集者で作家の矢部宏治氏」
   『●日米地位協定では《受け入れ側》ニッポンの 
      《国内法を米軍に適用している》のか? 沖縄はニッポンでは?
   『●番犬様との地位協定…《何のたがもはめず、 
       米軍のやりたい放題を許している》ニッポン、主権は何処に?
   『●安仁屋眞昭さん《沖縄では民意よりも米軍が優先。
       沖縄の戦後は終わっていない》…何度事故・事件が起きようとも
   『●<金口木舌>《よほど国策ごり押しの現場を
     見せたくないらしい。それこそ基地隠蔽》、辺野古破壊隠蔽
   『●PFOSを含む泡消火剤《14万リットル流出 ドラム缶719本分》!!
        沖縄市民に強硬な防衛相は番犬様には何にも吠え付けないとはねぇ…
   『●COVID19人災でさらけ出され、ここでも《政治家や官僚が国防を語れば
         語るほど、自らの無為無策がさらけ出される》(吉川毅記者)
    「琉球新報の記事【普天間OK、嘉手納基地は「保留」 有害PFOS調査
     「米軍さじ加減」の事情】…。《米軍のさじ加減で調査の可否が左右》
     …いつも思うのですが、ドイツやイタリアの番犬様もそうなのですか?」

   『●ポンコツな番犬様…泡消火剤《14万リットル…ドラム缶719本分》
      流出事件の《原因は米兵が格納庫でバーベキューをしたことだった》
   『●結局、COVID19禍で苦しむ沖縄の人々の命や安全・安心な生活など、
       どうでもいい訳だ? 《米国への隷従》しかできない政府・自公お維

 《米軍が持ち込んだ汚染物質によって沖縄の環境が汚染される事態は後を絶たない》。《いつも米軍だけが知っていて、沖縄県民は知らぬままに被害に遭ってきた》。
 琉球新報のコラム【<金口木舌>化学の成果】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1390065.html)によると、《▼米軍の毒ガス兵器が貯蔵されていたのは沖縄だ。2次にわたる移送で撤去が完了したのは71年9月9日だった。半世紀が経過したが、化学物質の脅威は今も消えていない米軍基地からは有機フッ素化合物に汚染された水がたびたび流れ出している》。

   『●「毒ガス開発の父ハーバー ~愛国心を裏切られた科学者~」読了(1/2)
   『●「毒ガス開発の父ハーバー ~愛国心を裏切られた科学者~」読了(2/2)
   『●核開発・核使用、そして原発推進……、それは愛国心の発露か?

   『●戦争法案・壊憲法案では核兵器も「弾薬」と解釈、
            つまり、何でもできる「積極的平和主義」
   『●普天間「番犬様」基地: 「毎日頭上を飛ぶヘリの機体に
          ストロンチウム」…墜落により放射性物質が飛散
    《三上智恵の沖縄撮影日記〈辺野古・高江〉 28回 墜落事故から
     11年、ヘリが落ちた日の空は…  …「こんな風に、住民は
     あっけなく危険にさらされるのか」今まで伝えてきたニュースが
     脳裏に甦る。いつも米軍だけが知っていて、沖縄県民は知らぬままに
     被害に遭ってきた高江ベトナム村では枯葉剤の後始末を
     江区民にさせた
劣化ウラン弾を撃ち込んだ鳥島の射爆場では、
     漁師達が知らずに漁をしていた処分に困って土に埋めた
     ダイオキシン、毒ガスや化学兵器の貯蔵も漏れ出して事件に
     なって初めて知る。いずれも、米軍は当然知っているが
     住民に報告の義務はないのだ。結局のところ、ここは戦争に勝った
     アメリカが戦利品として勝ち取った島なのだから、軍事拠点
     としてどう使おうがこっちの勝手だというのが彼らの本音。》

   『●番犬様を諌めることもなく「海自、米空母と訓練検討」
       …「あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである」
   『●<金口木舌>《「私たちはウサギやヤギと同じだった」…人々の怒りは、
       半世紀前に米軍車を取り囲んだウチナーンチュの叫びと地続きだ》
    「琉球新報の【<社説>毒ガス移送50年 今も危険と隣り合わせ】」
    《米国統治時代に行われた化学兵器(毒ガス)の第1次移送から
     50年を迎えた。1969年7月、米紙報道により沖縄がアジア最大の
     毒ガス貯蔵基地であることが明らかになった。住民は即時撤去を
     求め立ち上がり毒ガスを撤去させた。米軍による基地の自由使用を
     住民が初めて阻んだ歴史的出来事といえる。しかし、毒ガスは
     撤去されたが、米軍基地内にどのような危険物質が保有されているか
     現在も明らかにされていない米軍が持ち込んだ汚染物質によって
     沖縄の環境が汚染される事態は後を絶たない。米軍基地の過重負担と
     自由使用を許す限り、危険と隣り合わせの構図は今も変わらない
     ことを忘れてはならない》

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https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1390065.html

<金口木舌>化学の成果
2021年9月10日 05:00
金口木舌 化学兵器禁止条約 有機フッ素化合物

 「きい剤」「あか剤」「みどり剤」。日本軍で使われていた名称だ。「きい剤」はマスタードガスなどのびらん剤(化学兵器)のことだ。皮膚に付くと赤い斑点を生じ、痛みを伴う。他に催涙、窒息などの影響を及ぼす化学兵器が造られた

▼日本軍は第2次大戦終結前後、中国に化学兵器を遺棄した。化学兵器禁止条約により日本が処理の責任を負う。化学兵器禁止機関(OPCW)によると90カ所以上から毒ガス兵器約7万6300発が発見され、5万3500発以上が破壊された。ほか吉林省に33万発が埋まっているという

▼1997年に発効した化学兵器禁止条約は「化学の成果は人類の利益のためにのみ使用される」と定める。加盟国は190を超える

▼ロシアは2017年に化学兵器の廃棄を完了したと発表した。米国は22年末までに廃棄完了を目指している

▼米軍の毒ガス兵器が貯蔵されていたのは沖縄だ。2次にわたる移送で撤去が完了したのは71年9月9日だった。半世紀が経過したが、化学物質の脅威は今も消えていない米軍基地からは有機フッ素化合物に汚染された水がたびたび流れ出している

▼基地内にどのような化学物質があるのか、米軍は情報を公開しない。国家や軍隊が条約、法律に従っているか、市民が監視する必要がある。化学の成果が人を傷つけることのない社会を実現するために
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●《非核三原則や日本の憲法9条がハメネイ師から高い評価を受けたとの一部情報もある》…なぜ主張しないの?

2019年06月26日 00時00分59秒 | Weblog


日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/トランプの“パシリ”安倍が得たものは】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906170000092.html)。
日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/政権べったりのNHKは恐ろしいことをしてるって気づいてよ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256536)。

 《アヤトラ(アーヤトッラー)の称号を持つハメネイ師が首相の父、安倍晋太郎との信頼関係からだとツイッターにつづっている。「安倍晋三は元外務大臣・安倍晋太郎の息子である。あの古い友人の息子を侮辱するために? いいえ。もちろんイランは日本のタンカーを攻撃することはありません。そしてアヤの古い友人の息子が訪問しているときはもちろんです」。ハメネイ師は「核兵器を製造も保有も使用もしないとの発言があった」と首相は伝えたが、その際、非核三原則日本の憲法9条がハメネイ師から高い評価を受けたとの一部情報もある。日本外交にとっては得るものの大きかった“仲介”だったはずだ》。
 《「日本が今戦争になったら、NHKのニュースは、本当に大本営発表を流すだろう。ここまで来ると、さすがに恐くなってくる。」(作家・平野啓一郎)》。

 《非核三原則日本の憲法9条がハメネイ師から高い評価を受けたとの一部情報もある》…アベ様は、なぜそれを主張しないの? 主張や報道の仕方によっては、《日本外交にとっては得るものの大きかった仲介だったはず》なのではないか?
 まぁ、無理ですね。だって、アベ様は壊憲イノチ・9条破壊原理主義者ですし、小型核兵器保持OKですもの…。

   『●オバマ氏の広島訪問さえも単なる選挙対策…
       …自民党は「口だけ」、選挙で同じ過ちを繰り返してはいけない
   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
   ●石破茂氏「日本への核拡散」発言と山尾氏「私事」による 
            離党の事の軽重…マスコミはわきまえているか?
   『●「いや、ミサイル落ちたら、うちら民間人だって死ぬわな。
                 Jアラートでしゃがみ込んでも意味ないよ」
   ●トランプ氏「学校の先生たちを銃で武装させる」…
      アベ様は「戦争できる国」になり、「銃を持った善人」に
    《日本政府、つまり安倍首相の考えは、
     “核の保有や核兵器の使用は認められるべき”なのだ。
     …安倍首相は官房副長官時代の2002年に、早稲田大学で
     開かれた田原総一朗氏との対話のなかで
     「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。
     小型であればですね」と語っている」》

   ●斎藤美奈子さん、《え、ロシアと戦争するんですか? 
       勝てると思ってるんですか?》…日露戦争で歴史が?

 《非核三原則日本の憲法9条がハメネイ師から高い評価を受けたとの一部情報もある》…そんなことを報じるどころか、《日本が今戦争になったら、NHKのニュースは、本当に大本営発表を流すだろう。ここまで来ると、さすがに恐くなってくる》(平野啓一郎さん)ような惨憺たる状況。アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟《メディアコントロール》な《テンチョンニュース》状態…。 

   『●《戦争が廊下の奥に立つてゐた》…
     《そんな時代にしてはならない》はずが、癒党お維や与党議員ときたら
    「琉球新報のコラム【<金口木舌>テンチョンニュース】(…)によると、
     《韓国に「テンチョンニュース」という言葉がある。1980年代の
     軍事独裁政権下、テレビで「テーン」という時報の音とともにニュースが
     始まると、アナウンサーは全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領は…
     と原稿を読み始めた ▼独裁者の成果を強調する偏向報道が
     まかり通っていた。軍部による報道機関の監視が強まったことが背景に
     あった。「テンチョン」という言葉は国民に事実を伝えない偏向報道を
     戒める文脈で使われる…▼日本では安倍政権が武器輸出
     「防衛装備移転」と言い換え、政府は米軍機の墜落を「不時着」「着水
     と発表した。報道機関の権力に向き合う姿勢も問われ続けている
     歴史の過ちを認め、将来を展望する国から学ぶべき点は多い》」

   『●《テンチョンニュース》で決して報じない
      《安倍さんが直接関わった疑惑。民主主義の根幹を壊す犯罪行為》
    「鈴木耕さん、《【本日の安倍総理】というコーナー…
     〈安倍の顔 見ない日はなし NHK〉》だそうです。
     《<金口木舌>…韓国に「テンチョンニュース」という言葉がある…
     国民に事実を伝えない偏向報道を戒める文脈で使われる》。さしずめ、
     「時報の音とともにニュースが始まると、アナウンサーはアベ様は…
     と原稿を読み始めた」といった感じか。「権力の監視」を出来ない、
     権力を批判できない報道に大きな問題。飼いならされる報道。
     あぁ、アベ様のNHKをはじめとした飼いならされた報道…。鈴木耕さんの
     コラムの〆の言葉、《だがいまや、この国のマスメディアは…
     「安倍支持率上昇マシンと化している気がして仕方ない……》」

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201906170000092.html

コラム
政界地獄耳
2019年6月17日7時30分
トランプの“パシリ”安倍が得たものは

★13日、首相・安倍晋三はイランの最高指導者ハメネイ師と会談。内外の評価は割れている。国内メディアは米国とイランとの間の仲介役としての役割の大きさを語るが、欧米メディアは米トランプ大統領の、特使という名の使い走りとの評価もあるようだ。それを裏付けるのはハメネイ師との会談での発言。「トランプがメッセージを交換するに値する人物だとは思われない」「彼への返事はない。回答しない」「米国がイランと誠実な交渉に関心があるとは思えない。トランプのような人物からそれを望んで来ることはないからである。米国の官僚の間には誠実さというのは頻繁に見られるものではない」と厳しい。

★結果、14日の米ウォールストリートジャーナルは首相の訪問中のタンカー攻撃も含め「中東和平における初心者プレーヤーが痛みを伴う教訓を得た」との見出しを付け「日本の指導者による41年ぶりの訪問を終え、米国とイランの対立関係は以前より不安定になった」と皮肉った。だが、旧西側で会談できたのは首相だけでもある。

★会談することで解決を望むどころか米国の指示で仲介に来たと分かっていても会談に臨んだのはアヤトラ(アーヤトッラー)の称号を持つハメネイ師が首相の父、安倍晋太郎との信頼関係からだとツイッターにつづっている。「安倍晋三は元外務大臣・安倍晋太郎の息子である。あの古い友人の息子を侮辱するために? いいえ。もちろんイランは日本のタンカーを攻撃することはありません。そしてアヤの古い友人の息子が訪問しているときはもちろんです」。ハメネイ師は「核兵器を製造も保有も使用もしないとの発言があった」と首相は伝えたが、その際、非核三原則日本の憲法9条がハメネイ師から高い評価を受けたとの一部情報もある。日本外交にとっては得るものの大きかった仲介だったはずだ(K)※敬称略
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256536

室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。


室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
政権べったりのNHKは恐ろしいことをしてるって気づいてよ
2019/06/21 06:00

     (平野啓一郎(C)日刊ゲンダイ)

   「日本が今戦争になったら、NHKのニュースは、本当に大本営発表
    流すだろう。ここまで来ると、さすがに恐くなってくる。」(作家・平野啓一郎

 これは作家の平野さんの6月15日のTwitterでの言葉。ちなみに、OKAMOTOさんという方のTwitter、

   「出たぞ!岩田明子のトンデモ解説『イランは、安倍総理の助言を重視してる』。」

というツイートにリツイートしての言葉だ。

 岩田明子さん、ニュース7に出ているNHK政治部記者兼解説委員。安倍さんのお気に入りだという。今回もイランまでいって、13日のニュースの中継で、

   「ハメネイ師が外国の首脳と会うことは多くなく、日本政府は伝統的な
    友好国のトップであり、なおかつトランプ大統領とも緊密な関係を維持する
    安倍総理大臣の助言を重視していることの表れだとみています」

   「安倍総理大臣は一連の会談でイラン側の真意を引き出すことができた
    と受け止めてます」

と語っておった。

 はぁ? 安倍さんがハメネイ師に会えたのは、これまでの日本とイランの関係が良かったからじゃ。でも、これからはそれも微妙。安倍さんはトランプさんの伝書鳩をやってしまった。

 会談後、ハメネイ師はご自分のツイッターに連続で米国批判をあげた。会談の中でも、米国は体制転覆を望んでないと伝える安倍さんに、それは嘘だと突っぱねておった

 どこをどう受け止めれば、ハメネイ師が安倍首相の助言を重視していることになるんだか。安倍さんのおかげでイラン側の真意を引き出したって、なにも変わっちゃいないがな。

 この人、米国と北朝鮮についても、安倍首相が梯子をかけてやった、なんて解説をしてた。

 NHKは「クローズアップ現代」などいい番組もある。けど、大本のニュースはこの路線でやってくの? 恐ろしいことをしてるって気づいてよ
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●麻生氏の「愛人」だと報じられた女性がいるバーでの「会合」…「必要な政治活動をしているから」なのか?

2018年12月05日 00時00分45秒 | Weblog

[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑]



東京新聞の原田遼記者の記事【税金使うのと本質同じなのに 麻生氏団体 年2000万円「会合費」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018120102000158.html)。

 《「素淮会(そわいかい)」が昨年、「会合費」として約二千万円を支出していたことが分かった。支払先は料亭や会員制サロンなどで、総額は閣僚の関係団体の中で突出している…税金を政治活動に使える分、素淮会の資金に余裕が生まれる構図》。

   『●「「愛人」だと報じられた女性がいるバーで
        1回約180万円の支出を政治活動費で賄っている」財務相
   『●「今年も…麻生財相は“愛人のクラブ”に
       745万6150円もの巨額支出」…飯塚の支持者の皆様、正気?
    「リテラの記事【安倍内閣の政治資金が今年もヒドい! 安倍はパーティで
     6000万ボロ儲け、麻生は愛人の店に750万、稲田はバレンタインチョコに
     24万】…。…《安倍首相の資金管理団体「晋和会」の報告書によると、…。
     麻生副総理の資金監理団体「素淮会」の収支報告書によると…》。
       企業献金政治資金との二重取り詐欺で得た税金で彼らは
     夜な夜な一体何をやっているのか? いや、シレ~ッと復活している
     政治資金パーティで得たおカネもあるので、三重取りですね。国会で
     居眠りしていようがどうしようが、たっか~い給料を貰っているのですから、
     自分のポケットから出しなさいよ

 「素淮会」…アベ様の「晋和会」も同じ構図ではないのか? 

 《麻生氏は「素淮会」とは別に、税金が財源となる政党交付金も受け取っている》わけであり、《税金を政治活動に使える分、素淮会の資金に余裕が生まれる構図》。上脇博之教授の仰る通り、「素淮会からの支出であっても税金で飲み食いをしているのと本質的には変わらない」…全くその通り。

   『●「S」で「D」なアベ様と麻生副首相は「政治資金」で 
       夜な夜な一体何をしているのか? それでも支持??
    《安倍首相の資金管理団体「晋和会」の10~12年分の収支報告書を
     みると、「行事費」という名目で多額の飲食代を計上。その規模は
     3年間で3000万円近い》
    《安倍首相をはるかにしのぐのが、麻生大臣のデタラメ支出だ。
     資金管理団体「素淮会」の10~12年分の収支報告書によると、
     「交際費」名目で消えた飲食代は12年分だけで3000万円を突破
     3年間の総額はナント、1億円近くに上る》
    《気になるのは、居並ぶ高級店に交じって「オフィス雀部」という
     六本木の有限会社への支出を3年間で計22回
     総額1805万5000円も計上していることだ。
      「六本木の会員制サロンを経営する会社で、麻生大臣はその店の
       “太い客”。経営者の女性は麻生大臣と過去に愛人関係に
       あったことを認めた、と6年前に週刊誌で書かれたこともある。
       ちなみに安倍首相も店の常連です」(自民党関係者)》

   『●「襟を正す気など」全く無し…「安倍政権の『金満ぶり』」 
             「もはや『ぼろ儲け内閣』と呼ぶべきでは」?
    「『LITERA 本と雑誌の知を再発見』の編集部による記事
     【安倍内閣のデタラメ政治資金! 安倍は6千万パーティ、
     麻生は愛人のクラブに900万、稲田、石原、金田も豪華飲食に】…
       《もはや「ぼろ儲け内閣」と呼ぶべきではないか──昨日、総務相が
     昨年2015年の政治資金収支報告書を公表したが、あらためて
     安倍政権の“金満ぶり”があきらかになった》。
       記事に出てくる閣僚や自民党議員の数々の醜態…自公投票者の
     皆さん、コレで良いの? どういう思考をすれば、こんな議員を支持し、
     投票できるの? 特に、アベ様と麻生太郎氏は目に余る。両氏の
     資金管理団体「晋和会」や「素淮会」、一体、「管理」する気はあるのか。
     警察や検察は見て見ぬふり?」

   『●アベ様や吸「血税」氏の「品性」の無さ:  
       政治資金や税金で夜な夜な何をやっているのか?
   『●石破茂氏「日本への核拡散」発言と 
     山尾氏「私事」による離党の事の軽重…マスコミはわきまえているか?
    「バカ騒ぎのマスコミの皆さんには、「「元愛人」に1805万円」や「素淮会」の
     件もよろしくお願いしたいものですね。日刊ゲンダイの記事…に賛同します
     …《確かに…するなら政治家の信用性にかかわる。ただ、
     安倍応援団メディアの鬼の首を取ったような報道には鼻白む
     安倍政権の閣僚は、週刊誌に「元愛人」と書かれた女性が経営する
     会員制サロンに政治資金から1晩50万~100万円もつぎ込んでいる
     この関係を自民党内は「あの人は面倒見がいい」と
     美談のように片付けているのに……》」

   『●「超セレブ」財務相「閣僚給与12カ月分の170万円の返納など
                       はした金…飲み代「2回分」でしかない」

   『●まだまだ続くのか、ウルトラ差別主義者の失言・暴言
         …福岡8区の皆さん、いい加減に落選させてください
   『●《精神科医の片田珠美は麻生の言動を分析して
       「強い特権意識」「想像力の欠如」「自覚の欠如」を指摘》

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018120102000158.html

税金使うのと本質同じなのに 麻生氏団体 年2000万円「会合費」
2018年12月1日 朝刊



http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/images/PK2018120102100074_size0.jpg

 三十日に総務省が公表した政治資金収支報告書で、麻生太郎財務相が代表を務める資金管理団体「素淮会(そわいかい)」が昨年、「会合費」として約二千万円を支出していたことが分かった。支払先は料亭や会員制サロンなどで、総額は閣僚の関係団体の中で突出している。

 収支報告書によると、素淮会は昨年、寄付や政治パーティーで約一億一千万円を集め、前年からの繰越額を含めた収入は約一億九千七百万円。「会合費」は約百九十件記載され、総支出約七千八百万円のうち26%を占めた。

 利用したのは高級店ばかり。特に六本木の会員制サロンには八回に分けて合計約七百九十万円を支払っている。森友学園国有地売却問題に財務省が揺れていた三月下旬も、活発に活動。二十二日にはこのサロンや料亭、てんぷら屋、ホテルなど七件で約百六十万円を使った

 総務省に届け出た閣僚の関係団体で比較すると、支出トップは茂木敏充経済再生担当相の約九千五百万円だが、「会合費」は11%の約一千万円にとどまる。

 麻生氏の事務所は一日における多数の支払いについて「記載の日付は支払日で、利用日ではない」と説明。高級店で開く理由を「それが必要な政治活動をしているから」と語った。

 麻生氏は「素淮会」とは別に、税金が財源となる政党交付金も受け取っている。九月に公表された報告書によると昨年、国は自民党本部に百七十六億円の交付金を支給。党本部は、麻生氏が代表の福岡県第八選挙区支部に二千七百万円を分配し、支部はそのうちの五百万円を麻生氏個人に寄付している。

 税金を政治活動に使える分、素淮会の資金に余裕が生まれる構図。神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は「素淮会からの支出であっても税金で飲み食いをしているのと本質的には変わらない」と指摘。「高級店で会合する理由をしっかり説明すべきだ。そうでないと消費税増税で痛みを伴う国民から理解は得られない」と批判した。 (原田遼)
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●「死の商人」経団連会長人事…《安倍首相は「儲からない」原発輸出に国民の血税を投入してバックアップ》

2018年03月17日 00時00分58秒 | Weblog


日刊ゲンダイの記事【政府が公金で債務保証 日本の原発輸出に英国現地の反応は】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/220921)。
リテラの記事【また! 日立原発輸出を公金支援のトンデモ政策は“アベ友優遇”だ! 安倍ベッタリの中西会長は経団連次期会長に】(http://lite-ra.com/2018/01/post-3730.html)。
日刊ゲンダイの記事【高野孟 永田町の裏を読む/またアベ友…経団連会長人事は安倍政権の新スキャンダル】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224612)。

 《日立製作所が英国で進めている「原発新設プロジェクト」で、政府が債務保証すると報じられた問題。三菱東京UFJ、三井住友、みずほの国内金融機関3行と、国際協力銀行(JBIC)が英国での原発事業費の半額にあたる約1.5兆円の融資を行う予定というが、貸し倒れのリスクに備えて、政府全額出資の日本貿易保険(NEXI)が3行の債務保証をする。さらに政府系の日本政策投資銀行が出資するため、国が抱えるリスクは莫大だ》。
 《東芝の失敗を顧みることもなく、安倍首相がとんでもない原発政策をぶちあげた。日立製作所がイギリス・アングルシー島で進めている原発輸出にかんし、政府系の日本政策投資銀行などが出資、三菱東京UFJ、三井住友、みずほ銀行の3大メガバンクなども総額1.5兆円規模の融資をおこない、そのメガバンクの融資全額を政府が債務保証するというのだ…しかも、こうした政府による公的資金を使った優遇を受ける日立の中西宏明会長は、安倍首相と極めて距離が近い財界人として有名だ》。
 《日立製作所の中西宏明会長が日本経団連の次期会長に内定したというのは、それ自体、安倍政権の新しいスキャンダルである。中西は安倍のお友達。…日立は本来、偉大なる田舎企業で、経団連に副会長は出しても、会長を出したことはないし、政治とのニアミスを侵したこともなく、それがある意味、健全さの証しであった。ところが、…――という、あからさまにベッタベタの官民人事交流に染まっていって…》。

核発電「麻薬」中毒患者達は彼の地域を「原状回復」したのか?

   『●室井佑月さん、「責任が誰にあり、どう取るのかを見届けたいのだ。
                 そこまでできて、やっと次の段階に…」
   ●「原発事故で奪われた生業と地域を返せ」… 
      人災を起こした東京電力や政府は「原状回復」してみせたのか?
   ●「原子力ムラの言いなり」原子力「寄生」委員会の
        救い様の無さと、アベ様の「危険な丸投げ・無責任体制」
   ●東電原発人災…《「失敗の本質」とその責任を問》うた上で、
                核発電「麻薬」中毒患者に「原状回復」させよ

   『●「怒りの塊…袋の数は九百万超。黒い袋がそこかしこに
             墳墓のごとく積み上げられている異様さ」(筆洗)
   『●東電核発電人災から7年: 「村の生活は百年余りにわたり、
                   人生そのもの」…「やっぱりここにいたいべ」

 アベ様や電力会社、原子力「寄生」委員会…止まらぬ核発電「麻薬」中毒。
 そして「死の商人」な日本経団連の会長《財界総理》に、核発電メーカー「日立製作所」中西宏明会長が就任するそうだ。露骨。

   『●経団連は、「プルトニウムをつくる装置」再稼働を後押し。
              そして、国家戦略としての「武器輸出」を推進!

 《経団連の榊原現会長は昨年の衆院選後に「国民の痛みを伴う思い切った改革」を安倍首相に求めたが、中西会長の就任によってそうした大企業優遇策が強化され、さらに庶民の暮らしや労働環境が悪化していくのは目に見えている日立の原発輸出への血税投入は、その序章にすぎない》…そして核発電所再稼働の推進と核発電輸出。自公政権、根幹から腐っている。

   『●原発推進のために何でもする人たち
    《「民間提言」に経産省が関与 原発の再稼働や輸出求める
     電力会社や原発メーカーのトップらでつくる「エネルギー・原子力政策懇談会」
     (会長・有馬朗人元文部相)…提言は「責任ある原子力政策の再構築」と題し、
     有馬会長を発起人とする有志名で出した。有志に電力会社トップはいないが、
     日立製作所など原発メーカーや大手商社のトップ、元経産次官の
     望月晴文氏(日立製作所社外取締役)ら29人が名を連ねる》

   『●政治献金という名の「賄賂」: アベ様達は原発産業と「ズブズブ」の関係
    《原発産業9社から自民党に献金100億円、“安倍隊長”のもとで進む原発推進、
     消費増税、法人減税三宅勝久…自民党の資金団体「国民政治協会」に
     1977年以降17億円もの政治献金を行なった原発メーカー「日立製作所」。
     原発の監督機能を骨抜きにした「原子力安全保安院」生みの親といわれる
     望月晴文・元経産事務次官は、震災後に役員待遇で天下った》

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/220921

政府が公金で債務保証 日本の原発輸出に英国現地の反応は
2018年1月10日

     (都内で開かれたFoE Japanの会合(C)日刊ゲンダイ)

日立製作所が英国で進めている「原発新設プロジェクト」で、政府が債務保証すると報じられた問題。三菱東京UFJ、三井住友、みずほの国内金融機関3行と、国際協力銀行(JBIC)が英国での原発事業費の半額にあたる約1.5兆円の融資を行う予定というが、貸し倒れのリスクに備えて、政府全額出資の日本貿易保険(NEXI)が3行の債務保証をする。さらに政府系の日本政策投資銀行が出資するため、国が抱えるリスクは莫大だ。

 言うまでもなく、万が一に事故が起きた場合、大損害を被るのは国民だ。そんな英国の原発輸出問題について、9日、国際環境NGO「FoE Japan」が都内で会合を開き、「日立によるイギリス・ウィルヴァ原発建設は実現するのか」と題して昨年11月の現地調査について発表した。

   「イギリスでは1995年以降、原発新設はありません。フランス電力が
    イギリスで建設予定のヒンクリー・ポイント原発は2017年に
    稼働開始予定でしたが、26年稼働に延期され、30年までに建設予定の
    イギリス国内の原発12基は、いまだにひとつも完成していません。
    (日立が計画する)ウィルヴァ原発は19年の着工を目指していますが、
    これから一体いくらの事業費がかかるのかは不明なのです」
    (FoE Japanの深草亜悠美氏)

 日立の原子力事業子会社(ホライズン・ニュークリア・パワー)が英国で開発を進めるのは、福島第1原発と同型の「沸騰水型」である。

   「建設予定地のアングルシー島(英国ウェールズ)では、新設の原発が
    福島原発と同型という理由で、反対する声がある。雇用創出の点で
    建設賛成派が多いですが、人口約7万人の島に安価な労働力が
    流入することや環境破壊を懸念する声も出ています」(深草氏)

原発が「安全」ならわざわざ政府が税金で民間事業者のケツを持つ必要はない福島原発事故後の事故処理もままならない中で、なぜ、海外に原発を輸出するのか理解不能だ
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http://lite-ra.com/2018/01/post-3730.html

また! 日立原発輸出を公金支援のトンデモ政策は“アベ友優遇”だ! 安倍ベッタリの中西会長は経団連次期会長に
2018.01.11

     (日立製作所HPより)

東芝の失敗を顧みることもなく、安倍首相がとんでもない原発政策をぶちあげた。日立製作所がイギリス・アングルシー島で進めている原発輸出にかんし、政府系の日本政策投資銀行などが出資、三菱東京UFJ、三井住友、みずほ銀行の3大メガバンクなども総額1.5兆円規模の融資をおこない、そのメガバンクの融資全額を政府が債務保証するというのだ。

 福島第一原発の事故以降、安全規制の強化から世界的に建設コストは高騰。2016年には日本が原発建設を受注していたベトナムが白紙撤回したように、原発はリスクが高い上に採算に合わないものという認識が広がっている。にもかかわらず、安倍首相はそうした流れに逆行し、国内での成長が期待できなくなった原発の利権を海外に舞台を移そうと原発建設を必至にセールス。さらに、東芝が国策として進めていたアメリカの原発事業で巨額の損失を出したことが日本経済を揺るがす大問題に発展したというのに、安倍首相は「儲からない」原発輸出に国民の血税を投入してバックアップするというのである。

 しかも、こうした政府による公的資金を使った優遇を受ける日立の中西宏明会長は、安倍首相と極めて距離が近い財界人として有名だ。

 中西会長は、「安倍首相の後見人」とも呼ばれるJR東海の葛西敬之代表取締役名誉会長が主催する、安倍首相を後押しする経済人による「四季の会」および、その流れを汲む「さくらの会」の一員。安倍首相と葛西氏は親米保守という思想面でもがっちり結びついており、第一次安倍政権時には葛西氏が国家公安委員や教育再生会議委員を歴任するなど昵懇の関係だ。中西会長は、この葛西氏を媒介にするかたちで安倍首相に接近。現に、首相動静を確認すると、葛西氏や、葛西氏と同様に安倍首相とベッタリの関係にある古森重隆・富士フイルムホールディングス会長らと安倍首相が会食する際には、中西会長が同席していることも多い。


日立原発バックアップは、加計問題リニア公金投入と同じ“お友だち優遇”

 このように安倍首相との距離を縮めてきた中西会長だが、一方の安倍首相も中西会長を目にかけてきた。実際、中西氏は2013年に安倍首相が議長の「総合科学技術・イノベーション会議」の有識者議員に選ばれ、現在もやはり安倍首相が議長の「未来投資会議」の議員を務めている。

 安倍首相は自分の味方である「お友だちを身のまわりに固めて政治をおこなってきただけではなく、加計学園問題でも露呈したようにお友だちには権力を使って優遇してきた。事実、不正入札事件が大きな問題となっているリニア中央新幹線にしても、リニア計画は葛西氏の悲願の事業であり、当初は自己資金でおこなう予定だったこの事業に安倍首相は2016年の参院選公約で官民合わせて“5年で30兆円の資金を財政投融資する”と宣言。実際に昨年7月までに3兆円が貸し出されている

 つまり、今回のイギリスへの原発輸出も、「国策」としての側面に加え、お友だちの中西会長を務める日立への優遇、という見方もできるのだ。

 そして、今後こうした優遇はさらに強まっていくだろう。というのも、9日、中西会長は日立出身者としてははじめて経団連の次期会長となることが正式に発表されたからだ。無論、中西会長が経団連の次期会長に決定した最大の理由は、中西会長が安倍首相と強いパイプをもつことだった。

 しかも、経団連の現会長の榊原定征氏は東レ出身だが、東レとは違い日立は原発や新幹線といったインフラ輸出に直接関わる企業であるため、さらに密着度が高まることは確実。たとえば、2016年5月に安倍首相がイギリスを訪問した際には、当時のキャメロン首相とともにロンドン近郊にある日立の鉄道車両整備施設を視察、その場には中西会長が立ち会っている。このように安倍首相の外交に中西会長は同行してきたが、今後は経団連会長として密着関係が強固となり、日立を利するかたちの国策事業の展開が待っているだろう。


安倍政権と経団連が進める庶民切り捨て大企業優遇政策がますます強化へ

 いや、問題は日立への優遇だけではない。安倍首相と距離の近い中西会長が「財界総理」となることで、安倍政権による大企業優遇政策がこれまで以上に加速するはずだ。

 安倍政権はこれまで法人税率を下げつづけ、2018年度には29.74%にまで下げることを決定しているが、これも経団連が求めている25%まで引き下げられることが考えられる。また、22日に召集される見通しの通常国会では「働き方改革関連法案」が提出される予定だが、高収入の一部専門職を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度」について、経団連は以前「年収400万円以上を対象」と主張。法案が通れば、今後この要件は引き下げられていくだろう

 経団連の榊原現会長は昨年の衆院選後に「国民の痛みを伴う思い切った改革」を安倍首相に求めたが、中西会長の就任によってそうした大企業優遇策が強化され、さらに庶民の暮らしや労働環境が悪化していくのは目に見えている日立の原発輸出への血税投入は、その序章にすぎない。

(編集部)
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224612

高野孟
永田町の裏を読む
またアベ友…経団連会長人事は安倍政権の新スキャンダル
2018年3月8日

     (日本経団連の次期会長に内定した
      日立製作所・中西宏明会長(C)日刊ゲンダイ)

 日立製作所の中西宏明会長が日本経団連の次期会長に内定したというのは、それ自体、安倍政権の新しいスキャンダルである

 中西は安倍のお友達。葛西敬之JR東海名誉会長や古森重隆富士フイルム会長らと共に「さくら会」というインナーサークルに入って、銀座で会食をするなどしてきた。

 日立は本来、偉大なる田舎企業で、経団連に副会長は出しても、会長を出したことはないし、政治とのニアミスを侵したこともなく、それがある意味、健全さの証しであった

 ところが、中西が社長・会長を務めた2010年代前半からおかしくなった。①古川一夫元社長が経産省主管の「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」の理事長に②入れ替わるように、経産省の原子力マフィアの望月晴文元次官が日立の社外取締役に③川村隆元社長が経産省のたっての頼みで東京電力の会長に――という、あからさまにベッタベタの官民人事交流に染まっていって、その揚げ句がこの経団連会長内定である。

 裏側で働いているのは、安倍晋三首相が最も信頼する側近の今井尚哉総理秘書官を管制塔とする原発を何としても生き残らせようという陰険な戦略である。

 今井ら経産省の原発ルネッサンス派の官僚は、東芝には米ウェスチングハウス社の買収をけしかけて、結果的に東芝滅亡の原因をつくったのだが、同じ時期、日立に対しては英ホライズン社を買収して英国での原発ビジネスに参入するよう促していた。ビジネス的には成り立たないことが分かっていても、日英両政府が官民で3兆円を投融資し、日立は実質1500億円の負担で済むからやってくれという国賊的なプランを描いたのは今井だといわれている。

 なぜこんなバカバカしい話がまかり通ったのかといえば、今井らは、3・11にもかかわらず原発推進路線は間違っておらず、その証拠に日本の原発技術は、こんなに世界各国に歓迎されていて巨大な利益を生む可能性があるのだという「幻覚を日本国民に植え付けたかったからに違いない。

理論的にも現実的にも先行きがないことが分かり切っている原発ビジネスに、東芝はダメでも日立をのめり込ませようというこの今井路線は一体何なのかと、某参院議員に問うと「役人は国が滅んでも企業が潰れても自分のメンツだけは救いたいという下劣なやつらです」と、にべもない答えだった。
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●覆土していれば土壌・地下水汚染問題は解決していた?…「空疎な小皇帝」石原慎太郎元「ト」知事のドブ金

2016年09月17日 00時00分01秒 | Weblog


東京新聞の中沢誠記者による記事【豊洲地下問題 コンクリ箱案「石原氏が検討指示」 当時の都幹部証言】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016091690070606.html)。

 《当時の都中央卸売市場長の比留間(ひるま)英人氏が十五日、本紙の取材に応じ、「石原氏から『こんな案があるから検討してみてくれ』と指示を受けた」と明かした。当時のトップが専門家の方針に反し、盛り土をしない工法を模索していたことが裏付けられた》。

   『●『石原慎太郎よ、退場せよ!』読了(3/3)
    「斎藤貴男吉田司著…
     吉田 まず小泉純一郎が「政界引退」を宣言した。彼の「痛みを伴う」
         構造改革によって日本は下流社会化し、ワーキングプアな
         貧民大国となった。…世界は…「大きな政府」への流れに
         大転換しようと急いでいる。そんな中で「空疎な小皇帝」だった
         人間の役割は終わりました。…
     斎藤 どうでしょう。退場勧告も何も、最初から私はお呼びじゃない
         と思っていたのですが。・・・オリンピック招致だの築地市場の
         豊洲移転だの、まともな首長なら言えっこないデタラメを次々に
         打ち出しては財界の歓心を買うことに懸命ですから…。
         …はっきり言ってどうかしている

   『●にっちもさっちも
    「こうした実態は、土壌汚染対策を取りまとめた都の専門家会議にも
     全く報告されていなかった。座長以下、市場移転推進派だったメンバー
     からも「杭が腐って土壌が空洞化した場合、汚染の通り道になる危険性は
     ゼロではない」などと危惧する声が上がっている」

   『●パンダの方が働いているとは!
    「いまや破綻寸前の新銀行東京に1400億円を投入。
     150億円を使って招致失敗に終わっても、懲りずに五輪招致基金を
     4000億円も積んでいます。移転ゴリ押しで大モメの
     築地市場移転の総事業費は、
     4316億円に達する見込みです。
     これだけでも計1兆円のムダづかいです」

   『●言葉を失います・・・
   『●都民じゃないが、宇都宮健児さんに真の都知事に
    「渡辺弁護士(築地市場移転問題)「築地市場は都政の重大な争点である。
     豊洲移転を東京都は進めている。移転予定地は汚染まみれ。築地市場は
     世界も認める食品市場である。東京都は土地を買い取っているが、
     汚染浄化を売り主に義務付けなかった。汚染浄化費用は都民の税金で
     使われる。豊洲移転は確定していない。やさしい都政であれば
     築地市場問題への結論は明白であると確信している」」

   『●「二〇年後の日本を考えよう」『週刊金曜日』
      (2012年12月14日、924号)についてのつぶやき
    「野田峯雄氏「がれき受け入れ、環状2号線、築地移転 東京都の
     公共事業で蜜を吸ってきた鹿島建設と石原慎太郎前都知事」、
     「「やっぱり天罰」と強調、新銀行東京から消えた公金」。
     これひさかつこ氏「医療・福祉を全国最低レベルにした石原都政」」

   『●最近の諸々のつぶやきメモ: 反原発や冤罪、死刑問題、情けない政治等々
    「■元「ト」知事継承者は本気で移転するつもり? 
     『築地市場移転予定地近く ヒ素 基準の52倍検出』
     (http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013022202000124.html …)/
     「検出場所は三メートルの盛り土をしており、今後予定する工事でも
     ヒ素が飛散しない工法をとるため同社は生活環境への影響はない
     とみている」??」

   『●「露骨な企業優遇、労働者いじめ」
      『週刊金曜日』(10月11日、963号)についてのつぶやき
    「永尾俊彦氏【汚染地を汚染されていない土地として東京ガスから取得!?
     築地市場移転問題で発覚した東京都のウソ】、「もともと「除去」ではない」
     「汚染地が条例を通せばキレイな土地になる
     〝手品〟を「土壌ロンダリング」!!」

 2m掘削して、砕石を敷き、2m分の綺麗な土を埋め戻し、2.5m分覆土…それで土壌・地下水汚染問題解決するのですんか? そりゃぁ、永尾俊彦氏が言うように「手品」「土壌ロンダリング」の類じゃないの? 
 それどころか覆土さえしない案を「取り次ぐ」、「空疎な小皇帝」(©斎藤貴男さん)・石原慎太郎元「ト」知事ときたら…。しかも、コンクリートの箱どころか、底抜けの箱での施工だったとは? 
 砕石上の滲出水はアルカリ性を呈し、かなり汚染されているように予想されます()…でっ、周辺の埋戻しと覆土で「キチン」と施工した部分は、その4.5m分の盛り土で汚染は防げるのですか? 「箱」の底や側壁のコンクリートに僅かなひび割れがあればベンゼンなどは透過してしまうという指摘で、石原元「ト」知事の「取り次いだだけ」の提案は却下されたのですけれど、揮発性の汚染物質は盛り土中でどんな挙動を示すの? 締め固めておけばOKなの? それとも、掘削した際に十分な土壌・地下水の処理をしたのかな? それが本質的な地下水・土壌汚染の対策だと思いますけれど?、「そこ」に移転するのならば、費用が何千億かかろうともやらないといけないでしょ? …対策したのだったら、青果棟地下の滲出水は綺麗なのね? 共産党都議団の水質分析結果が楽しみです()。単純に砕石上まで汚染水が上がってきているのだったら、砕石下の汚染対策がなされていなかったり、不十分だったりするのでしょうし、ましてや、4.5mの盛り土でOKと云うのも怪しくなりはしませんかね。

: 東京新聞の記事【豊洲問題、専門家会議で再評価 座長「前提が変わった」】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016091701001232.html、2016年9月17日 11時36分)によると、とりあえず、幸い、《都は同日、豊洲市場の建物の地下空間で採取した水を検査した結果、環境基準を上回る有毒物質は検出されなかったと発表。環境基準を下回る微量のヒ素と六価クロムを検出した》…程度のようです。
 一方、同紙の記事【ヒ素検出「水は地下水」 豊洲、基準の4割濃度】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201609/CK2016091702000133.html、2016年9月17日 朝刊)では、《共産党東京都議団は十六日、青果棟の地下空間にたまっていた水を、民間の検査機関で分析した結果、環境基準値を下回るヒ素が検出されたと発表した。「ヒ素は雨水に含まれない。水たまりは地下水が上がってきたものであることを示している」…調査の結果、一リットルあたり〇・〇〇四ミリグラムのヒ素が検出された。環境基準値は一リットル当たり〇・〇一ミリグラムで、その四割にあたる。有害物質のうちベンゼンやシアン、六価クロムは検出されなかったが、「揮発性のベンゼンなどは蒸発した可能性があり、建物内の空気を含めて調査しないといけない」と指摘した。都議団は「地層の深いところにある汚染が地下水で移動する。徹底的に調査することが重要だ」と主張》。)

 土壌・地下水の浄化対策費をケチり、それでも膨大な費用を費やして手抜き工事し、今さらながら大騒ぎ…(石原元「ト」知事に投票しなかった)都民の皆さん、お気の毒です。経費的にも浄化技術的にも、元々、そもそも、元来、本来…、豊洲への移転計画など無理だったのです。やってはいけなかった
 今ごろ大騒ぎするマスコミ。オメデタイ。遅ればせながら、徹底的に、4期にわたるあらゆる石原都政の酷さを改めて報道して下さることを期待しています。贖罪のためにも。猪瀬氏、舛添氏、現都知事…流れとしては石原都政を引き継いでいるのではないですかね?、共に批判されるべきだと思います。もちろん彼らや彼女に投票した都民の皆さんのお気持ちも、是非、聞いてみたいもの。

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016091690070606.html

豊洲地下問題 コンクリ箱案「石原氏が検討指示」 当時の都幹部証言
2016年9月16日 07時06分

 豊洲市場(東京都江東区)の土壌汚染対策を巡り、石原慎太郎氏が都知事在任中の二〇〇八年、地下にコンクリートの箱を埋める案に言及していたことを受け、当時の都中央卸売市場長の比留間(ひるま)英人氏が十五日、本紙の取材に応じ、「石原氏から『こんな案があるから検討してみてくれ』と指示を受けた」と明かした。当時のトップが専門家の方針に反し、盛り土をしない工法を模索していたことが裏付けられた。 (中沢誠

 土壌汚染対策を検討する専門家会議は〇七年五月、豊洲市場予定地の地下利用について「有害物質が建物内に入る恐れがあるため、地下施設は造らない方がいい」と指摘。〇八年五月十九日、土を入れ替えて盛り土にする方針を決定した。しかし、石原氏は同月三十日の会見で盛り土案に疑問を呈し、地下にコンクリートの箱を埋める工法があると説明。こうした経緯について、本紙は十五日朝刊で報じた。

 比留間氏は地下にコンクリートの箱を埋める案について、石原氏から指示を受けたと認め、時期を〇八年五月ごろと証言。「私の記憶では、工費や工期を検討した。しかし、かなり工費が高かった。〇九年一月か二月ごろ(別の専門家による)技術会議で工法内容がまとまり、石原氏にコンクリート箱案は採用できないと伝えた」と述べた。

 結果的に都が採ったのは掘削して壁を設ける地下空間案だが、地下に構造物を設ける点では石原氏のコンクリート箱案と共通する。比留間氏は「石原氏の指示で、都の地下空間案が影響を受けたとは思わない。当時は土壌対策費が一千億円を超えるとも言われ、石原氏は工費を抑えるため提案した」とも述べた。

 さらに「安全確保が最大の課題だった」と振り返り、地下空間は「地下水のモニタリングをする空間として必要だった」と説明。ただ、高さ四・五メートルもの広い空間となったことについては意外だったとした。

 豊洲市場はガス製造工場の跡地で、ベンゼンなど高濃度の有害物質を検出。都は専門家の提言に基づき、敷地を二メートル掘削するなどして四・五メートル盛り土をしたなどと説明、土壌対策費は八百五十八億円となった。しかし小池百合子知事が今月十日、主要な建物の下に盛り土がなされず、地下空間があることを公表した。


◆「役人の情報取り次いだだけ」石原氏が釈明

 石原慎太郎氏は十五日、知事だった二〇〇八年五月の定例記者会見で、豊洲市場の建物下にコンクリートの箱を埋める案に言及したことについて「都庁の役人からそういう情報を聞いたから、そういう意見があると取り次いだだけ」と述べた。報道機関の取材に答えた。

 石原氏は「全部、下(都職員)や専門家に任せていた。建築のいろはも知らないのにそんなこと思い付くわけがない」と釈明した。

 一方、同氏は「急に設計事務所を変えたことで、盛り土をやめて(建物の)下に訳の分からないものをつくった。恐らく盛り土をするよりも経費がかかり、ゼネコンがもうかる」と持論を展開。盛り土がなかった問題について感想を求められると「東京は伏魔殿だ」と気色ばんだ


◆石原氏08年の発言

 担当の局長に言ったんですがね。(インターネットで海洋工学の専門家が)もっと違う発想でものを考えたらどうだと…(略)…コンクリートの箱を埋め込むことで、その上に市場としてのインフラを支える、その方がずっと安くて早く終わるんじゃないかということでしたね。土壌汚染をどう回復するか、そういう発想だけじゃなくてね、思い切ってものを取り換えるみたいな、違うベクトルというものを考えた方がいいと、私、かねがね言ったけど、それがどう伝わったのか。


◇豊洲市場地下空間をめぐる経過

2008年  
  5月19日 専門家会議が盛り土案の方針を決める
  5月30日 石原氏が会見で地下にコンクリートの箱を埋め込む案を
          「担当の局長に言った」と説明
  5月ごろ 都中央卸売市場長が石原氏からコンクリート箱案検討の指示を受ける
  7月26日 専門家会議が盛り土の上に建物を造るよう都に提言
  8月15日 技術会議が初会合
  11月5日 技術会議で都が地下に空間を設けて駐車場などに利用する公募案を紹介
  12月15日 技術会議で都が汚染地下水の浄化作業用空間を確保する案を提示
  12月25日 技術会議で駐車場案が不採用になる

2011年   
  6月   設計図面に地下空間を造ることが記載される

(東京新聞)
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●『石原慎太郎よ、退場せよ!』読了(3/3)

2010年01月03日 23時25分12秒 | Weblog

斎藤貴男・吉田司著、石原慎太郎よ、退場せよ!

 新銀行東京のバカ施策と元行員に対する虐め・SLAPP(p.123)。「吉田 ・・・自分の仕草や言動で、将棋の駒のように大衆心理を動かせると思っているんでしょうか。・・・/斎藤 ・・・何をやっても許されると思ってるんでしょうね。事実、都民はそうしちゃったんだから。石原に何をされても仕方ないのも現実です。新銀行の内部なんて、石原の人間性が凝縮されたようなところですよ。・・・/・・・組織ぐるみの威信的虐待―――モビングといいますが―――・・・」。

 東京オリンピックでの税金の無駄遣い、それを許す都民。「斎藤 ・・・全部、税金ですよ。・・・ここでも責任転嫁です。/・・・もう見え見えの、行政が都知事のせがれに仕事をあげるための事業ですよ。それでも石原本人は・・・と居直っています。・・・/吉田 ジャーナリスト青木理のレポート・・・そもそも『公』という発想がない・・・」(p.130)。『私』しかない男。「斎藤 我田引水の塊のような人ですからね。・・・/・・・人のものは俺のもの、俺のものは俺のもの、というだけの人ですからね。・・・私に言わせれば、ただのコソ泥でしかありません」(p.133)。「コソ泥以上でも以下でもない」(p.181)。

 舛添要一元厚相に言われちゃおしまい。このバカ都知事を総理にという声があるが、との問いに答えて、「・・・国会じゃ友だちいないし、鼻もちならないし、あいつはイヤって意味において、石原が総理になったって3日持たない。・・・『友だちのいない国王』は、知事だからやってられるの」、「吉田 ・・・そしてね、石原慎太郎という男は・・・リアルな政治力学に手を汚さないで済む政治家だから気楽でいいね・・・・・・と笑ってたぜ」(p.142)。

 ミルトン=フリードマン(p.152)。社会ダーウィニズム(p.154)。「知性のかけらもない世界」。「・・・市場原理、競争原理。公正さを無視できるパワーこそ絶対だという、何度でも言いますが暴力団的世界観なんです」(p.159)。

 「空疎な小皇帝」の時代の終わり。「吉田 ・・まず小泉純一郎が「政界引退」を宣言した。彼の「痛みを伴う」構造改革によって日本は下流社会化し、ワーキングプアな貧民大国となった。・・・/・・・世界はフリードマン型新自由主義(小さな政府)から、ケインズ的なオバマ米大統領のスマートパワー、グリーン・ニューディールや財政出動型の「大きな政府」への流れに大転換しようと急いでいる。/そんな中で「空疎な小皇帝」だった人間の役割は終わりました。・・・/斎藤 どうでしょう。退場勧告も何も、最初から私はお呼びじゃないと思っていたのですが。・・・オリンピック招致だの築地市場の豊洲移転だの、まともな首長なら言えっこないデタラメを次々に打ち出しては財界の歓心を買うことに懸命ですから・・・。・・・はっきり言ってどうかしている」(p.181-183)。

 ここに尽きる。「吉田 ・・・いまなお「退場勧告」しようとしない、石原と大東京庶民有権者の政治的握手については、お前ぇら、死ヌマデヤッテロ!って本気で思っちゃうな。/斎藤 ・・・わざわざ権力の座に据えた方が悪い。落とす選択肢があったんですから。実際、都民は責任とらされて、自分たちの血税を、あの人の遊びと利権のために使われているんだからね。・・・批判を承知で言うけど、石原都政に本気で怒れないとしたら本物の奴隷ですよ」(pp.187-188)。
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