[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
(2022年08月14日[日])
約1年前のブログ、《専門家たちは口を揃えて「無症状感染者を検査しても意味が無い」といい、メディアは「そんなことをしていたずらに陽性患者数を増やせば、医療崩壊を引き起こして取り返しがつかないことになる」と騒ぎ立てたという》。
『●保坂展人世田谷区長が《この方針を打ち出した当初、感染症の専門家や
マスメディアからの激しい批判に晒されたという》…東京は4000人超』
何の進歩もないニッポン。
なんでそこまでPCR検査が嫌いなの? 未だにまともに検査体制を整えることができないスッゲェニッポン。
中国の「ゼロコロナ」政策の失敗? 徹底的な規制をするのか? PCR陽性者が、適切に診療・医療を受けることができ、必要に応じて入院できるようにしてほしいだけ。誰が感染者かも分からず、出歩き、感染を広げる…その繰り返し。繰り返すこと、少なくとも7回。毎日何人の方が亡くなっているのか、知ってるのかね?
日刊ゲンダイのコラム【金子勝の「天下の逆襲」/ひたすら新型コロナウイルスの自壊待ち…非科学大国ニッポンの行方】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/309541)によると、《そもそも、日本は全数調査ができているのか。「worldmeter」によれば、日本の検査数は126位だ。いくつかの推計によると、実際の感染者数は表に出ている数字のおよそ4倍とも指摘されている》。
キシダメ首相改造内閣では、アノ加藤勝信氏が厚労相に復帰だそうです。もちろん、統一協会とヅボヅボだった模様。呆れて言葉を失ったよ。それに、サクラを呼ぶ会に出席していたマルチ企業・ジャパンライフともズブズブ。
『●与党自公によるデタラメな《行う必要のない政策》の羅列に加えて、
国費160億円削減で弱い者イジメ』
「ジャパンライフは安倍首相の側近と“密接”な関係にあるのだ。
加藤勝信厚労相は、1億総活躍担当相時代にジャパンライフの宣伝用
チラシに登場…加藤厚労相は〈ジャパンライフのビジネスモデルは、
1億総活躍社会を先取りしています!〉とコメント…」
『●ニッポンのマスコミも完全に破壊…
鬼畜なアベ様広報官犯罪、司法の「Black Box」に踏み込めず』
「昨年9月の消費者庁会見で、岡村和美長官は
記者からの質問に答える形で、ジャパンライフが16年末で339億円もの
債務超過に陥ったことを明かし、問題視しました。…」
『●東京電力核発電人災下の福島でも荒稼ぎした
ゲス・ヒトデナシな詐欺師・ジャパンライフの片棒を担ぐ議員達』
「【警視庁が捜査開始「ジャパンライフ」と安倍政権のただならぬ関係!
首相の最側近やメシ友記者が広告塔で7千人の被害】…《約6800人にも
及ぶと言われる被害者が予想されるが、さらに被害を増大させた一因がある。
それがジャパンライフと安倍首相の側近政治家との関係だ。その最たる存在が、
安倍政権下で内閣府特命担当及び一億総活躍担当大臣、厚生労働大臣などを
歴任し、現在は自由民主党総務会長の要職にある加藤勝信議員だ…
ジャパンライフの“広告塔”としての役割…つまり被害者を安心させる“印籠”に
…田崎史郎、NHK島田敏男ら“安倍のメシ友”記者も広告塔に…。
ジャパンライフと安倍昭恵夫人との関係…》」
『●《福島県での相談が最も多かった》…福島を食い物にする
ゲス・ヒトデナシぶり、それに手を貸すアベ様ら』
『●《人材の宝庫》…《安倍政権史上、過去最高の“お友だち
=極右”内閣…背筋が凍るような極右議員が勢揃い》(リテラ)』
「リテラの記事【安倍内閣はタマネギだらけ! マルチ広告塔、
ハレンチ疑惑、パワハラ、カジノ脱法献金…チョ・グクに騒ぐ
マスコミはなぜ追及しない】…《「人材の宝庫」って……(苦笑)。
この新内閣の実態は、どう見ても「お友だちの不良品一掃内閣」
「極右不正政治家集結内閣」だろう。…厚労相に返り咲いた
加藤勝信氏…は、マルチ商法としてたびたび社会問題化し、昨年
経営破綻したジャパンライフの“広告塔”を務めてきた人物。
ジャパンライフは史上最大の消費者被害を出した安愚楽牧場に次ぐ
被害規模として現在、捜査が進められているが、そんななかで
“広告塔”としての責任を問うことなく大臣に再任するなど、
まったくもってありえない》」
『●アベ様は、ジャパンライフの元会長らのどこら辺を《各界に
おいて功績・功労のあった方々》と見たのか? ぜひ説明を!』
『●ジャパンライフへの《あからさまな調査潰し》《政治圧力で
立入検査》潰し…《政治家案件》と認識した上での判断!?』
『●アベ様とジャパンライフ山口隆祥氏は《1984年に、
当時外相だった父・晋太郎氏…を通じて、接点を持った可能性》』
『●斎藤貴男さん【ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…
腐った構造】《腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ…》』
『●ジャパンライフ元会長が詐欺容疑で逮捕…一体何年放置? そして、
大惨事アベ様政権は「桜を見る会」の中止を表明して疑惑・腐臭に蓋』
『●アベ様御夫妻、元・最低の官房長官スガ様、新官房長官殿…
ジャパンライフ、48HDも含め「桜を見る会」問題の幕引きは許されない』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/309541/2】
金子勝 立教大学大学院特任教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。
金子勝の「天下の逆襲」
ひたすら新型コロナウイルスの自壊待ち…非科学大国ニッポンの行方
公開日:2022/08/10 06:00 更新日:2022/08/10 06:00
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(1人1人が感染を防ぐ「自己責任論」、「37.5度以上の
発熱4日以上」で診療…ニッポンの名折れ(C)日刊ゲンダイ)
新型コロナウイルス第7波の国内感染状況は惨憺たるものだ。世界各国のコロナ関連統計を集計している米サイト「worldmeter」によると、人口100万人当たりの新規感染者数は230カ国・地域中ワースト1位、死者数も3位(4日時点)。まさに先進国の名折れだ。
これだけの惨状なのに、岸田政権は「オミクロン軽症キャンペーン」を張り続け、感染抑止の手を打とうとしてこなかった。新たな行動制限を設けず、社会経済活動の回復一本やり。こうした政府の姿勢が世界最悪の感染爆発を招いていると言っていい。水際対策についても出国前72時間以内の検査証明書の提示を求めるだけで、入国時検査も自宅待機もやめてしまった。
そうして発熱外来はパンク状態、陽性者は治療薬にもありつけない。濃厚接触者の待機期間を実質3日に短縮しても対応できないありさまだ。
政府のコロナ対策分科会の尾身茂会長ら感染症や経済、法律の専門家が新たなコロナ対策をまとめ、政府に提言したが、その中身といえば一人一人が感染を防ぐ「自己責任論」に終始し、政府や専門家の失策に対する責任は一切不問。保健所や病院の負担となっている全数調査の見直しも求めている。それを忖度メディアが垂れ流す構図だ。
そもそも、日本は全数調査ができているのか。「worldmeter」によれば、日本の検査数は126位だ。いくつかの推計によると、実際の感染者数は表に出ている数字のおよそ4倍とも指摘されている。
「37.5度以上の発熱が4日以上」でなければ診療を受けられないのであれば、2年半以上前のコロナ禍初期の大失敗に逆戻りだ。ゲノム科学の知識も計測科学の知識もない政府分科会は、複数の検体を混ぜて1度に検査を行うPCR検査の「プール方式」さえ認めていない。検査数を増やすとともにコストを削減するこのやり方は世界の主流にもかかわらず、だ。ワクチン1本足打法に陥った挙げ句の4回目接種にしたって、重症化を防ぐ効果は認められるものの、中和抗体はそう増えない。日本は非科学の最前線を突っ走っている。これじゃあ100年前の公衆衛生とさして変わらないのだ。
こうした中、召集された臨時国会は3日で閉会。政府も議会も機能しない。ウイルスの自壊をひたすら待つ間に、国家もどんどん壊れている。
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
リテラの記事【ついに家宅捜索「ジャパンライフ」と安倍政権の黒い関係! 首相の最側近や田崎史郎らメシ友記者が広告塔に】(https://lite-ra.com/2019/04/post-4678.html)。
東京新聞の木原育子記者の記事【ジャパンライフ捜索 被害相談、福島が最多 原発事故賠償金狙う?】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201904/CK2019042602000128.html)。
《しかし、ジャパンライフをめぐっては、もうひとつ、注目すべき問題がある。それは、ジャパンライフと安倍首相の側近政治家、安倍応援団ジャーナリストとの関係だ》。
《国民生活センターによると、同社に関する被害相談は二〇〇九年度から十年間で全国計三千三十五件に上り、福島県での相談が最も多かった》。
『●与党自公によるデタラメな《行う必要のない政策》の羅列に加えて、
国費160億円削減で弱い者イジメ』
「ジャパンライフは安倍首相の側近と“密接”な関係にあるのだ。
加藤勝信厚労相は、1億総活躍担当相時代にジャパンライフの宣伝用
チラシに登場…加藤厚労相は〈ジャパンライフのビジネスモデルは、
1億総活躍社会を先取りしています!〉とコメント…」
『●ニッポンのマスコミも完全に破壊…
鬼畜なアベ様広報官犯罪、司法の「Black Box」に踏み込めず』
「昨年9月の消費者庁会見で、岡村和美長官は
記者からの質問に答える形で、ジャパンライフが16年末で339億円もの
債務超過に陥ったことを明かし、問題視しました。…」
『●東京電力核発電人災下の福島でも荒稼ぎした
ゲス・ヒトデナシな詐欺師・ジャパンライフの片棒を担ぐ議員達』
「【警視庁が捜査開始「ジャパンライフ」と安倍政権のただならぬ関係!
首相の最側近やメシ友記者が広告塔で7千人の被害】…《約6800人にも
及ぶと言われる被害者が予想されるが、さらに被害を増大させた一因がある。
それがジャパンライフと安倍首相の側近政治家との関係だ。その最たる存在が、
安倍政権下で内閣府特命担当及び一億総活躍担当大臣、厚生労働大臣などを
歴任し、現在は自由民主党総務会長の要職にある加藤勝信議員だ
…ジャパンライフの“広告塔”としての役割…つまり被害者を安心させる“印籠”に
…田崎史郎、NHK島田敏男ら“安倍のメシ友”記者も広告塔に…。
ジャパンライフと安倍昭恵夫人との関係…》」
《「桜を見る会」…ジャパンライフは招待状と安倍首相の顔写真を宣伝チラシに載せ大々的にアピール…安倍首相もまた“広告塔”としての役割》を果たしていた訳です。その他、片棒を担いだ議員達は? アベ様も含めて、《ゲス・ヒトデナシな詐欺師・ジャパンライフの片棒を担ぐ議員達》、彼ら自身もゲス・ヒトデナシ。《福島県での相談が最も多かった》…福島を食い物に。
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【https://lite-ra.com/2019/04/post-4678.html】
ついに家宅捜索「ジャパンライフ」と安倍政権の黒い関係! 首相の最側近や田崎史郎らメシ友記者が広告塔に
2019.04.25 07:35
(上/ジャパンライフHP、下/首相官邸HPより)
2000億円を超える負債を抱え、現在、破産手続き中の預託商法大手・ジャパンライフ社に、ついに捜査のメスが入った。債務超過の状態を隠して顧客を勧誘した疑いがあるとして、本日、警視庁など6都県警の合同捜査本部が特定商取引法違反(事実の不告知)容疑で創業者の元会長・山口隆祥氏の自宅や関係先など12都県30カ所を家宅捜索したのだ。
同社の被害弁護団連絡会によれば契約者は約7000人にもおよび、現在、各地で損害賠償訴訟が起こされている。被害規模は史上最大の消費者被害を出した安愚楽牧場に次ぐもので、今後の捜査の行方に注目が集まっている。
しかし、ジャパンライフをめぐっては、もうひとつ、注目すべき問題がある。それは、ジャパンライフと安倍首相の側近政治家、安倍応援団ジャーナリストとの関係だ。
本サイトではこれまでも追及してきたが、安倍首相の側近である自民党の加藤勝信総務会長や二階俊博幹事長、さらに御用ジャーナリストの田崎史郎氏、NHKの島田敏男氏らといった“安倍首相のメシ友記者”たちがジャパンライフの“広告塔”をつとめてきた。さらに、2015年には安倍首相主催の「桜を見る会」に山口会長を招待。ジャパンライフは招待状と安倍首相の顔写真を宣伝チラシに載せてアピールに使っていたのである。
その詳細をお伝えした昨年11月の記事を、今回、あらためて再録する。安倍首相の側近たちが被害の拡大に手を貸した事実は極めて重大であり、徹底した責任追及が必要だ。
(編集部)
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……。 (→ リテラへ)
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201904/CK2019042602000128.html】
ジャパンライフ捜索 被害相談、福島が最多 原発事故賠償金狙う?
2019年4月26日 朝刊
(閉鎖されたジャパンライフの店舗。看板など外観は営業当時のまま。
手すりなどお年寄りへの配慮がにじむ=福島市内で
磁気治療器の預託商法を展開していた「ジャパンライフ」(東京、破産手続き中)を巡り、警視庁などが二十五日、特定商取引法違反(事実の不告知)の疑いで、関係先を捜索した。国民生活センターによると、同社に関する被害相談は二〇〇九年度から十年間で全国計三千三十五件に上り、福島県での相談が最も多かった。 (木原育子)
被害対策福島弁護団長の湯浅亮弁護士によると、県内には全国最多の六店舗があり、うち、東日本大震災以前からあったのは福島、郡山市の二店。二本松、南相馬、会津若松、いわき市の四店は震災後、新たに開店したという。
湯浅弁護士は「東京電力福島第一原発事故の賠償金をジャパンライフに払った高齢者もいる。原発事故の賠償金が狙われた疑いがある」とみている。
今月上旬、福島市の店を訪ねると、閉ざされた入り口には、破産手続き開始を知らせる紙が貼られていた。高齢者向けに手すりやスロープがあり、店内には「手足のエステ 無料体験実施中」と書かれたのぼり旗があった。近くにいた女性(75)は「最盛期は店の外に、お客さんの行列ができていた」と振り返った。
国民生活センターによると、相談者の平均年齢は七二・三歳。七十~八十代が六割近く、女性が約七割を占めている。契約金額は平均約二千九百万円。約六億円を支払った人もいた。
全国被害弁護団連絡会(石戸谷豊代表)は二十五日、「捜査による実態解明、詐欺の立件を期待する」などとする声明を発表。大迫恵美子事務局長は「地方の高齢者が徹底的に狙われた。知人同士の呼び掛けから被害が広がってしまった」と指摘している。
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
【警視庁が捜査開始「ジャパンライフ」と安倍政権のただならぬ関係! 首相の最側近やメシ友記者が広告塔で7千人の被害】(https://lite-ra.com/2018/11/post-4378.html)。
《約6800人にも及ぶと言われる被害者が予想されるが、さらに被害を増大させた一因がある。それがジャパンライフと安倍首相の側近政治家との関係だ。その最たる存在が、安倍政権下で内閣府特命担当及び一億総活躍担当大臣、厚生労働大臣などを歴任し、現在は自由民主党総務会長の要職にある加藤勝信議員だ…ジャパンライフの“広告塔”としての役割…つまり被害者を安心させる“印籠”に…田崎史郎、NHK島田敏男ら“安倍のメシ友”記者も広告塔に…。ジャパンライフと安倍昭恵夫人との関係…》。
『●与党自公によるデタラメな《行う必要のない政策》の羅列に加えて、
国費160億円削減で弱い者イジメ』
「日刊ゲンダイの記事【また“アベ友”か 首相側近とマルチ商法告発企業の
蜜月関係】(…)によると、《消費者庁から行政指導を受けながら、
42年もの間、なぜ営業を続けてこられたのか不思議だが、実は、
ジャパンライフは安倍首相の側近と“密接”な関係にあるのだ。
加藤勝信厚労相は、1億総活躍担当相時代にジャパンライフの宣伝用
チラシに登場…加藤厚労相は〈ジャパンライフのビジネスモデルは、
1億総活躍社会を先取りしています!〉とコメント…政権との“蜜月”関係を
背景に、長年、問題ビジネスを続けてきたのなら、モリ・カケ疑惑と構図は
同じだ》。アベ様の取巻き連中がまたしても酷い状況。《受給額だけでなく、
母子加算の月約4000円減額も決まった。厚労相・加藤勝信は
前1億総活躍担当相。何が総活躍だ》! フザケてる」
『●ニッポンのマスコミも完全に破壊…
鬼畜なアベ様広報官犯罪、司法の「Black Box」に踏み込めず』
「日刊ゲンダイの記事【ジャパンライフ問題 大手メディアが
報じたがらない理由】(…)によると、《そもそも、これまで消費者庁から
4回も業務停止命令を受けたのに、ほとんどニュースになって
いなかったことが不可思議…政官との癒着が影響している可能性…
安倍政権との接点も指摘してきたが、実は大手メディアにも“毒”が
回っているのではないか、とみられるのだ。 ■新聞社幹部は顧問を
務めていた …「昨年9月の消費者庁会見で、岡村和美長官は
記者からの質問に答える形で、ジャパンライフが16年末で339億円もの
債務超過に陥ったことを明かし、問題視しました。会見で個別案件について
言及するのは異例のことです。長官は非公式な場で
『しっかり報道してほしい』とまで話したといいます。それでも、大手メディアは
ほとんど報じませんでした」…大手メディアが“忖度”し報道を控えているのなら、
問題である》」
《さらに被害を増大させた一因》…東京電力核発電人災下の福島でも荒稼ぎしたゲス・ヒトデナシな詐欺師・ジャパンライフの片棒を担ぐ議員達、《総活躍》する自民党議員。
しかも、《“安倍のメシ友”記者も広告塔》ってどういうことだ? アベ様の広報員の皆さんまでが詐欺の片棒。
そして、当然のように、アベ様の御妃まで登場。デタラメである。
NHK NEWS WEBの記事【ジャパンライフ県内被害200人】(https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20181114/6050003420.html)によると、《ジャパンライフとオーナー契約を結んだ人は全国で7000人にのぼるとされ、弁護団によりますと福島県内のおよそ200人から被害の相談が寄せられ、中には1人で3億円の被害にあった人もいるということです。ジャパンライフは震災と原発事故のあとに福島県内での事業を拡大し、6つの店舗を展開していたということで、原発事故による賠償金を受け取った人への営業を目指した可能性があるということです》。
こういうのをヒトデナシと呼びますし、その片棒を担いでる政治家や広報員、首相夫人も同様。
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【https://lite-ra.com/2018/11/post-4378.html】
警視庁が捜査開始「ジャパンライフ」と安倍政権のただならぬ関係! 首相の最側近やメシ友記者が広告塔で7千人の被害
2018.11.19
(ここにも安倍昭恵夫人の影が。上からジャパンライフHP,首相官邸HPより)
マルチ商法としてこれまでにもたびたび社会問題化してきた「ジャパンライフ」が2400億円超の負債を抱えて破産、12日には最初の債権者集会が開催された。しかし債権者への返済はほぼ絶望的な状況も判明、大きな波紋を呼んでいる。ジャパンライフをめぐっては警察当局も特定商取引法違反や詐欺容疑を視野に本格捜査が開始される模様だ。約6800人にも及ぶと言われる被害者が予想されるが、さらに被害を増大させた一因がある。それがジャパンライフと安倍首相の側近政治家との関係だ。
その最たる存在が、安倍政権下で内閣府特命担当及び一億総活躍担当大臣、厚生労働大臣などを歴任し、現在は自由民主党総務会長の要職にある加藤勝信議員だ。加藤氏はジャパンライフの内部向けの宣伝チラシに「ジャパンライフの取り組みを非常に高く評価していただきました」と紹介されるだけでなく、ジャパンライフ創業者で“マルチのレジェンド”と称される山口隆祥会長と2017年1月13日に会食するなど、ジャパンライフの“広告塔”としての役割を果たしている。つまり被害者を安心させる“印籠”になっていたというわけだ。周知の通り、加藤氏は安倍首相の最側近で、最近では“ポスト安倍”としても名前があがることもある政治家。もともと勝信氏は、自民党の大物議員・加藤六月氏(故人)の娘婿で、六月氏は安倍首相の父・晋太郎氏の側近中の側近。安倍首相の幼い頃から安倍家と加藤家は家族ぐるみの付き合いであり、また六月氏の妻・睦子夫人と安倍首相の母・洋子氏との関係は相当に深く、大臣抜擢も、洋子氏の後押しがあったためといわれる。そんなオトモダチがジャパンライフの広告塔だったわけだから、それこそ安倍首相の責任は免れないだろう。
しかし、ジャパンライフとの関係があるのは加藤氏だけではない。そもそもジャパンライフは政治家との関係をさかんにアピールしてきた。たとえば自民党の二階俊博幹事長も加藤議員同様、ジャパンライフの宣伝チラシに登場するだけでなくは山口会長主催の“自民党・二階幹事長を囲む懇親会”まで開かれていた。また2014年にはこれまた安倍首相側近の下村博文元文科相が代表を務める政党支部に献金がなされた。さらにこの問題を追及し続けてきた共産党の大門実紀史参院議員が入手した「お中元リスト」には安倍首相をはじめ、麻生太郎財務相や菅義偉官房長官、茂木敏充経済再生相らが名を連ねていたのだ。
そして極め付けが2015年に開催された安倍首相主催「桜を見る会」だろう。2014年9月にジャパンライフは消費者庁から文書で行政指導を受けていたにもかかわらず、この首相主催の会にジャパンライフ創業者の山口会長本人が招待されているのだ。しかも、ジャパンライフは招待状と安倍首相の顔写真を宣伝チラシに載せ大々的にアピール、また勧誘や説明会で「招待状」を顧客に見せ、その関係を利用しようとしていた。つまり側近政治家だけでなく安倍首相もまた“広告塔”としての役割を果たしていたと言っていい。
こうして安倍政権に食いこんだジャパンライフだが、さらに安倍首相と一体化している官庁である経産省を中心に官庁工作や人脈形成を盛んに行っていたことも判明している。
実際、ジャパンライフは元内閣府官房長や元特許庁長官ら複数の官僚OBを同社の顧問や関連するNPO法人の理事長として招請し、報酬を支払っていたことが明らかになっているのだ。
さらに問題なのは、こうしたジャパンライフの政界官界人脈が、悪質商法を行っている疑いがあるジャパンライフの行政処分を遅らせたという疑惑までがあることだ。これは昨年4月の国会で前述の共産党の大門議員が追及したものだが、ジャパンライフの業務停止命令が、2015年9月の立ち入り検査から1年3カ月と通常の倍以上も要した背景に、消費者庁の課長補佐が同社に天下りしていたことが指摘されているのだ。
つまり加藤議員ら政治家が“協力”していたことで同社の「信頼」を演出、さらには関係官庁のOBが天下りしていたことで、これまでも悪質マルチ商法を行っている疑いがあったのに、その行政処分が遅れ、被害を拡大させた可能性すらあるということだろう。
■田崎史郎、NHK島田敏男ら“安倍のメシ友”記者も広告塔に
ジャパンライフの確信犯的とも思える政界官界への工作だが、もうひとつの疑惑が存在する。それがマスコミ“広告塔”工作だ。これはジャパンライフ問題が大きく取り上げられている現在においても、テレビや大手紙が一切沈黙を決め込んでいるが、通信社、全国紙、そしてNHKなど大マスコミの編集委員・解説委員クラスの幹部が、しかも安倍首相に極めて近い人物たちがジャパンライフの宣伝資料に実名・顔写真入りで登場していたというもの。
この事実は今年2月、消費者問題の専門紙・日本消費経済新聞がスクープしたものだ。記事によると同紙はジャパンライフ元社員から、顧客の説明会で使用する資料を入手。その中に、2017年1月27日、二階幹事長を囲む懇談会を山口会長の主催で開催したことが紹介され〈トップ政治家やマスコミトップの方々が参加しました! このメンバーで毎月、帝国ホテルにて情報交換会を行なっています〉と打たれものがあり、その下に「参加者メンバー」が肩書きと顔写真入りでリストアップされていたのだ。
そのなかには、TBS『ひるおび!』などテレビでおなじみ官邸御用ジャーナリストの筆頭、“田崎スシロー”こと田崎史郎・時事通信社特別解説委員(当時)や、安倍首相と寿司を食う仲から“しまだ鮨”との異名を持つ島田敏男・NHK解説副委員長(当時)、また芹川洋一・日本経済新聞社論説主幹(当時)の名前があげられている。田崎氏、島田氏が安倍首相の会食メンバーであることは言うまでもないが、日経の芹川氏も第二次安倍政権発足以降に少なくとも6回も安倍首相と会食を行なってきた。
ただ、このジャパンンライフの広告塔になっていたのは、安倍首相の“メシ友”だけではない。元読売新聞社東京本社編集局長の浅海保氏、元朝日新聞政治部長の橘優氏、毎日新聞社の亡くなった岸井成格・特別編集委員と倉重篤郎・専門編集委員、『報道ステーション』(テレビ朝日)コメンテーターでもある後藤謙次・元共同通信社編集局長らまでが名前を連ねていた。ようするに、政治部トップ経験者が勢ぞろいしていたのだ。
こうした名だたるメンツが二階幹事長を囲み、その懇談会がジャパンライフの山口会長の主催だとアピールすることで、マスコミ関係にも強力な人脈があるとの印象を顧客に与えたのは想像にかたくない。
安倍首相に近い政官界、そしてマスコミ幹部までもがレジェンドマルチ商法大手であるジャパンライフと癒着、“広告塔”となっていた疑惑————。だが、ジャパンライフと安倍政権の関係について、さらなる疑惑が浮上している。それがジャパンライフと安倍昭恵夫人との関係だ。
これは昨年末「日刊ゲンダイ」が報じたものだが、昭恵夫人が2017年10月に消費者庁から3カ月間の一部業務停止命令を受けたマルチまがい商法の「48ホールディングス」の淡路明人会長と一緒に写っている写真がネットで出回ったというもの。そして48ホールディングスの渡部道也社長はかつてジャパンライフの取締役を務めていたという。その関係の詳細は不明だが、しかしここでもまた昭恵夫人が登場したこと、さらにジャパンライフと安倍首相の蜜月を疑わざるを得ない。
冒頭で記したように、今後ジャパンライフは当局の本格捜査が着手されるが、果たしてこうした安倍政権との癒着構造が解明されるのか。その動きを注視したい。
(編集部)
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[※ 東京新聞(2017年7月8日)↑]
dot.asahiのコラム【室井佑月「メンバー代え求む」】(https://dot.asahi.com/wa/2017072600014.html)。
《安倍総理と会食しているのは大手報道のお偉いさん。そろそろ、それぞれの社の人間が、それぞれの社のお偉いさんに、会食でどんな話がなされたのか、詳しく訊いて、報道してくれないか? 国民の多くが知りたいと思っていることだし、取材費もかからないし。まさか、ただの友達として、安倍総理とご飯食べてるってことはないよね?》。
《これっていうスクープを取ろうとしているんだよね?》…そうなのか、スクープ狙いだったとは! 新聞社やテレビ局の上層部の方々には、そんな深い考えがあったとは…。
『●「戦没 新聞人の碑」と「対馬丸犠牲者の慰霊碑 小桜の塔」』
『●カラスはやっぱり「黒い」: 「アベ様のNHK」的
「政府が白というものを黒とは言えない」で良いのか?』
『●アベ様の政権の「暴走」許す、批判精神無き、「牙」無きメディア』
『●「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」
・・・・・・アベ様達からして?』
『●失われる「メディアの作法、矜持」…
「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」』
「青木理さん、「権力と距離を置かなくちゃいけないなんていうのは、
かつてはごく当たり前の作法としてメディア内で共有されていた」」
『●詐称『悪魔の証明』が証明…室井佑月さん「さあ、どうする安倍首相。
辻元さんは疑惑を払拭できたぞ」!』
「テレビを中心とした情けなきアベ様宣伝・喧伝者達は、森友問題を
なかったことにして、第二、第三…の問題にフタをしようと躍起なようだ。
権力の監視、権力への批判が責務のジャーナリストやジャーナリズムを、
スシ友やテンプラ友、チュウカ友に、詐称されたのでは敵わない」
『●東京新聞社会部女性記者…「菅は周章狼狽。
常に威圧的に…判で押したような答えでごまかすが、彼女は…」』
『●「裸の王様」および「最低の官房長官」の
「下足番」新聞=読売新聞…落ちぶれたものだ』
『●「自由新聞(フライエ プレッセ)!」と「下足番」新聞:
主犯の「A」(A夫妻)が抜けている』
『●ジャーナリズムの劣化、そして、アベ様政権の力の源泉
=「内閣人事局制度を始めとする「政治主導」改革」』
『●アベ様に犯罪をもみ消してもらえる「報道」者、
かたや、「卑劣な報復=身辺調査」を噂される新聞記者…』
そして、室井佑月さんの素晴らしい提言。《会食している報道人…安倍総理、会食のメンバーを代えてみたらいかがでしょうか?…たとえば、玉川徹・テレビ朝日コメンテーター、望月衣塑子・東京新聞記者、金平茂紀・TBS「報道特集」キャスター、改憲のことを相談したいなら憲法学者の小林節氏、メディアのあり方を訊きたいなら元経産省官僚の古賀茂明氏、この国の貧困の実態を知りたいならジャーナリストの斎藤貴男氏、ほかにも上杉隆氏、青木理氏、大谷昭宏氏、木村草太氏…》。室井佑月さんご自身や、佐高信さんや魚住昭さん達もお願いします。
そりゃぁ、針のムシロの上で、お食事も進むことでしょう。
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【https://dot.asahi.com/wa/2017072600014.html】
室井佑月「メンバー代え求む」
更新 2017/7/27 07:00
(一体会食でどんな話がなされたのだろう?(※写真はイメージ))
作家・室井佑月氏は、先日行われた安倍総理と会食に参加したメンバーについて、違和感を覚えると指摘する。
* * *
7月13日、朝日新聞デジタルの首相動静によると、その日の安倍総理は、
<(午後)6時49分、東京・紀尾井町のホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」。レストラン「WASHOKU 蒼天」で曽我豪・朝日新聞編集委員、山田孝男・毎日新聞特別編集委員、小田尚・読売新聞グループ本社論説主幹、石川一郎・BSジャパン社長、島田敏男・NHK解説副委員長、粕谷賢之・日本テレビ報道解説委員長、田崎史郎・時事通信特別解説委員と食事。10時10分、東京・富ケ谷の自宅>であった。
時事通信が7~10日に実施した世論調査で、安倍内閣の支持率が29.9%と、ついに30%を切ってしまったから、そのことについて相談でもしてたんかな?
相談だったらまだしも、なにかお願いでもあったりして?
妄想だとか、疑いだとかいわれても、この時期にさんざん批判されているこのメンツでの会食なんて、そう思われても仕方なかろ。
安倍総理と会食しているのは大手報道のお偉いさん。そろそろ、それぞれの社の人間が、それぞれの社のお偉いさんに、会食でどんな話がなされたのか、詳しく訊いて、報道してくれないか? 国民の多くが知りたいと思っていることだし、取材費もかからないし。
まさか、ただの友達として、安倍総理とご飯食べてるってことはないよね?
総理大臣に誘われたことを光栄に感じ、ボケボケその場にはせ参じたわけじゃないよね?
会食している報道人は、背広の内ポケットなどにICレコーダーなどを忍ばせ、これっていうスクープを取ろうとしているんだよね?
今、総理にしゃべらせたいことはいっぱいあるでしょ。2020年までとスケジュールを切った改憲について、加計・森友問題について、支持率とご自身の進退について……などなど。
これまでも会食をつづけてきたけど、ただの広報情報だけで、スクープの一つも取れなかったということは、メンバーが悪かったのかも。なに? 指名制だからメンバーは代えられない?
安倍総理、会食のメンバーを代えてみたらいかがでしょうか?
たとえば、玉川徹・テレビ朝日コメンテーター、望月衣塑子・東京新聞記者、金平茂紀・TBS「報道特集」キャスター、改憲のことを相談したいなら憲法学者の小林節氏、メディアのあり方を訊きたいなら元経産省官僚の古賀茂明氏、この国の貧困の実態を知りたいならジャーナリストの斎藤貴男氏、ほかにも上杉隆氏、青木理氏、大谷昭宏氏、木村草太氏。
反対側の質問に答えていくことは、あなた様への国民の理解が深まることになるでしょう。それに、彼らなら、一回食事にいっただけで、あなた様の考えやお言葉を、余すことなく国民に伝えてくれると思います。
ただ「男たちの悪だくみ」をしたいのであったら、しょうがないですが。
※週刊朝日 2017年8月4日号
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nikkan-gendaiの記事【安倍デタラメ原発政策を一刀両断 NHK番組の波紋広がる】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188762)。
『LITERA 本と雑誌の知を再発見』(http://lite-ra.com/)の伊勢崎馨氏による記事【NHKの生番組で解説委員が反乱!? 7人の委員のうち6人が政府の原発政策を徹底批判する快挙!】(http://lite-ra.com/2016/08/post-2532.html)。
『●カラスはやっぱり「黒い」: 「アベ様のNHK」的
「政府が白というものを黒とは言えない」で良いのか?』
『●アベ様の政権の「暴走」許す、批判精神無き、「牙」無きメディア』
『●失われる「メディアの作法、矜持」…
「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」』
『●「アベ様のNHK」では、永六輔さんは「戦争が嫌だ…。
戦争はしちゃいけない」ということを伝えれない』
『●「アベ様のNHK」を諌める最良の方法、
そのポイントは絶対に受信料契約しないこと』
《天木直人氏は…〈たまたま途中からそれを見た私は、たちまちその議論に引き込まれ、あっという間に見終わってしまった〉〈この番組は国民必見の番組だ〉〈そして、この番組を見た国民は、もはや日本が原発を維持する事は不可能だと知るだろう〉〈NHKの解説委員たちに敬意を表したい〉〈このような番組を作って放映したNHKは捨てたものではない〉…。…当たり前といえば当たり前のことがほとんどだったが、安倍政権の“御用メディア”NHKの幹部が原発政策を批判したことに、視聴者は驚いたのだろう》。
《政府や原子力規制委員会、そして電力会社の問題点を徹底的に批判していたことだ。さらには「原子力再稼働を認めない」という驚きの発言まで飛び出していた》。
『●誰が為に核発電所は再稼働?…この酷暑、
「電力各社が供給力に余裕をもって乗り切った」』
『●東電柏崎刈羽原発再稼働!?:
《第一原発事故を検証しない限り…》とする泉田裕彦新潟県知事の正論』
『●「福島の声」を聞き、避難者に寄り添っていたのは
アベ様ら?、それとも、経産省前テントひろばの皆さん?』
『●九州電力に「普通の社会通念」が通じるか?:
三反園訓鹿児島県知事が川内原発を「直ちに一時停止」要望』
『●クダラナイ理由で命を賭して伊方プルサーマル核発電再稼働…
「国民の安全よりも、大切なのはカネと選挙」』
へ~っ!?、という第一声。あの「アベ様のNHK」でねぇ? NHK解説委員長は《原発は人間の手に負えないモンスター》とも。「アベ様のNHK」発の核発電政策への波紋は広がっていくでしょうか? 良き報道への「アベ様のNHK」の変化の兆しとなるでしょうか?
『●見えない放射能をなぜ可視化するのか?
~未来への遺産・遺品・遺言として~』
『●続・なぜ可視化するのか?』
『●FUKUSIMA原発人災、本当に忘却していいのか?』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188762】
安倍デタラメ原発政策を一刀両断 NHK番組の波紋広がる
2016年8月29日
(安倍政権の“御用メディア”NHKが原発政策を批判(C)日刊ゲンダイ)
ライブだったからか、NHKが26日(金)深夜に放送した討論番組「解説スタジアム」は衝撃だった。
NHKの解説委員7人が、「どこに向かう 日本の原子力政策」というタイトルで議論したのだが、日本の原発政策のデタラメと行き詰まりを赤裸々に語っているのだ。
番組を見た元外交官の天木直人氏は、翌日のブログにこう書いている。
〈たまたま途中からそれを見た私は、たちまちその議論に引き込まれ、
あっという間に見終わってしまった〉
〈この番組は国民必見の番組だ〉
〈そして、この番組を見た国民は、もはや日本が原発を維持する事は
不可能だと知るだろう〉
〈NHKの解説委員たちに敬意を表したい〉
〈このような番組を作って放映したNHKは捨てたものではない〉
番組を見た視聴者は、天木氏と同じような感想を持ったのだろう。ネット上では、NHKに対する驚きと称賛の声が上がっている。
〈解説スタジアム、すごい。是非ゴールデンタイムにやってほしい〉
〈国会議員は全員観てほしい〉
〈これがNHKかと、わが目、わが耳を疑うこと請け合い〉
〈各委員の現政権の原子力政策に対する強烈な批判内容に驚いた〉
7人の解説委員が口にしたことは、当たり前といえば当たり前のことがほとんどだったが、安倍政権の“御用メディア”NHKの幹部が原発政策を批判したことに、視聴者は驚いたのだろう。
■日本の原発政策を完全否定
実際、解説委員7人の批判は強烈だった。
ある解説委員は、「アメリカは、地震の多い西海岸には設置しないようにしている。日本は地震、津波、火山の原発リスク3原則が揃っている。原発に依存するのは問題だ」と日本の国土は原発に適さないと指摘。
再稼働が進んでいることについても、「規制委員会が慎重に審査しているとしているが、審査の基準が甘い。アメリカの基準には周辺住民の避難計画も入っているのに、日本は自治体に丸投げだ。こんな甘い基準はない。安易な再稼働は認めるべきじゃない」と正面から批判した。
その規制委員会や政府に対しては、こんな言葉が飛び出した。
「規制委員会は(再稼働にお墨付きを与えておきながら)
『安全性を保障するものではない』としている。だったら地元住民は
どうすればいいのか」
「政府は責任を取ると口にしているが、(事故が起きた時)どうやって責任を
取るのか。カネを渡せば責任を取ったことになるのか。災害関連死も
起きている。責任を取れないのに、責任を取ると強弁することが問題だ」
「もんじゅ」を中核とする核燃料サイクルについても、「破綻している」「やめるべきだ」とバッサリ斬り捨てた。
そして、最後に解説委員長が「福島原発事故では、いまだに9万人近い方が避難生活を強いられている。安全神話は完全に否定され、事故を起こすと、いかに手に負えないかを知ることになった」と締めくくっている。
要するに、日本の原発政策を完全に否定しているのだ。改めて天木直人氏はこう言う。
「政治、経済、国際、科学……とさまざまな専門分野を持つ解説委員が、
原発の危険性、核燃料サイクルの破綻、原発の高コスト、最終処分場が
決まらないこと、さらに政府と官僚の無責任さなど、問題点を次々に
明らかにする議論に引き込まれた。日本の原発政策がいかに
矛盾しているか浮き彫りにしてくれた。よくぞ、放送したと思いました」
安倍首相が方針転換する可能性
確かに、よくぞNHKは、日本の原発政策を全面否定する内容を放送したものだ。
深夜23時55分~午前0時49分という視聴者が少ない時間帯だったから、自由に討論ができたのだろうか。あるいは、上層部は腐っていても番組を作る現場はジャーナリズムを失っていないのかも知れない。
いずにしろ、安倍政権にショックを与えたことは間違いない。本来なら参院選の前に放送すべきだったのだろうが、いったん再稼働した高浜原発が裁判によって止まり、鹿児島県知事が川内原発の停止を九州電力に要請したタイミングで放送した意味は大きい。
この先、「解説スタジアム」の番組内容が広く行き渡っていけば、国民世論と安倍政権の原発政策に影響を与える可能性もあるのではないか。
「もし、多くの国民が番組を見て原発の実態を知り、“原発反対”の声が
広がったら、政府の原発政策が変更される可能性もあると思います。
安倍首相は、世論に弱いからです。ポイントは、それほど原発に対して
思い入れがないことです。原発にストップをかけた方が支持率が
アップすると判断したら、あっさり政策を変えると思う。小泉純一郎は、
『なぜ、安倍さんが原発をやめないのか分からない』『やめたら国民は
拍手喝采しますよ』と一貫して主張している。日本が原発を放棄することに
アメリカが反対しているという声もあるようですが、アメリカが了解したら、
安倍首相は決断すると思います」(天木直人氏=前出)
この5年間、「原発即時ゼロ」をしつこく訴えている小泉元首相の運動も、安倍政権にはボディーブローのようになっているという。
■「即時ゼロ」でも困らない
安倍首相さえ決断すれば、日本は簡単に「原発即時ゼロ」を実現できる。原発を全面的に廃止しても、まったく困らないからだ。
この5年間、実質「原発ゼロ」でやってきたが、弊害はひとつもなかった。
「3.11の後、原子力ムラは『原発を稼働させないと電力が不足する』
『突然、停電したら医療機器がストップして死者が続出する』と散々、
国民を脅してきました。でも、原発を稼働させなくても電力は十分に足りた。
国民の節電意識が進み、省電力家電が増えたからです。
これから人口が減る日本は、さらに電力需要が減るでしょう。その後、
原子力ムラは『原発を稼働させないと電力料金が上がる』と新たな理屈を
持ち出したが、その主張も説得力を失っています。原油価格が
下落したために、火力発電のコストが大幅に下がっているからです。
それに、NHKの解説委員が指摘した通り、『原発はコストが安い』という
電力会社の言い分にはマヤカシがある。確かに、短期的なランニングコストは
安いですが、建設から廃炉までトータルで考えたら、原発のコストは高い。
イギリスでは、原発の建設に対して金融機関が融資しなくなっているほどです」
(原発問題に詳しいジャーナリスト・横田一氏)
そもそも、いまだに福島原発事故の原因さえ解明されず、いつ廃炉できるのかメドさえ立っていないのに、危険な原発を再稼働させようという発想が間違っている。
福島原発は100年後も廃炉できないのではないか。
それでも、安倍政権と原子力ムラが世界を騙し、危険な原発ビジネスに血道を上げているのは、カネになるからだ。その正体がバクロされれば、安倍政権は窮地に陥り、さらに「原発即時ゼロ」に追い込まれていくだろう。
NHKの解説委員長が番組の最後に語ったように、原発は人間の手に負えないモンスターである。NHKが正面切って批判したことで、原発という悪魔の退治が始まるのか。政府のデタラメがことごとく明らかになった以上、それを決めるのは世論の盛り上がりなのである。
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【http://lite-ra.com/2016/08/post-2532.html】
NHKの生番組で解説委員が反乱!? 7人の委員のうち6人が政府の原発政策を徹底批判する快挙!
NHK 伊勢崎馨 原発 2016.08.30
(NHKオンライン『解説スタジアム』番組ページより)
本日、台風10号が東北地方を直撃した。東日本大震災からの復興が進んでいないなか、各地の被害が心配されるが、とくに専門家が危機感を募らせているのが福島第一原発だ。同原発では、台風のたびに地下の汚染水の水位が上昇し、流出の可能性が指摘されているが、今回は大量の汚染水が海に流れ出てしまうのではないのではないか、との声が高まっているのだ。実際、すでに護岸近くの汚染地下水の水面が、地上まで十数センチに迫っているという報道もある。
こうした事態に直面するたび、原発事故は安倍首相の言うように「アンダーコントロール」などされていないことがよくわかるし、再稼働へ積極姿勢を見せる政府、電力会社に対する怒りが込み上げてくる。
そんななか、8月26日深夜、NHKで生放送された討論番組『解説スタジアム』が大きな反響を呼んでいる。この日のテーマはズバリ「どこに向かう 日本の原子力政策」。NHKの7人の主要解説委員が、日本の原発政策を多角的に議論するという番組だが、驚くべきは、解説委員7人のうち6人が政府や原子力規制委員会、そして電力会社の問題点を徹底的に批判していたことだ。さらには「原子力再稼働を認めない」という驚きの発言まで飛び出していた。そのためネット上でも「国民必見」「解説委員の勇気か反乱か!」「NHKはまだ腐っていなかった」など絶賛されている。
この日の出席者をまず紹介すると、司会に西川吉郎解説委員長、以下、島田敏男、板垣信幸、関口博之、竹田忠、水野倫之、髙橋祐介という解説委員たちだった。内容もたしかに原発再稼働の是非や核のゴミ問題、そして原発の将来像などかなり踏み込んだものだったが、なかでももっとも鋭く切り込んでいたのが財政・金融・エネルギー担当の板垣委員だった。
番組がまず指摘したのは、各地で相次ぐ再稼働の可否そのものであり、原発の安全性についてだった。これについて板垣委員は再稼働の基準の甘さを指摘したうえで、「再稼働は認めたくない」とまで断言した。
「たとえばアメリカの基準のなかには避難計画がちゃんと入っています。
で、日本の避難計画は自治体に丸投げ。こんな甘い基準はないと
私は考えているんですね。ですからこういうでの安易な再稼働は、
僕は認めたくないと思っています。(略)日本を見ればですね、地震、
津波、火山の原発リスクの三大要点が揃っている日本がですね、
やっぱり原発に多く依存するのは問題だと思うわけです」
たしかに、8月12日に再稼働した愛媛県の伊方原発も、地震と津波についてのリスクが非常に高く、避難計画の杜撰さが指摘されている。伊方原発は佐田岬半島の入り口、付け根部分に立地していて、その先の半島部分には実に5000人もの住人が生活していることから、もし事故が起きたとき、住民の避難が事実上“不可能”になる。だが、NHKの解説委員がここまで突っ込んだ発言をするのは異例のことだ。
しかも、原発の問題点を指摘したのは、板垣委員だけではなかった。社会保障・経済担当の竹田委員は、そもそも規制委員会が原発の安全性について保証をしていないことを問題にした。
「原子力規制委員会の田中(俊一)委員長は会見のたびに
よく何を言っているかというと『安全性を保証するものではない』。
明確に何度も言うんですよ。規制委員会は基準に適合したかどうか
を審査しているのであって、安全性を保証するものではないと何度も
言っているわけです。じゃあ地元住民はどうすればいいんですか?
ようするに電力会社はそこでどんどん再稼働の動きを進める。
規制委員会が安全性をきちんと審査してそれにお墨付き付けた
と思ったら、いや、規制委員会は安全性は保証しません、と。
そうすると地元住民はそれでは(高浜原発訴訟のように)裁判所に
判断してもらうしかないじゃないか。こうなるわけですよね」
科学分野が専門の水野委員も、これに強く同意したうえで、政府の責任に踏み込んでいた。
「規制委は『じゃあ審査しろ』と言っても(それは)我々の
仕事じゃありません、と。その法律の枠組み上そうなっていない、
と言うんですね。だったらその法律を変えればいいんですけれど、
その枠組みを変えようという動きが政府からも規制委からもどこからも
起こらない」
規制委員会は安全を保証しない。政府も動かない。では一体誰が再稼働の、そして事故の責任をもつのか。板垣委員も重ねてこう疑問を投げかける。
「これまで政府はなかなか自分たちが仕切るとは言わなかったけれど、
政府として責任を取るという言葉を吐いたことはあるんです。
だけれども責任ってどうやって取るんでしょう? いまの福島の
第一原発の惨状を見てて、お金を渡せば責任を取ったことになるのか。
ならないわけですよ。災害関連死の人も沢山いるわけですから。
そういうことが起きたら責任を取れないのに責任を取ると強弁することこそ
問題なのであって、むしろそういうことじゃなくて、きちっと現状を説明して、
こうなったらこうしますと説明をしないからいけないんだと思いますね」
板垣委員はさらに、コストの面での欺瞞についてもこう暴露した。
「なぜいま原発を再稼働するかというと、原発はいま再稼働したら、
非常に安く電気がつくれます。それはなぜかと言うとですね、
裏側にあるコストが入っていないからです。(略)原発はこの60年間で
国家予算で15兆円つぎ込んでいるわけですよ。現在価格でいえば
45兆円くらいです。それからいま、事故の対応でも9兆円使っている。
こういうことですと、コストが一体安いのか、いや安くはないんだということに
ならざるを得ないわけですよ」
「(こうした)裏負担を国民は知らないうちにずっとやってきたし、
(事故対応の)9兆円の枠も使ったらそれは(今度は)電気料金で
(国民から)取るんですよ。つまり、これから原発事故要因で電気料金が
上がってくる。だからいま、再生可能エネルギーで料金が上がっている
なんて理屈も一方でありますけど、原発で上がってくる分も相当大きいって
ことを、やっぱり知っておく必要がある」
実際、時事通信によれば、福島原発事故収束への国民負担額は、2015年度末までに4兆2660億円に膨れ上がり、日本の人口で割ると一人につき約3万3000円になることが明らかになっている。東電は政府にさらなる支援を求めており、中間貯蔵施設に1兆1000億円が支出されることになっているが、これは電源開発促進税の名目で電気料金に含まれているもの。つまり、巨額の税金が事故後の処理で使われたうえに、さらに消費者の電気料金に上乗せされているのだ。
番組ではほかにも、40年を超えた老朽原発に対する運転延長決定、避難前提となる電力会社や政府による情報公開の不備など、さまざまな問題が指摘され、地元住民の安全など二の次という杜撰さや、政府と規制委員会、そして電力会社の無責任ぶりが炙り出されていった。そういう意味では、日本のテレビで原発の問題点をもっとも正確に指摘した画期的番組だったと言えるだろう。
しかし、不思議なのは、あのNHKがなぜこんな番組をつくることができたか、だ。たしかにNHKはもともと電力会社への広告依存がないため、原発については民放よりも踏み込んだ報道をしてきた。しかし、「政府が右といえば右」という安倍応援団の籾井勝人が会長の椅子に座って以降、政権に批判的な報道はめったにできなくなり、原発についても問題点を追及するような報道はほとんどしなくなっていた。それがどうして、ここまで踏み込むことができたのか。
「いちばんの理由は、この放送が上層部が厳しくチェックできる
録画ではなく生放送だったということでしょう。しかも、籾井会長が
来年1月の会長選で再選されることなく交代する可能性が高くなって、
恐怖支配が少し緩くなっている。その間隙をぬって、良識派の
解説委員たちが勇気ある発言をしたということでしょう」(NHK関係者)
もちろん、こうした番組が放送されたからといって、NHKの状況はけっして楽観できるものではない。今回の『解説スタジアム』にはたまたま良識派が数多く顔を揃えたが、報道局幹部や解説委員の多くは、籾井会長の動向にかかわらず、政権の顔色をうかがって官邸に尻尾をふり続ける“安倍政権の犬”のような連中がほとんどだ。
現に、今回の番組でも、“安倍首相とマスコミ幹部の会食会”の常連で“島田スシロー”の異名をもつ島田敏男解説委員は、原発の問題点を指摘するどころか、ほとんど議論に参加しようとしなかった。唯一、高速増殖炉「もんじゅ」については「結論からいうと、高速増殖炉の事業はもう辞めるべきだ」と発言していたが、実はこれも、政府の「もんじゅ」廃炉の方針転換を知って先取りしたのではないかと言われている。
「しかも、島田氏は番組の最後に原子力政策についての考えと提言を
聞かれ、今回のテーマとはほとんど関係のない、テロ対策の必要性を
力説していた。これも、安倍政権が9月の臨時国会で成立をめざしている
共謀罪を意識してのものでしょう」(全国紙政治部記者)
しかし、それでも、今回の番組はNHKに安倍官邸の恐怖支配に屈しない良心が残っていることを証明した。深夜、生放送で見ることのできたこの勇気ある抵抗が広がって、NHKの報道そのものが変わってくれることを切に望みたい。
(伊勢崎馨)
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nikkan-gendaiの記事【人質殺害を口実に…安倍首相がNHKで「自衛隊派遣」を示唆】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156705)と、
東京新聞の二つのコラム【【私説・論説室から】 「線引き」への反省】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015012802000164.html)、
【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015021102000150.html)。
「さぞ自責の念に駆られているのだろうと思ったら違った。「反省」どころか、今回のテロ殺害事件を安全保障や集団的自衛権の法改正問題と結び付けて“政治利用”しようとしているから許し難い・・・・・・今回のテロ殺害事件と集団的自衛権は何ら関係がないし、新3要件も当てはまらない。それなのに、安倍首相は今国会で審議される安全保障や集団的自衛権とテロ殺害事件をごちゃ混ぜにして自衛隊派遣に前のめりになっているのだ・・・・・・軍事評論家の神浦元彰氏はこう言う。「後方支援がなければ前線の戦闘は成り立ちません。つまり、後方支援は紛れもない武力行使です・・・・・・」」。
あ~救い難いアベ様。自身の外(害)「遊」の「無責任」を壊憲の「きっかけ」に悪用、「政治利用」しようというのだから。
『●「死の商人」外交: アベ様がケンカを売った代償、
火に油を注いだ代償はあまりに大きすぎる』
そんなマッチポンプな政権には、「線引き」なんて任せられない。人道支援、非軍事支援、非戦闘地域・・・・・・いくら言葉を繕っても、「軍事」につながり、「戦闘地域」との境界はあいまいで、拡大する。「ニッポンも戦争したい」というアベ様らの欲望へと拡大解釈される。
「核」についても同様で、所詮、「原子力=核」「核=原子力」であり、「原子力の平和利用」と「核の軍事利用」の「線引き」なんて不可能だ・・・・・・「東京電力福島第一原発事故からまもなく四年。被ばくへの関心は薄れ、原発再稼働と原発の輸出が着々と進められようとしている・・・・・・反省がある・・・・・・当時、「核の平和利用」すなわち原発ならOKで、「許せない」のは「核兵器開発」、という「線引き」で記事を書いていた。原発なら大丈夫なのか、怖いのは原子力そのものではないのか、といった問題意識は薄かった・・・・・・安全保障を重視する政権ならまず、原発輸出をやめるべきだ」。
『●烏賀陽弘道さん『ヒロシマからフクシマへ原発をめぐる不思議な旅』読了』
「災害救助、医療などに限定していると慎重論をなだめるが、相手は軍隊である。資金、物資が軍事に転用される危険もある。どう監視するかも定かではない。外交にとって資金援助は大きな武器だが、そこに「怪物」は棲(す)んでいないか▼恐怖を感じぬ安倍政権の「法則」か。「大丈夫だよ」「平気、平気」と気味悪い館へまた一歩。不安の声には「積極的平和主義」と耳を貸さぬ」・・・・・・いくら言葉を繕っても、「軍事」につながる。アベ様達の敷こうとしている線路の先は「ニッポンも戦争したい」という自公議員・翼賛野党議員らの欲望・「志」へと繋がっている。
『●正気?・・・アベ様「憲法9条をなぜ改正するかと言えば、
国民の生命と財産を守る任務を全うするためだ」』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156705】
人質殺害を口実に…安倍首相がNHKで「自衛隊派遣」を示唆
2015年1月26日
(日本も「有志国連合」の仲間入り/(C)AP)
「最悪の事態」がとうとう現実となった。過激組織「イスラム国」による日本人人質殺害事件。こうなったのも、安倍首相が外遊先のカイロで、能天気ヅラして「イスラム国対策にカネを出す」と“宣戦布告”したのが原因だ。安倍首相は、イスラム国側から「アベ、おまえがハルナ殺した」と名指しされ、さぞ自責の念に駆られているのだろうと思ったら違った。「反省」どころか、今回のテロ殺害事件を安全保障や集団的自衛権の法改正問題と結び付けて“政治利用”しようとしているから許し難い。
「この(テロ殺害事件)ように海外で邦人が危害に遭ったとき、自衛隊が救出できるための法整備をしっかりする」――。
25日、NHKの日曜討論に出演した安倍首相。26日開会の通常国会で、安全保障と集団的自衛権の関連法案の成立に向けた意気込みを問われた際、こう強調していた。聞き手の島田敏男・解説委員が気心の知れた「寿司仲間」のために気が緩んだのだろうが、これは衝撃発言だ。
安倍政権は昨年7月に国民の反対を押し切って「集団的自衛権」の行使容認をめぐる解釈改憲を閣議決定した。その際、武力行使できる新たな要件として、「日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由と幸福の追求権が根底から覆される明白な危険がある」「日本の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がない」「必要最小限の実力行使にとどまる」の3つを挙げていたはずだ。今回のテロ殺害事件と集団的自衛権は何ら関係がないし、新3要件も当てはまらない。それなのに、安倍首相は今国会で審議される安全保障や集団的自衛権とテロ殺害事件をごちゃ混ぜにして自衛隊派遣に前のめりになっているのだ。
■後方支援は実質的な武力行使
さらに驚いたのは、イスラム国と戦闘状態にある米英などが主導する「有志国連合」との連携について、慎重姿勢を示しつつも「我々に求められるのは軍事的な貢献ではない。後方支援は武力行使ではない」と踏み込んだことだ。日本も「有志国連合」に名を連ねているとはいえ、これまで積極参加の姿勢は示してこなかった。後方支援とはいえ、日本が自衛隊を派遣して「武力行使」に加われば、自衛隊員が戦闘に巻き込まれたり、報復テロの標的になったりするのは避けられない。
軍事評論家の神浦元彰氏はこう言う。
「後方支援がなければ前線の戦闘は成り立ちません。つまり、
後方支援は紛れもない武力行使です。安倍首相は自衛隊を派遣したり、
特殊部隊を作ったりすれば解決すると考えているようだが、
最大の軍事力を持つ米軍でさえも、特殊部隊によるイスラム国襲撃が
失敗しているのです。安倍首相が想定しているのは、しょせんは
『戦争ごっこ』。軍事を何も分かっていない。そんな日本が
『有志国連合』に加わり、自衛隊を派遣して一体何ができる
というのでしょうか」
「有志国連合」の軍事作戦に参加しているカナダやオーストラリア、フランスは、イスラム系過激派によるテロが相次いでいる。安倍首相の暴走を止めないと、日本は「テロの連鎖」の泥沼にはまることになる。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015012802000164.html】
【私説・論説室から】
「線引き」への反省
2015年1月28日
ここ数年に公開された米国のSF映画では被ばくを扱った作品が相次いだ。「スタートレック」最新作は被ばくを恐れず乗員を救おうとするカーク船長を描き、超格差社会をテーマにした「エリジウム」では事故で被ばくした作業員が再生を目指した。「GODZILLA ゴジラ」では福島を連想させる場面が描かれ論議を呼んだ。冷戦時代、長く核戦争の可能性を念頭に置いてきた米国社会では、被ばくの恐怖をより具体的なものととらえているのかもしれない。
東京電力福島第一原発事故からまもなく四年。被ばくへの関心は薄れ、原発再稼働と原発の輸出が着々と進められようとしている。
反省がある。ウィーンの国際原子力機関(IAEA)でイランの核問題を取材していた当時、「核の平和利用」すなわち原発ならOKで、「許せない」のは「核兵器開発」、という「線引き」で記事を書いていた。原発なら大丈夫なのか、怖いのは原子力そのものではないのか、といった問題意識は薄かった。
日本が原発を輸出しようとするアジアや中東で原発事故があれば、放射性物質は偏西風などに乗って飛来し日本も汚染される。パリの事件や、「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件で脅威を見せつけたテロリストや過激派が原発を襲撃すれば、恐怖は世界中に広がる。安全保障を重視する政権ならまず、原発輸出をやめるべきだ。 (熊倉逸男)
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015021102000150.html】
【コラム】
筆洗
2015年2月11日
恐怖映画には一種の「法則」がある。「怪物」「悪魔」によって最初に殺される人物は「怪物」の存在を疑い、恐れない男である▼映画の冒頭で「この男がまず殺されるな」と分かる。役立つ情報ではないが、一応、見分け方を説明しておく。まず、腕力に自信がある向こう見ずなタイプで、何かと「大丈夫だよ」「平気、平気」「ちょっと様子を見てくるよ」というせりふのある人物である。怖がる別の誰かに、「へっ、臆病だな」などと言えばその男が犠牲になる場面は近かろう▼この「法則」は展開に現実味を出す工夫であろう。「怪物」の領域に最も接近する人物が最初の犠牲者になるという前提に立てば、その人物は恐ろしさをさほど感じず、人の意見を聞かない性格として描いておかないと、不自然な展開になってしまう▼政府は昨日の閣議で政府開発援助(ODA)の基本方針を見直して、事実上禁じていた他国の軍隊への支援を解禁した▼災害救助、医療などに限定していると慎重論をなだめるが、相手は軍隊である。資金、物資が軍事に転用される危険もある。どう監視するかも定かではない。外交にとって資金援助は大きな武器だが、そこに「怪物」は棲(す)んでいないか▼恐怖を感じぬ安倍政権の「法則」か。「大丈夫だよ」「平気、平気」と気味悪い館へまた一歩。不安の声には「積極的平和主義」と耳を貸さぬ。
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