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●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論

2024年04月07日 00時00分09秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]


(2024年04月02日[火])
誠実さのかけらもない財務省、《存否を明らかにせずに不開示決定》、そして、それを裁判所が支持する冷酷。

   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
      隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

 川内博史さん《裁判所は、権力への忖度をすべきではない権力への奉仕ではなく民主主義に奉仕すべき》と。古賀茂明さんも《あまりにも酷い》《信じ難い判決》《日本の司法は、一般市民の側には立たないことがよくわかる》《この資料を公開すると、どれだけ財務省や自民党政権に都合が悪い情報が出てくるのか》《裁判所が権力のためになりふり構わず尽くす》《やはり自民党政権と霞ヶ関を守る用心棒なのだ》と。
 大阪高裁への当然の控訴。でも、大阪高裁でも絶望的な気分...。

   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》

 デタラメにも、2023年9月、大阪地裁・徳地淳裁判長は《検察の捜査手法などが推測されると同種事件で罪証隠滅が容易になる可能性があるなどと指摘し、不開示決定は妥当と結論づけた》(アサヒコム)。
 再度の引用。山本逸生記者による、アサヒコムの記事【赤木さん妻側、財務相や元検事の尋問請求 森友文書不開示巡る控訴審】(https://www.asahi.com/articles/ASS3W25CWS3WPTIL00LM.html?iref=pc_ss_date_article)によると《雅子さん側はこの日の弁論で、元東京地検検事の郷原信郎弁護士の尋問も請求。文書の内容が公になったとしても、同種事件の捜査に支障は生じないことを明らかにしたいとした。また、俊夫さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」や、同局の決裁文書などが地検に提出されたことは周知の事実だとし、「存否の回答を拒否することは許されない」と改めて主張した》。

 誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、そして、それを支持する大阪地裁…法的拘束力のない答申ではあるが、総務省の審査会が正論。《総務省情報公開・個人情報保護審査会が不開示決定を取り消し、存否を明らかにして改めて決定を出すべきだとする答申書を財務省に出した審査会は存否を明らかにしても捜査内容や捜査機関の関心事項が推知されるとは言えないとした》…まさに正論。
 東京新聞の記事【総務省審査会、存否明示せず不当 財務省決裁文書改ざんで答申書】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/318692)。《財務省が2021年10月、決裁文書改ざん問題の関連文書の情報公開請求に対して存否を明らかにせずに不開示決定を出したのは不当として、総務省情報公開・個人情報保護審査会が不開示決定を取り消し、存否を明らかにして改めて決定を出すべきだとする答申書を財務省に出したことが1日、分かった。3月29日付。改ざんを苦に自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(53)が開示請求し、不開示決定を受けて審査請求していた。法的拘束力はなく、財務省は「対応を検討する」とコメントした。審査会は存否を明らかにしても捜査内容や捜査機関の関心事項が推知されるとは言えないとした》。
 山本逸生記者による、アサヒコムの記事【森友文書、財務省の非開示決定は「理由ない」 総務省の審査会が答申】(https://www.asahi.com/articles/ASS413W2TS41PTIL00HM.html?iref=pc_ss_date_article)。《学校法人森友学園国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題改ざんを強いられ、自死した近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(53)が行政文書の開示を求めたところ、存否も明かさずに不開示とした同省の決定について、総務省の情報公開・個人情報保護審査会が取り消すよう答申したことがわかった》。

   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実
     の隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
   『●赤木俊夫さんの死の真相の解明を! 森友問題の公文書を開示したり、元
     理財局長・佐川宣寿氏が法廷で証言すると、何か拙いことでもあるのか?
   『●赤木雅子さん《1%でも勝てる可能性があるんだったら、諦めたくあり
      ません。…夫が亡くなった理由を知りたい。ただ、それだけです》
   『●赤木俊夫さんが肌身離さず持っていた「国家公務員倫理カード」には
      「倫理行動規準セルフチェック」として5つの項目が書かれている
   『●赤木雅子さん「また見捨てられたという気持ちがした。夫が受けたつらい、
      つらい思いを考えると負けていられない。裁判を続けるしか私には…」
   『●赤木雅子さん「自民党以外の人が財務大臣になったら、全てを調査し直し
      て、本当のことを明らかにしてもらえる」はずだ…政権交代が希望の光
    《そして、こうも付け加えた。「自民党以外の人が財務大臣に
     なったら、全てを調査し直して、本当のことを明らかにして
     もらえるのではないかと考えることもあります」と。私は、
     その言葉を聞いて、そのとおりだと思った。裏金疑惑で絶体絶命の
     ピンチにある自民党政権が倒れて政権交代が起きれば、雅子さんの
     夢が叶うかもしれない。私は、心の底からそうなることを祈っている

   『●あのタンカが引き金なのに、アベ様は「改ざんのターニングポイントとなっ
     たのは2月17日の発言だったとは手記のなかには(書かれて)ない」と…
    「【ザ!世界仰天ニュース 命をかけた赤木ファイル“文書改ざん”
     の謎/日テレ】…〝2017年2月17日のアベ様のタンカ〟以降、
     何が起きたのか? 日テレで「ニュース」として報じられたことに
     大変な驚き。まさに《仰天》! #赤木俊夫さんを忘れない。」

   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》

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https://www.asahi.com/articles/ASS413W2TS41PTIL00HM.html?iref=pc_ss_date_article

森友文書、財務省の非開示決定は「理由ない」 総務省の審査会が答申
山本逸生 2024年4月1日 21時26分

     (故赤木俊夫さんの妻の雅子さん=2022年11月25日
      午後3時36分、大阪市北区、飯塚悟撮影)

 学校法人森友学園国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題改ざんを強いられ、自死した近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(53)が行政文書の開示を求めたところ、存否も明かさずに不開示とした同省の決定について、総務省の情報公開・個人情報保護審査会が取り消すよう答申したことがわかった。3月29日付で、雅子さん側の代理人が明らかにした。


  赤木さん妻側、財務相や元検事の尋問請求 森友文書不開示巡る控訴審


 雅子さんは2021年8月、財務省が大阪地検に任意提出した文書などの開示を求めたが、捜査への支障を理由に不開示とされたため、同省に不服申し立てをしていた。

 審査会は答申で「存否を答えても、判明するのは財務省が文書を提出した事実の有無などにとどまり、そのことは一般に想定されている事柄だ」と指摘。捜査に支障はないとして、同省の決定には「相当の理由がない」と結論づけた。

 雅子さん側代理人の坂本団弁護士は朝日新聞の取材に、「当然の結論ではあるが、正しい判断をしてくれた。財務省には速やかに不開示決定を取り消し、文書開示をするよう求める」と話した。

 不開示決定を巡っては、雅子さんが裁判でも国に取り消しを求めて係争中。昨年9月の一審・大阪地裁は、同種事件で罪証隠滅が容易になる可能性があるとして決定は妥当と判断したため、雅子さん側が控訴した。(山本逸生)
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●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》

2024年04月06日 00時00分49秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]


(20240329[])
#赤木俊夫さんを忘れない。《「私や妻が関与していれば総理大臣も国会議員も辞める」と言い放った安倍晋三元首相や、財務相だった麻生太郎氏、公文書が改ざんされた当時の財務省理財局長だった佐川宣寿氏》(リテラ)…何の説明もせず、何の責任も取らない人たち。

 デタラメにも、2023年9月、大阪地裁・徳地淳裁判長は《検察の捜査手法などが推測されると同種事件で罪証隠滅が容易になる可能性があるなどと指摘し、不開示決定は妥当と結論づけた》(アサヒコム)。古賀茂明さん《国側の主張を全面的に肯定する判決》《果たして、1審の大阪地裁の判決は、雅子さん敗訴だった。しかも、真相を闇に葬りたいという国の意向を汲んで、その審理の過程で佐川氏への尋問などは全く行わないまま判決を出した》。《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所もあった。肝心な部分は隠されて不明のままだ》(東京新聞)。大阪高裁でも絶望的な気分...。
 山本逸生記者による、アサヒコムの記事【赤木さん妻側、財務相や元検事の尋問請求 森友文書不開示巡る控訴審】(https://www.asahi.com/articles/ASS3W25CWS3WPTIL00LM.html?iref=pc_ss_date_article)によると《雅子さん側はこの日の弁論で、元東京地検検事の郷原信郎弁護士の尋問も請求。文書の内容が公になったとしても、同種事件の捜査に支障は生じないことを明らかにしたいとした。また、俊夫さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」や、同局の決裁文書などが地検に提出されたことは周知の事実だとし、「存否の回答を拒否することは許されない」と改めて主張した》。

   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実
     の隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
   『●赤木俊夫さんの死の真相の解明を! 森友問題の公文書を開示したり、元
     理財局長・佐川宣寿氏が法廷で証言すると、何か拙いことでもあるのか?
   『●赤木雅子さん《1%でも勝てる可能性があるんだったら、諦めたくあり
      ません。…夫が亡くなった理由を知りたい。ただ、それだけです》
   『●赤木俊夫さんが肌身離さず持っていた「国家公務員倫理カード」には
      「倫理行動規準セルフチェック」として5つの項目が書かれている
   『●赤木雅子さん「また見捨てられたという気持ちがした。夫が受けたつらい、
      つらい思いを考えると負けていられない。裁判を続けるしか私には…」
   『●赤木雅子さん「自民党以外の人が財務大臣になったら、全てを調査し直し
      て、本当のことを明らかにしてもらえる」はずだ…政権交代が希望の光
    《そして、こうも付け加えた。「自民党以外の人が財務大臣に
     なったら、全てを調査し直して、本当のことを明らかにして
     もらえるのではないかと考えることもあります」と。私は、
     その言葉を聞いて、そのとおりだと思った。裏金疑惑で絶体絶命の
     ピンチにある自民党政権が倒れて政権交代が起きれば、雅子さんの
     夢が叶うかもしれない。私は、心の底からそうなることを祈っている

   『●あのタンカが引き金なのに、アベ様は「改ざんのターニングポイントとなっ
     たのは2月17日の発言だったとは手記のなかには(書かれて)ない」と…
    「【ザ!世界仰天ニュース 命をかけた赤木ファイル“文書改ざん”
     の謎/日テレ】…〝2017年2月17日のアベ様のタンカ〟以降、
     何が起きたのか? 日テレで「ニュース」として報じられたことに
     大変な驚き。まさに《仰天》! #赤木俊夫さんを忘れない。」

 再度引用する。リテラの記事【『仰天ニュース』“赤木ファイル”特集で安倍政権・公文書改ざん事件の卑劣があらためて注目! 中居正広も「あってはならない」と】、《9日に日本テレビで放送された『ザ!世界仰天ニュース』が大きな反響を呼んでいる。なんと、森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんを強いられ、自殺に追い込まれた近畿財務局職員・赤木俊夫さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」について、「命をかけた赤木ファイル“文書改ざん”の謎」と題し約1時間にわたって大々的に取り上げたからだ。しかも、VTRはおもに再現ドラマを軸としながら、「私や妻が関与していれば総理大臣も国会議員も辞める」と言い放った安倍晋三元首相や、財務相だった麻生太郎氏、公文書が改ざんされた当時の財務省理財局長だった佐川宣寿の国会答弁の様子など、実際のニュース映像も使用。さらに、改ざんを強要され心身ともに蝕まれていった当時の俊夫さんの映像や、妻・雅子さんの証言が織り交ぜられ、バラエティ番組とは思えない、しっかりとした構成となっていた》。

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https://www.asahi.com/articles/ASS3W25CWS3WPTIL00LM.html?iref=pc_ss_date_article

赤木さん妻側、財務相や元検事の尋問請求 森友文書不開示巡る控訴審
山本逸生 2024年3月27日 17時21分

     (口頭弁論後に記者会見する、赤木雅子さん側代理人の
      生越照幸弁護士(左)=2024年3月27日午後2時14分、
      大阪市北区、山本逸生撮影)

 学校法人森友学園の国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、改ざんを強いられ、自死した近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(53)が、改ざんに絡む行政文書を存否も明かさずに不開示としたのは不当として、国に取り消しを求めた訴訟の控訴審第2回口頭弁論が27日、大阪高裁であった。雅子さん側は「不開示決定の経緯を聞く必要がある」として、鈴木俊一財務相と当時の同局局長の尋問を請求した。

   森友文書不開示めぐる赤木さん妻の訴訟、控訴審始まる 大阪高裁 ➙

 雅子さんは2021年8月、同省や同局が大阪地検に任意提出した文書などの開示を求めたが、捜査への支障を理由に不開示とされた。財務相らの尋問は一審・大阪地裁でも求めたが認められず、昨年9月の地裁判決は、検察の捜査手法などが推測されると同種事件で罪証隠滅が容易になる可能性があるなどと指摘し、不開示決定は妥当と結論づけた

 雅子さん側はこの日の弁論で、元東京地検検事の郷原信郎弁護士の尋問も請求。文書の内容が公になったとしても、同種事件の捜査に支障は生じないことを明らかにしたいとした。また、俊夫さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」や、同局の決裁文書などが地検に提出されたことは周知の事実だとし、「存否の回答を拒否することは許されない」と改めて主張した。(山本逸生)
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●あのタンカが引き金なのに、アベ様は「改ざんのターニングポイントとなったのは2月17日の発言だったとは手記のなかには(書かれて)ない」と…

2024年01月15日 00時00分01秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]


(2024年01月12日[金])
【ザ!世界仰天ニュース 命をかけた赤木ファイル“文書改ざん”の謎/日テレ】(https://tver.jp/episodes/epo8b41mdg)。
 赤木ファイル…〝2017年2月17日のアベ様のタンカ〟以降、何が起きたのか? 日テレで「ニュース」として報じられたことに大変な驚き。まさに《仰天》! #赤木俊夫さんを忘れない

   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実
     の隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
   『●赤木俊夫さんの死の真相の解明を! 森友問題の公文書を開示したり、元
     理財局長・佐川宣寿氏が法廷で証言すると、何か拙いことでもあるのか?
   『●赤木雅子さん《1%でも勝てる可能性があるんだったら、諦めたくあり
      ません。…夫が亡くなった理由を知りたい。ただ、それだけです》
   『●赤木俊夫さんが肌身離さず持っていた「国家公務員倫理カード」には
      「倫理行動規準セルフチェック」として5つの項目が書かれている
   『●赤木雅子さん「また見捨てられたという気持ちがした。夫が受けたつらい、
      つらい思いを考えると負けていられない。裁判を続けるしか私には…」
   『●赤木雅子さん「自民党以外の人が財務大臣になったら、全てを調査し直し
     て、本当のことを明らかにしてもらえる」はずだ…政権交代が希望の光

 アベ様亡き後も、司法がとにかく酷い。何度、ニッポンの司法に絶望すればいいのだろうか…。赤木雅子さん《夫が亡くなった理由を知りたいただ、それだけ》だというのに。森友問題の公文書を開示したり、元理財局長・佐川宣寿氏が法廷で証言すると、何か拙いことでもあるのかね? 裁判所は何を怖れているのか? 本当にこれは司法判断と言えるのか? 古賀茂明さん《なんと残酷な判決だろう》。

 赤木雅子さんのコメントが辛すぎる。「また見捨てられたという気持ちがした夫が受けたつらい、つらい思いを考えると負けていられない裁判を続けるしか私には道が残っていない」。
 既にアベ様も亡く、《あまりにもアホすぎるド「アホウ節」な元財務相も閣内には居ないし、一方、キシダメ首相も「認諾」というデタラメ(東京電力核発電人災被害者に石原カネメノビテル君が口にしたような、「カネメでしょ」というような卑怯な国の卑しい態度が許せない。赤木雅子さんが求めているのはそんなことではない)を行う…そろそろ裁判所も目覚め、マトモな司法に戻ってはくれまいか。《法と良心に基づく判決》《裁判官が時の権力におもねるような判断ばかりを示すならば、司法に対する信頼は失墜する。裁判官は良心に従い職権を行使する独立した存在であることを改めて強調しておきたい》(琉球新報)。赤木雅子さんの求めていることは《夫が亡くなった理由を知りたいただ、それだけ》なのに。森友問題の公文書を開示したり、元理財局長・佐川宣寿氏が法廷で証言すると、何か拙いことでもあるのか? 《佐川氏が改ざんの方向性を決定付けたとする財務省の調査報告書を踏まえ、同省が組織的な改ざんをしたと認めた》(東京新聞)だけではダメで、何故に佐川宣寿氏に法廷で証言させないのか。大阪高裁・黒野功久裁判長、《佐川氏個人の賠償責任を否定》って、なぜ?? 納得いかない。#赤木俊夫さんを忘れない し、忘れてはならない。

 《そして、こうも付け加えた。「自民党以外の人が財務大臣になったら、全てを調査し直して、本当のことを明らかにしてもらえるのではないかと考えることもあります」と。私は、その言葉を聞いて、そのとおりだと思った。裏金疑惑で絶体絶命のピンチにある自民党政権が倒れて政権交代が起きれば、雅子さんの夢が叶うかもしれない。私は、心の底からそうなることを祈っている》(古賀茂明さん)。
 検察のさじ加減で政権が左右されていはいけない。韓国のように、ファシズムの萌芽となる。だからこそ、民主的な方法で政権交代を達成しなければいけない。傍観者ではいけない。単なる野党批判に堕していてはいけない。#選挙に行かないとこうなる #自民党に投票するからこうなる ← 諸悪の根源はコレ。赤木雅子さんの仰るように、「自民党以外の人が財務大臣になったら、全てを調査し直して、本当のことを明らかにしてもらえる」はずだ。政権交代で、数多のアベ様案件の一つに希望の光が見えてくる。《アベノリンリ》(古賀茂明さん)のままではいけないのだ。(リテラ)《安倍元首相のように政治の私物化やメディアへの圧力体質を持った政治家が権力を握れば、公文書改ざんという国家的犯罪がおこなわれても、徹底した追及がないまま権力を維持するという異常な状況が再び起こるだろうだからこそ、赤木俊夫さんのことを忘れるわけにはいかないし、森友問題の真相解明を求めつづけなければならない。そして、同じことを繰り返させないためにも、裏金問題を有耶無耶にさせるわけにはいかないだろう》。

 リテラの記事【『仰天ニュース』“赤木ファイル”特集で安倍政権・公文書改ざん事件の卑劣があらためて注目! 中居正広も「あってはならない」と】(https://lite-ra.com/2024/01/post-6314.html)。《9日に日本テレビで放送された『ザ!世界仰天ニュース』が大きな反響を呼んでいる。なんと、森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんを強いられ、自殺に追い込まれた近畿財務局職員・赤木俊夫さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」について、「命をかけた赤木ファイル“文書改ざん”の謎」と題し約1時間にわたって大々的に取り上げたからだ。しかも、VTRはおもに再現ドラマを軸としながら、「私や妻が関与していれば総理大臣も国会議員も辞める」と言い放った安倍晋三元首相や、財務相だった麻生太郎氏、公文書が改ざんされた当時の財務省理財局長だった佐川宣寿氏の国会答弁の様子など、実際のニュース映像も使用。さらに、改ざんを強要され心身ともに蝕まれていった当時の俊夫さんの映像や、妻・雅子さんの証言が織り交ぜられ、バラエティ番組とは思えない、しっかりとした構成となっていた》。

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https://lite-ra.com/2024/01/post-6314.html

『仰天ニュース』“赤木ファイル”特集で安倍政権・公文書改ざん事件の卑劣があらためて注目! 中居正広も「あってはならない」と
2024.01.11 07:19

     (赤木ファイルを取り上げた『ザ!世界仰天ニュース』)

 9日に日本テレビで放送された『ザ!世界仰天ニュース』が大きな反響を呼んでいる。なんと、森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんを強いられ、自殺に追い込まれた近畿財務局職員・赤木俊夫さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」について、「命をかけた赤木ファイル“文書改ざん”の謎」と題し約1時間にわたって大々的に取り上げたからだ。

 しかも、VTRはおもに再現ドラマを軸としながら、「私や妻が関与していれば総理大臣も国会議員も辞める」と言い放った安倍晋三元首相や、財務相だった麻生太郎氏、公文書が改ざんされた当時の財務省理財局長だった佐川宣寿氏の国会答弁の様子など、実際のニュース映像も使用。さらに、改ざんを強要され心身ともに蝕まれていった当時の俊夫さんの映像や、妻・雅子さんの証言が織り交ぜられ、バラエティ番組とは思えない、しっかりとした構成となっていた。

 実際、SNS上では番組を評価する声が多数寄せられ、たとえば劇作家の鴻上尚史氏は〈ザ・世界仰天ニュース。よくぞ地上波のプライムタイムで「森友学園・赤木ファイル」問題を取り上げたなと唸る。約50分のドラマが、まるでオリバーストーンの映画を見るような衝撃と迫力。いやあ、凄い。実写の映像が挟まるので、余計、衝撃が倍化される〉と投稿。作家の平野啓一郎氏も〈必見。公務員の鑑のような赤木さん追いつめた愚かな首相と、忖度不正官僚知らないという若者が多いことにもショックを受けた〉と感想を綴った。

 平野氏も言及しているように、番組では「赤木ファイル」を知っているかどうか、若者を中心に街頭インタビューしていたのだが、ほとんどが「知らない」「聞いたこともない」と回答。だが、そうした意味でも今回の放送が果たした役割は大きかったはずだ。

 というのも、「赤木ファイル」の内容を知った若者たちは「そんなにすごいことが起きているとは」「許せない」「とんでもない事件」「もっと広めるべき事件」と口にし、旧Twitter上にも「問題を初めて知った」という視聴者による憤りの感想や雅子さんへの応援メッセージが溢れたからだ。


■卑劣すぎる安倍晋三! 赤木俊夫さんの手記、妻・雅子さんの言葉、赤木ファイルをことごとく冒涜

 番組でも紹介されていたが、生前の赤木俊夫さんは「私の雇用主は国民と話すほど国家公務員という仕事に誇りを持っていた。そんな人が、公文書改ざんという国家的犯罪を強いられ、自死にまで追い詰められる──。森友問題についても「赤木ファイル」についてもよく知らなかった人たちが、真実を知れば、強い怒りを覚えるのは当然だろう。

 しかし、だとしたら、この公文書改ざん事件でもっと知ってほしいことがある。当時、安倍氏や政権が俊夫さんや雅子さんに対しておこなったことは、今回の『ザ!世界仰天ニュース』で触れられていたようなレベルではないもっと酷いことがおこなわれていた

 その最たるものが、2020年3月に赤木俊夫さんの遺書と手記が公開されたときの安倍首相の言動だ。

 安倍首相は、国会で俊夫さんの遺書と手記について問われた際、「胸が痛む」などと言いながら、「麻生大臣のもとで徹底的に調査し明らかにした」として再調査を拒否。改ざんのきっかけが2017年2月17日に安倍首相がおこなった私や妻がかかわっていたら総理も国会議員も辞めるという国会答弁だったと指摘されると、「改ざんのターニングポイントとなったのは2月17日の発言だったとは手記のなかには書かれてない」と言い出した。

 この安倍首相の卑劣な態度に対し、雅子さんは直筆の文書を公表。そこにはこう書かれていた。

〈安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました。麻生大臣は墓参に来てほしいと伝えたのに国会で私の言葉をねじ曲げましたこの2人は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います。〉

 しかし、信じがたいことに、雅子さんから反論がおこなわれたあとも安倍首相は「手記には書かれていない。(手記を)読まれたんですか?」「赤木夫人の手記と赤木氏本人の手記と、これは別々のもの」などと発言。赤木さんの苦悩をいちばん近くで感じ、生前の言葉を聞いてきた妻・雅子さんの反論を突っぱねたのだ

 そればかりか、この国会での追及の最中、安倍首相はニヤニヤと笑いながら答弁したり、大臣席で隣に座る麻生財務相と談笑。当時、ネット上では安倍首相のこの態度に大きな批判の声もあがった。

 さらに、安倍氏は首相在任中、「赤木ファイル」を開示してほしいという雅子さんの要求を完全無視していたにもかかわらず、首相を辞めたあとの2021年6月に「赤木ファイル」が開示されると、とんでもない卑劣な行動に出る

 安倍元首相と昵懇の産経新聞記者・阿比留瑠比氏が「赤木ファイル」を歪曲して書いた安倍擁護記事の画像とともに、安倍元首相のTwitterアカウントがこう投稿したのだ。

〈赤木氏は明確に記している。「現場として(森友学園を)厚遇した事実はない」この証言が所謂「報道しない自由」によって握り潰されています。《秘書アップ》〉

 たしかに、「赤木ファイル」には、「現場として厚遇した事実はない」という文言があるが、正確には、以下のような財務省と近畿財務局の改ざんをめぐるやりとりの「備忘記録」として出てきたものだ。

〈本省において、議員説明(提出)用に、決裁文書をチェックし、調書の内容について修正するとの連絡受。本省の問題意識は、調書から相手方(森友)に厚遇したと受け取られるおそれのある部分は削除するとの考え。現場として厚遇した事実もないし、検査院等にも原調書のままで説明するのが適切と繰り返し意見(相当程度の意思表示し修正に抵抗)した。〉

 そもそも赤木氏は国有地売却には一切かかわっておらず、上司から「(森友に)厚遇した事実はない」という虚偽の説明を聞かされていたと思われる。にもかかわらず、財務省から「厚遇したと受け取られる部分は削除せよ」と公文書改ざんを迫られたため、拒否のロジックとして“厚遇した事実がないのなら、削除は不要だ”と主張したにすぎない

 ところが、安倍元首相はその記述を切り取り、あたかも森友学園への国有地売却に特別扱いがなかった客観的根拠であるかのように、歪曲してしまったのだ。自分が引き起こした問題で自殺にまで追い込まれた俊夫さんが必死の思いで書き残した記録を、自己正当化のために利用するとは、もはや鬼畜の所業だ


■公文書改ざんに関与した官僚は安倍・菅政権で次々出世! 三浦瑠麗、小川榮太郎ら安倍応援団は安倍擁護し追及封じ

 だが、さらに下劣なのは、安倍・菅政権が改ざんに関与した官僚たちを事件発覚後に相次いで昇進させたことだろう。

 実際、改ざん問題が発覚した当時の理財局長で、俊夫さんも遺した手記のなかで「前任の佐川理財局長の答弁を踏襲することに終始し、国民の誰もが納得できないような詭弁を通り越した虚偽答弁を続けている」と指摘した太田充氏は、2018年7月に理財局長から主計局長に昇進し、2020年7月には財務省事務方トップの事務次官に。ちなみに現在は退職し、昨年、日本政策投資銀行の副社長に就任している。

 また、俊夫さんは手記のなかで〈刑事罰、懲戒処分を受けるべき者〉として〈佐川理財局長、当時の理財局次長、中村総務課長、企画課長、田村国有財産審理室長ほか幹部 担当窓口の杉田補佐(悪い事をぬけぬけとやることができる役人失格の職員)〉と具体的に列挙していたが、この全員が不起訴になったばかりか、中村稔総務課長は2019年8月に駐イギリス公使に栄転し、現在は国税庁官房審議官。「当時の理財局次長」だった中尾睦氏も横浜税関長などを経て内閣官房内閣審議官に(2021年7月に退職)。当時、理財局国有財産企画課長だった冨安泰一郎氏も内閣官房内閣審議官などを経て現在はデジタル庁戦略・組織グループ長として岸田文雄首相とも頻繁に面談をおこなっている。こうした人事はあからさまな論功行賞であるだけでなく、森友学園を優遇するよう財務省に依頼していた安倍昭恵夫人付きの秘書だった経産省の谷査恵子氏を在イタリア大使館の1等書記官へと栄転させ口封じしたのと同じ構図だ。

 俊夫さんが自死したあとも、なんら反省の色を見せることもなく、むしろ太田氏を財務省事務方トップに据えるという、露骨な人事をおこなった安倍首相。……あまりに非道すぎてやり場のない怒りを覚えるが、赤木さん夫妻を冒涜してきたのは安倍元首相だけではない。「安倍応援団」と呼ばれた御用ジャーナリストやネトウヨインフルエンサーらも、赤木さん夫妻を踏みにじったり、デマで事実を捻じ曲げようとした共犯者だ。

 たとえば、テレビ番組に出演してはアクロバティックな安倍政権擁護を繰り広げていた国際政治学者の三浦瑠麗氏は、俊夫さんが自殺したことが報じられた2018年3月9日、当時放送されていた夕方のニュース番組『みんなのニュース』(フジテレビ)に出演すると、「この問題っていうのは人が死ぬほどの問題じゃないんですよ」と発言。また、自民下野時に安倍氏を再び総理にするための草の根運動で事務局的な役割を担い、2012年秋の自民党総裁選直前に『約束の日 安倍晋三試論』(幻冬舎)という安倍礼賛本でデビューした熱心な安倍応援団だった自称文芸評論家の小川榮太郎氏は、俊夫さんが自殺したことが報じられた翌日、〈誰もはっきり言わないなら、私が言う。近畿財務局職員を自殺に追いやったのは朝日新聞と反日野党だ〉などとFacebookに投稿した。

 さらに、映画『Fukushima50』の原作者であり、やはり安倍応援団のひとりであるジャーナリストの門田隆将氏は、2020年10月25日付の産経新聞のコラムにおいて俊夫さんが自殺した件に言及し、立憲民主党の小西洋之参院議員と杉尾秀哉参院議員が〈財務省に乗り込み、約1時間、職員をつるし上げている。当該職員の自殺は翌日だった〉と記述。あたかも両議員が問責したことが自殺の要因であるかのように主張したのだ。

 また、自民党の関与が囁かれているデマや切り取りによるフェイクで野党やマスコミ叩きを繰り返してきたフォロワー数約16万人のネトウヨ匿名アカウント「Dappi」は、この門田隆将のコラムを貼り付けた上で〈杉尾秀哉や小西洋之が1時間吊るしあげた翌日に自殺〉と投稿。これにより、ネット上では「赤木俊夫さんは野党議員の吊し上げで自殺した」という言説が広がったのだ。

 だが、小西・杉尾両議員が近畿財務局の職員と面談した事実はなく、昨年10月には東京地裁が「Dappi」の発信元であるワンズクエスト社に計220万円の支払いと問題の投稿の削除を命じた。また、門田氏の産経コラムについても東京地裁は両議員への名誉毀損を認め、2022年10月に東京地裁が門田氏と産経新聞社に計220万円の支払いを命じ、昨年4月の控訴審判決でも東京高裁は一審判決を支持し、産経と門田氏側の控訴を棄却した。


■安倍政権の引き起こした“森友公文書改ざん事件”は歴史的犯罪! このまま風化させてはならない

 本来は、職員を自死にまで追い込んだ公文書の改ざんという犯罪行為を厳しく批判し、その政治的責任はもちろん、問題の端緒である異常な値引きがおこなわれた国有地売却と安倍夫妻の関与について徹底した追及がおこなわれるのが正常な言論・報道のあり方だ。しかし、露骨な安倍擁護を展開していた御用メディアでは、安倍応援団が夕方のニュース番組で「人が死ぬほどの問題じゃない」などと暴言を吐いて公文書改ざんを矮小化し、ネトウヨが蔓延るSNS上では「朝日のせい」「野党議員のせい」などという暴論がまかり通るという異常な状況だったのだ。

 しかも、真相解明のために野党が問題追及をおこなっても「野党はモリカケばかり」などという批判が巻き起こり、政権からの圧力を恐れたテレビでは報道もどんどんとフェードアウトすることが常態化。こうして安倍政権下では森友加計や「桜を見る会」問題などの疑惑追及が封じ込められていった。『世界仰天ニュース』のインタビュー取材を受けていたほとんどの若者たちが、「赤木ファイル」について知らなかったのも当然の話だろう。

 いや、そもそもプライムタイムの日本テレビの人気番組で「赤木ファイル」が取り上げられること自体、安倍元首相が存命であれば、ありえなかったはずだ。いま、メディアは安倍派裏金問題を批判的に報じているが、これも安倍元首相が存命であれば、報道以前に特捜部が捜査に動いていたかどうかも疑わしい。

 番組では、VTRを受けて中居正広が「あってはならないね。今後同じようなことがあっても蓋をされるという前例をつくってしまうと、同じことを繰り返してしまうんじゃないか」とコメントしていたが、これは十分考えられることだ。安倍元首相のように政治の私物化やメディアへの圧力体質を持った政治家が権力を握れば、公文書改ざんという国家的犯罪がおこなわれても、徹底した追及がないまま権力を維持するという異常な状況が再び起こるだろう

 だからこそ、赤木俊夫さんのことを忘れるわけにはいかないし、森友問題の真相解明を求めつづけなければならない。そして、同じことを繰り返させないためにも、裏金問題を有耶無耶にさせるわけにはいかないだろう

(編集部)
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●赤木雅子さん「自民党以外の人が財務大臣になったら、全てを調査し直して、本当のことを明らかにしてもらえる」はずだ…政権交代が希望の光

2024年01月13日 00時00分56秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]

最近のつぶやき (240110水) ―――――― 「■赤木ファイル…〝2017年2月17日のアベ様のタンカ〟以降、何が起きたのか? 日テレで「ニュース」として報じられたことに大変な驚き。まさに《仰天》! #赤木俊夫さんを忘れないhttps://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6df8ae0a9286f7caa11254d214dceea8) 【ザ!世界仰天ニュース 命をかけた赤木ファイル“文書改ざん”の謎/日テレ】(https://tver.jp/episodes/epo8b41mdg)」

……この《仰天》「ニュース」の件、リテラが記事にしています。このブログの〝自己〟コメントをご覧ください。少し先になりますが、改めて、ブログに書きます。1月末かな…。



(2023年12月26日[火])
何度、ニッポンの司法に絶望すればいいのだろうか…。赤木雅子さん《夫が亡くなった理由を知りたいただ、それだけ》だというのに。森友問題の公文書を開示したり、元理財局長・佐川宣寿氏が法廷で証言すると、何か拙いことでもあるのかね? 裁判所は何を怖れているのか? 本当にこれは司法判断と言えるのか? 古賀茂明さん《なんと残酷な判決だろう
 dot.の記事【元財務省・佐川氏をかばい続ける絶望的な司法 「上級国民」なら故意の犯罪も許されるのか 古賀茂明】(https://dot.asahi.com/articles/-/209854)。《また日本の司法に絶望する人が増えそうだ。「森友学園」への国有地売却に関連し、安倍晋三元首相の夫人・昭恵氏の名前などが書かれた決裁文書が財務省の官僚によって改ざんされた。国有地の管理を所管する財務省理財局の当時の局長だった佐川宣寿氏が、その立場を利用して改ざんを指示した疑いが濃厚だ。この指示を受けて、現場でその実行を強制された近畿財務局職員の赤木俊夫さんは、それが原因で2018年3月に自殺に追い込まれた。この事件は、当時、多くの国民に衝撃を与えた》。

 赤木雅子さんのコメントが辛すぎる。「また見捨てられたという気持ちがした夫が受けたつらい、つらい思いを考えると負けていられない裁判を続けるしか私には道が残っていない」。
 既にアベ様も亡く、《あまりにもアホすぎるド「アホウ節」な元財務相も閣内には居ないし、一方、キシダメ首相も「認諾」というデタラメ(東京電力核発電人災被害者に石原カネメノビテル君が口にしたような、「カネメでしょ」というような卑怯な国の卑しい態度が許せない。赤木雅子さんが求めているのはそんなことではない)を行う…そろそろ裁判所も目覚め、マトモな司法に戻ってはくれまいか。《法と良心に基づく判決》《裁判官が時の権力におもねるような判断ばかりを示すならば、司法に対する信頼は失墜する。裁判官は良心に従い職権を行使する独立した存在であることを改めて強調しておきたい》(琉球新報)。赤木雅子さんの求めていることは《夫が亡くなった理由を知りたいただ、それだけ》なのに。森友問題の公文書を開示したり、元理財局長・佐川宣寿氏が法廷で証言すると、何か拙いことでもあるのか? 《佐川氏が改ざんの方向性を決定付けたとする財務省の調査報告書を踏まえ、同省が組織的な改ざんをしたと認めた》(東京新聞)だけではダメで、何故に佐川宣寿氏に法廷で証言させないのか。大阪高裁・黒野功久裁判長、《佐川氏個人の賠償責任を否定》って、なぜ?? 納得いかない。#赤木俊夫さんを忘れない し、忘れてはならない。

   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実
     の隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
   『●赤木俊夫さんの死の真相の解明を! 森友問題の公文書を開示したり、元
     理財局長・佐川宣寿氏が法廷で証言すると、何か拙いことでもあるのか?
   『●赤木雅子さん《1%でも勝てる可能性があるんだったら、諦めたくあり
      ません。…夫が亡くなった理由を知りたい。ただ、それだけです》
   『●赤木俊夫さんが肌身離さず持っていた「国家公務員倫理カード」には
      「倫理行動規準セルフチェック」として5つの項目が書かれている
   『●赤木雅子さん「また見捨てられたという気持ちがした。夫が受けたつらい、
      つらい思いを考えると負けていられない。裁判を続けるしか私には…」

 《そして、こうも付け加えた。「自民党以外の人が財務大臣になったら、全てを調査し直して、本当のことを明らかにしてもらえるのではないかと考えることもあります」と。私は、その言葉を聞いて、そのとおりだと思った。裏金疑惑で絶体絶命のピンチにある自民党政権が倒れて政権交代が起きれば、雅子さんの夢が叶うかもしれない。私は、心の底からそうなることを祈っている》。
 検察のさじ加減で政権が左右されていはいけない。韓国のように、ファシズムの萌芽となる。だからこそ、民主的な方法で政権交代を達成しなければいけない。傍観者ではいけない。単なる野党批判に堕していてはいけない。#選挙に行かないとこうなる #自民党に投票するからこうなる ← 諸悪の根源はコレ。赤木雅子さんの仰るように、「自民党以外の人が財務大臣になったら、全てを調査し直して、本当のことを明らかにしてもらえる」はずだ。政権交代で、数多のアベ様案件の一つに希望の光が見えてくる。

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https://dot.asahi.com/articles/-/209854

元財務省・佐川氏をかばい続ける絶望的な司法 「上級国民」なら故意の犯罪も許されるのか 古賀茂明
政官財の罪と罰
2023/12/26/ 06:00

 また日本の司法に絶望する人が増えそうだ

【写真】裁判所から「謝罪があってしかるべき」と指摘されたのはこの人

 「森友学園」への国有地売却に関連し、安倍晋三元首相の夫人・昭恵氏の名前などが書かれた決裁文書が財務省の官僚によって改ざんされた。国有地の管理を所管する財務省理財局の当時の局長だった佐川宣寿氏が、その立場を利用して改ざんを指示した疑いが濃厚だ。この指示を受けて、現場でその実行を強制された近畿財務局職員の赤木俊夫さんは、それが原因で2018年3月に自殺に追い込まれた。この事件は、当時、多くの国民に衝撃を与えた

 何しろ、財務省という最強の役所の局長(改ざん発覚時はさらに出世して国税庁長官)という高い地位にある者が、時の首相を守るために、よりによって、国有地売却の決裁文書という非常に重要な公文書を「故意」に改ざんするよう部下に指示し、それが組織ぐるみで実行されたというのだから、普通の人が驚くのは当たり前だ。しかも、その結果、改ざんに涙ながらに反対した赤木氏を死に追いやるという重大な結果をもたらした。これほどまでの悪質な犯罪行為に対して、国民が強い憤りを感じたのは極めて自然なことだ。安倍内閣の支持率は急落し、政権は危機を迎えたと報じられた。

 だが、国民の驚きと憤りとは裏腹に、佐川氏らへのペナルティは非常に軽いもので終わった。明らかな公文書改ざんだから、佐川氏を含めこれに深く関わった財務省関係者は、公文書改ざんの罪で罰せられると思ったが、結局誰一人起訴されないまま闇の中に葬られてしまった

 また、これほどの犯罪行為を故意に行った場合、人事院の懲戒のルールでは懲戒免職になるはずだが、財務省は佐川氏に普通に辞職を認めた後、「停職3カ月相当」という「なんちゃって処分」で終わらせた。懲戒免職であれば、退職金はゼロになるが、この軽い処分のおかげで、退職金はわずか513万円減額されただけで、4500万円近くの大金が佐川氏に支払われた

 こんなことで終わりにして良いのか。国民の誰もがそう思ったが、赤木氏の妻・雅子さんの思いは、その何万倍も強かったのではないか。

 赤木氏が死に追いやられたのは、どう考えても佐川氏始め財務官僚らの責任だが、それがどういう経緯で行われたのかという事実関係は全くわからないままだ。財務省の説明では、赤木氏は、反対はしたものの、結局改ざんの中心的役割を果たし、それを苦にして精神を病み、それが原因で自殺したというようなストーリーになっている。まるで、赤木氏が精神的に弱い人間だったのが悪かったかのような説明だ。

 しかし、普通に考えれば、鉄の規律を誇る財務省に対して、赤木氏がたった一人で上司に直訴して間違いを正そうとした行為は、非常に勇気を必要とする賞賛すべきことだった

 赤木氏は「強い人間」で、公務員の鑑と呼ぶべき人物である。

 その赤木氏がどのような経緯で改ざんを強制されたのかは依然として闇の中というのでは、赤木氏があまりにもかわいそうだ。「真相の解明は、本来は国の責任だが、それが果たされないなら、私がやるしかない」。そういう気持ちで雅子さんは、止むに止まれず、国と佐川氏の双方を相手取って損害賠償責任を問う訴訟を起こした。

 その後、この訴訟において、佐川氏の尋問が行われる段階になると、国は突然争う姿勢を翻し、全面的に負けを認めて事件の真相究明に入らないまま敗訴(1億700万円の支払い)という道を選んだ。卑怯なやり方ではないか

 そこで残ったのが本件佐川氏への損害賠償請求訴訟である。

 だが、佐川氏への損害賠償請求には、国への請求とは違って高いハードルがある。

 それは、公務員が職務上他人に損害を与えた場合は、その賠償責任は国または公共団体が負うこととされており(国家賠償法第1条第1項)、公務員個人は故意・重過失の場合に国または公共団体から求償されることはあっても(同法同条第2項)、直接被害者に対して責任を負うことはない(最高裁の判例)というルールがあるからだ。

 このルールを何も考えず単純に当てはめると、国が1億円余りの求償権を行使して佐川氏に支払いを求めることはあり得ても、雅子さんの佐川氏への直接の請求は認められないということになってしまう。

     (佐川宣寿氏)

 果たして、1審の大阪地裁の判決は、雅子さん敗訴だった。しかも、真相を闇に葬りたいという国の意向を汲んで、その審理の過程で佐川氏への尋問などは全く行わないまま判決を出した

 もちろん、雅子さんは控訴した。ここで諦めては夫の俊夫さんに申し訳ないという気持ちがその背中を押したのだろう。

 その判決が維持されれば、佐川氏は、公文書改ざんという罪を犯して一人の善良かつ優秀な公務員を死に追いやっておきながら、公務員法上はほんのかすり傷程度の処分で退職金もほとんど満額受け取り、刑法上もお咎めなし、民事責任も問われないということになる。しかも、国は、1億円余の損害を受けているのに、佐川氏にこれを一円たりとも求償請求していないその負担を国民に押し付けているのだ

 そして、佐川氏は、これまで一度も公の場で、公文書改ざんを主導し赤木さんを死に追いやったことについて謝罪もせず、説明もしていない

 こんなことが許されて良いはずがない

 だが、今回の控訴審では、大阪高裁が1審の判決をそのまま維持し、雅子さん側の敗訴となった。なんと残酷な判決だろう

 私は、今月19日にあった判決の翌日の午後、雅子さんに電話した。雅子さんの声はいつもながら明るい。それは、周囲を心配させないようにという気遣いとともに、自分を鼓舞しなければ生きていけないという雅子さんの差し迫った心情から出たものだ。

 酷い判決でしたねと問いかけると、

 「本当に酷いです」と答えながらも、

 「それでも、私、生きていかなくちゃいけないんですまだ諦めるわけにいかないですから」と健気に語ってくれた。

 さらに、雅子さんはこう付け加えた。

「今回、裁判長が、佐川氏に謝罪や説明の法的責任はないと言いながら、『一人の人間として誠意を尽くした説明や謝罪があってしかるべきだ』と言ってくれたことを、一つの救いとして、年末年始を乗り越えていきたい」

 裁判所が、佐川氏がとんでもなく酷い人間だという宣告をしてくれたと雅子さんは受け取ったのだ。雅子さんの思いと同じなんだと思いたい、とも言った。

 雅子さんは、この判決で大きなショックを受けたが、すぐに、それでも頑張ろうと思い直した。判決後、関係者と食事をして慰められ、また励まされている間は、自分を奮い立たせることができたという。

 だが、一人で家に帰り、トイレに入った途端、張り詰めた気持ちが解け、悲しさと悔しさで涙が溢れて止まらなくなったと、その時を思い返しながら涙声で教えてくれた。私もその光景を思い浮かべて、言葉に詰まった。

 今回の判決は、違法行為をした公務員個人には、直接の損害賠償請求はできなくても、「懲戒処分や刑事処分などで」制裁が加えられるはずだと述べたが、それが全く実現していないことへの言及はなかった。

 また、国から佐川氏への求償権の行使もなされていない

 つまり、本来法律が想定した公務員への制裁は空振りになっているのだ。

 ここでよく考えてみよう。

 仮に、会社に雇われた運転手が職務中に事故を起こして人を死なせてしまった場合、その遺族は、会社に対して損害賠償を請求することもできるが、運転手個人にも同様の請求ができる。それは運転手に故意や重大な過失がなくても認められる。

 ところが、今回の判決をそのまま放置すれば、完全な故意によって犯罪行為を指示し、公文書改ざんをさせた上に、それによって一人の人間を死に追いやった公務員は、なんのお咎めもなしで、謝罪すらしなくても良いということになる

 「公務員」だから、罪を犯しても特別に法律によって守られているのだ。

 繰り返して言おう。

 「一般市民は、悪意なく単なる過失で損害を与えたら、被害者側に直接損害賠償責任を負うのに対して、公務員だけは、悪意を持って罪を犯しても損害賠償しなくて良い」というのが裁判所の考えなのだ。

 どう考えてもおかしいだろう法律もそんなことを想定したとは到底思えない。故意に損害を与え、特に悪質な場合で、しかも十分な懲戒処分も刑事処分もまた国による求償権の行使もなされない場合に限っては、例外的に、被害者が公務員個人に直接損害賠償を求めることを認めるべきではないのか。

 高裁の判決は、公務員個人への損害賠償を認めれば、公務員が萎縮してしまうと言ったが、判決により、犯罪行為を行うことについて公務員が萎縮することになるのなら、むしろ望ましいことだ

 裁判長は、この判決が「公務員は、罪を犯しても法律で守られているので心配ないですよ」というメッセージを出して犯罪を助長していることを全く理解していない極めて愚かな判断だ

 法律や最高裁の判例を形式的に当てはめると結論が著しく不公正なものになる場合には、そのような結論に至らない解釈論を考えるのが国民に寄り添う裁判官である。

 今回の裁判長は残念ながら、そこまでの知恵と勇気を持っていなかった

 雅子さんが最初に訴訟を提起してから来年3月で丸4年になる。その間、裁判ではがっかりすることが続いたが、

 「もし、その結果を4年前に予測できたとしても、私は裁判を起こしたと思う」と雅子さんは話してくれた。

 なぜなら、「自分には夫のためにできることはそれしかないし、自分が生きていく上でも、真実を知ることがどうしても必要なことだから」というのだ。

 そして、こうも付け加えた。

 「自民党以外の人が財務大臣になったら、全てを調査し直して、本当のことを明らかにしてもらえるのではないかと考えることもあります」と。

 私は、その言葉を聞いて、そのとおりだと思った。裏金疑惑で絶体絶命のピンチにある自民党政権が倒れて政権交代が起きれば、雅子さんの夢が叶うかもしれない

 私は、心の底からそうなることを祈っている


古賀茂明(こが・しげあき)/古賀茂明政策ラボ代表、「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。1955年、長崎県生まれ。東大法学部卒。元経済産業省の改革派官僚。産業再生機構執行役員、内閣審議官などを経て2011年退官。近著は『分断と凋落の日本』(日刊現代)など
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●赤木雅子さん「また見捨てられたという気持ちがした。夫が受けたつらい、つらい思いを考えると負けていられない。裁判を続けるしか私には…」

2023年12月23日 00時00分43秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]


(2023年12月20日[水])
赤木雅子さん「また見捨てられたという気持ちがした夫が受けたつらい、つらい思いを考えると負けていられない裁判を続けるしか私には道が残っていない」。
 既にアベ様も亡く、《あまりにもアホすぎるド「アホウ節」な元財務相も閣内には居ないし、一方、キシダメ首相も「認諾」というデタラメ(東京電力核発電人災被害者に石原カネメノビテル君が口にしたような、「カネメでしょ」というような卑怯な国の卑しい態度が許せない。赤木雅子さんが求めているのはそんなことではない)を行う…そろそろ裁判所も目覚め、マトモな司法に戻ってはくれまいか。《法と良心に基づく判決》《裁判官が時の権力におもねるような判断ばかりを示すならば、司法に対する信頼は失墜する。裁判官は良心に従い職権を行使する独立した存在であることを改めて強調しておきたい》(琉球新報)。赤木雅子さんの求めていることは《夫が亡くなった理由を知りたいただ、それだけ》なのに。森友問題の公文書を開示したり、元理財局長・佐川宣寿氏が法廷で証言すると、何か拙いことでもあるのか? 《佐川氏が改ざんの方向性を決定付けたとする財務省の調査報告書を踏まえ、同省が組織的な改ざんをしたと認めた》(東京新聞)だけではダメで、何故に佐川宣寿氏に法廷で証言させないのか。

 大阪高裁・黒野功久裁判長、《佐川氏個人の賠償責任を否定》って、なぜ?? 納得いかない。#赤木俊夫さんを忘れない し、忘れてはならない。
 東京新聞の記事【佐川氏賠償認めず、財務省改ざん 二審も赤木さん妻敗訴、大阪高裁】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/296900)。《森友学園に関する財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(52)が、佐川宣寿元国税庁長官に1650万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が19日、大阪高裁であった。黒野功久裁判長は請求を退けた一審判決を支持し、雅子さんの控訴を棄却した。雅子さんは2020年3月、国と佐川氏を提訴。国は当初争う姿勢を見せていたが、21年12月に一転して賠償責任を認め、約1億円の請求を受け入れる「認諾」をして訴訟が終結。佐川氏との訴訟だけが続いている。昨年11月の一審大阪地裁判決は「国家公務員が職務で損害を加えた時は国が賠償責任を負う」とする国家賠償法の規定に基づき、佐川氏個人の賠償責任を否定した。一方、佐川氏が改ざんの方向性を決定付けたとする財務省の調査報告書を踏まえ、同省が組織的な改ざんをしたと認めた》。

   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実
     の隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
   『●赤木俊夫さんの死の真相の解明を! 森友問題の公文書を開示したり、元
     理財局長・佐川宣寿氏が法廷で証言すると、何か拙いことでもあるのか?
   『●赤木雅子さん《1%でも勝てる可能性があるんだったら、諦めたくあり
      ません。…夫が亡くなった理由を知りたい。ただ、それだけです》
   『●赤木俊夫さんが肌身離さず持っていた「国家公務員倫理カード」には
      「倫理行動規準セルフチェック」として5つの項目が書かれている

 森下裕介・堀之内健史両記者による、アサヒコムの記事【二審も敗訴の赤木さん「また見捨てられた気持ち」 公文書改ざん訴訟】(https://www.asahi.com/articles/ASRDL51YZRDGPTIL00T.html)。《学校法人森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、改ざんを強いられ、自死した近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(52)が改ざん当時、同省理財局長だった佐川宣寿(のぶひさ)氏に1650万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が19日、大阪高裁であった。黒野功久裁判長は、請求を棄却した一審・大阪地裁判決を支持し、雅子さん側の控訴を棄却した。雅子さん側は上告する方針。》

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https://www.asahi.com/articles/ASRDL51YZRDGPTIL00T.html

二審も敗訴の赤木さん「また見捨てられた気持ち」 公文書改ざん訴訟
森下裕介 堀之内健史 2023年12月19日 19時42分

     (赤木雅子さんが判決傍聴時に持参した夫の俊夫さんの写真。
      2016年に夫婦で旅行した際に撮影したものという=2023年
      12月19日午後3時47分、大阪市北区、堀之内健史撮影)

 学校法人森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、改ざんを強いられ、自死した近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(52)が改ざん当時、同省理財局長だった佐川宣寿(のぶひさ)氏に1650万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が19日、大阪高裁であった。黒野功久裁判長は、請求を棄却した一審・大阪地裁判決を支持し、雅子さん側の控訴を棄却した。雅子さん側は上告する方針

 赤木さん「夫のような人を生まないよう」 公文書改ざん、あす判決

 「訴訟の目的」を加え徹夜で書いた訴状 夫が自死した赤木さんのため

 国家公務員が職務で損害を与えた場合、賠償責任は公務員個人ではなく、国が負うとの最高裁判例がある。高裁は一審・大阪地裁判決を踏襲し、佐川氏についても判例が当てはまると判断した。

 雅子さん側は、佐川氏が理財局長の地位を利用して改ざんを指示しており、「民主主義の根幹を崩した今回のような場合まで責任を否定すべきではない」と訴えた。

 しかし高裁は、公務員個人に賠償責任を認めれば、国に比べて組織的な対応ができず、訴訟が大きな負担になると指摘。公務員への萎縮効果につながることから、最高裁判例は不合理ではないとした。また、違法行為をした公務員個人への制裁は「懲戒処分や刑事処分などでの実現が想定されている」とも述べた。

 俊夫さんは国有地売却問題が明らかになった2017年2月以降、対応に追われた。当時の安倍晋三首相は国会で国有地売却について「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員もやめる」と答弁。俊夫さんは理財局の指示で改ざんに関わり、同年7月にうつ病と診断され、休職した。18年3月に公文書の書き換え疑惑を朝日新聞が報じた5日後、自宅で亡くなった。

 雅子さん側は、佐川氏には改ざんの経緯を説明し、謝罪する義務があるとも訴えた。高裁は「一人の人間として誠意を尽くした説明や謝罪があってしかるべきだが、法的責任があるとまではいえない」とした。財務省は改ざん問題の調査報告書を公表した18年6月、佐川氏を停職3カ月相当の懲戒処分としたが、「処分が不十分だったとしても、公務員個人は賠償責任を負わないとの解釈を変更すべきではない」とした。

 雅子さんの代理人弁護士は判決後の記者会見で、「無責任な言いぶりだ」と高裁判決を批判。佐川氏側の代理人に今年11月、雅子さんの手紙を送ったが、返事がなかったことも明らかにした。

 雅子さんは判決後、報道陣の取材に応じ、「また見捨てられたという気持ちがした夫が受けたつらい、つらい思いを考えると負けていられない裁判を続けるしか私には道が残っていない」と述べた。

 雅子さんは20年3月、国と佐川氏を提訴。国が21年12月に突如、賠償責任を受け入れて終結させる「認諾」をしたため、佐川氏との訴訟が残っていた。(森下裕介、堀之内健史)
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●赤木俊夫さんが肌身離さず持っていた「国家公務員倫理カード」には「倫理行動規準セルフチェック」として5つの項目が書かれている

2023年12月05日 00時00分53秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]


(20231028[])



赤木俊夫さんの死の真相の解明を! 森友問題の公文書を開示したり、元理財局長・佐川宣寿氏が法廷で証言すると、何か拙いことでもあるのかね? 小塚かおるさん《国側には、1億円超を支払ってでも法廷で明らかにされたくない、何かやましい、不都合な事情があるわけだ》。
 小塚かおるさん《雅子さんがインタビューで吐露したのは、安倍首相、麻生太郎財務相、佐川元理財局長そして財務省の面々は「どこを向いて仕事をしているのか」という疑問だった》。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
     なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)

 もう一度。前川喜平さんのつぶやき、《森友学園問題を「いつまでやっているのか」とか「批判や追及ばかりではだめだ」とか、したり顔で語る輩は畢竟悪事の隠蔽の共犯者にほかならない五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない僕は最後まで雅子さんに味方する》。

   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実
     の隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
   『●赤木俊夫さんの死の真相の解明を! 森友問題の公文書を開示したり、元
     理財局長・佐川宣寿氏が法廷で証言すると、何か拙いことでもあるのか?

 小塚かおるさん《佐川氏は何のために改ざんを指示したのかいまだ真実は藪の中だ》。
 日刊ゲンダイの記事【公文書改ざん問題で、自死した赤城俊夫さんの苦悩を、妻・雅子さんが無念とともに明かす/安倍晋三 VS. 日刊ゲンダイ 小塚かおる】(https://dot.asahi.com/articles/-/204522)。《今年9月、森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん関与させられ、自死した近畿財務局の赤木俊夫さんの妻・雅子さんが、元理財局長の佐川宣寿氏に賠償を求めた訴訟は、佐川氏らへの尋問を認めず結審した。小塚かおる・日刊現代第一編集局長が、俊夫さんの苦悩と雅子さんの無念を綴る。朝日新書『安倍晋三 VS. 日刊ゲンダイ 「強権政治」との10年戦争』から一部を抜粋、再編集して紹介する》。

   『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に
     提訴》…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?
   『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…《誰のために何をまげて何を
     守ったか》? 《自分たちはこの件の犠牲者だ…》気取りの犯罪者たち
   『●大阪地裁・中尾彰裁判長は、赤木雅子さんが申請していた「…証人
     尋問はすべて必要ないと判断します」と…どうしたらそんな判断に?
   『●もう一つの裁判《財務省に情報開示を求める裁判》…前川喜平さん
     《五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない》
   『●#赤木俊夫さんを忘れない…《私たちは、声を上げ続けなければならない
      …希望を捨てず、雅子さんを支え続けようではないか》(古賀茂明さん)
   『●【赤木俊夫さんを忘れない/前川喜平】《公文書改竄事件…菅官房長官
       の指示があったと思うし、…安倍首相も了解していたと見ている》
   『●《財務省では多くの人がかかわっていたのに、何故誰も異論を唱え
     なかったのか、官僚の倫理観はどうなっているのか》?(古賀茂明さん)
   『●#赤木俊夫さんを忘れない …《雅子さんによると、今年の命日は、
     マスコミの取材がほぼゼロだという…ここにも「風化」が忍び寄る。》
   『●赤木雅子さん《きょうの佐川 (宣寿) さんの代理人の言葉を聞いて、
     裁判をやめるわけにはいかないと強く感じました》(MBSニュース)

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https://dot.asahi.com/articles/-/204522

公文書改ざん問題で、自死した赤城俊夫さんの苦悩を、妻・雅子さんが無念とともに明かす
安倍晋三 VS. 日刊ゲンダイ #5
2023/10/26/ 06:00
小塚かおる

     (森友文書改ざん問題で記者会見に応じる赤木雅子さん)

 今年9月、森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん関与させられ、自死した近畿財務局の赤木俊夫さんの妻・雅子さんが、元理財局長の佐川宣寿氏に賠償を求めた訴訟は、佐川氏らへの尋問を認めず結審した。小塚かおる・日刊現代第一編集局長が、俊夫さんの苦悩と雅子さんの無念を綴る。朝日新書『安倍晋三 VS. 日刊ゲンダイ 「強権政治」との10年戦争』から一部を抜粋、再編集して紹介する。(肩書は原則として当時のもの)


*  *  *


■銃撃の2日後、赤木雅子さんとの電話

「亡くなる前日に、安倍さんに会って手紙を渡したんです」

 赤木雅子さんから連絡をもらったのは、安倍晋三氏が銃撃された2日後だった。

 雅子さんは、森友学園問題で財務省の上層部から指示された公文書改ざんに苦しみ、自ら命を絶った近畿財務局職員、赤木俊夫さん(享年54)の妻。取材を通じて私は交流がある。

 雅子さんとは銃撃当日の夜にも電話で話していた。突然のことで、衝撃は大きかった。

 「こんなことが起きるなんて」と少し動揺した様子で、2、3分短く会話して終わっていた。

 2日後は別件で連絡をもらい、その会話の流れで、「安倍さんに会った」という話を聞いた。その日の電話口の雅子さんは落ち着いていた。

「参院選の応援で安倍さんが三宮(神戸市)に来られて。たまたま当日の昼に三宮を通りがかった時に、その日の夕方に来られるのを知り、喫茶店で手紙を書いて持っていったんです」

「でも、1000人ぐらいが集まっていて、とても手紙を渡せるような状況ではなくて。もういいや、と諦めていたら、演説を終わられた安倍さんが聴衆の中に入ってグータッチを始めた。そして、偶然こっちに近づいてきたので、私も安倍さんとグータッチをして、『手紙を書いてきました』と言ったら、安倍さんは『えー、手紙』って大きな声を出して。SPの人が受け取ります、と」

「手紙には『私はこういうものです。再調査をして下さい』とだけ書きました。SPの人が中を見たら赤木雅子だとわかるので、安倍さんには伝わらなかったかもしれませんが……。そうしたら翌日……。手の温かみを感じたばかりの人が……。本当に驚きました」

 雅子さんは、夫がなぜ自ら命を絶たなければならなくなってしまったのか、公文書の改ざんは誰の命令だったのか、「真実が知りたい」と裁判を起こして戦っている

「真実」は当事者である安倍氏が存命の時に明らかにされるべきだった

 偶然が重なり、雅子さんが手紙を渡せたのはよかった。でも……。

「残念です。もう再調査できないというか、再調査をして下さいと訴える相手が1人いなくなってしまいました。国会で『私や妻が関係していたら総理大臣も議員も辞める』とおっしゃったことがきっかけで財務省の公文書改ざんが始まったのは間違いないと思うので、その原因を作った当事者がこの世からいなくなるのは残念です」


■俊夫さんの苦悩、雅子さんの無念

 私が赤木雅子さんと初めて会ったのは、夫・俊夫さんの自死の真相解明を目指して国と佐川宣寿元財務省理財局長を提訴した民事裁判が始まった頃の2020年夏だった。

 その年の3月に俊夫さんの残した遺書と財務省による改ざんを告発する手記をスクープしたジャーナリスト・相澤冬樹氏が、ゲンダイで雅子さんの「法廷闘争記」をスタートさせていたこともあり、直接会って、インタビューをする機会を得た。

 雅子さんは名前こそ実名で取材に応じているが、顔出しはNG。初めて会った際の印象は、「こんな華奢な女性が1人で国を相手に戦うのか」という感慨と同時に、雅子さんの語る言葉が自然体かつ当たり前の庶民感覚から発せられるものばかりで、国家やエリート官僚機構という巨大権力との対比をより感じさせ、強い怒りが込み上げてきた。救われたのは、雅子さんが「キャッ、キャッ」と声を出して笑うようなとても明るくユーモアのある女性だったことだ。

 「私の趣味は赤木俊夫」と公言するほど、雅子さん夫婦は仲がよかった。あんな不幸がなければ、今も当たり前に2人で幸せに暮らしていただろう。財務省職員は誰一人、起訴されることはなかったが、公文書改ざんは犯罪行為だ。公務員として絶対にやってはならないし、マトモな感覚ならやらない。だから、俊夫さんは苦しんだ。

「近所の方に『僕の雇用主は国民です国民のために誇りを持って働いています』ということを恥ずかしげもなく表現する人でした」

 インタビュー時に雅子さんは、俊夫さんが肌身離さず持っていた「国家公務員倫理カード」を見せてくれた。クレジットカード大の大きさで、ずっと持ち歩いていたからシワができ、文字や色もかすれていた。

 カードには「倫理行動規準セルフチェック」として5つの項目が書かれている。

国民全体の奉仕者であることを自覚し、公正に職務を執行していますか?
職務や地位を私的利益のために用いていませんか?
国民の疑惑や不信を招くような行為をしていませんか?
公共の利益の増進を目指し、全力を挙げて職務に取り組んでいますか?
勤務時間外でも、公務の信用への影響を認識して行動していますか?

 雅子さんがインタビューで吐露したのは、安倍首相、麻生太郎財務相、佐川元理財局長そして財務省の面々は「どこを向いて仕事をしているのか」という疑問だった。働いていた大学生協で商品のポップにイラストをつけていたほど似顔絵が上手な雅子さんが描いた安倍氏ら3人には、「黒目」がなかった。どこを向いているのかわからないからだ

 中でも、財務省の組織の論理と保身は異様だった。雇用主は国民ではないのか? どこを向いて、誰のために働いているのか? 雅子さんの話を聞けば聞くほど、「財務省職員よもう一度、倫理カードを読み返せ」と叫びたくなった。

 2020年8月13日発行のゲンダイからインタビューを一部抜粋する。

──俊夫さんのお葬式で近畿財務局の人たちが記帳しなかった、というのにも驚きました。

 義理の姉から「雅子ちゃん、おかしいよ。記帳してくれなかったのよ」って言われて、「えーっ」となって。以前所属していた中国財務局は、来てくれた代表の人が住所も書いた名簿を渡して下さったんですけど、近畿財務局は誰ひとり記帳もせず跡を残したくなかったんじゃないかと思います。


──酷い組織ですね。本(『私は真実が知りたい』(文藝春秋)相澤冬樹氏との共著)でも、「嫉妬深い男社会」「男ってつまらんな」って。

 財務局の人が家に来て、帰られた後、「私は生まれ変わっても絶対に女に生まれたい」というのが一番の感想だったんです。なんか、へこへこしていてつまらない、って。


──へこへこ。どういう状況ですか?

(近畿財務局の)局長がお付きの人2、3人と共にやって来て、「赤木君はこういう人だった」って褒めてくれるんですけど、お付きの人が首を上下に振るんですよ。特に一番首を振る人は、しゃべる時に私ではなく、局長を見てしゃべるわけです。何しに来たんやろって思うくらい。そして、局長が「麻生さんのお墓参りを断ったそうだね」「うん、よしよし」ってことを言われて。


──うん、よしよし?

 私が黙ってて意思を出さないから、「それでいいんだよ。それなら公務災害を認めてあげるからね」っていう空気をバンバン出してました。まさか私が裁判をするなんて想像もしていなかったと思います。


──自死した遺族に、そんな対応なんですか。

 どこまでも組織の一員として扱われるんです。「あなたはこのランク」と、家族も組織の中の夫のいる場所に入れられる。


請求を受け入れて「臭いものにフタ」

 亡くなる前の俊夫さんは、「これは戦争と同じで、上司に指示されれば、白いものを黒と言わなきゃいけない」とまで言うほど追い詰められていたという。犯罪行為に対しては、民間企業以上に清廉潔白であるはずの官僚組織のモラルが、なぜそこまで堕ちてしまったのか。

 安倍政権時に「内閣人事局」ができたことなどで官邸主導の恐怖人事が行われ、イエスマン官僚や忖度が広がった。官僚は「何が正しいか」ではなく、安倍首相にとって何が都合がいいかを探し、政権にシッポを振るようになっていったのだ。

 赤木雅子さんの裁判は、2021年12月、国側が突如「認諾」を申し出て、強制的に終わらせた。原告の請求を丸ごと認めて賠償金を支払い、裁判を終結させたのである。

 いよいよ関係者が証人として呼ばれる可能性がという段階だったのに、国側はそこから逃げ、幕引きを図った

 「認諾」された翌日、雅子さんは夫・俊夫さんにこう報告したと私に話した。

「謝りました。ごめんね、としか言えなくて。ごめんね、こんな結果にしてしまいました、と伝えました」

 雅子さん側は、国の認諾を警戒して請求金額を1億1000万円余りにまで引き上げていたが、それでも国側は認諾した雅子さんが欲しいのは巨額の賠償金ではない。訴訟という形を取るうえで、損害賠償の請求が必要なので金額を設定しただけで、欲しいのは真実を知ることだけだ。

 国側には、1億円超を支払ってでも法廷で明らかにされたくない、何かやましい、不都合な事情があるわけだ。国側の最高責任者である岸田文雄首相が安倍氏に配慮し、臭いものにフタをした。

 言うまでもなく、国側が支払う1億円は税金だ真実を“隠蔽”するために通常の国家賠償では考えられないほどの額を支払うのは、国民の納得を得られるものではないし、筋が通らない。

 残る佐川宣寿氏との裁判は一審で雅子さん側の訴えが棄却された後、23年9月13日、控訴審が結審した。被告の佐川氏本人は一度たりとも出廷していないそれどころか、「再就職のために裁判を早く終わらせたい」と代理人が主張する図々しさで、雅子さんの心を傷つけてもいる。赤木俊夫さんの死に対する懺悔や後悔の気持ちはないのだろうか

 佐川氏は何のために改ざんを指示したのかいまだ真実は藪の中だ


小塚かおる(こづか・かおる)
日刊現代第一編集局長。1968年、名古屋市生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒業。関西テレビ放送、東京MXテレビを経て2002年、「日刊ゲンダイ」記者に。19年から現職。激動政局に肉薄する取材力や冷静な分析力に定評があり、「安倍一強政治」の弊害を追及してきた。著書に『小沢一郎の権力論』(朝日新書)などがある。
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●赤木俊夫さんに「法を犯」させた側、「官僚にあるまじき行為を」させた側、「決して穢してはならないものを穢」させた側の責任は?

2021年08月16日 00時00分02秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]


(2021年8月9日[月])
神保哲生さんのビデオニュースドットコムの記事【苦しむ赤木さんを検察と産業医が追い詰めたことは残念 故赤木俊夫氏の主治医・岩井圭司医師インタビュー】(https://www.videonews.com/interviews/20210701_iwai)。
原田晋也桐山純平両記者による、東京新聞の記事【赤木ファイル「逃げないで。亡き夫と向き合って」 妻雅子さんが安倍氏、麻生氏を批判 本紙インタビュー】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/121886)。

 《森友学園と近畿財務局との交渉過程を記録した公文書の改ざんを強いられたことを苦に自殺した、元近畿財務局職員の赤木俊夫さんの主治医だった岩井圭司医師がビデオニュース・ドットコムの取材に応じ、主治医として自身が赤木氏を救えなかったことへの忸怩たる思いや、結果的に精神的に苦しむ赤木氏を更に追い込むことになった検察や産業医に対する怒りを露わにした》。
 《学校法人「森友学園」への国有地売却の決裁文書改ざんに関与させられ、自殺に追い込まれた財務省近畿財務局の元職員、赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が本紙の取材に、俊夫さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」の開示を巡って、麻生太郎財務相や安倍晋三前首相への不信感を語った。(原田晋也桐山純平)》

 《赤木俊夫さんの死を無駄にしないために …。どうすれば俊夫さんを死なさずに済んだのか》(ビデオニュースドットコム)。

 一方、赤木雅子さんは《ファイルからメールなど欠落した部分があるとして、原本の提出を求め》ていたが、ようやく裁判所に提出された。またしても、ごたごた続きで、そして、財務相の相変らずの〝物言い〟が不快。
 東京新聞の記事【麻生財務相、赤木さんの墓参り「慎重な検討が必要」ファイル原本は提出済み】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/117939)によると、《赤木さんの妻雅子さんは、ファイルからメールなど欠落した部分があるとして、原本の提出を求め、16日に国側が原本を提出することを決めていた。先月の衆院財政金融委員会で原本の提示要求が出たものの、財務省が応じなかった理由について、麻生氏は「国会を含めて訴訟外での対応は差し控えていた」と答えた。さらに、裁判所に原本を提出したとして、「裁判所にお預けしてあるので、対応が極めて限られる」と述べた。赤木さんへの墓参りをしていないことについて問われると、「向こうは原告の立場。裁判の決着がつくまでは慎重な検討が必要」と答えた。さらに記者から、「亡くなった赤木俊夫さんは裁判を起こしていないし、当事者ではない。墓参りをすることがなぜ裁判に影響するのか」と重ねて問われると、「原告と被告という立場になれば、死んだ方であろうと、死んだ方が身内であろうと、裁判の中においては一体と考えて対応するのが当然だ」との認識を示した》。

 赤木さんに法を犯」させた側、「官僚にあるまじき行為を」させた側、「決して穢してはならないものを穢」させた側誰一人責任をとらない。その頂点が財務相であり、アベ様。そして、《結果的に精神的に苦しむ赤木氏を更に追い込むことになった検察や産業医》。《「くれぐれも挨拶程度までにして欲しいと念を押していたにもかかわらず、実際には赤木さんが20分にもわたり電話で事情聴取を受けていたことや、近畿財務局の依頼を受けた産業医が赤木さんを職場に戻そうとする圧力をかけたこと》。《赤木氏に対するサポート体制は十分だったのか自らの意思に反して文書の改ざんを強いられながら、全ての罪が自分に押しつけられていると感じていた赤木氏が、いかに孤立無援で不安定な状態に置かれていたのか》。

   『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
            …その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を
   『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
         と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷
    《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
     日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却決裁文書を改ざん
     させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
     関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
     なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
     決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
     改ざんが行われたのだ》

   『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
     黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない
   『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
       調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない
   『●《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」
      「忘れないこと」にかかっている…私たちは、雅子さんとともに…》
   『●赤木ファイルと沖縄…《無視された小さな声を拾い集めることでしか、
         この国の正義は取り戻せない。今の政府にできるだろうか。》
   『●《国を動かすのはメディアにもできなかったこと》な赤木ファイルの
      黒塗りは許されない…アベ様ら=「カラスはやっぱり「黒い」です」
   『●赤木雅子さん「麻生大臣、安倍昭恵さん、安倍元首相の名前も出てくる。
        …再調査される側の立場。再調査しないという立場ではないと…」
   『●「第三者による再調査を」…《またも涙ぐんだ》赤木雅子さん、
     《その時、傍聴席から拍手が起きた。一人、また一人と数人が呼応した》
   『●《職員1人を自殺に追い込んだ公文書改ざんという重大な不正を
     起こし、今なお遺族に誠実に向き合わない官庁の責任者が取る態度》か?
    《赤木さんが書いたとみられる「現場として厚遇した事実もないし」
     という一文についての麻生氏の見解だ。この一文に関し、
     安倍晋三前首相のツイッターの公式アカウントが
     「赤木氏は明確に記している」などと投稿。国が森友学園を優遇した
     疑惑を赤木さんが否定し、疑いが晴れたと言わんばかりだったからだ
      これに対して、麻生氏の答えは「あまり細かく知らない」と
     にべもなかった。森友学園に国有地を売却した当時、
     赤木さんは担当ではなかった同僚の話を信じていただけの
     可能性はなかったか。》

   『●【赤木俊夫さんの死を無駄にしないために】《どうすれば俊夫さんを
       死なさずに済んだのかなどを考えた》(ビデオニュースドットコム)
   『●麻生太郎財務相・副首相の口にチャックをしてほしい。野中広務氏の
       ように《麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたまま》の様に

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https://www.videonews.com/interviews/20210701_iwai


https://youtu.be/O4ZFCIgN6Uc

苦しむ赤木さんを検察と産業医が追い詰めたことは残念 故赤木俊夫氏の主治医・岩井圭司医師インタビュー
2021年07月16日

概要

 森友学園と近畿財務局との交渉過程を記録した公文書の改ざんを強いられたことを苦に自殺した、元近畿財務局職員の赤木俊夫さんの主治医だった岩井圭司医師がビデオニュース・ドットコムの取材に応じ、主治医として自身が赤木氏を救えなかったことへの忸怩たる思いや、結果的に精神的に苦しむ赤木氏を更に追い込むことになった検察や産業医に対する怒りを露わにした。

 兵庫教育大学大学院の教授を務めながら神戸市内の精神科クリニックに勤務する岩井医師は、たまたま自身のクリニックが赤木氏の自宅から近かったため、改ざんを強いられて精神的に苦しんでいた赤木氏が2017年7月に外来でクリニックを訪れてから2018年3月に自殺するまで約8ヶ月間にわたり主治医として赤木氏を診てきた。

 岩井氏によると赤木氏は典型的なうつ病の症状を呈しており、ストレッサー(ストレスの要因)が職場環境にあることは明らかだったことから、岩井氏は初診で赤木氏をうつ病と診断し、その直後から赤木氏は近畿財務局の方は休職していた。治療の過程で赤木氏は自分が法を犯してしまった」「官僚にあるまじき行為をしてしまったなどということまでは打ち明けていたが、朝日新聞に改ざんが報じられるまで、文書改ざんの事実を打ち明けることはなかったと岩井氏は言う。

 岩井氏はまた、赤木氏は職業上の正義感や倫理観が人並み外れて強く、それに反した行動を取らされたため、それが極度のストレスとなりうつ病を発症した可能性が高いと見立てていたという。「決して穢してはならないものを穢してしまったと赤木さんは感じていた」と岩井氏は言う。

 今でも残念でならないこととして岩井氏は、「自分が赤木さんの症状の深刻さを少し甘くみてしまったかもしれない」と後悔の念を吐露しつつも、主治医として検察から赤木さんへの事情聴取の是非への意見を求められた際、「くれぐれも挨拶程度までにして欲しいと念を押していたにもかかわらず、実際には赤木さんが20分にもわたり電話で事情聴取を受けていたことや、近畿財務局の依頼を受けた産業医が赤木さんを職場に戻そうとする圧力をかけたことで、赤木さんのストレスが増してしまったことなどへの怒りを露わにした。

 こうした経緯もあり、赤木氏は職場に復帰すれば自分は必ず検察に逮捕されるという脅迫観念を抱いていたと岩井氏は言う。また産業医がそのような職場に強制的に戻そうとしていると感じていたため、産業医のことも非常に恐れていたという。

 文書の改ざんによって何よりも大切にしてきた官僚として倫理観を踏みにじられ、うつ病に苦しんだ末自殺に追い込まれた赤木氏の主治医で精神科医の岩井氏に、生前の赤木氏の様子や赤木氏に対するサポート体制は十分だったのか自らの意思に反して文書の改ざんを強いられながら、全ての罪が自分に押しつけられていると感じていた赤木氏が、いかに孤立無援で不安定な状態に置かれていたのかなどを、ジャーナリストの神保哲生が聞いた。
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/121886

赤木ファイル「逃げないで。亡き夫と向き合って」 妻雅子さんが安倍氏、麻生氏を批判 本紙インタビュー
2021年8月5日 08時52分

 学校法人「森友学園」への国有地売却の決裁文書改ざんに関与させられ、自殺に追い込まれた財務省近畿財務局の元職員、赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が本紙の取材に、俊夫さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」の開示を巡って、麻生太郎財務相や安倍晋三前首相への不信感を語った。(原田晋也桐山純平

     (インタビューに答える元財務省近畿財務局職員赤木俊夫さんの
      妻雅子さん=東京都千代田区の中日新聞東京本社で)


◆「間違っていることがあったら、僕は上司でも言うんだ」

 ―ファイルの感想は。

 「夫が、上司を飛び越えて財務省本省に意見したメールがあって驚いた。『間違っていることがあったら、僕は上司でも言うんだ』と以前から話していた。正しいことを言え、偉いな、よくやったと思う」


 ―ファイルには、国有地売却について「現場として厚遇した事実もない」との記述がある。この記述について、安倍氏のツイッター公式アカウントが「赤木氏は明確に記している」と投稿した。安倍氏自身が森友問題に関係ないと言わんばかりだが、そのことをどう思うか。

 「森友への売却は夫の異動前のことで、夫が言っていたことは上司の受け売り。その経緯を知らないまま亡くなった。安倍さんは『ほら見てみろ、僕たちは悪くないんだよ』と言いたいんだと思うけど、なんてちっちゃな人間だと思う」


◆財務局の人にねじ曲げて伝えられた

 ―麻生氏への思いは。

 「会見の記事を憎しみを込めて読んでいる。ファイルの中身を自分がきちんと分かってないのに、質問する記者に『おまえがおかしいんだ』みたいなことを言うのは、国民をばかにしている

     (元財務省近畿財務局職員赤木俊夫さんの手帳(左)と
      国家公務員倫理カード

 「大事な部下ではなかったかもしれないが、夫も同じ人間。なたたちの関わったことで亡くなったのだから向き合ってほしい」


 ―麻生氏は、訴訟中であることを理由に俊夫さんの墓参りに消極的なままだ。

 「逃げないでほしい。お墓に行くことは訴訟とは関係ない。お墓に手を合わせ、頭を下げて謝ってほしかった。でも、間に入った財務局の人に『遺族は来てほしくないと言っている』とねじ曲げて伝えられた」
 「そもそもお墓参りが実現していたら、訴訟なんてしなくて済んだ。謝罪がないので、説明してほしいという気持ちに変わった。本当のことが分からないから、こんな大きな裁判をすることになった」


◆悔しくて悔しくて

 ―国を訴えることは大変ではないか。

 「約1年間、苦しむ夫を隣で見ていた。それが悔しくて悔しくて。夫があんなに苦しんだんだから、これくらい大したことないと思ってやっている。ふとわれに返った時に『えらいものを敵に回しているな』と思う時もある。でも、本当に大好きだった人だから、できるんだと思う」

【関連記事】【一問一答】「赤木ファイル」を巡る麻生財務相と本紙記者のやりとり
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●麻生太郎財務相・副首相の口にチャックをしてほしい。野中広務氏のように《麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたまま》の様に

2021年07月15日 00時00分36秒 | Weblog

[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑]


(20210711[])
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/麻生発言はゴルゴ13のおかげ?】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202107070000931.html)。
cakesのコラム【武田砂鉄 ワダアキ考〜テレビの中のわだかまり〜/麻生太郎大臣的なマチズモを削り取るために】(https://cakes.mu/posts/34092)。

 《麻生は役割を演じているというかもしれないが、政治家の仕事は外交を尽くし、戦争を回避させるためにあらゆることに努力することにある。その役割を国民は麻生に与えていない》。
 《挙げ句の果てに、会見の場で、記者からの問いかけに対して、「全然頼りねえ顔してるけど、質問するならきちっと知ってないと具合悪いよ」などと言う。質問にまともに答えようとさえしない。こう記せば、あたかも質問をする側に問題点があるかのように受け止める人もいるかもしれないが、質問を遮る形でこう述べているのであるどんな顔だろうが、それ、関係あるだろうか。赤木さんの妻・雅子さんが麻生大臣らを「再調査しないとおっしゃっているが、再調査される側の立場と断じていたことを繰り返し思い出したい。オレのルールを持ち込んでどうなるものではないはずなのだ》。

 「(台湾で)大きな問題が起きると、存立危機事態に関係してきても全くおかしくない。そうなると、日米で一緒に台湾を防衛しなければいけない」「北朝鮮がこのまま核開発を進めていくなら、日本でも核武装しなければならない」「…そういう意味では『やっぱり俺のところは、核で武装する以外、手がない』と思う北朝鮮の感覚の方が、少なくとも戦略外交とかいうことを言う時は正しいですよ」…閣僚が発していい言葉だろうか?
 自民党の誰でもいい、ウルトラ差別主義者麻生太郎財務相・副首相の口にチャックをしてほしい。野中広務氏のように、《麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたまま》にしてほしい。野中氏のように、《君のような人間がわが党の政策をやり、これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんてできようはずがないんだ。私は絶対に許さん!》、と《激しい言葉》を投げつけ得る心ある自民党議員など一人もいないのか。

   『●炭坑王一族の末裔による凄まじいまでの暴言・差別意識
   『●『野中広務 差別と権力』読了(2/3)
     「「永田町ほど差別意識の強い世界」(※2) はなく、「総裁選の最中に
    ある有力代議士は…「…総理になれるような種類の人間じゃないんだ」
     (p.385) と言ったそう。さらに、最近、ネット上で話題になっていた部分。
    当時、「総裁選に立候補した元経企庁長官」 (であり現総理) の
    「麻生太郎は…「あんな……を日本の総理にはできないわなあ」と言い放った」
    (p.385) そうである。2003年9月、野中は、最後の自民党総務会に臨み、
    当時の小泉総裁や麻生政調会長を前に発言を求めた。「…私の最後の発言と
    肝に銘じて申し上げます…政調会長。あなたは『野中のような…を総理には
    できないわなあ』とおっしゃった。君のような人間がわが党の政策をやり、
    これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんてできよう
    はずがないんだ。私は絶対に許さん!」、野中の激しい言葉に総務会の空気は
    凍りついた。麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたままだった
    (pp.391-392)。」

   『●確信犯なナチス擁護…ウルトラ差別主義者・麻生太郎殿の
           その体質は野中広務氏による大叱責でも変わらず

 ムカムカして、しょうがない。部下を自死に追いやり、その態度? 泥縄ではない「第三者による再調査を」、今すぐに。
 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日…アベ様のタンカ「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞める」が改ざんの引き金として、《元々森友学園との交渉を担当していたわけではなかった赤木俊夫さんが、文書の改ざん作業に駆り出された》。元最低の官房長官の現首相カースーオジサンやウルトラ差別主義者な財務相が、赤木さんに改ざんを強いた。国家公務員倫理カードを持ち歩き、「国民のために働」くことを身上とした赤木さんに。本省の無理難題に、近畿財務局(?)は赤木さんの部下にも改ざんさせようとしていたようだが、赤木さんはそれを部下にはさせられないと自分一人で改ざん作業をしていた。
 (ビデオニュースドットコム神保哲生さん)《一見、大人数で改ざんが行われる集団に俊夫さんも駆り出されたかのように受け止められがちだが、その実態は俊夫さんだけが改ざん作業を強いられ、上司は俊夫さんに命じるたけで実際の改ざん作業には手を染めていなかった。また俊夫さんは後輩にはこんなことはやらせてはいけないと考え、自分一人で違法行為の汚名を背負った。結果的に俊夫さんが違法行為の「実行犯」となった》。《組織ぐるみで籠絡させられ、自らの意に反する違法行為を強いられ「実行犯」にされ、ただ一人問題の部署に残される人事が行われた。これは典型的なパワハラ以外の何物でもない》。

 NHKのニュース9も「麻生太郎財務相・副首相にゴルゴ13の質問を長々」とやっている場合なのか? 《森友学園に国有地が格安で払い下げられた問題をめぐり、当初その交渉記録に記されていた安倍元首相夫人や他の政治家の名前が、後に消去されていた…決裁後の公文書が改竄》について、なぜ質問・インタビューしないのですか?

   『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
            …その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を
   『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
         と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷
    《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
     日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却決裁文書を改ざん
     させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
     関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
     なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
     決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
     改ざんが行われたのだ》

   『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
     黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない
   『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
       調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない
   『●《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」
      「忘れないこと」にかかっている…私たちは、雅子さんとともに…》
   『●赤木ファイルと沖縄…《無視された小さな声を拾い集めることでしか、
         この国の正義は取り戻せない。今の政府にできるだろうか。》
   『●《国を動かすのはメディアにもできなかったこと》な赤木ファイルの
      黒塗りは許されない…アベ様ら=「カラスはやっぱり「黒い」です」
   『●赤木雅子さん「麻生大臣、安倍昭恵さん、安倍元首相の名前も出てくる。
        …再調査される側の立場。再調査しないという立場ではないと…」
   『●「第三者による再調査を」…《またも涙ぐんだ》赤木雅子さん、
     《その時、傍聴席から拍手が起きた。一人、また一人と数人が呼応した》
   『●《職員1人を自殺に追い込んだ公文書改ざんという重大な不正を
     起こし、今なお遺族に誠実に向き合わない官庁の責任者が取る態度》か?
    《赤木さんが書いたとみられる「現場として厚遇した事実もないし」
     という一文についての麻生氏の見解だ。この一文に関し、
     安倍晋三前首相のツイッターの公式アカウントが
     「赤木氏は明確に記している」などと投稿。国が森友学園を優遇した
     疑惑を赤木さんが否定し、疑いが晴れたと言わんばかりだったからだ
      これに対して、麻生氏の答えは「あまり細かく知らない」と
     にべもなかった。森友学園に国有地を売却した当時、
     赤木さんは担当ではなかった同僚の話を信じていただけの
     可能性はなかったか。》

   『●【赤木俊夫さんの死を無駄にしないために】《どうすれば俊夫さんを

          死なさずに済んだのかなどを考えた》(ビデオニュースドットコム)

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202107070000931.html

コラム
政界地獄耳
2021年7月8日4時16分
麻生発言はゴルゴ13のおかげ?

★5日、副総理兼財務相・麻生太郎は講演で「(台湾で)大きな問題が起きると、存立危機事態に関係してきても全くおかしくない。そうなると、日米で一緒に台湾を防衛しなければいけない」と発言。中国が台湾に侵攻した場合、安全保障関連法が定める「存立危機事態」に認定し、限定的な集団的自衛権を行使することもあり得るとの認識を示した。この発言の目的や、タイミングについては極めて政治的な観測気球といえるが、麻生は昔から、意図的に刺激的な発言で国民を含め内外に可能性を示す発言が多い。

★例えば核武装論だ。今でも国民は核に対して強い恐怖と不安を持っているが、麻生はそこを刺激する。05年、外相時代にチェイニー米副大統領らに「北朝鮮がこのまま核開発を進めていくなら、日本でも核武装しなければならない」と発言。18年5月30日には自民党議員のパーティーで「何もなかったリビアはどうなったか。ご存じのように、爆撃を食らって終わった。そういう意味では『やっぱり俺のところは、核で武装する以外、手がない』と思う北朝鮮の感覚の方が、少なくとも戦略外交とかいうことを言う時は正しいですよ」と本音と挑発を交えた議論を前に進める時のきっかけづくりが上手な議員といえる。これも「ゴルゴ13」を読んできたおかげか。

★ところが副総理、それも外相歴任の元総理の発言だ。6日、中国外務省の趙立堅副報道局長は「台湾問題への手出しを断じて許さない。中国人民が国家主権を守る固い決心や意志、強大な能力を見くびってはならない」と「強烈な不満と断固たる反対」を表明した。麻生は役割を演じているというかもしれないが、政治家の仕事は外交を尽くし、戦争を回避させるためにあらゆることに努力することにある。その役割を国民は麻生に与えていない。(K)※敬称略
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https://cakes.mu/posts/34092

ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜
武田砂鉄

麻生太郎大臣的なマチズモを削り取るために
今だけ無料
2021年7月7日

今回の「ワダアキ考」は、武田砂鉄さんの新刊『マチズモを削り取れ』の発売ということで、麻生太郎大臣を例にマチズモ(男性優位主義)について考えます。


なんとなくそうなっていることをなんとか守る

1ヶ月半ほど前に、「自分の連載枠を活用して新刊のプロモーションをしてしまおうという、年に1回くらいやる手口が今回の原稿である」と書いたばかりなのだが、次の機会が早々にやってきた。自分で管理してきた前例を打破するのって、こんなにも簡単なのである。先日、この社会に根付く「マチズモ」(=男性優位主義)について考察した『マチズモを削り取れ』(集英社)が発売されたのだが、この社会に色濃く残存するマチズモの性質って、分析してみれば、その多くが「現状維持」「前例踏襲」に集約されるのかもしれない、と強引に展開してみる。

古臭い会社組織に顕著だが、新しい提案をしても「いや、それはこれまでこういうことになってきたんだから」と潰されてしまう。どう考えても非効率な仕事について改善を求めると、なぜか誰かの面子に話が移行し、「ほら、あの人にはこれまでずっとお世話になってきたんだから」という別の話が中心になり、これまた潰されてしまう。「マチズモ」と聞くと、そのシチュエーションとしては怒号が飛び交うようなイメージがあるけれど、この国に染み渡っている「マチズモ」というのは、表面化しにくい、というか表面化を拒む前例・慣習にあるのではないか。つまり、なんとなくそうなってきたことをなんとかして守ろうとするのだ


「私を甲子園に連れて行って」

今回の本では、日常の場面、そして公共空間にしぶとくこびりついている「マチズモ」を考察するために、あちこちへ出かけてみた。混み合う駅の構内に出没する「ぶつかってくる男」は、実際にはどのような動きをしているのか。洋式トイレで、立って尿をする男性がいまだにいるらしいが、その人たちはなぜ座ってやらないのか、座らないとどれくらい汚れるか。野球部の女性マネージャーに〝言わせてきた〟「私を甲子園に連れて行って」に代表される、「母性」まで背負わせる「清純」「清楚」な存在はなぜ愛されるのか。

細かいと思われるかもしれないが、こういった個別ケースを検証しなければ、このまま更新されてしまう。本書を担当してくれた、男性優位社会に踏み潰されてきた女性編集者から、12のテーマについてそれぞれ檄文をもらい、それを受け止めながら、取材・検証を重ねてみた。


自分の立場を駆使して、「関係ない」を保つ

さて、麻生太郎財務大臣はなぜ辞めないのだろうと、とても直接的なことを思い続けている。2018年、財務省・福田淳一前事務次官が起こしたセクハラ事件について、「セクハラ罪っていう罪はない」「(福田氏が)はめられて訴えられているのではないかとか、いろいろ御意見は世の中いっぱいありますので」などと超適当にかばいながら、「(実際の音声を聞くと)聞いて福田かな、っていう感じはした」と半ば認め、そのくせに「福田の人権はなしってわけですか」などと開き直ったのが麻生大臣だった。こういうことが続いている。こういうこと、つまり、自分が持つ強い権限をフル活用して、自分や側近に向けられた疑念などを蹴散らそうとする動きが目立つ

先週も触れたが、森友学園への国有地売却をめぐる公文書改ざんの経緯を記した通称「赤木ファイル」が開示された。財務省の報告書では、当時の佐川宣寿理財局長が公文書改ざんの「方向性を決定づけた」と書かれていたものが、「赤木ファイル」には、「局長説明を行いましたが、調書につきましては、現在までの国会答弁を踏まえた上で、作成するよう、直接指示がありました」と明示されていた。この新事実を受けても、麻生大臣は再調査の必要はないとの姿勢を崩さない。改ざんを強要されて亡くなった職員が残していたファイルを前に、その思いを受け止めるようとするのではなく、なんとかして自分の関与を薄めようとするのを急ぐ態度に愕然とする。「オレは関係ないよ」と言うために、なぜ関係ないかを立証するのではなく、自分の立場を駆使して、「関係ない」を保つのである

挙げ句の果てに、会見の場で、記者からの問いかけに対して、「全然頼りねえ顔してるけど、質問するならきちっと知ってないと具合悪いよ」などと言う。質問にまともに答えようとさえしない。こう記せば、あたかも質問をする側に問題点があるかのように受け止める人もいるかもしれないが、質問を遮る形でこう述べているのであるどんな顔だろうが、それ、関係あるだろうか。赤木さんの妻・雅子さんが麻生大臣らを「再調査しないとおっしゃっているが、再調査される側の立場と断じていたことを繰り返し思い出したい。オレのルールを持ち込んでどうなるものではないはずなのだ


ヒリヒリよりニヤニヤ

都議選を前に過労で倒れた小池百合子東京都知事について、麻生大臣が「自分でまいた種でしょうが」と都議選の応援演説で述べたが、これについて批判が殺到すると、発言を問題視した記者に対して、「選挙の演説で政治家として発言した部分であって、ここは財務大臣の記者会見。財研の記者会見ですから、その話は別の場所で質問してください」と答えた。揶揄しておきながら、それについて問われると、ここはそういうところじゃないんでと逃げるこんなことばかりが続いている

彼は記者に対して恫喝に近いことを繰り返してきた。それに黙り込む記者を残念に思ってきたのだが、彼は、そういう場で、それはどうかな、これって、こういうことになってたんじゃねぇのか、ちゃんと勉強してから言えよ、といった攻め方を好む。Aという問題について答えてください、と聞いても、君はAと言うんだね、だけど、こっちではAとは思ってねぇんだよ、と切り返してくる。それはなんの答えにもなっていないのだが、強い立場にいる特権性の使い方をよく知っている人は、その手の逃れ方を好む。「マチズモ」(=男性優位主義)というのは、ヒリヒリした場面だけではなく、ニヤニヤ、冷笑、軽視の場面にもある。この麻生大臣的な態度は、日常生活のあらゆる場面に染み込んでいる……と、本の宣伝に大臣を使ってみた。ちょっと乱暴な原稿になっているが、たとえば彼の言い分などと比べると、ちっとも乱暴ではない

(イラスト:ハセガワシオリ)


武田砂鉄さんの新刊、ぜひお読みください。
マチズモを削り取れ
武田 砂鉄
集英社
2021-07-05
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●【赤木俊夫さんの死を無駄にしないために】《どうすれば俊夫さんを死なさずに済んだのかなどを考えた》(ビデオニュースドットコム)

2021年07月14日 00時00分10秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]


(20210711[])
神保哲生さんのビデオニュースドットコムの二つの記事【インタビューズ/「再調査が行われるまで私は戦い続ける」赤木ファイル公開を受けて故俊夫氏の妻・雅子氏が抱負を語る】(https://www.videonews.com/interviews/akagi-masako-intv)と、
【赤木俊夫さんの死を無駄にしないために マル激トーク・オン・ディマンド (第1056回)】(https://www.videonews.com/marugeki-talk/1056)。

 《雅子氏は自身が長らく求めてきた、決裁文書の改竄にいたる経緯を夫が詳細に記したとされる「赤木ファイル」が公開されたことは歓迎しながらも、公開された文書では肝心な部分が黒塗りにされていたことなどから、自分の夫がなぜ自殺に追い込まれたかは依然として明らかになっていないとして、政府が改竄の経緯を再調査し、夫を死に追いやった原因が究明されるまでは、政府と戦い続ける意向を明らかにした》。
 《そこで今週のマル激では、赤木さんの自殺の真相を明らかにすべく、国と佐川氏を相手取り損害賠償訴訟を起こしている俊夫さんの妻・雅子さんの代理人を務める生越照幸弁護士をゲストに招き、赤木雅子さんや、俊夫さんの主治医だった精神科医の岩井圭司医師などへのインタビューも交えながら、何が俊夫さんを自殺に追い込んだのかや、どうすれば俊夫さんを死なさずに済んだのかなどを考えた。元々森友学園との交渉を担当していたわけではなかった赤木俊夫さんが、文書の改ざん作業に駆り出されたのは2017年の2月26日のことだった。安倍首相が国会で「私や妻が関与していれば総理も議員もやめると大見得を切った9日後のことだ》。

   『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
            …その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を
   『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
         と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷
    《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
     日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却決裁文書を改ざん
     させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
     関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
     なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
     決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
     改ざんが行われたのだ》

   『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
     黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない
   『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
       調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない
   『●《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」
      「忘れないこと」にかかっている…私たちは、雅子さんとともに…》
   『●赤木ファイルと沖縄…《無視された小さな声を拾い集めることでしか、
         この国の正義は取り戻せない。今の政府にできるだろうか。》
   『●《国を動かすのはメディアにもできなかったこと》な赤木ファイルの
      黒塗りは許されない…アベ様ら=「カラスはやっぱり「黒い」です」
   『●赤木雅子さん「麻生大臣、安倍昭恵さん、安倍元首相の名前も出てくる。
        …再調査される側の立場。再調査しないという立場ではないと…」
   『●「第三者による再調査を」…《またも涙ぐんだ》赤木雅子さん、
     《その時、傍聴席から拍手が起きた。一人、また一人と数人が呼応した》
   『●《職員1人を自殺に追い込んだ公文書改ざんという重大な不正を
     起こし、今なお遺族に誠実に向き合わない官庁の責任者が取る態度》か?
    《赤木さんが書いたとみられる「現場として厚遇した事実もないし」
     という一文についての麻生氏の見解だ。この一文に関し、
     安倍晋三前首相のツイッターの公式アカウントが
     「赤木氏は明確に記している」などと投稿。国が森友学園を優遇した
     疑惑を赤木さんが否定し、疑いが晴れたと言わんばかりだったからだ
      これに対して、麻生氏の答えは「あまり細かく知らない」と
     にべもなかった。森友学園に国有地を売却した当時、
     赤木さんは担当ではなかった同僚の話を信じていただけの
     可能性はなかったか。》


 財務相はさっさと「第三者による再調査を」! ドロナワは許されない。赤木ファイルの黒塗りは許されない!

 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日…アベ様のタンカ「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞める」が改ざんの引き金として、《元々森友学園との交渉を担当していたわけではなかった赤木俊夫さんが、文書の改ざん作業に駆り出された》。元最低の官房長官の現首相カースーオジサンやウルトラ差別主義者な財務相が、赤木さんに改ざんを強いた。国家公務員倫理カードを持ち歩き、「国民のために働」くことを身上とした赤木さんに。本省の無理難題に、近畿財務局(?)は赤木さんの部下にも改ざんさせようとしていたようだが、赤木さんはそれを部下にはさせられないと自分一人で改ざん作業をしていた。
 《一見、大人数で改ざんが行われる集団に俊夫さんも駆り出されたかのように受け止められがちだが、その実態は俊夫さんだけが改ざん作業を強いられ、上司は俊夫さんに命じるたけで実際の改ざん作業には手を染めていなかった。また俊夫さんは後輩にはこんなことはやらせてはいけないと考え、自分一人で違法行為の汚名を背負った。結果的に俊夫さんが違法行為の「実行犯」となった》。《組織ぐるみで籠絡させられ、自らの意に反する違法行為を強いられ「実行犯」にされ、ただ一人問題の部署に残される人事が行われた。これは典型的なパワハラ以外の何物でもない》。

 アベ様ご夫妻をはじめとして、元最低の官房長官の現首相カースーオジサンやウルトラ差別主義者な財務相、さらには財務省幹部の誰一人として責任をとっていないが、一体どういうこと? 《職員1人を自殺に追い込んだ公文書改ざんという重大な不正を起こし、今なお遺族に誠実に向き合わない官庁の責任者が取る態度》のあまりの酷さに、何時もながらに、唖然とする。
 こんな腐りきった政権下で、《どうすれば俊夫さんを死なさずに済んだのか》? 重い課題だ。まずは、マシな政権に交代して数多のアベ様案件を一つ一つ丁寧に解明し、責任をとらせることから。《俊夫氏を支えるべき日本の労働医療のシステムや公益通報などの法制度はあまりに脆弱だった》、《俊夫氏を支えきれなかった制度の弱点や欠点を徹底的に見直し、新たな対応を考えることで、俊夫氏と同じような辛い経験をしなければならない人を一人でも減らすことこそが、森友学園問題のもう一つの真相に迫ることにつながるのではないか》。

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https://www.videonews.com/interviews/akagi-masako-intv


https://youtu.be/idyXfMc-l88


「再調査が行われるまで私は戦い続ける」赤木ファイル公開を受けて故俊夫氏の妻・雅子氏が抱負を語る
インタビューズ 
公開日 2021年06月26日



概要

政府が「赤木ファイル」の公開に踏み切ったことを受けて、故赤木俊夫氏の妻・雅子氏が6月24日、ビデオニュース・ドットコムのインタビューに応じた。

雅子氏は自身が長らく求めてきた、決裁文書の改竄にいたる経緯を夫が詳細に記したとされる「赤木ファイル」が公開されたことは歓迎しながらも、公開された文書では肝心な部分が黒塗りにされていたことなどから、自分の夫がなぜ自殺に追い込まれたかは依然として明らかになっていないとして、政府が改竄の経緯を再調査し、夫を死に追いやった原因が究明されるまでは、政府と戦い続ける意向を明らかにした。

森友学園に国有地が格安で払い下げられた問題をめぐり、当初その交渉記録に記されていた安倍元首相夫人や他の政治家の名前が、後に消去されていたことが明らかになった。決裁後の公文書が改竄される過程で、当時近畿財務局の職員だった赤木俊夫氏が2018年、自らの意思に反して公文書の改竄という違法行為を強いられたことを苦に自殺に追い込まれた。俊夫氏の妻・雅子氏は、夫の自殺は政府が文書の改竄を強要したことに原因があったとして、国と当時の佐川宣寿理財局長を相手取り損害賠償を求める裁判を起こすと同時に、改竄にいたる真相の究明を求めてきた。

政府は6月22日、俊夫氏が改竄にいたる過程を克明に記録した「赤木ファイル」の公開に踏み切ったが、公開された文書では改竄を指示した俊夫氏の上司の個人名などが黒く塗りつぶされていた

ビデオニュース・ドットコムの神保哲生赤木雅子氏に現在の心境や今後の抱負を聞いた。

(本インタビューではご本人のご希望により、お顔の撮影は控えています。その理由についてはご本人がインタビューの中で触れられています。)
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https://www.videonews.com/marugeki-talk/1056


https://youtu.be/9KBAo3tZLfQ


赤木俊夫さんの死を無駄にしないために
マル激トーク・オン・ディマンド マル激トーク・オン・ディマンド (第1056回)
2021年07月03日


ゲスト
生越照幸(おごし てるゆき)
弁護士・赤木雅子氏代理人


概要

 幼稚園児に教育勅語を暗唱させ、新たに申請する小学校の名前を安倍晋三記念小学校と名付け、現職の首相の妻を名誉校長に迎えるなどして話題をさらっていた学校法人森友学園が、豊中市に国有地をただ同然で取得していた疑惑が持ち上がり、国会で追及されるなどして政治問題化したのが、いわゆる森友学園問題だった。

 これは交渉の経緯を綴った公文書が改ざんされていたり、すったもんだの末やっと公開された真正の交渉記録も黒塗りだらけだったり、カギを握るとみられる財務省の佐川宣寿元理財局(国有財産を管理する部署)長が証人喚問で刑事訴追の恐れを理由に肝心の部分の証言を拒否するなどしたために、事件の真相、とりわけ公文書の改ざんを指示した最終的な責任者が誰だったのか、例えば、佐川局長に首相官邸、とりわけ当時の菅官房長官(現首相)から改ざんの指示が出ていたのかどうかといった「疑惑」については、依然として闇に包まれたままだ。どうやら佐川氏が真相を墓場まで持って行くと心に決めていることに加え、当時黒川弘務氏の影響力下にあった検察が、真剣に事件を掘り起こそうとしなかったため、今のところこれ以上真相が明らかになる可能性は期待できそうにない。

 しかし、交渉過程を隠蔽する目的で行われた文書改ざんの過程で、公文書の改ざんという違法作業を無理矢理強いられた近畿財務局職員の赤木俊夫さんが、それを苦に自殺に追い込まれたという事実は、疑惑でも何でもない、紛れもない事実だ。森友問題はついつい「アベガー」、「スガガー」といった方向に行きがちになるし、実際に彼らの責任が重いことは論を俟たないが、「なぜ赤木さんが自殺に追い込まれなければならなかったのか」や、「どうすれば赤木さんを死なさずに済んだのか」といった論点が、ついつい大きな政治問題の中で見落とされがちになる。

 そこで今週のマル激では、赤木さんの自殺の真相を明らかにすべく、国と佐川氏を相手取り損害賠償訴訟を起こしている俊夫さんの妻・雅子さんの代理人を務める生越照幸弁護士をゲストに招き、赤木雅子さんや、俊夫さんの主治医だった精神科医の岩井圭司医師などへのインタビューも交えながら、何が俊夫さんを自殺に追い込んだのかや、どうすれば俊夫さんを死なさずに済んだのかなどを考えた。

 元々森友学園との交渉を担当していたわけではなかった赤木俊夫さんが、文書の改ざん作業に駆り出されたのは2017年の2月26日のことだった。安倍首相が国会で「私や妻が関与していれば総理も議員もやめると大見得を切った9日後のことだ

 当初俊夫さんは改ざん作業に抵抗し、強く抗議する姿勢を見せたが、財務省本省は俊夫さんの直属の上司なども通じて俊夫さんを説得し、最終的には俊夫さんは改ざん作業に駆り出される。一見、大人数で改ざんが行われる集団に俊夫さんも駆り出されたかのように受け止められがちだが、その実態は俊夫さんだけが改ざん作業を強いられ、上司は俊夫さんに命じるたけで実際の改ざん作業には手を染めていなかった。また俊夫さんは後輩にはこんなことはやらせてはいけないと考え、自分一人で違法行為の汚名を背負った。結果的に俊夫さんが違法行為の「実行犯」となった。

 実際の改ざん作業は2月26日から4月13日にかけて約10回にわたり行われ、交渉過程を記録した文書に記されていた安倍昭恵さんやその他の政治家の名前が消された他、そのような政治的な理由から森友学園が厚遇されたと受け止められる表現はことごとく消去された。改ざん、改ざんといっても、要するに政権にとって都合の悪い文章をことごとく消す作業だった。

 その間、俊夫さんは会計検査院や検察に対しても嘘の証言をさせられた。また、その間、近畿財務局では人事異動があったが、森友問題に関わった職員は俊夫さん以外は全員が別の部署に異動になったにもかかわらず、改ざん作業を強いられた俊夫さんだけその部署に残された。それ以降、俊夫さんは孤立無援の状態となった。

 雅子さんによると、改ざん作業が始まってから(雅子氏は作業の内容が文書の改ざんだったことは自殺の直前まで知らされていない)俊夫氏の精神は「みるみる壊れていった」という。そして3ヶ月後の7月17日、俊夫さんは自宅近くの精神科を訪れ、うつ病と診断される。

 この日から自殺する翌年3月まで、ほぼ2週間おきに俊夫氏を診断してきた精神科の岩井圭司医師は最初の見立てで、公務員としてのアイデンティティが強く、遵法精神や規範意識が強い俊夫氏が何か倫理的な葛藤を抱えている可能性が高いと感じたと言う。しかし、俊夫氏から岩井医師に改ざんの事実が明かされることは最後までなかった。ただ、俊夫さんのうつの原因について岩井氏は、「パワハラとか単に仕事が多いというのとは少し違うという印象を受けた」とも言う。

 これは後に公開された手記などで明らかになるが、元々自分の手帳に公務員倫理規定を貼り付けて持ち歩くほど正義感や倫理観の強かった俊夫さんは、文書の改ざんをさせられたことをことさらに重く受け止めており、雅子氏には公務員として許されないことをやってしまった」「内閣が吹っ飛ぶような大変なことをしてしまったなどと話していたという。だが、俊夫氏は文書改ざんの事実は朝日新聞が報道するまで、雅子氏にも打ち明けなかったという。

 多くの事件で自死遺族の代理人を務める生越照幸弁護士は、近畿財務局が改ざんの事実を俊夫さん一人に押しつける形になったことをとりわけ問題視する。事の重大性故に誰にも相談できないまま、俊夫さんは追い込まれていった可能性が高い。

 岩井氏は、俊夫さんのうつ病のストレサー(ストレス要因)が職場絡みであることは明らかだったので、病欠で職場から引き離すことが重要と考えていたが、近畿財務局側から委託を受けた産業医はそうは考えておらず、早く職場に戻そうとしていた。それも俊夫さんには大きなストレスになっていたと岩井氏は言う。

 生越氏は日本では職場うつなどに対応する際、患者を診ている主治医と会社側から雇われている産業医の間で意見を調整する仕組みが存在せず、患者の実際の容体を正確に把握できていない産業医が会社に的外れなアドバイスをすることで、かえって状況を悪くしているケースが多いと指摘する。

 さらに岩井氏は、2017年11月病気休暇中だった俊夫氏に検察が接触してきたことが、俊夫さんにとって大きなストレスになったとして、これを問題視する。検察から俊夫さんへの事情聴取に関する問い合わせの是非を尋ねられた岩井氏は、うつ病には不意打ちが一番よくないので、挨拶程度にとどめるよう口を酸っぱくしてお願いしていた。しかし、俊夫さんが病気休暇に入って約4ヶ月目の11月25日、検事は俊夫さんに直接電話をかけ、20分も事情を聞いたという。「20分は挨拶ではない。まさに不意打ちになってしまった。あれだけ言ってあったのに残念でならない」と岩井氏は悔やむ。


 組織ぐるみで籠絡させられ、自らの意に反する違法行為を強いられ「実行犯」にされ、ただ一人問題の部署に残される人事が行われた。これは典型的なパワハラ以外の何物でもない。また、組織内で違法行為を目撃した場合、それを通報しても自分が不利な扱いを受けずに済むことを保障する「公益通報者保護法」というものが日本にも存在するはずだが、俊夫さんがこれを利用するためには、財務省本省の通報窓口に話を持ち込まなければならない。本省の理財局長、いや場合によっては更にそれよりも高いところで意思決定された「改ざん」を、役所の一部所に過ぎない通報窓口に持ち込んだ時に、果たして正当な扱いを受けることが期待できると俊夫さんが考えられただろうか。ましてや、検察や警察に持ち込むことは、自分が実行犯でもある俊夫さんにとって、それは「自首」を意味する

 人よりとびきり倫理観や規範意識が強かった俊夫さんは、自らの意思に反して公文書の改ざんという公務員にあるまじき違法行為を強いられ、「自分がもっとも大切にしていたものを汚されてしまった」(岩井医師)。そして、事の性格ゆえに職場でも家庭でも、そして精神科医にさえそのことを相談できず、一人で悩みを抱え、最後は自らの命を絶ってしまった。その間、俊夫氏を支えるべき日本の労働医療のシステムや公益通報などの法制度はあまりに脆弱だったといわざるを得ない。

 俊夫さんの場合は特殊な事情もあるが、それでも似たような職場に起因するストレスが原因で、最終的に自殺に追い込まれている人の数は枚挙に暇が無い。また、自殺に至らずとも、重篤なうつ病に悩む人も多い。森友学園問題がこれだけ全国的に注目を浴びる事件になったのなら、俊夫氏を支えきれなかった制度の弱点や欠点を徹底的に見直し、新たな対応を考えることで、俊夫氏と同じような辛い経験をしなければならない人を一人でも減らすことこそが、森友学園問題のもう一つの真相に迫ることにつながるのではないか

 赤木雅子氏代理人であり、自殺対策全国民間ネットワークの幹事や、自死遺族支援弁護団の事務局長を務め、現在 、厚生労働省「自殺総合対策の推進に関する有識者会議」の委員も兼務する生越弁護士と、ジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。
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コメント
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●赤木雅子さん「麻生大臣、安倍昭恵さん、安倍元首相の名前も出てくる。…再調査される側の立場。再調査しないという立場ではないと…」

2021年06月27日 01時00分10秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]


 (2021年06月26日[土])
日刊ゲンダイのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/赤木ファイル開示「おかえり。夫が私のもとに戻ってきた」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/290963)。
原田晋也・皆川剛両記者による、東京新聞の記事【森友問題「赤木ファイル」黒塗りでも読み解けたこと、残った謎 安倍昭恵氏の削除は初日に指示】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/112153)。
東京新聞の記事【【速報】妻雅子さん、赤木ファイルに涙「再調査で未来の教訓に」 森友改ざん問題】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/112396)。

 《■随所に「重大な新事実」 戻ってきた「夫」によって数々の新事実がわかった。それでも麻生財務大臣は「再調査はしない」と言う。雅子さんは23日、法廷で発言する。夫が肌身離さず持ち歩いていた国家公務員倫理カードに書いてあることを、財務省の人たちはどう思うのか? 「国民の疑惑や不信を招くような行為をしていませんか?」》
 《財務省本省から財務局への指示内容がメールで記されており、当時の安倍晋三首相の妻昭恵氏に関する記述の削除について「できる限り早急に」として、一連の改ざんが始まった初日に行われていたことが判明した。(原田晋也、皆川剛)》。
 《麻生太郎財務相について「麻生財務大臣は部下である夫が死に追い詰められて3年以上経つのに、再調査を提案することもなく、辞任もせず財務大臣を続けている私は麻生大臣のこのような振る舞いをまったく理解できない」と憤りを語った》。

 《財務省…「二重殺人」とさえ言える》(古賀茂明氏)。
 《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》…その存否さえ明らかにしなかった卑劣な国。漸くその存在を認め、漸く公開された。ただし、黒塗りで…。#赤木ファイル の #黒塗りは許されない、という多くの声があったにもかかわらず。
 《赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)

 《■随所に「重大な新事実」 戻ってきた「夫」によって数々の新事実がわかった。それでも麻生財務大臣は「再調査はしない」と言う》。
 調査される側の論理のフテブテしさ…戦犯・財務相はなぜあんなに醜悪な態度なのか? 黒塗りされた赤木ファイルを返却し、恥ずかしくないのか?。
 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日…アベ様のタンカ「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞める」が改ざんの引き金だ。

 それから、《「森友学園」が、大阪府豊中市の国有地を8億円余りの値引きで購入していたことが2017年2月に発覚》…これまた、お維も絡んでるんですよね?

 相澤冬樹さんのつぶやき:

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https://twitter.com/fuyu3710/status/1407973798993797125

相澤冬樹 角川新書「真実をつかむ」文春文庫「メディアの闇」@fuyu3710

#赤木雅子さん に傍聴席から拍手が沸いた。#改ざん 訴訟で #財務省 の皆さんに「国民の疑惑や不信を招くような行為をこれ以上続けないことを、私は心から願っていますし、夫も同じように願っていると思います」きょう24日発売の #日刊ゲンダイ です。

#赤木ファイル #次は再調査

午後5:08 · 2021年6月24日
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 東京新聞の記事【妻雅子さん「何より麻生大臣も読んで」赤木ファイルに涙<森友問題>】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/112396)によると、《また雅子さんは国に求めたいことを問われると「麻生大臣、安倍昭恵さん、安倍元首相の名前も(ファイルに)出てくる。あの方たちは再調査をしないとおっしゃっているが、再調査される側の立場再調査しないという立場ではないと私は訴えていきたい」と語った》。

 一方、アベ様ときたら…ヒトデナシにも程がある…阿比留瑠比広報員の産経広報紙のコラムを引用しつつ…:

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https://twitter.com/danketsu_rentai/status/1408009461533315073

東京新聞労働組合@danketsu_rentai

本当に「人でなし」ですね。
あなたたち夫妻を守るために
かかわった痕跡を消そうと公文書が改竄され
死者まで出てるのに、よくこんなこと言えるな

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https://twitter.com/AbeShinzo/status/1407989207230935051

安倍晋三@AbeShinzo

赤木氏は明確に記している。
「現場として(森友学園を)厚遇した事実はない」
この証言が所謂「報道しない自由」によって握り潰されています。
《秘書アップ》
………

午後6:09 · 2021年6月24日
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午後7:29 · 2021年6月24日
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 《赤木氏は明確に記している。「現場として(森友学園を)厚遇した事実はない」》…当たり前です。国有地8億円値引きには、赤木さんは関わっていないのですから。アベ様と阿比留瑠比広報員はヒトデナシ過ぎやしませんか?

   『●合同世論調査データ不正問題で中止していたのに―――《フジテレビと
       産経新聞社は…電話による合同世論調査を…再開すると発表》!?


 ところで、たとえアベ様広報紙な産経でも自公政権やお維が廃刊しようとしたら、私は反対しますね…《前夜から新聞スタンドに長蛇の列をつくって購入することはないでしょうが。
 【中国に批判的な香港紙「リンゴ日報」最後の発行は過去最多の100万部 市民ら「言論の自由が失われる」嘆き】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/112453)によると、《【香港共同】中国に批判的な論調で知られた民主派系の香港紙、蘋果(ひんか)日報(リンゴ日報)は24日、最後の新聞として通常の10倍以上に当たる過去最多の100万部を発行し、26年の歴史に幕を閉じた。中国の習近平指導部による締め付けで廃刊に追い込まれた。前夜から新聞スタンドに長蛇の列をつくって購入した市民らは「言論の自由が失われる」と嘆いた。最後の1面トップは、大きな文字で「香港人が雨の中、お別れ 『われわれは蘋果(リンゴ)を支える』」との見出し。23日夜に蘋果日報本社ビルの周囲に集まって「蘋果日報、頑張れ」などとエールを送った市民らの写真を載せた。同社は23日、警察によりさらなる逮捕者が出る危険を避けるため、記者らに本社には戻らないよう通知。最低限の編集者で同日深夜まで作業を行った。蘋果日報は、創業者の黎智英(れいちえい)氏が昨年、香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で逮捕され、今年4月に別件で実刑判決を受けて服役中。編集長や主筆らも逮捕された上、資産を凍結されて事業継続を断念した。黎氏は95年に同紙を創刊した》。

 ついでに、〝リンゴ日報〟廃刊の香港政府を非難できるのかね?
 【「表現の不自由展」東京開幕を当面延期 街宣車の抗議で会場移転にめど立たず】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/112475)によると、《愛知県の国際芸術祭で抗議が殺到し2カ月中断した企画展「表現の不自由展・その後」の東京開催を予定していた実行委員会は24日、街宣車の抗議を受け余儀なくされた会場移転にめどが立たないとして、25日の開幕を当面延期すると発表した。10日にいったん内定した新会場がその後、「近隣への迷惑がかかる」として一転、貸し出しを拒否した。7月の名古屋市、大阪市での展示終了後の開催を目指し、新たな会場探しを続けるという。東京都内で記者会見した実行委メンバーの岡本有佳さん(58)は「今回はあくまで延期であり、開催できることを確信している」と話した。同席した弁護士は「開催への妨害行為は脅迫や威力業務妨害の罪に当たると考えており、法的措置を検討している」と述べた。入場予約した約500人のチケットは、希望者には払い戻す。少女像などをテーマに6月25、26日に予定していたオンラインでのイベントは開催するという。東京展は「表現の不自由展・その後 東京EDITION」と題し、内外の作家の作品を展示、7月4日に閉幕予定だった》。
 当然、お維の地元もね。
 毎日新聞の記事【「表現の不自由展」大阪会場の使用許可取り消し 抗議相次ぎ】(https://mainichi.jp/articles/20210625/k00/00m/040/253000c)によると、《大阪市で7月16~18日に開催予定だった企画展「表現の不自由展かんさい」について、会場の指定管理者が施設の使用許可を25日付で取り消したことが判明した。開催が明らかになった6月中旬以降、会場として予定されていたエル・おおさか(大阪府立労働センター)へ抗議が相次ぎ、指定管理者は施設利用者の安全を保証できないと判断した。【石川将来】》。


   『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
            …その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を
   『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
         と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷
    《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
     日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却決裁文書を改ざん
     させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
     関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
     なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
     決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
     改ざんが行われたのだ》

   『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
     黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない
   『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
       調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない
   『●《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」
      「忘れないこと」にかかっている…私たちは、雅子さんとともに…》
   『●赤木ファイルと沖縄…《無視された小さな声を拾い集めることでしか、
         この国の正義は取り戻せない。今の政府にできるだろうか。》
   『●《国を動かすのはメディアにもできなかったこと》な赤木ファイルの
      黒塗りは許されない…アベ様ら=「カラスはやっぱり「黒い」です」

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/290963

相澤冬樹 大阪日々新聞・元NHK記者
大阪日日新聞(新日本海新聞社)論説委員・記者。1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを経て現職。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
赤木ファイル開示「おかえり。夫が私のもとに戻ってきた」
公開日:2021/06/23 13:40 更新日:2021/06/23 13:40

     (夫の手書きの文字を指さす赤木雅子さん(撮影・相澤冬樹))

「これ、夫の字です。すぐにわかります」

 文書を封筒から取り出して真っ先に、赤木雅子さん(50)は目を奪われた。書き込まれた手書きの文字。独特のくせ字で、自分以外は読めないだろう。3年前に命を絶った夫の文字だ。懐かしさと恋しさでいっぱいになった。

 これが「赤木ファイル」。ついに国から開示された。それだけでニュースとなる注目の「赤木ファイル」とは何か? 森友事件で公文書改ざんを強要され命を絶った財務省近畿財務局の赤木俊夫さんが、その実態を詳細に記した文書だ。夫の死の真相を知りたいと、妻の雅子さんが裁判を起こしてから1年以上にわたり国に開示を求めてきた。

 待望のファイルは518ページに及ぶ。改ざんを指示する財務本省からの相次ぐメール。差出人は黒塗りされているが重大な新事実がわかった。安倍首相(当時)の妻、昭恵さんの名前などを示し「削除した方が良い」と指示している。麻生財務大臣、安倍首相の名も記されていた。

 改ざんを指示する本省からのメールに、俊夫さんが手書きで「修正等の必要なし」と書いている部分もある。改ざんに抵抗した俊夫さんの無念の思いがにじんでいるようで、雅子さんはまたも胸が熱くなった。つらかったろう、悔しかっただろうな。

 俊夫さんは生前、「自分がやった犯罪行為について記録に残しているんだ」と雅子さんに打ち明けていた。俊夫さんの上司だった池田靖さんも雅子さんに「一目見て改ざんのことが詳細にわかる文書を俊夫さんは作っていた」と語っていた。

 夫が必死の思いで残した告発の記録はいったいどういう内容なんだろう? それは雅子さんにとって夫そのものであり、近畿財務局の中にある限り、夫が財務局に閉じ込められているようだった。その赤木ファイルがついに自分のもとに帰ってきた。そう、ファイルが出てきたのではなく、夫が私のもとに戻ってきたんだ。おかえり。そう思うとこれはただの518枚の紙ではなく、いとおしさが募る。


■随所に「重大な新事実」

 戻ってきた「夫」によって数々の新事実がわかった。それでも麻生財務大臣は「再調査はしない」と言う。雅子さんは23日、法廷で発言する。夫が肌身離さず持ち歩いていた国家公務員倫理カードに書いてあることを、財務省の人たちはどう思うのか?

 「国民の疑惑や不信を招くような行為をしていませんか?」
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/112153

森友問題「赤木ファイル」黒塗りでも読み解けたこと、残った謎 安倍昭恵氏の削除は初日に指示
2021年6月23日 06時00分

     (開示された「赤木ファイル」の写し。近畿財務局にあてたメール内で
      示されたマーキング部分には「安倍昭恵総理夫人」の記述がある
      =22日、東京都千代田区で(伊藤遼撮影))

 学校法人「森友学園」の国有地売却を巡る財務省の決裁文書改ざんで、自殺に追い込まれた近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=が改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」が22日、赤木さんの妻雅子さんに開示された。財務省本省から財務局への指示内容がメールで記されており、当時の安倍晋三首相の妻昭恵氏に関する記述の削除についてできる限り早急にとして、一連の改ざんが始まった初日に行われていたことが判明した。(原田晋也、皆川剛)


◆削除の理由は記されず

 ファイルは赤木さんが生前、改ざんの事実を記録するために作成。雅子さんが国などを訴えた裁判で国が遺族側に示した。分量は時系列順の改ざんの経緯や、本省と財務局との間で交わされたメールの写しなど518ページ。財務省は当初、開示を拒んでいたが、大阪地裁が開示を指示した。ただ、最初に財務局に改ざんを求めた国有財産審理室係長の氏名など、本省や財務局の幹部職員以外の名前は黒塗りで隠されていた

 ファイルの写しによると、本省は2017年2月26日、係長のメールで財務局に森友学園関連文書の改ざんを指示。その際、昭恵氏や政治家など複数の記述を削除するよう印を付けていた。だが、削除の理由は記されていなかった。


◆佐川氏「直接指示」とのメールも

 改ざんに対して、赤木さんはメールで「既に意思決定した調書を修正することに疑問が残ると本省に直接抗議していた。メールとともに、赤木さんは、改ざんの日時などをまとめた「備忘記録」を残し、「今回の対応は、本省理財局が全責任を負う」などと説明されたことに納得できず、「備忘として記録しておく」とファイル作成の経緯を記していた。

 改ざん指示については、国会答弁を踏まえた上で、当時の佐川宣寿理財局長が改ざんを直接指示したとする内容のメールも含まれていた。


◆赤木氏の妻側「黒塗り外す要求していく」

 雅子さんの代理人弁護士は22日、大阪市内で会見。松丸正弁護士はファイルを「佐川元局長がどう関与していたのかどうかを明らかにするための第一歩の資料だ」と評価。生越照幸弁護士は「雅子さんは『これでは誰が指示したかわからない』と話していた。管理職以外の黒塗りを外す要求をしていく」と話した。

 赤木ファイルの開示について、麻生太郎財務相はこの日の閣議後会見で「財務省としてできる限りの調査は尽くしている」と述べ、文書改ざんの経緯に関する再調査を改めて否定した。

森友学園問題 小学校の新設を計画していた学校法人「森友学園」が、大阪府豊中市の国有地を8億円余りの値引きで購入していたことが2017年2月に発覚。安倍晋三前首相の妻昭恵氏の影響などで土地の価格が不当に安くなったとの疑惑が浮上した。財務省は、昭恵氏や政治家に関係する記述を削除するなど公文書を改ざん。近畿財務局の元職員赤木俊夫さんは、財務省理財局長だった佐川宣寿氏らの指示で改ざんを強いられたとして自殺した。
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/112396

【速報】妻雅子さん、赤木ファイルに涙「再調査で未来の教訓に」 森友改ざん問題
2021年6月24日 12時51分

     (赤木俊夫さん(遺族提供))

 森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんで、2018年3月に自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=が改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」が22日に開示されたことを受け、妻雅子さん(50)は24日午前、日本外国特派員協会(東京)で記者会見を行った。

 雅子さんはメッセージを読み上げ「私が今一番望むことは、なぜ夫が死に追い込まれなければならなかったのか原因と経緯を明らかにすることだ」とした上で「国は第三者委員会による再調査を行い、理財局内部のメールも含めて調査をし、事実を細部まで明らかにして未来への教訓にすべきだ」などと訴えた。

 その上で赤木ファイルについて「ファイルを見て、手書きの字が夫の字だとすぐにわかった。夫が苦しい立場に追い込まれながら、赤木ファイルを残してくれたのだと思うと涙が出そうになった。赤木ファイルには私が知らない事実がたくさん記載されていた。夫は、具体的な説明もなしに反対しても一方的に改ざんを指示されて苦しんでいたことが分かった」などと述べた。

 ファイルには財務省理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官(63)が改ざんを指示したとする内容があったものの、「赤木ファイルを見ても佐川さんの指示がどのように夫まで伝わったのか具体的な経緯は明らかになっていない」と指摘。「赤木ファイルには一部だが、決裁文書の改ざんの指示に関するメールが含まれていた。しかし改ざんを主導した佐川さんや理財局内部のメールは開示されていない」として第三者委員会による再調査で理財局内部のメールなどを調べるよう求めた。

 安倍晋三前首相の妻昭恵氏とLINE(ライン)で繋がっているといい、遺書を公開した後、昭恵氏が「仏前に手を合わせに行きたい」という内容の連絡があったという。その後、ラインで連絡していることが週刊誌などで報じられると、なかなか返事は来なくなった。

 それでも、安倍前首相の体調が悪くなったときに「お体大丈夫ですか」と連絡すると、「ありがとうございます」というような返事があった。

 赤木ファイルの開示後には、ファイルがあったことを報道する朝日新聞の写真と一緒にラインをした。しかし、「それ以来一切もう既読もつかなくなってしまいました」という。

 また、麻生太郎財務相について「麻生財務大臣は部下である夫が死に追い詰められて3年以上経つのに、再調査を提案することもなく、辞任もせず財務大臣を続けている私は麻生大臣のこのような振る舞いをまったく理解できない」と憤りを語った。
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●《国を動かすのはメディアにもできなかったこと》な赤木ファイルの黒塗りは許されない…アベ様ら=「カラスはやっぱり「黒い」です」

2021年06月05日 00時00分51秒 | Weblog

[※ 赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れている… (『報道特集』、2020年9月12日)↑]


(2021年05月30日[日])
阿部岳さん【【取材記録】赤木雅子さんと島袋文子さん】(https://www.youtube.com/watch?v=2ITBD5DsfUE)。
沖縄タイムスのコラム【森友問題で自死した夫は「一人戦地に行った感じだった」 赤木さん、新基地反対訴える92歳島袋さんを訪問】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/754453)。

 《森友問題公文書改ざんを強いられ、自死した元財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻、雅子さんが2021年5月15日、名護市辺野古を訪ねた。会ったのは沖縄戦を体験し、辺野古新基地建設に反対を続ける島袋文子さん。目に涙を浮かべながら戦争体験に聞き入った雅子さんは、文子さんに「応援する」と激励され、感激した様子を見せた。 ・沖縄タイムス記事 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/754453》。
 《森友問題の渦中で起きた決裁文書改ざんの真相を求め、全国行脚を始めた赤木雅子さん(50)は15日、新基地建設が進む名護市辺野古を訪ねた。体を張って反対する島袋文子さん(92)から「悪い政治家たちを許してはいけない。応援するから頑張りましょう」と激励され、「心強い」と目に涙を浮かべた》。



阿部岳さん【【取材記録】赤木雅子さんと島袋文子さん】
 (https://www.youtube.com/watch?v=2ITBD5DsfUE

 赤木俊夫さんは、生前、《白い物でも、上司が黒と言えば黒。「戦争と同じなんやと漏らしていた》そうだ。〝カラスはやっぱり「黒い」〟と言えなくしたのは誰? 「世界中の人間が「白」だと言っても、カラスはやっぱり「黒い」です」――― 財務相や財務省中、政府中、自公お維中の人間が「白」だと言っても、アベ様ご夫妻はやっぱり「黒い」のです。

   『●カラスはやっぱり「黒い」: 「アベ様のNHK」的
       「政府が白というものを黒とは言えない」で良いのか?
    「NHK籾井会長の「迷言」、「政府が右というものを左とは言えない」に続き、
     「正式な政府のスタンス、政府のきちっとした方針の下での報道をしましょう
     とのこと。情けなき「牙無き」メディア。でも、ダンダリンさん曰く
     「世界中の人間が「白」だと言っても、カラスはやっぱり「黒い」です」!!
     (『ダンダリン 労働基準監督官第8話』14年11月20日)。 
     「アベ様のNHK」的な「政府が白というものを黒とは言えない」で良いとは
     思えません、ジャーナリストには「カラスはやっぱり「黒い」」と言ってほしい」

 《財務省…「二重殺人」とさえ言える》(古賀茂明氏)。#赤木ファイル の #黒塗りは許されない
 《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》…その存否さえ明らかにしなかった卑劣な国。漸くその存在を認めた。
 《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)。

   『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
                 財務省きっての花形ポストがプレゼント》
   『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
                  嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン
   『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
               自分の信念や理に反して悔しかっただろう》
   『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
        …《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?
   『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
     財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道
   『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
     《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達
   『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
      綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を
   『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
     …《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要
   『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
     だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…
   『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
     《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長
   『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
      飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない
   『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
     社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》
   『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
     安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》
   『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
   
  しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…

   『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
     結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?
   『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
     いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ
   『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
     なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》
    《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる
     なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった
     赤木俊夫さん(享年54)》。
    「《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのは
     なぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
     《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、
     真実が知りたいただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や
     財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、
     いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、
     出すのは簡単なことだ》」
    「アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』…で金平茂紀さんは
     「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な
     検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと
     清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…
     赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は
     心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さん
     だからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、
     辞任してほしい」と仰っていた」」

   『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくにとっては
         「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)
   『●【本音のコラム】:《前川喜平…「あべとともにさりぬ」というわけには
        いかない》《斎藤美奈子…「続・最悪」がないという保証はない》
   『●東京新聞《菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」…遺族の
      声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべき》
   『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
            …その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を
   『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
         と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷
    《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
     日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却決裁文書を改ざん
     させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
     関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
     なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
     決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
     改ざんが行われたのだ》

   『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
     黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない
   『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
       調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない
   『●《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」
      「忘れないこと」にかかっている…私たちは、雅子さんとともに…》
   『●赤木ファイルと沖縄…《無視された小さな声を拾い集めることでしか、
         この国の正義は取り戻せない。今の政府にできるだろうか。》

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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/754453

森友問題で自死した夫は「一人戦地に行った感じだった」 赤木さん、新基地反対訴える92歳島袋さんを訪問
2021年5月16日 08:30

 森友問題の渦中で起きた決裁文書改ざんの真相を求め、全国行脚を始めた赤木雅子さん(50)は15日、新基地建設が進む名護市辺野古を訪ねた。体を張って反対する島袋文子さん(92)から「悪い政治家たちを許してはいけない。応援するから頑張りましょう」と激励され、「心強い」と目に涙を浮かべた。

     (赤木雅子さん(手前)に戦争体験を語る島袋文子さん
      =15日、名護市辺野古)

 雅子さんの夫で、財務省近畿財務局職員だった俊夫さんは当初抵抗した公文書改ざんを強いられ、2018年に自死した。白い物でも、上司が黒と言えば黒。「戦争と同じなんやと漏らしていた

 島袋さんから沖縄戦の過酷な体験を聞いた雅子さんは「比べられないかもしれないが、夫は1人戦地にいた感じだった」と話した。島袋さんは「日本軍は住民を盾にして裏切った。同じことだ」と応じた。

 雅子さんはこの日、那覇市の沖縄タイムス社も訪れ、俊夫さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」の全面公開を求めた8日付の社説に感謝を伝えた。

 「遠く離れた沖縄でも応援してくれてうれしい。夫が書いたことを黒塗りさせないよう、次の段階も頑張っていきたい」。沖縄から始めた全国行脚で、世論の後押しを得たいと説明した。

 この日は49年目の「復帰の日」。社説を担当した高崎園子論説委員(52)は「沖縄も国家の暴走の犠牲になってきた。共感しているし、雅子さんの勇気に押されて諦めてはいけないと思った」と語った。

 「個人で闘うのは本当に大変だと思う」と気遣った森田美奈子論説委員長(57)、「この問題で国を動かすのはメディアにもできなかったこと」と敬意を示した与那嶺一枝編集局長(56)と3人の女性が対応し、雅子さんは「それがさらにうれしかった」と喜んだ。
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●赤木ファイルと沖縄…《無視された小さな声を拾い集めることでしか、この国の正義は取り戻せない。今の政府にできるだろうか。》

2021年06月02日 00時00分33秒 | Weblog

[※ 赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れている… (『報道特集』、2020年9月12日)↑]


(2021年05月29日[土])
琉球新報のコラム【<金口木舌>政府ぐるみの「既読スルー」】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1328332.html)。

 《▼私たちは今、政府ぐるみの「既読スルー」を目の当たりにしている。森友学園への国有地払い下げに絡む財務省公文書の改ざん過程を記録した「赤木ファイル」だ。存在すら認めなかった政府はここに来て「開示する」という ▼ファイルの存在を確認したのは「かなり前」と麻生太郎財務相。政府は知っていて隠蔽(いんぺい)してきた。改ざんを上司に命じられ、苦悩の末に記録を残して命を絶った元職員の赤木俊夫さんの無念に報いるなら、全面開示するのが筋 …▼「相手にしてくれないつらい思いを、沖縄の人もたくさん感じている」。来県した赤木さんの妻、雅子さんの言葉だ。》

 再度引用。
 琉球新報の記事【不条理、沖縄と通底 思い一顧だにしない国 基地問題重なる 森友文書改ざん強要で提訴 赤木雅子さん】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1322616.html)によると、《森友学園に関する決裁文書の改ざんを強いられ、自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が来県し、16日までに、沖縄戦戦没者の遺骨収集の現場や、2017年に米軍機の部品が落下した宜野湾市の緑ヶ丘保育園などを訪ねた。戦後、米軍基地問題などで国を相手に闘う住民と、国へ損害賠償を求めて提訴した自身の境遇を重ね「同じ気持ちになれた。沖縄に来て良かった」と語った》。
 また、こちらも再引用。阿部岳さん【【取材記録】赤木雅子さんと島袋文子さん】
https://www.youtube.com/watch?v=2ITBD5DsfUE)。

 さて、《財務省…「二重殺人」とさえ言える》(古賀茂明氏)。#赤木ファイル の #黒塗りは許されない
 《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》…その存否さえ明らかにしなかった卑劣な国。漸くその存在を認めた。
 《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)。

   『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
                 財務省きっての花形ポストがプレゼント》
   『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
                  嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン
   『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
               自分の信念や理に反して悔しかっただろう》
   『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
        …《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?
   『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
     財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道
   『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
     《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達
   『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
      綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を
   『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
     …《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要
   『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
     だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…
   『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
     《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長
   『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
      飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない
   『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
     社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》
   『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
     安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》
   『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
   
  しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…

   『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
     結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?
   『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
     いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ
   『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
     なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》
    《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる
     なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった
     赤木俊夫さん(享年54)》。
    「《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのは
     なぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
     《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、
     真実が知りたいただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や
     財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、
     いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、
     出すのは簡単なことだ》」
    「アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』…で金平茂紀さんは
     「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な
     検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと
     清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…
     赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は
     心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さん
     だからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、
     辞任してほしい」と仰っていた」」

   『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくにとっては
         「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)
   『●【本音のコラム】:《前川喜平…「あべとともにさりぬ」というわけには
        いかない》《斎藤美奈子…「続・最悪」がないという保証はない》
   『●東京新聞《菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」…遺族の
      声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべき》
   『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
            …その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を
   『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
         と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷
    《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
     日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却決裁文書を改ざん
     させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
     関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
     なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
     決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
     改ざんが行われたのだ》

   『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
     黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない
   『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
       調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない
   『●《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」
      「忘れないこと」にかかっている…私たちは、雅子さんとともに…》

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https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1328332.html

<金口木舌>政府ぐるみの「既読スルー」
2021年5月27日 05:00
既読スルー 森友学園 赤木ファイル 金口木舌

 気になる言葉だと思っていた。「既読スルー」のことである。無料通信アプリLINE(ライン)で送ったメッセージが相手に読まれているのに返信がないことを指す

▼LINEをやっている中学生に「既読スルーは嫌か」と聞いてみたら「スルーするのは嫌だし、されたら何があったのか心配だ」という返事。かくして深夜までスマホとにらめっこ。不憫(ふびん)

▼私たちは今、政府ぐるみの「既読スルー」を目の当たりにしている。森友学園への国有地払い下げに絡む財務省公文書の改ざん過程を記録した「赤木ファイル」だ。存在すら認めなかった政府はここに来て「開示する」という 

▼ファイルの存在を確認したのは「かなり前」と麻生太郎財務相。政府は知っていて隠蔽(いんぺい)してきた。改ざんを上司に命じられ、苦悩の末に記録を残して命を絶った元職員の赤木俊夫さんの無念に報いるなら、全面開示するのが筋

▼施政権返還から49年、国に無視され続けた沖縄で考える。政府の「既読スルー」はいったい何を、誰を守るのか。国民もいつまで見て見ぬふりをするのだろう。いずれも正義にもとる態度だ

▼「相手にしてくれないつらい思いを、沖縄の人もたくさん感じている」。来県した赤木さんの妻、雅子さんの言葉だ。無視された小さな声を拾い集めることでしか、この国の正義は取り戻せない。今の政府にできるだろうか
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●《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている…私たちは、雅子さんとともに…》

2021年05月27日 00時00分03秒 | Weblog

[※ 赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れている… (『報道特集』、2020年9月12日)↑]


(20210523[])
古賀茂明氏による、週刊朝日のコラム【非情な政権と闘う赤木雅子さんを応援しよう 古賀茂明】(https://dot.asahi.com/wa/2021051700006.html)。

 《改ざんに反対した赤木氏は、真相を明らかにするためにその経緯を克明に記録し、検察にもそれを提出して自らの関与を含め真実を伝えた。一方、財務省は、公文書改ざんに関する報告書を出したが、佐川宣寿氏(改ざんを主導した当時の財務省理財局長)が具体的にどのように改ざんを指示したのかなどの詳細は隠し、赤木ファイルの存在はもちろん、赤木氏の自殺にも一切触れなかった赤木氏は、死後にもその存在を否定される扱いを受けたのだ。「二重殺人とさえ言える》。

 《財務省…「二重殺人」とさえ言える》…#赤木ファイル#黒塗りは許されない
 《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》。

 《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》…その存否さえ明らかにしなかった卑劣な国。漸くその存在を認めた。
 《赤木ファイル国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がないと言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷。また、「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」で命運尽きているべきだったアベ様ご夫妻、しかし、今ものうのうと…。数多のアベ様案件は、1件として解決していない。
 ウルトラ差別主義者な、今もまだ財務相の麻生太郎氏の責任も極めて重大です。赤木さんが命をかけて残してくれた「証拠」・記録を「のり弁」にするなど、絶対に絶対に許されない。《全面開示が当然である》。(相澤冬樹さん)《■再び現場に無理をさせるのか …そして黒塗りをさせられるのは常に現場だ。俊夫さんもやらされた。これ以上現場の職員に無理をさせないでほしい黒塗りなどせずそのまま出してほしい》。

 琉球新報の記事【不条理、沖縄と通底 思い一顧だにしない国 基地問題重なる 森友文書改ざん強要で提訴 赤木雅子さん】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1322616.html)によると、《森友学園に関する決裁文書の改ざんを強いられ、自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が来県し、16日までに、沖縄戦戦没者の遺骨収集の現場や、2017年に米軍機の部品が落下した宜野湾市の緑ヶ丘保育園などを訪ねた。戦後、米軍基地問題などで国を相手に闘う住民と、国へ損害賠償を求めて提訴した自身の境遇を重ね「同じ気持ちになれた。沖縄に来て良かった」と語った》。

 相澤冬樹さんのつぶやき:

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https://twitter.com/fuyu3710/status/1395209188893024256

相澤冬樹 角川新書「真実をつかむ」文春文庫「メディアの闇」@fuyu3710

#赤木死すとも真実は死せず」全国行脚中の #赤木雅子さん が高知で語った言葉を #テレビ高知 が紹介してくれました。各地でその地の人と空気に触れることでご当地の皆さんに響く言葉が生まれます。全国どこでもお声がかかれば訪れるそうです。#赤木ファイル #黒塗りはダメ

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公文書改ざん訴訟の原告が来高「赤木ファイルで死の真相解明を」(テレビ高知) - Yahoo!ニュース
森友学園をめぐる公文書の改ざんを命じられ自殺した近畿財務局元職員の妻が国などを訴えている裁判で、国は今月に入って初めて、改ざんの経緯を記したとされるファイルの存在を認めました。元職員の妻はいま各地を…
news.yahoo.co.jp
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午前11:46 · 2021年5月20日
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 阿部岳さんの取材映像をツイートで知りました。


阿部岳さん【【取材記録】赤木雅子さんと島袋文子さん】
https://www.youtube.com/watch?v=2ITBD5DsfUE

   『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
                 財務省きっての花形ポストがプレゼント》
   『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
                  嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン
   『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
               自分の信念や理に反して悔しかっただろう》
   『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
        …《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?
   『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
     財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道
   『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
     《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達
   『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
      綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を
   『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
     …《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要
   『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
     だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…
   『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
     《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長
   『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
      飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない
   『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
     社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》
   『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
     安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》
   『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
     しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…

   『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
     結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?
   『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
     いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ
   『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
     なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》
    《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる
     なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった
     赤木俊夫さん(享年54)》。
    「《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのは
     なぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
     《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、
     真実が知りたいただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や
     財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、
     いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、
     出すのは簡単なことだ》」
    「アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』…で金平茂紀さんは
     「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な
     検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと
     清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…
     赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は
     心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さん
     だからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、
     辞任してほしい」と仰っていた」」

   『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくにとっては
         「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)
   『●【本音のコラム】:《前川喜平…「あべとともにさりぬ」というわけには
        いかない》《斎藤美奈子…「続・最悪」がないという保証はない》
   『●東京新聞《菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」…遺族の
      声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべき》
   『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
            …その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を
   『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
         と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷
    《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
     日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却決裁文書を改ざん
     させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
     関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
     なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
     決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
     改ざんが行われたのだ》

   『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
     黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない
   『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
       調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない

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https://dot.asahi.com/wa/2021051700006.html

非情な政権と闘う赤木雅子さんを応援しよう 古賀茂明
連載「政官財の罪と罰」
古賀茂明 2021.5.18 07:00
週刊朝日 #古賀茂明 #安倍晋三 #忖度 #政官財の罪と罰 #森友学園事件 #財務省 #赤木ファイル #赤木俊夫

     (古賀茂明さん)

     (赤木俊夫さんの写真とともに
      記者会見に臨む妻の雅子さん(c)朝日新聞社)

 5月6日、国は、いわゆる「赤木ファイル」を6月23日に開示する旨の意見書を裁判所に提出した。森友学園事件安倍昭恵氏らの関与が示された文書等の改ざんを強要された財務省近畿財務局の元職員、赤木俊夫氏が生前に残したものだ。

     (【写真】遺影を携え会見に臨んだ赤木俊夫さんの妻雅子さん)

 改ざんに反対した赤木氏は、真相を明らかにするためにその経緯を克明に記録し、検察にもそれを提出して自らの関与を含め真実を伝えた。

 一方、財務省は、公文書改ざんに関する報告書を出したが、佐川宣寿氏(改ざんを主導した当時の財務省理財局長)が具体的にどのように改ざんを指示したのかなどの詳細は隠し、赤木ファイルの存在はもちろん、赤木氏の自殺にも一切触れなかった赤木氏は、死後にもその存在を否定される扱いを受けたのだ。「二重殺人とさえ言える

 検察が、公文書改ざんを不問に付したのも驚きだ。行政だけでなく司法の一翼を担う組織までが腐り切ってしまった

 そんな絶望的状況の中で、赤木氏の夫人雅子氏は、国と佐川氏を相手取って損害賠償請求訴訟を起こした。安倍晋三政権と菅義偉政権という巨大な悪の権化を相手にした闘いは無謀とも言えるが、その心を支えるのは、ひとえに俊夫氏に対する「愛」だ。「国民に真実を伝えたいという夫の遺志を継ぎ、それを実現してあげたいその強い思いで「巨悪に対する」恐怖心を克服したのだろう。ある時、彼女が私に語った「夫も見守ってくれていると思うので頑張っていきます」という言葉が、全てを物語る。

 冒頭に紹介した意見書の中で、国は、開示文書の黒塗り部分は「出来る限り狭いものとする」とし、裁判所の訴訟指揮に「真摯に対応する」と繰り返した。雅子氏にとっては救いの言葉であり、大きな一歩ではある。

 だが、31年間の私の官僚経験から言うと、楽観はできない。開示を6月23日としたのは、同16日の国会閉会後であれば野党の追及を逃れられるからだ。そこから黒塗りについての争いが延々と続き、真相究明は、できてもかなり先になる。

 その間、五輪があれば、森友事件のことなど国民は見向きもしなくなる。また、ワクチン接種が進んでコロナの感染拡大も小康状態になれば、内閣支持率は上昇し、森友事件が話題になっても自民党総裁選や衆議院総選挙への影響は最小化できる。それが菅氏の読みだろう

 官僚は安倍・菅政権を忖度して、公文書を改ざんし、赤木ファイルを隠ぺいした。情も道理もなく、赤木氏の存在を無視する麻生太郎財務相への忖度も大きいはずだ。菅政権と麻生財務相が居続ければ、「忖度奴隷となった財務官僚が森友事件の真相究明に「真摯に対応する」ことは難しい

 一方、希望もある。近畿財務局の元統括官、池田靖氏は、マスコミに対して赤木ファイルの存在を認めた。彼の勇気ある行動は世論に押されてのことだろう。逆に、国民の関心が薄れれば、立ち上がる官僚もいなくなる迷った時に政府寄りの判断をしてしまう判事も増えるだろう

 つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている。人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない


※週刊朝日  2021年5月28日号

古賀茂明(こが・しげあき)/古賀茂明政策ラボ代表、「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。1955年、長崎県生まれ。東大法学部卒。元経済産業省の改革派官僚。産業再生機構執行役員、内閣審議官などを経て2011年退官。新刊『日本を壊した霞が関の弱い人たち 新・官僚の責任』(集英社)など
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コメント
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●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない

2021年05月18日 00時00分43秒 | Weblog

[※ 赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れている… (『報道特集』、2020年9月12日)↑]


(2021年5月15日[土])
日刊ゲンダイの二つのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/財務省「赤木ファイル」存在認めた!全面降伏は民意の勝利】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/288831)と、
相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/赤木ファイル「黒塗りはダメ。ゼッタイに」の世論が不可欠】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/289087)。

 《この「赤木ファイル」、そもそも俊夫さんの上司だった池田靖さんが、存在を雅子さんに明言している。その録音データを裁判の証拠として提出しているから、ファイルがあること自体は当たり前のことなのだ。しかし、昨年3月の提訴から財務省は「あるともないとも言えない」と世まい言を繰り返した揚げ句、前回の協議で「探索作業中」と答えてきた。「捜さんでも元上司の池田さんに聞きゃわかるやろ」と言いたくもなる。そこまで不誠実な回答を繰り返してきた財務省のことだ。今回の回答にも正直期待はしていなかった》。
 《そこで心強いのは報道各社の論調だ。「黒塗り許すまじ」と迫っている。だから雅子さんは願う。報道により「黒塗りはダメ。ゼッタイに」という世論が高まれば、赤木ファイルの全面開示を勝ち取れるのではないかと》。

 《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》…その存否さえ明らかにしなかった卑劣な国。漸くその存在を認めた。
 《赤木ファイル国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がないと言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷。また、「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」で命運尽きているべきだったアベ様ご夫妻、しかし、今ものうのうと…。数多のアベ様案件は、1件として解決していない。
 ウルトラ差別主義者な、今もまだ財務相の麻生太郎氏の責任も極めて重大です。赤木さんが命をかけて残してくれた「証拠」・記録を「のり弁」にするなど、絶対に絶対に許されない。《全面開示が当然である》。《■再び現場に無理をさせるのか …そして黒塗りをさせられるのは常に現場だ。俊夫さんもやらされた。これ以上現場の職員に無理をさせないでほしい黒塗りなどせずそのまま出してほしい》。

 西日本新聞の記事【赤木ファイル 「森友」解明へ全面開示を】(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/736437/)によると、《そもそも文書の存在確認に1年以上を要した理由が釈然としない。財務省は文書の特定に時間がかかったなどとしている。赤木ファイルが伝えられている通りの内容であれば、2018年に実施した省内調査でも重視すべきはずの文書である。そうした文書を探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない。仮に存在を知りながら、調査結果に反映せず、隠していたのなら、国民に対する背信行為だと言える。財務省は早くも当該文書の一部を黒塗りで開示する考えを示している。容認できない。森友問題では、理財局長だった佐川宣寿氏が学園との価格交渉の記録について「廃棄した」と国会で虚偽答弁している。そうした経緯も踏まえれば、財務省の恣意的判断ではなく、原則全てを明らかにするべきだ。改ざんは、安倍晋三前首相が「私や妻が関係していたなら首相も国会議員も辞める」と国会で答弁した直後に始まった》。
 沖縄タイムスの【社説[赤木ファイル] 全面開示し真相解明を】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/750102)によると、《元上司が「われわれがどういう過程で(改ざんを)やったかというのが全部分かる」と語ったほど、詳細な記録とみられる。そうした資料があったにもかかわらず、1年以上、存否さえ明らかにしない政府や財務省の姿勢は、自己保身のため、不都合な真実を隠す「隠蔽(いんぺい)体質」そのものと言っていい。国は第三者の個人情報が含まれているとして、マスキング(黒塗り)して公開する考えだ。個人情報を盾に恣意(しい)的に情報が隠されれば、これまでと同じだ。全面開示が当然である》。
 琉球新報【<社説>赤木ファイル「存在」 黒塗りせず全面開示せよ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1318451.html)によると、《ファイルは、やはり存在した。財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さんが改ざんの過程をまとめた文書「赤木ファイル」の存否すら明らかにしなかった国側が一転して認め、開示する方針を示した。公文書は、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的財産である。その公文書を改ざんした過程を示す「赤木ファイル」の黒塗り提出は許されない。全面開示し、公文書改ざんの真相を究明してもらいたい》。

   『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
                 財務省きっての花形ポストがプレゼント》
   『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
                  嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン
   『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
               自分の信念や理に反して悔しかっただろう》
   『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
        …《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?
   『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
     財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道
   『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
     《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達
   『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
      綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を
   『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
     …《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要
   『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
     だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…
   『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
     《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長
   『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
      飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない
   『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
     社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》
   『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
     安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》
   『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
   
  しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…

   『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
     結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?
   『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
     いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ
   『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
     なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》
    《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる
     なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった
     赤木俊夫さん(享年54)》。
    「《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのは
     なぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
     《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、
     真実が知りたいただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や
     財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、
     いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、
     出すのは簡単なことだ》」
    「アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』…で金平茂紀さんは
     「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な
     検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと
     清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…
     赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は
     心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さん
     だからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、
     辞任してほしい」と仰っていた」」

   『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくにとっては
         「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)
   『●【本音のコラム】:《前川喜平…「あべとともにさりぬ」というわけには
        いかない》《斎藤美奈子…「続・最悪」がないという保証はない》
   『●東京新聞《菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」…遺族の
      声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべき》
   『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
            …その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を
   『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
         と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷
    《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
     日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却決裁文書を改ざん
     させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
     関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
     なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
     決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
     改ざんが行われたのだ》

   『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
     黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/288831

相澤冬樹 大阪日々新聞・元NHK記者
大阪日日新聞(新日本海新聞社)論説委員・記者。1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを経て現職。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
財務省「赤木ファイル」存在認めた!全面降伏は民意の勝利
公開日:2021/05/07 14:00 更新日:2021/05/07 14:00

     (国からの回答を確認する雅子さん(提供写真))

 「まだ忘れられてないんや……」――。そんなことを思うほど、彼女には自信がなかった。

 森友事件で公文書改ざんを強要され命を絶った財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻、雅子さん(50)。国などを訴えた国家賠償訴訟の最大の焦点は、俊夫さんが改ざんのいきさつについて詳細に記した通称「赤木ファイル」だ。公開を求められた国側の回答期限だった6日、雅子さんの代理人弁護士の事務所は、詰めかけた報道陣で“超密”になった。関心の高さを物語っていた。

 この「赤木ファイル」、そもそも俊夫さんの上司だった池田靖さんが、存在を雅子さんに明言している。その録音データを裁判の証拠として提出しているから、ファイルがあること自体は当たり前のことなのだ

 しかし、昨年3月の提訴から財務省は「あるともないとも言えない」と世まい言を繰り返した揚げ句、前回の協議で「探索作業中」と答えてきた。「捜さんでも元上司の池田さんに聞きゃわかるやろ」と言いたくもなる。そこまで不誠実な回答を繰り返してきた財務省のことだ。今回の回答にも正直期待はしていなかった。

 ところが、5日の朝日新聞の1面の見出しは「赤木ファイル 存在認める」。財務省が対応を一変させるのか――! そんな驚きの中での報道陣の殺到だった。

 6日夕方5時、弁護士事務所のファクスに着信があった。国からの回答だ。

「改ざんの過程等が時系列にまとめられた文書」「特定するに至った」「第4回口頭弁論期日(6月23日)には、本件文書を提出する予定である」

 全面降伏ではないか!


■黒塗りは「できる限り狭いものとする」

 プライバシー上の問題で一部は黒塗りするとは書いているが「できる限り狭いものとする」とわざわざ記している。この大転換はなぜ勝ち取れたのだろう? それは世論の力ではないかと雅子さんは感じる。マスコミ報道の積み重ねが世の人々の関心を招き、「赤木ファイル」という言葉が知られるようになった。それが財務省に「もう逃げられない」と観念させたのではないだろうか? まさに「民意の勝利」だ

 雅子さんは今、「皆さまのおかげ」をかみしめている。中途半端に終わらせないよう、これからも真相解明を求めていくつもりだ。
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/289087

相澤冬樹 大阪日々新聞・元NHK記者
大阪日日新聞(新日本海新聞社)論説委員・記者。1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを経て現職。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
赤木ファイル「黒塗りはダメ。ゼッタイに」の世論が不可欠
公開日:2021/05/14 06:00 更新日:2021/05/14 06:00

     (大阪地裁での協議後に記者会見する赤木雅子さん
                   (撮影:相澤冬樹))

 今や時の言葉となった「赤木ファイル」。全国紙も地方紙も、沖縄から北海道まで津々浦々で取り上げられている。その論調も「黒塗りなど許されない」「全面開示すべき」と足並みそろっている

 「赤木ファイル」とは何か? 森友事件で公文書改ざんを強要され命を絶った財務省近畿財務局の赤木俊夫さんが、その実態を詳細に記した文書だ。夫の死の真相を知りたいと妻の赤木雅子さん(50)が裁判で開示を求めたが、国は「あるともないとも言わない」と逃げ続けてきた。ところが裁判官にも提出を迫られ、追い込まれて、ついに存在を認めた。「やっぱりあるじゃないか!」ということで「赤木ファイル」は一躍トレンドに躍り出たのである。

 存在判明後初となる12日の裁判所での協議。赤木雅子さんはいつも通り、法廷に入ってくる国の代理人たちに「よろしくお願いします」とお辞儀した。

 これまでは黙って会釈するぐらいの反応は返ってきた。ところがこの日は振り向きもしない。まるで雅子さんがそこにいないかのように。

「赤木ファイルを出さざるをえなくなったから無視されるのかな」

 そう思うと彼女はブルーな気分になった。その後の協議でも国は誠実に答えない。赤木ファイルはどこでいつ見つかったのか?

裁判に関係ないから答える必要はない

 提出時期も明言せず、次に法廷が開かれる6月23日ギリギリまで出さないつもりかと思われた。雅子さんの心はどんどん沈んでいった。


■再び現場に無理をさせるのか

 何より気になるのは、国が一部を黒塗りすると主張していることだ。プライバシーを理由に名前などを隠すと。「できる限り狭いものとする」とはいうが、これまでの国の態度を見れば安心はできない。

 そして黒塗りをさせられるのは常に現場だ。俊夫さんもやらされた。これ以上現場の職員に無理をさせないでほしい黒塗りなどせずそのまま出してほしい

 そこで心強いのは報道各社の論調だ。「黒塗り許すまじ」と迫っている。だから雅子さんは願う。報道により「黒塗りはダメ。ゼッタイに」という世論が高まれば、赤木ファイルの全面開示を勝ち取れるのではないかと
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●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない

2021年05月11日 00時00分29秒 | Weblog

[※ 赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れている… (『報道特集』、2020年9月12日)↑]


(20210509[])
ず~っ、とその存否さえも明らかにされなかった「赤木ファイル」。ようやく国はその存在を認め、次回の裁判の際に提出すると云う。
 《すべて黒塗りにされた「のり弁」状態》とならないことを切に祈る。《確認に1年以上》、そして、提出までの一月を〝黒塗り〟に使うつもりではないでしょうね? 《国側の意見書によると、第三者の個人情報が含まれており、黒塗りなどのマスキング処理が必要だが、その範囲は「裁判所の訴訟指揮に対して真摯に対応するという観点から、できる限り狭いものとする」とした》…《できる限り》ねぇ? とても信じられない。裁判所、しっかり《指揮》してくれ。

 《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》…その存否さえ明らかにしなかった卑劣な国。
 《赤木ファイル国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がないと言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷。また、「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」で命運尽きているべきだったアベ様ご夫妻、しかし、今ものうのうと…。数多のアベ様案件は、1件として解決していない。
 ウルトラ差別主義者な、今もまだ財務相の麻生太郎氏の責任も極めて重大です。赤木さんが命をかけて残してくれた「証拠」・記録を「のり弁」にするなど、絶対に絶対に許されない。

   『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
         と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷
    《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
     日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却決裁文書を改ざん
     させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
     関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
     なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
     決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
     改ざんが行われたのだ》

 東京新聞の記事【「赤木ファイル」の存在、国側が認める方針 決裁文書改ざんの指示系統が解明されるか、開示範囲が焦点】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/102423)によると、《森友学園への国有地売却に関する決裁文書改ざん問題で、自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=が改ざんの過程を書き残したとされる文書「赤木ファイル」の存在を、国側が認める方針を固めたことが5日、関係者への取材で分かった。妻雅子さん(50)が国側に損害賠償を求めた訴訟の手続きで、6日にも文書で回答するとみられる。今後はどの範囲まで開示されるかが焦点となり、詳しい指示系統が明らかになる可能性がある。雅子さん側が2020年3月の大阪地裁への提訴時にファイルの提出を要請。国側はこれまで存否を明らかにしていなかったが、地裁が6日までに回答するよう求めていた。財務省が18年6月に公表した調査報告書によると、理財局長だった佐川宣寿氏(63)が改ざんの方向性を決定づけ、理財局幹部らが前首相夫人の安倍昭恵氏に関わる記述を削除するなどした。近畿財務局側の関与も記されているが、赤木さんの作業の詳細は明らかにされていない》。

 毎日新聞の記事【森友改ざん訴訟 国が「赤木ファイル」の存在認める 6月開示へ】(https://mainichi.jp/articles/20210506/k00/00m/040/071000c)によると、《学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省の決裁文書改ざんに加担させられたとして自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54歳)の妻が国などに損害賠償を求めた訴訟で、国は6日、赤木さんが改ざんの詳細な経緯を職場で記したとされる文書の存在を認め、開示する方針を示した。妻側の代理人弁護士が明らかにした。国側はこれまで文書の存否を明らかにしてこなかった。国側は妻側に出した書面で、文書を6月23日の口頭弁論で提出すると説明。開示の範囲について「マスキング処理はできる限り狭いものとする予定だ」とした。文書は「赤木ファイル」と呼ばれ、財務省や近畿財務局での指示内容や改ざん前後の記載の比較などがまとめられているとされる。赤木さんの精神的苦痛の立証に不可欠な文書だとして、妻雅子さん(50)が2月、文書の提出を国に命じるよう大阪地裁に申請。地裁は国側に対し、5月6日を期限に書面で回答するよう求めていた。【松本紫帆】》。

 東京新聞の記事【「赤木ファイル」の存在、国側が認める 森友文書改ざん訴訟 確認に1年以上】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/102572)によると、《森友学園への国有地売却に関する決裁文書の改ざんを強いられ、財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=が2018年に自殺に追い込まれたとして、妻雅子さん(50)が国側に損害賠償を求めた訴訟で、国側は6日、赤木さんが改ざんの過程をまとめた文書「赤木ファイル」が存在しているとの意見書を雅子さん側に出した。6月23日の第4回口頭弁論で提出する予定。国側が存在を認めたのは、改ざんが時系列でまとめられた文書や、財務省理財局と近畿財務局との間で送受信されたメールやその添付資料など。雅子さん側は20年3月に大阪地裁に提訴した際、ファイルの証拠提出を求めており、存在の確認に1年以上も要した国の姿勢が問われる。今後、どの範囲が開示されるかが焦点となる。国側の意見書によると、第三者の個人情報が含まれており、黒塗りなどのマスキング処理が必要だが、その範囲は「裁判所の訴訟指揮に対して真摯に対応するという観点から、できる限り狭いものとする」とした。ファイルを巡っては、地裁が今月6日までに存否を回答するよう提案していた。(共同)》


   『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
                 財務省きっての花形ポストがプレゼント》
   『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
                  嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン
   『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
               自分の信念や理に反して悔しかっただろう》
   『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
        …《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?
   『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
     財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道
   『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
     《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達
   『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
      綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を
    《新事実満載 赤木俊夫さんの「手記」 …●平成30年2月の国会で
     (中略)麻生財務大臣や、太田理財局長(当時)の説明(中略)は、
     明らかに虚偽答弁なのです。》

   『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
     …《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要
   『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
     だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…
    《森友問題の決裁文書改ざんを強要され、自殺した近畿財務局職員・
     赤木俊夫さんが遺した遺書と手記が18日に公表されたタイミングで
     昭恵氏が花見に浮かれていた、という事実の大きさだ》。《そして、
     ついに赤木さんによる悲痛な遺書と手記が明らかになったというのに、
     昭恵氏はその内容を重く受け止めるどころか芸能人らと花見に
     興じていた──一体、どんな精神をしていたら、こんな行動を
     とることができるというのだろうか》

   『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
     《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長
   『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
      飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない
   『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
     社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》
   『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
     安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》
   『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
   
  しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…

   『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
     結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?
   『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
     いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ
   『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
     なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》
    《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる
     なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった
     赤木俊夫さん(享年54)》。
    「《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのは
     なぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
     《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、
     真実が知りたいただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や
     財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、
     いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、
     出すのは簡単なことだ》」
    「アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』…で金平茂紀さんは
     「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な
     検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと
     清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…
     赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は
     心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さん
     だからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、
     辞任してほしい」と仰っていた」」

   『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくにとっては
         「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)
    「官邸官僚の腐敗、《官庁が下請け機関》。アベ様や元・最低の官房長官の
     シモベ、下僕。滅私奉公ならぬ滅公奉「僕」(「僕」チン=アベ様)。
     赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れていることが
     分かる。『報道特集』(2020年9月12日)で金平茂紀さんは
     「この文言を官邸官僚にきちんと読み返してもらいたい」と。
     元最低の官房長官による第3次アベ様政権(大惨事アベ様政権)でも、
     官邸官僚の腐敗までも《継承》していいのか?」

   『●【本音のコラム】:《前川喜平…「あべとともにさりぬ」というわけには
        いかない》《斎藤美奈子…「続・最悪」がないという保証はない》
    《加計問題では、安倍氏の親友加計孝太郎氏のため、本来認可できない
     獣医学部が認可された森友問題では、
     国有地の不当な安価での払い下げに関する決裁文書が改ざんされ、
     そのために赤木俊夫さんが亡くなった。安倍氏と親しい山口敬之氏は、
     伊藤詩織さんに性被害を与えたが、逮捕も起訴もされなかった。…
     安倍氏が辞めても専制的で欺瞞的で無責任な政権体質は、
     負のレガシーとして残るだろう。このままでは
     あべとともにさりぬというわけにはいかない。》

   『●東京新聞《菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」…遺族の
      声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべき》
   『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
            …その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を

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