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●PC遠隔操作冤罪事件: マスコミは「お釈迦様の掌の上の孫悟空だった」「検察に踊らされた」

2014年02月13日 00時00分55秒 | Weblog


付記(140521): ブログ主にとっては意外な結果になりました・・・・・・●PC遠隔操作”冤罪”事件: 意外な結果に・・・・・・ブログ主自身の無能さを痛感』]

これまた出すタイミングを逸した、神保哲生さんのvideonews.comの記事【遠隔操作ウイルス事件続報 片山さんのPCに犯行履歴はなかった】(http://www.videonews.com/press-club/0804/003106.php)。

   『●バカ騒ぎしないマスコミは検察に配慮?:
                     PC遠隔操作冤罪事件、さっさと釈放すべきだ

 今回印象に残ったのは、会見に集まった記者への佐藤博史弁護士の痛烈な批判。マスコミは「お釈迦様の掌の上の孫悟空だった」「検察に踊らされた」「警察の下手な芝居に乗った」。「最初は斜めに掘り下げてしまったため同所で見つけられなかったけれども、・・・・・・」。
 なんで裁判はまだ開始されないのか?(2月12日に裁判開始)、何で釈放されないのか?、さっぱり理由が分からない。冤罪だったら、警察・検察・裁判所は、そして、マスコミは一体どう責任をとるのか?

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http://www.videonews.com/press-club/0804/003106.php

プレスクラブ (2013年12月20日)
遠隔操作ウイルス事件続報
片山さんのPCに犯行履歴はなかった
遠隔操作ウイルス事件の佐藤博史弁護士が会見


 遠隔操作ウイルス事件で起訴・勾留中の片山祐輔氏の主任弁護人を務める佐藤博史弁護士は12月20日、公判前整理手続き後に記者会見を行い、FBIからアメリカのサーバーに残されていた遠隔操作ウイルスが片山氏が使用していたパソコンと一致したことを示す証拠が残されていたという事実はなかったことが、この日の公判前整理手続きで明らかになったと語った。
 FBIから提供された情報を元に、アメリカのクラウドサービス「ドロップボックス」の片山氏のアカウントから遠隔操作ウイルスが見つかり、それが派遣先で氏が利用していたPCからアクセスされていたことがわかったといった趣旨の報道があったことについて、佐藤氏は検察からそのような事実はないことが明らかにされたことを指摘。その上で、「みなさんも検察に完全にだまされていたということになる。片山さんのPCには多数の検索履歴は発見されたが、犯行履歴は何一つ見つからなかったということだ」と語った。
 佐藤氏はまた、過去7回の公判前整理手続きを通じて、検察官から合計で600点の証拠請求が行われたが、依然として片山氏の犯人性を示す決定的な証拠は何一つ示されていないことを、あらためて強調した。
 また、この日の公判前整理手続きでは、裁判長から来年1月末に公判前整理手続きを完了し、2月12日に第一回公判を開く予定が明らかになったと佐藤氏は述べた。
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●「吸「血税」」・・・舛添新東京都知事の都政、その崩壊は既に始まっている

2014年02月12日 00時00分47秒 | Weblog


gendai.netの記事【大醜聞でたちまち辞任も…舛添氏が辿る猪瀬前知事と同じ道】(http://gendai.net/articles/view/news/147883)、
CMLに出ていた記事の【[CML 029535] 今回都知事選の教訓・・(紅林進)】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-February/029533.html、http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-February/029534.html)の一部抜粋、
東京新聞の記事【都知事選「目先の経済追う 歴史的過ち」 東海村前村長が批判】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014021102000133.html)。

 東京都知事選の総括の一つ。「「極めて残念。東京都民は目先の経済だけを追い、歴史的な大きな間違いを犯した」と強い口調で批判した。「都民は東京電力福島第一原発事故を忘れ、平和憲法の精神を壊そうとする安倍政権を支持した。東京が日本を駄目にしていく」とも述べた」。「細川、小泉純一郎両氏の元首相連合を支援」、というところに小泉氏の罪深さを感じる。

 三宅勝久さんによると「吸「血税」」だそうです。「いつまで浮かれていられるのか・・大新聞テレビは一切報じなかったが、選挙期間中から「政治とカネ」の疑惑がゴロゴロ出てきたのが舛添なのだ」、「舛添氏は、国民の税金から支出される「政党助成金」で2億5000万円に上る借金を返済した疑惑・・」。舛添新都政の崩壊は既に始まっています。

   『●「安倍首相の暴走と「妄想」」 
           『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号)について
   『●崩壊への第一歩は始まっている:

          6回目の失望下の祝当選、でも近々またしても都知事選がある予感

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http://gendai.net/articles/view/news/147883

大醜聞でたちまち辞任も…舛添氏が辿る猪瀬前知事と同じ道
2014年2月10日 掲載

 46・14%という低投票率の中、計200万票以上という自公の組織票がモノをいい、開票と同時に舛添要一・元厚労相の「当選確実」が出た都知事選。

 自民党都連最高顧問の深谷隆司・元通産相は「自民・公明の組織戦ができた、と満足している」なんて語っていたが、さあ、いつまで浮かれていられるのか

 大新聞テレビは一切報じなかったが、選挙期間中から「政治とカネの疑惑がゴロゴロ出てきたのが舛添なのだ。前任者の猪瀬直樹氏と同じテツを踏むんじゃないか。早くもそんな声が上がっている。

 数ある疑惑の中でも、見過ごせないのが政党助成金2億5000万円の不正流用疑惑だ。政治資金オンブズマン共同代表で神戸学院大教授の上脇博之氏はこう指摘する。

   「舛添氏が自民離党後に結党した『新党改革』が、国民の税金で借金を
    返済したのではないか、という疑いです。新党改革は2010年に銀行から
    2億5000万円を借り入れましたが、2年後に完済しています。この間の
    同党の収支報告書を分析すると、年間収入は1億5000万~1億9000万円
    ほどで、大半は税金が原資の政党助成金で占められていた。つまり返済原資の
    大部分は税金のはずですが、政党助成法では助成金を借入金の返済に
    充てることを認めていません。 そのため、助成金を複数の政治団体間で
    迂回させ、カネの出どころを分かりにくく処理しながら、結果的に税金
    借入金の返済に充てた疑いがあるのです。意図的なマネーロンダリング行為と
    見るべきです」

 しかも、舛添は巨額の借金と返済方法について同僚議員に全く知らせていなかった。新党改革の代表代行だった矢野哲朗氏は「昨年2月から6月にかけ、複数回にわたって内容証明を送って党大会の開催や会計の公表を求めたのですが、舛添氏は一切応じません」と、本紙の取材に怒りを込めて語っていた。

 新党改革の政治資金をめぐっては、舛添が自宅に党支部事務所を置き、妻が社長のファミリー企業に総額約800万円の家賃を払っていたことも判明した。こちらは政党助成金を家族のフトコロに入れた税金の還流である。

   「2億5000万円の不正流用は確たる証拠がそろっています。選挙期間中は
    躊躇していたメディアも、当選と同時に騒ぎ出す可能性はある。もちろん、
    都議会でも追及されるでしょう」(上脇博之氏=前出)

 加えて舛添にはもうひとつ、選挙違反疑惑がある。先週5日に町田市の個人演説会で来場者に「五輪バッジ」(時価3000円相当)を配っていたとして、舛添本人と演説会の受付スタッフが、公選法違反(寄付の禁止)容疑で市民団体に告発されたのだ。

 舛添はこれらの疑惑から逃げ切れるのか。たちまち辞任、再び選挙なんて事態になったら、マンガである
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http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-February/029533.html
 http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-February/029534.html】の一部抜粋

[CML 029536] 今回都知事選の教訓・・・・・(紅林進)

・・・・・・。

本当に一本化させようと思うのであれば、きちんとした政策のすり合わせ等、
双方が納得できる形で進めるべきであったと思う。
ところで舛添候補は、厚生労働相をやったことがあるというだけで、あたかも
福祉に力を入れるのではないという誤解、あるいは意図的なイメージづくり
行われたと思われるが、それは多いな誤解で、舛添氏が厚労相時代にやった
ことといえば、老人への医療費負担増を強いる後期高齢者医療制度の導入、
生活保護の母子加算廃止、介護保険料値上げ、年金改悪等々、福祉の切り
捨てであり、宇都宮氏も「名誉村長」として支援にかかわった「年越し派遣村
に支援を求めてきた人々に対し、「大事な税金を働く能力があるのに怠けて
いる連中に払う気はないと発言した人物が舛添氏です。

また舛添氏は、国民の税金から支出される「政党助成金」で2億5000万円
に上る借金を返済した疑惑((2014年2月6日発売の『週刊文春』)など、金銭
疑惑や、女性や老人に対する蔑視発言も問題になっています。しかしマスコミ
は決してこれらを報じません。投票日までにこれらが広く報道されていれば、
流れは変わっていたかもしれません。舛添氏が都知事に就任しても、これら
の疑惑が問題になり、任期途中でやめるという猪瀬氏の二の前になる可能性
もあります。そうなれば、巨額の税金の税金を使って、短期間での選挙という、
異常な事態ですが、それらに備えて準備しておくことも必要かもしれません。 
 
・・・・・・。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014021102000133.html

都知事選「目先の経済追う 歴史的過ち」 東海村前村長が批判
2014年2月11日 朝刊

 首都圏唯一の原発の日本原子力発電東海第二原発が立地する茨城県東海村の前村長村上達也氏(70)は、九日投開票された東京都知事選で脱原発を訴えた細川護熙(もりひろ)、宇都宮健児両氏が敗れたのを受けて、本紙の取材に「極めて残念。東京都民は目先の経済だけを追い、歴史的な大きな間違いを犯した」と強い口調で批判した。「都民は東京電力福島第一原発事故を忘れ、平和憲法の精神を壊そうとする安倍政権を支持した。東京が日本を駄目にしていく」とも述べた。

 村上氏は「脱原発をめざす首長会議」の世話人を務める。都知事選では、同じく脱原発を訴えた宇都宮氏を「脱原発の正統派」としながらも、「好き勝手しようとする安倍政権の暴走にブレーキをかけるには、勝てなければ意味がない」と細川、小泉純一郎両氏の元首相連合を支援した。

 宇都宮氏に「脱原発票が分裂した二〇一二年の衆院選のように悲しませないでほしい」と訴えるメッセージを送り、「歴史的な決断」を求めて、細川氏への一本化を要請したことを明かした。

 今後の国のエネルギー政策について、「師匠(である小泉氏)を倒した安倍首相は、もう怖いものなしだろう」と、なし崩し的な原発の再稼働を憂慮する。

 村上氏は東海村の村長を四期務め、昨年引退した。在任中の福島第一原発事故で、脱原発の姿勢を明確に。二〇一二年四月、「脱原発をめざす首長会議」の設立に加わり、地元首長としては異例とも言える廃炉の主張を通した。 (林容史)
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●「安倍首相の暴走と「妄想」」 『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号)について

2014年02月11日 00時00分23秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、三宅勝久さん【舛添氏の危うい〝政党交付金ビジネス〟 3千万円超が自宅家賃に還流】と永尾俊彦横田一さん【投票率が60%なら 脱原発知事の誕生か】。  

 都知事選の結果は6回目の悪夢でした。安倍政権は、早速、原発推進に邁進するそうです。選挙が終われば脱原発の世論なんて知ったことではないようです。だからこそ、原発推進候補や脱原発モドキ候補に投票してはいけなかったのです。でも、私は、上記三宅勝久さんの記事にもあるように、きっと近々もう一度都知事選があると思いますよ。なんせ、舛添新都知事は、「吸「血税」のようですから。選挙中、だんまりを決め込んでいたマスコミも大騒ぎするはずです。小沢一郎氏であれだけの(無用の)バカ騒ぎをしたのですからね。それ以上を行く「吸「血税」」鬼氏なのですから、大騒ぎ・糾弾してもらわなければ変です。もうすでに、舛添新都知事の崩壊への第一歩はきっと始まっています。

   ●崩壊への第一歩は始まっている:
         6回目の失望下の祝当選、でも近々またしても都知事選がある予感

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■①『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 「安倍首相の暴走と「妄想」」「孤立外交への開き直り」「アベノミクスを支える厚労省」・・「功労賞」? 先週号(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6c8bd66d6e20d032e6d5338be9962ef9)の「反響続々! セブン-イレブン〝鈴木帝国〟の落日」

■②『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 永尾俊彦横田一さん【脱原発か、カギ握る無党派層 東京都知事選、9日に審判】、「投票率アップを 宇都宮候補」。原発推進派やニセ脱原発派にだけは投票してはいけないし、是非、1%でも投票率を上げてほしい(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a860a65e74874818993c165f4859f6f4

■③『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 永尾俊彦横田一さん【投票率が60%なら 脱原発知事の誕生か】、「山本太郎参議院議員・・脱原発知事の誕生は国にプレッシャーを与えられる。ぜひ投票に足を運んでください」。低投票率なんて恥だ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/74564e413744b1919e5047e346b3be24

■④『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 三宅勝久さん(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/36ce19fbf26d913e335af69dccc1ba9f)の興味深い記事【舛添氏の危うい政党交付金ビジネス〟 3千万円超が自宅家賃に還流】、「公金感覚の欠如を疑わせるような事実が発覚・・税金から「家賃」を払わせるとは、品性を疑う

■⑤『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 粟野仁雄さん【橋下市長が辞職、出直し選挙へ 「私物化」と批判も】、「「駄々っ子などのレベルではない。行政の私物化だ」との強い批判の声・・選挙という〝ゲーム〟を使ってかつての勢いを取り戻したいとの思惑」。これも品性を疑う(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/b314dee6d85c57fcb16932aa032bb1dd

■⑥『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 佐高信さん【風速計/『週刊金曜日』は間違っていない】、「北朝鮮・・家族のインタビュー・・非難された・・小泉純一郎・・「・・週刊誌は虚偽報道も多いし。報道の自由を盾にして、報道される人の迷惑を考えない」」。「自己責任」発言(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/019c59c8534c29faaa142e93e2bc0be0

■⑦『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 渡辺仁氏【「平気でウソをつく」と漏れ伝わる取締役会の内情 信頼失墜〝裸の王様〟鈴木敏文】、「24時間、酷使のシステム」「マヤカシの経営指導=OFC」「本部優位濫用のFC契約」「フランチャイズ族議員の罪」。『●『セブン-イレブンの正体』読了』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/7e309ae417490bc5365050e446161ce6

■⑧『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 【大藤理子の政治時評/感染力が高く高熱が出るけどインフルエンザは一時のもの 橋下・維新にどこか似ている】、「仮病・・かどうかは別にして、考えてみれば、橋下・維新ってインフルエンザっぽいよね。・・立ち向かうべき病はやはり、がんである。安倍政権である」

■⑨『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 白井康彦氏【前例のない厚労省の物価指数が、なぜ使われたのか 生活保護を大幅削減する「手品」】。厚労省=功労賞。真に「苦境にある」人が救われない社会に功労有り、全くオメデタイ政権(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6902a9c0c30a378fa230550276b23185

■⑩『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 取材班【トンデモない自衛隊法の拡大解釈 内閣官房作成の「逐次解説」で判明したテロの定義】。海渡雄一さん【特定秘密保護法は廃止を!!! 公安の君臨狙う北村滋内閣情報官に反撃を】。猛毒法を止めないと(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6a3b61ff8ae4dc40785551b2ea365043

■⑪『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 山秋真【上関町議選に山口県知事選、漁業補償金問題・・・・・・どうなる祝島沖・上関原発】、「30年以上も反対運動を続け、建設を許さなかった祝島の人々」。原子力ムラの暴走を止めないと(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ecd3fa99474e82c8e9103b809bbb23a6

■⑫『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 平田剛士氏【いまだ返還されず 全国12大学にアイヌ遺骨1636体!】、「遺骨を返還すれば大学自体も癒される。アイヌも力を得て、誇りを取り戻せるはず・・より人間的な大学に変わるためのチャンスととらえることもできる」

■⑬『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 山口正紀さん【NHK会長発言 「安倍一族」の広報機関か】、「「皆様のNHK」はいつから「安倍様のNHK」になったんだ? 新任の経営委員4人を「安倍一族」で固めた昨年11から・・」。「きょうの安倍将軍」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/36e6fe8600d368ee8366a41ad0e446ad)ともね

■⑭『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 砂川浩慶氏【新会長就任で露呈! “アベ様ののNHK”選出方法変更が急務】、「国家権力が望むのは問題提起をしない『花鳥風月のNHK』。新会長がそれを目指せば、名実ともに『アベ様のNHK』」。受信料なんて払ってはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/36e6fe8600d368ee8366a41ad0e446ad

■⑮『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 平井康嗣氏【編集長後記】、「要注意なのは橋下市長のようなエセ脱原発派がいた過去だ。この脱人権派にはウンザリしている。ともかく最悪な事態は・・脱原発派運動が選挙後に分裂・対立すること・・誰もそれを望んでいない」。小出裕章さんも(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a860a65e74874818993c165f4859f6f4
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●崩壊への第一歩は始まっている: 6回目の失望下の祝当選、でも近々またしても都知事選がある予感

2014年02月10日 00時00分57秒 | Weblog


当選を祝して、舛添新都知事に関するgendai.netの記事【有権者に寄付行為市民団体が舛添氏を選挙違反で刑事告発】(http://gendai.net/articles/view/news/147845)と、
My News Japanに出ていた三宅勝久さんの記事【政党交付金から身内会社「マス研」に家賃3000万円環流 舛添要一都知事候補のモラルなき吸「血税」ぶり】(http://www.mynewsjapan.com/reports/1980)。

 投票締め切り直後に「当確」が出ました(『舛添氏が当選確実 都知事選、宇都宮氏・細川氏ら破る』http://www.asahi.com/articles/ASG2776FCG27UTIL04K.html?iref=comtop_6_01、2014年2月9日20時00分)。いや~お目出度い。民度がしれようというものですね。脱原発派の都民の皆さんには、本当にお気の毒、としか言いようがない。都民ではありませんが、脱原発派候補に投票していただいた皆様に、大変に感謝します。お疲れ様でした。
 それから、「矢崎泰久さん【発言2014】、「・・脱原発なら誰でもいいのか恥知らずな軽率な行動に思えてならない」。全く同感」、「「小泉さんが本当に脱原発なら宇都宮さんを応援すればよかった・・」と参加者・・・」、「結果として批判されるのは宇都宮健児氏サイドのような気がして、それも腹立たしい。「脱原発を目指す人たちがお互いを傷つけ」合わせようとしているのは誰か、明白なのに」、「脱原発派が敗れた時の宇都宮健児さんへの批難が怖い」・・・・・・そう思ってきましたけれども、現実のものになりそうで怖いです。

   ●小泉純一郎-細川護煕連合: 脱原発派の分断にしか過ぎないのでは?
   ●都知事選: 小出裕章さんの発言を
                 「自分(サイドへ)の宣伝」に利用してすいません・・・・・・

 さて、三宅勝久さんによると「マス研に流し込まれた税金は3000万円以上にのぼる。また、1999年の都知事選に立候補した際には、自ら支部長をする自民党支部から政党交付金2300万円を自分自身に「寄付」させ、選挙運動に費やしていたこともわかった。生活保護基準の切り下げに血道をあげた元厚労相による血税へのタカりぶりは、目を覆うばかりだ」

 また、先日の「つぶやき」から:

   ■④『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 三宅勝久さん
     (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/36ce19fbf26d913e335af69dccc1ba9f)の
     興味深い記事【舛添氏の危うい政党交付金ビジネス 3千万円超が
     自宅家賃に還流】、「公金感覚の欠如を疑わせるような事実が発覚・・
     税金から「家賃」を払わせるとは、品性を疑う


 このオカネ・「マネー」への意地汚さはきっと命とり。この「品性の無さは絶対に命取りとなるはず。きっと猪瀬氏二の舞になる、と確信します。税金の無駄遣いで都民の皆さんにはお気の毒だけれども、4年も待たずに、都知事選が行われるはず。誰が、昨年の今頃、1年も待たずに都知事選があると思っていただろう。でも今回は、確信します。
 都知事選6回目の失望を祝して、舛添氏のこれまでの「貢献」を以下に。

   『●『石原慎太郎よ、退場せよ!』読了(3/3)
     「舛添要一元厚相に言われちゃおしまい。・・・都知事を総理に
      という声があるが、との問いに答えて、「・・・国会じゃ友だちいないし、
      鼻もちならないし、あいつはイヤって意味において、石原が総理に
      なったって3日持たない。・・・『友だちのいない国王』は、知事だから
      やってられるの」、「吉田 ・・・そしてね、石原慎太郎という男は・・・
      リアルな政治力学に手を汚さないで済む政治家だから
      気楽でいいね・・・・・・と笑ってたぜ」(p.142)。」

   『●『思考停止社会 ―「遵守」にむしばまれる社会―』読了(3/3)
     「もう一つの問題点は、トップの姿勢としての当時の舛添厚生労働大臣
      発言と態度(p.150)。「自分の部下である社保庁職員を
      こき下ろし、事実を確認する前から組織や部下の職員の刑事責任にまで
      言及したのです。/・・・基本的な事項について十分に理解していた
      とは思えません。/・・・社保庁職員に対する批判が
      ここまでエスカレートすることはなかったでしょう」(p.151)」

   『●相変わらず辛辣な・・・
     「参院選対策本部長代理就任を舛添氏に打診するなんて
      センス悪るすぎますよ。(応援する気はまったくないですが)自民党に
      とって、断られて良かったです、きっと。舛添氏が人気あるなんて、
      (大)マスコミだけが言っていることとしか思えません。身の回りで
      舛添氏を応援している、なんていう(私の身の回りにほとんど
      いませんが・・・)自民党支持者を見たことがありませんもの。
      党内情勢として、「党内では世論調査の「首相にふさわしい政治家」で
      トップを走る舛添氏を選挙の顔とするしか打開の道はないとの意見が強い。
      ベテラン議員は「人気のある舛添氏を幹事長に起用すれば、参院選は
      絶対勝てる」と太鼓判を押す」、なんて本当かしら?・・・
      また“ヤルヤル詐欺”か 舛添要一いつ離党するのか」

   『●逆の立場なら?
     「もっともな指摘ですね。逆の立場なら、「朝までなんとか・・」なんて深夜の
      テレビ番組で舛添氏は議員辞職を要求しそうです。要は金の問題なの
      ですね。「国民第一」ではなく「(私の)お金・選挙第一」なわけです・・・
      しかし、つくづく人望のない人です。以下の記事の通り。
       伊吹文明氏や町村信孝氏なんかにここまで言われるというのは
      すごいことでしょう。「膿み」ですって。石原慎太郎 都知事に「人望が無い
      なんて言えた義理ではないようです。また、〝衣替え〟党では
      荒井広幸幹事長なんかと上手くやっていけるとはとても思えないです・・・
      「やっとうみが出た」…自民冷ややか」

   『●野中氏の爆弾発言
     「ちょっと見ていない間に、自民党関係者のこんなに笑える記事が多数。
       『「助成金ドロボー」の批判飛び交う舛添商店の悪評』(・・・・・・)」

   『●原発マネーに群がる ~読売が最悪~
     「血税、東電マネーも注入 ・・・「公益財団法人 日本生産性本部」・・・
      この組織内に、「フォーラム・エネルギーを考える」がある。メンバー・・・
      舛添要一(参院議員)、山谷えり子(同)・・・」

   『●「曽野綾子とは何か」 『週刊金曜日』(2014年1月24日号、976号)についてのつぶやき
     「■⑨『週刊金曜日』(2014年1月24日号、976号) / 【西川伸一の
      政治時評/舛添氏が当選しその得票より細川・宇都宮両氏の得票が
      上回る――これが最大の悪夢】。きっとその時批難されるのは
      宇都宮氏側だ・・小泉氏の「分断工作」に迂闊にも乗った人たちによって
      (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/eb6f5b48605f2d6df539290d1e636ef5)」

   『●都知事選: 小出裕章さんの発言を「自分(サイドへ)の宣伝」に利用してすいません・・・・・・
     「そして、今回の知事選では、私は舛添さんに勝たせることだけは
      あってはならないと思います。・・・今回、細川さんを支持した人たちの
      中には、舛添さんを勝たせたくないと思っている人がたくさんいると、
      私は思います。・・・脱原発の人が多くの票を集めてくれることを願いますが、
      票が割れる中、舛添さんが利を得ることを私は怖れます

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http://gendai.net/articles/view/news/147845

有権者に寄付行為 市民団体が舛添氏を選挙違反で刑事告発
2014年2月8日 掲載

 日刊ゲンダイ本紙が7日報じた都知事選・舛添要一候補の選挙違反疑惑が市民団体の告発に発展した。

 「市民連帯の会」(代表・三井環元大阪高検公安部長)は、個人演説会で来場者に「五輪バッジ」を配っていたとして、舛添本人と演説会の受付スタッフを、公職選挙法違反(寄付の禁止)の容疑で、8日警視庁に告発状を送付したという。

 告発状によると、今月5日、東京都町田市のホテルで開催された個人演説会で、舛添本人と受付スタッフ数人は約500人の来場者に対し、選挙用の法定ビラと一緒に東京五輪の特製バッジ(時価3000円相当)を配布して、同額を寄付したとしている。

 公選法199条2の寄付行為の罰則は、1年以下の禁錮または30万円以下の罰金。舛添がたとえ都知事になったとしても、猪瀬同様、公選法違反容疑で追及される可能性が出てきた。
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http://www.mynewsjapan.com/reports/1980

政党交付金から身内会社「マス研」に家賃3000万円環流 舛添要一都知事候補のモラルなき吸「血税」ぶり

三宅勝久 03:10 02/07 2014

 原発推進を掲げる安倍自民党政権と電力会社など大企業の御用組合「連合」の後押しを受けて東京都知事選に立候補している舛添要一・元厚労相が、自身が代表をする政党支部に自宅を貸した格好にして、多額の政党交付金を家族経営の株式会社「舛添政治経済研究所」(以下マス研という)に還流させていたことがわかった。マス研に流し込まれた税金は3000万円以上にのぼる。また、1999年の都知事選に立候補した際には、自ら支部長をする自民党支部から政党交付金2300万円を自分自身に「寄付」させ、選挙運動に費やしていたこともわかった。生活保護基準の切り下げに血道をあげた元厚労相による血税へのタカりぶりは、目を覆うばかりだ。(政治資金収支報告書や登記簿謄本など証拠書類はPDFダウンロード可)

     元厚労相で参議院議員・舛添要一都知事候補の自宅。
     (株)舛添政治経済研究所、自民党東京都参議院比例区第28支部、
     新党改革比例区第4支部、舛添要一後援会、グローバルネットワーク研究会
     ――の1会社法人、2政党支部、2政治団体が置かれていた。支部には
     2億円を越す政党交付金が入り、そこから「家賃」を会社に払う形で
     3千万円もの税金が還流していた(世田谷区代田)。


【Digest】
◇黙殺されたスクープ
◇政党交付金使途等報告書 
◇3年間で3団体から「家賃」1500万円
◇官報DBでさらに追跡調査 
◇自民経由で交付金1千6百万マス研に
◇マス研への税金還流「3千万円」一覧表


◇黙殺されたスクープ

 〈舛添氏政党支部/自宅に事務所費800万円/政党助成金を懐に
  /10~12年ファミリー企業に支出〉

 そうした見出しの記事が日本共産党の機関紙『しんぶん赤旗』に掲載されたのは、東京都知事選が告示された1月23日のことだった。記事によれば、舛添氏が代表をする自民党支部や新党改革支部に政党交付金(税金)が支給され、そこから家族会社である舛添政治経済研究所に支部の「事務所家賃」が払われていたという。家賃名目でマス研に還流した税金は、2010年~12年の3年間に800万円に上る、と記事は指摘している。

 国会議員、厚生労働大臣という経歴を持つ都知事候補に関する不公正な行状の告発である。だが一般紙やテレビ、通信社などの記者クラブメディアは、この問題を取り上げようとしなかった。当日1月23日の夕刊や翌24日朝刊、翌々日もその次も、いっさい報じられることはなかった。まるで誤報か、あるいはウラが取れずに後追いできなかったかのように、完全無視である。

 筆者は日本共産党の党員ではなく、同党の候補を応援する義理もない。しかし、赤旗が報じた都知事候補・舛添氏の「税金還流」問題は、もっと広く伝えられるべきではないかと強く疑問を持った。有権者にとっては、根拠のよくわからない「出口調査」などより、よほど意味があるニュースではないだろうか。

 もしかして記者クラブメディアは舛添候補に勝ってほしいのだろうか――不信と疑問を持ちながら、筆者は自分で取材に着手することにした。結論から述べれば、「還流」した税金は800万円どころではなく、実質的に3000万円を超すことがわかった。以下順を追って説明したい ・・・・・・・・・。
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●都知事選: 投票に行って下さい、でも投票してはならない人にだけは入れないように投票下さい

2014年02月09日 00時00分37秒 | Weblog


CMLの記事【[CML 029387] 都知事選と原発~誰を支持しようと、この機会に徹底的に議論しよう。そして考えよう。(転載)】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-February/029382.html)。

 asahi.comによると、『「選挙の様相、予想通りになってきている」菅官房長官』(http://www.asahi.com/articles/ASG266VQ5G26UTFK013.html?iref=comtop_list_pol_n01)だそうです。都民の皆さん、自公政権にこんなこと言わせておいて悔しくないですか? 東京FMのクロノスによると「争点が不明確で投票率が低い予想」とのこと。こんなに明確なはずなのにね!? 大雪も影響大でしょうか? お願いですから投票に行き、かつ、投票してはいけない人にだけは入れないように投票してください。低投票率はとても恥ずかしい。

   『●トップからして腐敗したメディア: 「きょうの安倍将軍」「安倍様のNHK」
   『●東京都知事選: 福島からの眼・・・・・・
         「反対はしないが、その前にすることがあるのではないか」
   『●都知事選: 小出裕章さんの発言を
             「自分(サイドへ)の宣伝」に利用してすいません・・・・・・
   『●居直ろう!: 〈毒食わば皿まで〉?
            「一度認めた以上、どこまでも認めるという論理の一貫性」?
   『●元「ト」知事と「サメ脳」氏は背中を押しているんだか、
                          足を引っ張っているんだか?
   『●東京都知事選: 「脱原発」が大前提、
               「脱原発モドキ派」「原発推進派」なんて論外
   『●小泉純一郎-細川護煕連合: 脱原発派の分断にしか過ぎないのでは?
   『●「オリンピック・オモテナシなんて要らない」「反安倍自公政権」に一票
   『●「ト」知事たちに投票した都民の皆さんは太っ腹
                            ~「不徳」という無責任で免罪~

 さて、満田夏花さん、「◆被害者救済こそ脱原発の第一歩◆・・・・・・東京は福島原発事故の加害者だということ・・・・・・3.11より前から、誰からも評価されずに、それどころか、「脱原発派」という、あたかも反社会的な一派のような「レッテル貼り」をされながらも、地道に脱原発運動に取り組んできた市民団体はたくさんある。私はこうした人たちをこそ信頼したい。民主主義の基本は、市民の声と行動だ。そのことを胆に銘じたい」。全く同感。

 最後に、もう一度、投票してはいけない人だけは明白。原発推進派やニセ・エセ・疑似脱原発派候補にだけは投票してはいけないし、必ず選挙に行ってほしい。

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http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-February/029382.html

[CML 029387] 都知事選と原発~誰を支持しようと、この機会に徹底的に議論しよう。そして考えよう。(転載)

・・・・・・
2014年 2月 4日 (火) 12:16:51 JST

・・・です。

下記は3.11以降、原発問題、原発事故被害者の救済のために精力的に
取り組んでこられた満田夏花さんが、eシフト脱原発・新しいエネルギー
政策を実現する会
)のMLに投稿されたものですが、非常に考えさせられる、
素晴らしい内容ですので、ご本人の了解を取った上、以下、転載させていた
だきます。

(以下転載)
みなさま

一都民の満田です(^_^.)/。
都知事選。調査によってばらばらですが、舛添ダントツトップは続いているよう
ですね。
細川さんと宇都宮さんは横一線のようです。
まだ投票行動を決めていない人が数割。
舛添さんの女性蔑視発言あり、マスコミが報じない資金問題(2億5,000万円問題)
ありで、波乱含み。まだまだこれからです!

さて、IWJに特別寄稿しました。都知事選と原発についてです。拙い文ですが、
よろしければぜひご一読いただければ幸いです。

--------------------------------

【IWJブログ・特別寄稿】都知事選と原発
 ~誰を支持しようと、この機会に徹底的に議論しよう。そして考えよう

    http://iwj.co.jp/wj/open/archives/123199

--------------------------------

◆都知事選でなぜ脱原発?◆

安倍首相が何を言おうと、すでに脱原発は都知事選の争点になった。これには有
権者の多くが納得している。

なぜ、都知事選で脱原発なのか? この疑問に、誰もがまず自然に上げるのが、
東京都がダントツのエネルギー消費地であるということだ。東京で脱原発を訴え、
それが実現できる道筋を示すことはとても大切なことだ。

といっても、すでに日本全国で動いている原発はゼロ。(石原元都知事をはじめ、
このことを認識していないらしき人が多いのにも驚いた)であるから、「脱原発」
=「再稼働せずに、原発ゼロの状況を続ける」ということになることに注意が必
要だ。

都知事選はチャンスだ。この機会に、原発について、エネルギーについて、議論
しよう。それだけでない貧困について、教育について、福祉について、東京が
抱えるたくさんの問題について徹底的に議論しよう。誰を支持しようが、各候補
者の政策と実績をしっかりとみてほしい。


◆被害者救済こそ脱原発の第一歩◆

改めて、なぜ、都知事選で脱原発なのか?

私が最も重視している理由は、東京は福島原発事故の加害者だということ。

福島第一原発の発電の多くは首都圏に運ばれ、私たちがそれを無自覚に使い続け
ていたわけだ。その東京にも放射性物質は到達した。そういう意味で東京の私た
ちは被害者でもある。
そして、東京には、6,000人以上の福島からの避難者、原発事故被害者が暮らし
ている。山形県をぬいて今や全国一位だ。

公営住宅に集団ですんでおられる人もいるが、個々にちらばって、都会の砂漠の
中にひっそりと暮らしている方もいる。支援者や同じ境遇の方とつながっている
方もいるが、支援を必要とされているのにも関わらず、孤独に生活されている方
もいる。

いままでの故郷も、生きがいも、生業もすべてを失って、それでも必死に生活し
ようとしている人もいる。

東電からの賠償も、国からの支援も受けれずに、自らの判断で、家族や子どもを
守りたい一心で避難を決断された方々もいる。

こうした方々の救済こそ、東京都の脱原発政策の最初の一歩にすべきではないだ
ろうか。

2012年6月に制定された「子ども・被災者支援法」は、その後形骸化してしまっ
た。

住宅・雇用・医療支援…すべてにおいて、残念ながら国の被災者の支援は行き届
いていない。国に実施を求めると共に、東京都としてやれることはたくさんある。
新知事には、積極的に取り組んでほしい。


◆東電問題、柏崎刈羽原発の再稼働◆

東京都は東電の大株主(といっても保有率1.2%)。それでも、株主としていろ
いろと提案できる。さらに83万キロワット使うユーザーで、東京エリアの行政
主体という立場もある。

多くの識者が指摘するように、東電は実質的には既に破綻状態にある。税金を投
入し、公然と粉飾決済を続けることで、生きながらえているのが実状だ。この東
電救済スキームにより、結果的には、東電は延命のため、本来であれば真っ先に
取り組むべき賠償や事故処理対策へのコストを切り詰め、柏崎刈羽の再稼働を急
がざるをえない状況になっている。

疲労困憊した作業員たちが、事故収束作業を担わざるをえないのが実態である。
身分保障も、健康管理も、十分な状況とは言い難い。

この悲惨な事故を生み出した東電の経営陣、三井住友銀行をはじめ銀行団や投資
家は、責任を免れているそれどころが、柏崎刈羽原発を再稼働させるために巨
額の融資を続け、さらなる利益をあげようとしている。国が東電に対して凍土壁
などの汚染水処理対策費用に支出する一方、東電は、柏崎刈羽原発の再稼働のた
めに、さらに巨額の費用を費やそうとしている。
これはまちがっている
お金を出すべきところは、事故収束、原発事故被害者救済、作業員のケアや身分
保障であろう。


◆原発を生きながらえさせている社会構造そのものを問おう◆

原発の何が問題なのか。悲惨な事故と放射能汚染をもたらし、被曝労働なしには
動かない原発放射性廃棄物はまったく処理のめどが立たず、小泉さんが言うよ
うに、それだけとりあげたって原発止めるしかないでしょう、ということになる。
コストだって高くつく。

湖西市長の三上さんの試算によれば、直接の発電コスト以外に、研究開発費、立
地自治体への交付金、放射性廃棄物の処分・保管コスト、事故炉の廃炉コスト、
事故時の賠償などを全部ひっくるめば、原発のコストは他電源よりだいぶ高くな


それでは、なんで原発がここまで推進されてきてしまったのか。

私が強調したいのは、原発自体の問題もさることながら、原発を存続させてきた、
社会構造だ。この理不尽な装置を生きながらえさせ、被ばく労働の問題から社会
の目を背けさせ、福島原発事故の被害者の被害をなかったことにさせたい、そこ
までして原発を生きながらえさせたい構造があるということだ。原発の巨大な利
権が作り出した大きな歯車をなかなか止められないでいるということだ。

大量のエネルギー消費を前提として、それに供給をおいつかせていく社会。うま
く表現できないが、一極集中のエネルギー・電力構造、それに支えられている企
業利益中心の考え方そのものに問題の根源があるのではないだろうか。


◆政策を見よう、議論しよう!◆

ちなみに私は宇都宮さんを応援している。理由の一つは、貧しい人、苦しんでい
る人たちの権利のために、敢然とたたかってきたことだ。原発事故被害者に対し
て、賠償の改善や子ども・被災者支援法の制定のときに積極的に動いてくれた
一方で、細川さんが「最後のご奉公」の覚悟で、脱原発をかかげ、立候補したこ
とには心からの敬意をささげたい。おかげで、私たちは、原発について、東京に
ついて、考える大きなチャンスを頂いた。

でも、原発は重要だが、原発だけが都知事選の論点ではない。貧困に苦しみ、権
利を侵害されている人たちはたくさんいる。東京の問題を直視しよう。それだけ
は繰り返して強調したい。

最後に言いたいのは、自分で考えようということだ。有名な誰それが応援し
ているから、ではなく

各候補の政策をじっくり見てほしい。あえて解説することはしない。その上で判
断しよう。

舛添要一さん
  http://www.masuzoe.gr.jp/policy-2

細川もりひろさん
  http://tokyo-tonosama.com/
     ⇒政策というボタンへ

宇都宮けんじさん
  http://utsunomiyakenji.com/policy/

脱線だが、私の最近の反省、というか感想は、3.11後の脱原発運動は、あまりに
文化人・有名人に頼りすぎてきたのではないかということだ

3.11より前から、誰からも評価されずに、それどころか、「脱原発派」という、
あたかも反社会的な一派のような「レッテル貼り」をされながらも、地道に脱原
発運動に取り組んできた市民団体はたくさんある。私はこうした人たちをこそ信
頼したい

民主主義の基本は、市民の声と行動だ。そのことを胆に銘じたい。

--

満田夏花 MITSUTA Kanna

--

「脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会」(eシフト)メーリングリストより転載
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●「日米の核持ち込み密約」、次は「非」特定秘密「隠蔽」法でその存在を隠蔽か?

2014年02月08日 00時00分26秒 | Weblog


asahi.comの記事【首相、核密約「否定は誤り」 政府見解示す意向】(http://www.asahi.com/articles/ASG107VVBG10UTFK01B.html?iref=comtop_6_05)。

   『●白々しい歴代首相・関係者
   『●白々しかった歴代首相・関係者(2/2)

   
    「麻生太郎前首相は、「『密約は自分は承知していない。当時の国会、
     国民への説明ぶりは、わが国の安全保障を確保する観点に立った賢明な
     対応だった」とコメントを出し、安倍晋三元首相は、「核密約についての
     申し渡しは前任者(小泉純一郎元首相)からなかった」と強調した。
       密約の存在を検証しようとすらしなかったのに、ただ「知らない」を
     繰り返すのは、無能責任放棄としか言いようがない。少なくとも
     この数年間に米国が文書を公開し、事実が暴露された後は、
     ヤル気さえあれば、できたはずだ」

 安倍首相は「日米の核持ち込み密約について「ずっと国民に示さずにきたのは、私は間違いだったと思う」と答弁し、存在を否定してきたのは誤りだったとの認識を示した」そうだ。OK。では、どう落し前をつけるのか? 猛毒法・「非」特定秘密「隠蔽」法で、その存在を隠蔽するつもり?

   『●東京電力原発人災「被ばくに関する正確な情報が
           伝えられなかった・・・身近で必要な情報が一層隠される」
   『●「「人間が近づけば即死──」特定秘密保護法が
               隠そうとする、福島第一原発4号機の“不都合な真実”」

================================================================================
http://www.asahi.com/articles/ASG107VVBG10UTFK01B.html?iref=comtop_6_05

首相、核密約「否定は誤り」 政府見解示す意向
2014年2月1日05時31分

 安倍晋三首相は31日の衆院予算委員会で、日米の核持ち込み密約について「ずっと国民に示さずにきたのは、私は間違いだったと思う」と答弁し、存在を否定してきたのは誤りだったとの認識を示した。首相は「この問題について政府としてどう考えているか示したい」とも述べ、政府見解を発表する方針も示した。

 民主党の岡田克也元外相が「歴代首相が国民にうそをついたと言われても仕方のないことを答弁した。重大だ」と追及したのに答えた。

 核持ち込み密約は、核兵器を積んだ米軍の艦船の日本への寄港・通過を事前協議の対象外とする内容。民主党政権時の有識者委員会が2010年、日米間に暗黙の合意という「広義の密約」があったと結論付けた。09年までの自民党政権は存在を否定していた。
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●『自然と人間』(2014年2月号、Vol.212)についてのつぶやき

2014年02月07日 00時00分04秒 | Weblog


自然と人間』(2014年2月号、Vol.212)の最新号について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 最も注目の記事は、秋山豊寛氏【京都竹やぶ日記 第26回/ガレキの山に蠢くヤカラに鉄槌を下す年】と斎藤貴男さん【人間がケータイを持つのは百年早い!】。

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①『自然と人間』(2014年2月号、Vol.212) / 森達也さん【第95回つぶやくニッポンの街角 誰が誰に何を言ってんの?】、「メディアは民意の合わせ鏡・・・参院選・・・「ねじれ解消」のフレーズは新聞各紙が一面の見出しに使い・・・政治とメディアがダメならば国民がダメなのだ」。救えないかも(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/11bce74b5e46796ea365780985e68620

②『自然と人間』(2014年2月号、Vol.212) / 前田哲男さん【“戦争できる国家”への見取り図=防衛政策3文書】、「「秘密保護法」廃止の世論と国会論戦をつよめ “暴走する安倍政治”を止めよう!」「文民統制が音もなく形骸化する兆候」「武器輸出が〝平和への寄与〟であるかのよう」。憲法が泣いているhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/237410d1ba170d66ecd8447f01eae975

③『自然と人間』(2014年2月号、Vol.212) / 【緊急インタビュー! 国のかたちが変わる!?(後編) 靖国、歴史問題、メディアリテラシー 室田元美×森達也】、「国民の多くが政策に熱狂し政権を支持したとき、国家は大きな過ちを犯す。つまり国家と国民の相互作用」

④『自然と人間』(2014年2月号、Vol.212) / 志葉玲氏【不十分な新規制基準で原発を再稼働させてはいけない】、「川内原発再稼働反対に1800人」「事故データを隠したままで再稼働するのか?」。原子力「推進」委員会という大問題(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/f7e19300df63651978b1c2e36238af3b

⑤『自然と人間』(2014年2月号、Vol.212) / 編集部【JR浦和電車区事件 民事裁判で高裁が解雇を認める逆転判決】、「安倍政権のめざす「戦争のできる国」にむかう諸政策とからまり、労働運動や市民運動への規制が強まる・・」。公安絡み(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/69f994239f7044d13e4ac97c42c3292b

⑥『自然と人間』(2014年2月号、Vol.212) / 山際永三氏【冤罪の過酷な現実】、「三浦和義さんの想い」「恵庭事件和歌山カレー事件北陵クリニック事件は冤罪」「報道が冤罪をつくる」「司法のリンチ化煽る報道」。冤罪が多すぎる(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/da3cfb571178e3a38746fc3aa3af954c

⑦『自然と人間』(2014年2月号、Vol.212) / 斎藤貴男さん【人間がケータイを持つのは百年早い!】、「フェイスブックに踊る日本の首相」「ケータイが大嫌いな理由(ワケ)」「見てはいけない罵詈雑言の洪水」。必読『消費税のカラクリ』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d435ba4950c1d381994c047fc001d0d9

⑧『自然と人間』(2014年2月号、Vol.212) / 【大谷昭宏の言いたい放題/2014年は「荒れる年」 焦点は普天間辺野古と原発再稼働 やりたい放題の政権与党 国民の不満爆発】、「靖国参拝に「失望している」とアメリカ」「原発再稼働、各地で大規模抗議行動か」

⑨『自然と人間』(2014年2月号、Vol.212) / 秋山豊寛氏【京都竹やぶ日記 第26回/ガレキの山に蠢くヤカラに鉄槌を下す年】、「・・・瓦礫の山で酒宴を楽しむ魑魅魍魎に鉄槌を下すことです。これは国会で、立法によって、原発の設置と操業は電力会社にとって「ワリが合わない」ことを思い知らせる法律の整備をするしかないのです」
************************************************************************************

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●トップからして腐敗したメディア: 「きょうの安倍将軍」「安倍様のNHK」

2014年02月06日 00時00分32秒 | Weblog


Daily JCJの記事【「新聞報国」 の再現こそ 「国難」 権力との一体化の危険性 情報保全諮問会議座長に「渡辺恒雄氏」=高田昌幸】(http://jcj-daily.seesaa.net/article/386224736.html)。
東京新聞の記事【NHK、脱原発論に難色 「都知事選中はやめて」】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014013090065631.html)、
gendai.netの記事【「原発問題に触れるな」と圧力 NHKは朝鮮中央テレビか】(http://gendai.net/articles/view/news/147645)。
もう一度、東京新聞の記事【諮問会議、秘密ばかり 秘密法 議事要旨公開】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014013002000154.html)。

 トップからして腐敗したメディアが二つ。ジャーナリズムの自殺行為じゃなかろうか。

   『●確信犯? ノー天気? 猛毒法に、
                座長・渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長は断言「・・・賛成だ」

 「有識者会議「情報保全諮問会議」(座長・渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長)の初会合の議事要旨を公開した。自由な議論を妨げる恐れがあるとの理由で、誰が発言したかは非公開。内容も政府の判断で大幅に少なくしたため、議論の詳しい中身は分からず、密室性の高さが際立っている」そうだ。座長がこんなお人では、当たり前。

   『●『創(2009年12月号)』読了(1/2)
   『●『官僚とメディア』読了(3/3)
   『●『ご臨終メディア ~質問しないマスコミと一人で考えない日本人~』読了 (1/3)

 一方、「安倍様のNHK」(©日刊ゲンダイ)も酷い事に。「「政府が『右』ということを『左』というわけにはいかない」と言い放ち、政府ベッタリの姿勢が鮮明になったNHKで、今度は「言論統制」だ」、「「経済学の視点からリスクをゼロにできるのは原発を止めること」などとコメントする予定だったことにNHK側が難色を示し、中北教授が出演を拒否したことが二十九日、分かった。NHK側は中北教授に「東京都知事選の最中は、原発問題はやめてほしい」と求めたという」。そこまで安倍自公政権、原子力ムラに尻尾を振るのだろうか。情けない。

================================================================================
http://jcj-daily.seesaa.net/article/386224736.html

20140127
「新聞報国」 の再現こそ 「国難」 権力との一体化の危険性 情報保全諮問会議座長に「渡辺恒雄氏」=高田昌幸

 特定秘密保護法が成立した後の今年1月14日、安倍政権は「情報保全諮問会議」(7人)の座長に読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆の渡辺恒雄氏を選んだ。渡辺氏の個性や安倍氏との距離の近さもあって、このニュースに驚いたジャーナリストも多いと思う。
 それに加え、筆者は別の「怖さ」も感じた。読売新聞は現在、日本新聞協会の会長社でもある。渡辺氏は個人としての参画であろうが、権力側の選別を交えながら新聞界全体が名実とも権力と一体化していくエポックに思えてならないからだ
 今の日本の状況下で、仮に「国難」が喧伝されたらどうなるか。
 山中恒氏の労作「新聞は戦争を美化せよ!」は、戦前の新聞界がいかにして時の権力、すなわち軍部に協力していったかを豊富な資料を基に詳述している。それによると、太平洋戦争の開戦前、大阪朝日新聞の取締役業務局長は「新聞報国の秋」と題し、社内向けにこう檄を飛ばした。

   「こういう未曽有の大事変下においては(略)一億一心に民心を
    団結強化するためには真に国策を支持し、国民の向かうべき道を
    明示する良き新聞を普及することが、適切有効であることは
    今更論じるまでもありません」

 東京朝日の記者もこう書いている。

   「決戦下の新聞の行き方は、国家の意思、政策、要請など、平たく言えば
    国の考えていること、行わんとしていること、欲していること等を紙面に
    反映させ、打てば響くように国民の戦争生活の指針とすることが
    第一(略)各大臣の演説、偉い武官、文官の談話、法律や規則の報道、
    解説記事がその一端です」と。 

 「未曽有の大事変」を前に権力側に擦り寄った挙げ句、一体化してしまった報道の罪。「未曽有の大事変」の後に、「破滅と破壊が控えていることを探知できず、国民をそこへ連れて行った重い歴史。その過程では、権力に疑義を唱えた・唱えようとした名も無き記者があちこちの社内でパージされていったはずである。あるいは、パージされる前に自ら進んで迎合し、その時の自らの地位や待遇を守っただけか。
 一体、「未曽有の大事変」とは何か。その萌芽は当時、記者に見えなかったのか。戦争は自然現象ではない。隕石の地球衝突のような「不可避」はあり得ない。
 権力は嘘をつく。自らの地位や栄華を守るため、責任回避のためなら、何度でも、どこまでも、だ。
 筆者の狭い経験でも「北海道警察の裏金」「北海道庁の裏金」などの取材過程で、権力側は虚偽を重ねた。嘘の歴史は枚挙に暇が無い。かつての大本営発表も沖縄返還密約も意図的な嘘だった。
 秘密保護法成立後のいま、ジャーナリストに問われるのは、権力側の嘘を許さないことだ。それには取材しかない。権力者の言動に対する評価や論評は、評論家に任せておけばいい。言動の背後に隠れている事実、旺盛な意欲と鍛え抜かれた取材力によってのみ明るみにできる事実。秘密保護法があろうとなかろうと、それらを次々に世に送り出す。それがジャーナリストの仕事であり、あなたにしかできない仕事だ

*JCJ月刊機関紙「ジャーナリスト」2014年1月25日号3面
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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014013090065631.html

NHK、脱原発論に難色 「都知事選中はやめて」
2014年1月30日 07時00分

 NHKラジオ第一放送で三十日朝に放送する番組で、中北徹東洋大教授(62)が「経済学の視点からリスクをゼロにできるのは原発を止めること」などとコメントする予定だったことにNHK側が難色を示し、中北教授が出演を拒否したことが二十九日、分かった。NHK側は中北教授に「東京都知事選の最中は、原発問題はやめてほしい」と求めたという。

 この番組は平日午前五時から八時までの「ラジオあさいちばん」で、中北教授は「ビジネス展望」のコーナーでコメントする予定だった。

 中北教授の予定原稿はNHK側に二十九日午後に提出。原稿では「安全確保の対策や保険の費用など、原発再稼働コストの世界的上昇や損害が巨額になること、事前に積み上げるべき廃炉費用が、電力会社の貸借対照表に計上されていないこと」を指摘。「廃炉費用が将来の国民が負担する、見えない大きな費用になる可能性がある」として、「即時脱原発か穏やかに原発依存を減らしていくのかとの費用の選択になると総括している。

 中北教授によると、NHKの担当ディレクターは「絶対にやめてほしい」と言い、中北教授は「趣旨を変えることはできない」などと拒否したという。

 中北教授は外務省を経て研究者となり、第一次安倍政権で「アジア・ゲートウェイ戦略会議」の座長代理を務めた。NHKでは「ビジネス展望」だけでなく、二〇一二年三月二十一日の「視点・論点」(総合テレビ)で「電力料金 引き上げの前に改革を」と論じたこともある。

 中北教授は「特定の立場に立っていない内容だ。NHKの対応が誠実でなく、問題意識が感じられない」として、約二十年間出演してきた「ビジネス展望」をこの日から降板することを明らかにした。


◆詳細は答え控える

<NHK広報局の話> 中北さんに番組に出演していただけなかったのは事実です。詳細は番組制作の過程に関わることなのでお答えを控えます。


【解説】公平公正 裏切る行為

 中北徹東洋大教授のNHK降板問題で、中北教授はNHK側に「都知事選期間中は原発の話はやめてほしい」と迫られたという。再稼働を進める安倍晋三政権の意向をくんで放送内容を変えようとした可能性は否定できない。

 選挙期間中であっても、報道の自由は保障されている。中北教授は予定原稿で「現状では原発稼働がゼロでもアベノミクスが成果を上げている。原発ゼロでも経済成長が実現できることを実証した」「経済学の観点から、巨大事故が起きた際の損害額のリスクをゼロにできるのは、原発を止めることだ」と指摘した。

 NHK側が問題視した中北教授の原稿は、都知事選で特定の候補者を支援する内容でもないし、特定の立場を擁護してもいない。

 NHKの籾井(もみい)勝人新会長は就任会見で「国際放送で日本政府の意向を伝える」としている。原発再稼働を強く打ち出している安倍政権の意向を忖度(そんたく)し、中北教授のコメントは不適切だと判断したとも推測できる。

 原発政策の是非にかかわらず受信料を払って、政府広報ではない公平公正な報道や番組を期待している国民・視聴者の信頼を裏切る行為と言えるのではないか。 (中村信也)

(東京新聞)
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http://gendai.net/articles/view/news/147645

原発問題に触れるなと圧力 NHKは朝鮮中央テレビか
2014年1月31日 掲載

 これじゃあ「朝鮮中央テレビ」の報道と変わらない。籾井勝人会長が就任会見で「政府が『右』ということを『左』というわけにはいかない」と言い放ち、政府ベッタリの姿勢が鮮明になったNHKで、今度は「言論統制」だ。

 30日のNHKラジオ第1に出演予定だった東洋大の中北徹教授(62)=国際経済学=が、番組内で「原発再稼働のコストと事故リスク」をテーマに「原発事故のリスクをゼロにできるのは原発を止めること」などと発言する意向をNHKに事前に伝えたところ、担当ディレクターが都知事選を理由に挙げてテーマの変更を求めたというのである。

 中北教授は経済学者の見地から原発のコストを解説しようとしたに過ぎず、「こんなことを言われたのは初めて」とカンカン。約20年間のレギュラーに終止符を打ち、今後は出演しない方針だ。


■まるで政府の広報機関

 NHKは「意見が対立する問題を扱う場合、双方の意見を伝えるなど公平性を確保するよう努めている。今回は対応を取ることが困難だったためテーマの変更を求めた」(広報部)と釈明するが、どうみても、原発推進派の安倍政権に配慮したとしか思えない。

   「都知事選の争点になっている『脱原発』については、英国出身のキャスター、
    ピーター・バラカン氏も告示前だったのに、2つの放送局から
    『放送で原発に触れるな』と“口止め”されたことを公表して大騒ぎになった。
    スポンサーに弱い民放ならまだしも、公共放送のNHKも同じ体質とは
    情けなくなります」(放送ジャーナリスト)

 元NHK記者で評論家の川崎泰資氏もこう呆れる。

   「政権の利益と国益が必ずしも同じとは限らない。公共放送は常に国益のために
    報道する義務があるのです。英国BBC放送が、フォークランド紛争の際に
    英政府を支持せず客観報道に努めたのが例です。しかし、今のNHKは
    そうではない。政府、自民党の圧力に屈し、『にらまれたら困る』と
    “自主規制”している。これでは公共放送ではなく、政府の広報機関
    北朝鮮と何ら変わりません」

 このままだと、NHKで「きょうの安倍将軍」なんてコーナーができるかもしれない。考えただけでもゾッとする。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014013002000154.html

諮問会議、秘密ばかり 秘密法 議事要旨公開
2014年1月30日 朝刊

 政府は内閣官房のホームページで、特定秘密保護法に関する有識者会議「情報保全諮問会議」(座長・渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長)の初会合の議事要旨を公開した。自由な議論を妨げる恐れがあるとの理由で、誰が発言したかは非公開内容も政府の判断で大幅に少なくしたため、議論の詳しい中身は分からず、密室性の高さが際立っている。 (横山大輔)

 議事要旨はA4判で五ページ分。十七日の初会合は一時間近くに及んだが、掲載されたメンバーの発言は十五件だけで、一ページ半しかない。半面、法律の必要性を説明する安倍晋三首相や森雅子内閣府特命担当相の発言は一ページ半近くもある。国会答弁などで説明している内容だ。

 メンバーの発言内容は「法律は国民の安全を守るため必要」「秘密解除の規定が法律で初めて設けられた意義は大きい」など、法律に肯定的な意見が大半。「会議が密室で行われていると批判されないよう議事運営してほしい」との注文もあったが、この会議で機密性を理由に議事録全文の非公開が決まった。議事要旨の分量をどうするかは政府任せになった。

 事務局を務める内閣官房特定秘密保護法施行準備室は「重要な意見を選んで要旨を作成した」と説明。十五件以外の発言内容については「会議は非公開なので答えられない」と話した。

 諮問会議は、各省庁など行政機関の長が指定する特定秘密の指定や解除の統一基準を議論し、政府が策定する基準に反映させるよう求めるが、最終的には政府が判断する。
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●東京都知事選: 福島からの眼・・・・・・「反対はしないが、その前にすることがあるのではないか」

2014年02月05日 00時00分22秒 | Weblog


東京新聞の記事【福島を忘れていないか 都知事選 ネオン輝く東京に違和感】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014020102000132.html)。

 「一票は子どもたちの未来の安心のために、と決めた」。都知事選、原発推進派候補や疑似脱原発派候補なんて論外。

   『●東京都知事選: 「脱原発」が大前提、
                 「脱原発モドキ派」「原発推進派」なんて論外

 東京五輪に「反対はしないが、その前にすることがあるのではないか」・・・・・・。そして、「東京は福島を忘れていないか」・・・・・・。自公政権や東電、原子力ムラに支えられるような都知事であってはいけない。

   『●「福島の人間は侮辱を感じます・・・・・・
               公聴会を福島でやらないなんてあり得ない」
   『●自公議員に投票したことの意味:
         原発は「重要なベース電源」、さらに「もんじゅ」「核燃サイクル」継続
   『●「重要なベース電源」にまだ無駄金をジャブジャブ
   『●原発人災・汚染の原因者が「税金による事業で利益をもたらす」醜悪な構図
   『●醜悪な構図2: 原発人災・汚染の原因者が「公的支援1兆円 裏で税逃れ」
   『●続・醜悪な構図2: 原因者が「公的支援1兆円 裏で税逃れ」
                         「「私たちとは違う」感覚の持ち主」
   『●原発推進国同士が手を携えて原発輸出、
           さらに「死の商人」へ: どうやら「恥」という概念は無いらしい
   『●国際的な「恥の上塗り」な恥さらし行為:
               「安倍政権 「復興予算」を「原発輸出」に流用」
   『●無責任の極み: 「政府、東電の再建計画を認定 柏崎刈羽「7月再稼働」」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014020102000132.html

福島を忘れていないか 都知事選 ネオン輝く東京に違和感
2014年2月1日 朝刊

 「東京は福島を忘れていないか」。東京電力福島第一原発で作業に当たる三十代の男性は、東京都知事選で原発の是非を問う議論がどこまで深まるか、耳を澄ませている。東京の電気をつくっていた原発の事故。男性は都内の有権者だ。「一日も早く収束させたい」。一票は子どもたちの未来の安心のために、と決めた。 (片山夏子

 建設系の技術者で、東京で生まれ育った。事故前に原発で働いたことはなかった。次々に起きた原子炉建屋の水素爆発に衝撃を受けた。「日本に住めなくなるのではないか」。必死に原子炉などの冷却作業をする人たちの姿をニュースで見て心を揺さぶられた。「自分も何か貢献したい」。会社で技術者の募集が掛かり、迷わず手を上げた。

 折れ曲がった鉄骨、がれきだらけの敷地-。事故から間もない福島第一はめちゃくちゃだった。高線量の場所が点在し、建屋周りでは作業が数分間隔で区切られ、人海戦術で進められていた。「不安と緊張で震えながら作業する人もいた」。敷地を離れると緊張が解け、どっと疲れた。

 昨春、帰京した。被ばく線量が所属会社の定めた限度に近づき、福島第一で働けなくなったからだ。東京で感じたのは「強い違和感」だった。「事故直後の節電は忘れられ、夜もネオンが輝いていた」。家庭や職場でも原発や福島の話題が出ない。現場の話をしてもうまく伝わらず、いらいらして家族ともめることもあった。

 「なぜ福島にもっと関心を持たないのか」。たびたび汚染水漏れを起こし、事故収束にはほど遠い福島第一の現状も「東京には遠い出来事なんだ」と感じた。二〇二〇年五輪の開催が東京に決まった時も違和感が残った。「反対はしないが、その前にすることがあるのではないか

 今では福島を故郷のように感じている。福島第一や作業仲間、住民のことは頭から離れなかった。

 数カ月ぶりに戻った現場は、ベテランが減り、寄せ集めの作業班はまとまりがなかった。敷地全体の放射線量は下がったが、溶けた核燃料の状態は分からず、廃炉のめども立たない

 「東京が住みやすくなるように」。幼い子どもがいる男性の都知事選への思いは明確だ。しかし、候補者の訴えはいまひとつ心に響いてこない。「原発もパフォーマンスに使われているだけなのでは」。そんな疑念もぬぐえない。

 東京から二百キロ余り。福島第一では、今も一日三千人以上が事故収束のために働いている。「事故からまだ三年もたっていない。大勢の人が避難したままだ。原発をどうしていくのか、福島のために何ができるのか、真剣に考えてほしい
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●「セブン‐イレブン〝鈴木帝国〟の落日」 『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号)について

2014年02月04日 00時00分47秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、矢崎泰久さん【発言2014】、「・・脱原発なら誰でもいいのか恥知らずな軽率な行動に思えてならない」。全く同感。そして、横田一さん【投票率を上げよう! 山本太郎が活動を開始】、「「準決勝」「決勝戦」

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■①『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 今週も表紙が刺激的、「セブン-イレブン〝鈴木帝国〟の落日」「奴隷の契約書」「近隣への出店」「発注の強要」「反セブンに踏絵」「捨てる商品にも料金」、そして「告発リポート/妻はなぜ自殺したのか 脱サラオーナーが陥る〝コンビニ地獄〟」

■②『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 【東京都知事選、終盤へ向けて闘い熾烈 三つどもえ、投票率がカギか】。横田一さん【投票率を上げよう! 山本太郎が活動を開始】、「「準決勝」「決勝戦」。都民じゃないが、大前提の上で、さらに・・・決勝戦に進むべき候補者http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/eb6f5b48605f2d6df539290d1e636ef5

■③『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 満田夏花氏【原発輸出で不明確な〝調査費用〟 日本原電に36億円余の税金】、ベトナムに約25億円、加えて「トルコの原発建設調査も」11億円。『●国際的な「恥の上塗り」な恥さらし行為: 「安倍政権 「復興予算」を「原発輸出」に流用」』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/513844afc60e1d5422eaec61207792af

■④『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 尾崎孝史氏【名護市の民意無視する安倍政権 辺野古埋め立て広告】、「稲嶺進氏が大勝し、「基地はNO」との民意が明確に示された沖縄・名護市長選」。民意を無視して暴走する安倍自公政権を許してはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fa4f1b36ec9d09183b008c6bb2a40681

■⑤『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 落合恵子さん【風速計/これからも】、「名護市市長選・・・南相馬市の市長選とこのところの選挙結果は歓迎したい・・・それぞれが迷いに迷って、心がねじ切れそうになりながらした選択を大事にしたいと心から願う。結果がどうあろうとも、「わたしたち」の闘いはこれからも続くのだから

■⑦『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 伊田浩之氏【計算がずれ始めた安倍晋三政権のNHK支配計画】、「籾井勝人会長発言の衝撃」「政府が右と言うことを左と言うわけにはいかない」「あまりにも常識はずれ」。「「番組改変が政治的圧力によって行われた」間違いのない事実」にも関連?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/885a5e91e40d48dddecbaef287440bee

■⑧『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / まさのあつこ氏【南スーダンPKOでの韓国軍への弾薬譲渡 官僚主導で名ばかりの国家安全保障会議】、「その重大な試金石となる事案で・・」「議論をつくさない会議」「福島瑞穂参議院議員・・資料請求・・「議事録は作成しておりません」」。積極平和主義?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a67e3a42d79f822ec49e6946dbde3e93

■⑨『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 高橋哲哉氏【未だ過去を克服できない現実が問われている 「安倍靖国参拝」で世界の孤児になった日本】、「世界が気付いた日本の異様」。産経系のようなマスコミの「異様」と、そんな政治家を選べる有権者の「異様」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/cc4e571fe8c3a2c5d50742ae0de4f0c7

■⑩『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 【谷村智康の経済私考/被災地の、ではなく、被災者の生活の再興を 10年後、「防潮堤だけが残った」とならぬために】、「・・というふうに発想の枠組みを変え・・面倒は避けたいので、「進まない被災地の復旧」とお茶を濁した周年記事が今年も並ぶのだ」

■⑪『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 渡辺仁氏【妻はなぜ自殺したのか】、「セブン-イレブン。その裏では・・自殺や家庭崩壊が絶えず、・・セブン商法をただす裁判包囲網・・「鈴木敏文商法」の何が問題か・・」。古川琢也さんら『セブン-イレブンの正体』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/7e309ae417490bc5365050e446161ce6

■⑫『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 「奴隷の契約書/フランチャイズ契約」「近隣への出店/ドミナント」「発注の強要/押しつけ在庫」「反セブンに踏絵/契約更新」「捨てる商品にも料金/ロスチャージ」。渡辺仁(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%C5%CF%CA%D5%BF%CE)氏【いまだ加盟店の利益よりも本部の発注を優先】

■⑬『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 小室等さん【なまくらのれん24】、「『ユージン・スミス写真集1934-1975』・・・高田渡・・・からもらったものだ。・・・マグナム・フォトの正会員でもあった・・妻、アイリーン・美緒子とともに数年間水俣に滞在・・会社側に雇われた暴力団員に暴行を受ける事件があり、・・」

■⑭『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 小室等さん【なまくらのれん24】、「ユージンも・・・脊椎を折られ片目失明の重傷を負う・・・『ライフ』六月二日号に発表し大反響を得る。・・・石牟礼道子さん、アイリーンさんの反原発活動の話へと続くのだが・・」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/38594e150ec4ede3e002213f40603528

■⑮『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「なんとなく気味の悪い都知事選・・・どうもスッキリしない。・・・猪瀬直樹そっくりさんのような・・・、次いで安倍復古政権の代弁者として・・・名乗り出てびっくり魂消(たまげ)た。隠居したはずの・・・が小泉純一郎に推されて出馬する・・・」

■⑯『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・・に及んでは、気味悪さを通り越して背筋か寒くなった。・・・奇妙なのは雪崩を打って有名人、文化人たちが細川支持に名乗りを上げたことである。脱原発なら誰でもいいのか。恥知らずな軽率な行動に思えてならない

■⑰『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・・支援者や支持政党に右往左往するのではなく、候補者ひとりひとりをじっくり精査するべき・・・猪瀬辞職を生かすことでしか、日本も東京も私たちも蘇る道は他にない」。私は、「分断工作」に騙されてはいけない、と思う(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/eb6f5b48605f2d6df539290d1e636ef5

■⑱『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人vol.84】、「福島みずほさんを中心に「戦争反対! 女性大集合」と言う集会・・・「事件」が起きたのは・・・女に厳しい保守論客として名高い、長谷川三千子氏だった。・・・」

■⑲『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人vol.84】、「・・「NHK経営委員が『安倍首相の応援をしている』と言うのは聞き捨てならないですね」と声をあげると、「・・マスコミのイメージと私が知る安倍晋三は違う・・」と語り、会場はブーイングと失笑の渦に」

■⑳『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人vol.84】、「福島みずほさんは「私たちはイメージで安倍さんを批判しているのではない。政策の批判をしている」と反論した。・・これ以上負けたくない、と、長谷川氏のにたにた笑いを見て、そう思った」

■(21)『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 岩本太郎氏【都知事選をめぐる解禁後初のネット戦と地上戦の「泥仕合」】、「「小泉さんが本当に脱原発なら宇都宮さんを応援すればよかった・・」と参加者の声も」「「マスコミ内で・・汚職報道を禁止する圧力・・」との当該文書が写真入りで出回った・・」
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●都知事選: 小出裕章さんの発言を「自分(サイドへ)の宣伝」に利用してすいません・・・・・・

2014年02月03日 00時00分29秒 | Weblog


小出裕章さんの発言【【都知事選についての意見】小出裕章さん「脱原発を目指す人たちがお互いを傷つけあうことはやめて欲しい」】(http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/241d57d7acf194860b3986617ac11e1a)について、ぽぽんぷぐにゃんさんのブログ(http://blog.goo.ne.jp/sithux7)から孫引きさせて頂きます。

 まず、「イコマレイコさんのfacebook」(https://www.facebook.com/reiko.ikoma.3)にある前文(1月25日)に、

   「都知事選挙について、あちこちから意見の表明を求められましたし
    過去の私の発言を自分の宣伝に使うという人たちも出てきてしまいました。
    /私の意見などどうでもいいことだと思いますが、やむ無く以下の文章を
    書きました。/もし必要ならお使いください。」

とあります。小出裕章さんの言う「自分の宣伝に使うという人たち」・・・・・・に反していて大変心苦しいのですが、孫引きさせて頂きます。「自分(サイドへ)の宣伝」に小出さんの発言を利用すること、申し訳なく思います。

 「せめて、究極の目標を忘れずに、脱原発を目指す人たちがお互いを傷つけあうことはやめて欲しいと願います」とあり、全く同感です。そうさせた張本人は、ブログ主から見ると明白なのですが、(都民じゃないので僭越ですが)都に吹いている世間の風はそうではないよう・・・・・・。結果として批判されるのは宇都宮健児氏サイドのような気がして、それも腹立たしい。「脱原発を目指す人たちがお互いを傷つけ」合わせようとしているのは誰か、明白なのに。

   『●小泉純一郎-細川護煕連合: 脱原発派の分断にしか過ぎないのでは?

 「究極の目標」を遠ざけているのは誰でしょうか?

 ただ、いずれにしろ大前提があるはずです。倫理的に原発推進派候補者や脱原発派モドキ派候補者に投票することがあってはならない、とブログ主は思います。軍事オタクなんて考慮外。投票してはいけない人は明白。

   『●東京都知事選: 「脱原発」が大前提、
                         「脱原発モドキ派」「原発推進派」なんて論外
   『●無責任の極み: 「政府、東電の再建計画を認定 柏崎刈羽「7月再稼働」」

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http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/241d57d7acf194860b3986617ac11e1a

【都知事選についての意見】小出裕章さん「脱原発を目指す人たちがお互いを傷つけあうことはやめて欲しい」
2014-01-24 17:23:37

■画家・イコマレイコさんのfacebookより引用させていただきました。
イコマ レイコ

■小出裕章さんからのメールです。

都知事選についての意見

私はこれまで、原子力のない世界を求めて、私の場でやってきました。
私以外の方はやろうとしないこと、私にしかできないことを選びながら、やってきました。
私の戦いは「原子力マフィア」と呼ぶ強大な権力が相手でしたので、私の戦いは常に敗北でした。
それでも、負けても負けてもやらなければいけない戦いはあると思ってきましたし、今でもそう思います。
歴史は大きな流れですので、目の前の小さな勝ちを得るためではなく、遠い未来から見ても恥ずかしくない戦いをするべきだと思ってきました。
私が原子力に反対するのは、単に原子力が危険を抱えているからではなく、それが社会的な弱者の犠牲の上にしか成り立たないからです。
当然、戦争の問題、沖縄の問題など、無数に存在している課題と通底しています。
今回の都知事選に関していうのであれば、私は宇都宮さんの主張に賛同します。
彼にこそ都知事になって欲しいと願います。

ただ、すでに「脱原発」を最大のテーマとして細川さんが立候補しました。
そして、小泉さんが細川さんを支持しました。
小泉さん小泉構造改革を行って社会的弱者を切り捨てた張本人ですし、靖国神社にも参拝する人です。
私は小泉さんが嫌いだと発言してきましたし、細川さんや小泉さんを支持したいとは思いません。
ただ、今回の知事選での動きを見ていると、これまで反原発・脱原発を担ってきた私の友人、知人が宇都宮さん支持、細川さん支持で引き裂かれてしまいました
中には相手を激しく批判する人も出てきてしまいました。
私は大学闘争の世代で、当時はたくさんの党派、セクトが乱立し、お互いの小さな違いを取り上げて批判し合い、中には殺し合いすらが起きました。
私は、そうした動きが嫌いでしたし、当時女川原子力発電の反対運動に関わり、その運動に力を貸してくれる限りは誰でも受け入れ、共に活動することを選びました。
今回の都知事選で獲得するべき目標はなんなのでしょう?
負けてもいいからきちんとした論争をするという立場はもちろんありますし、私自身はずっとそうしてきました。
ただし、私が政治、特に選挙が嫌いな理由は、選挙が勝つか負けるかが決定的で、本当に自分がやりたいことだけをやっていることを許さないからです。
そして、今回の知事選では、私は舛添さんに勝たせることだけはあってはならないと思います。
宇都宮さんと細川さんが原子力に反対すると表明し、残念ながら私の友人・知人にしてもそうであるように、必ず票が割れるでしょう。
すでに、告示日が過ぎましたので、宇都宮さんと細川さんの一本化は不可能となりました。
今回、細川さんを支持した人たちの中には、舛添さんを勝たせたくないと思っている人がたくさんいると、私は思います。
残念ながらここまで来てしまえば、それぞれの人がそれぞれの思いに従って票を集めるしかないでしょう。

脱原発の人が多くの票を集めてくれることを願いますが、票が割れる中、舛添さんが利を得ることを私は怖れます
せめて、究極の目標を忘れずに、脱原発を目指す人たちがお互いを傷つけあうことはやめて欲しいと願います
私はこれまでにも政治は嫌いで、決して関わらないと公言してきました。
ただ、前回の都知事選で宇都宮さんを支持する旨表明しました。
でも、今回の経験を経て、私はますます政治が嫌いになりましたし、今後は一層、政治、特に選挙からは遠ざかろうと思います。
私の主戦場は「原子力」の場であり、従来通り、その場で私しかやらないこと、私にしかできないことに私の力を使います。
そして、差別のない世界を目指す人たちと連帯したいと思います。
今回の選挙を自らの課題として戦っている皆さんに対しては、申しわけなく思います。
政治が大切であることは十分に承知しています。
政治に関わってくださる皆さんをありがたいと思います。
しかし、私という人間は政治が苦手です。
他の誰でもない私の個性だということで、お許しいただけると嬉しいです。

2014年1月24日 小出 裕章


全く同感です。
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●教育再生: 喜んで戦場に行ける子供たち、「搾取会社」で喜んで働く「歯車」となる学生を育てたいらしい

2014年02月02日 00時00分30秒 | Weblog


東京新聞【【私説・論説室から】 「幸福度」高める教育こそ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014011502000172.html)。

 どちらの国の子ども達の方が幸せか? 

   『●どちらの国に生まれた子どもが幸せだろうか?

 「「強い日本」を志向する安倍晋三首相。教育再生はその一環という。今年の年頭所感では「日本に生まれたことに誇りを持ち、高い学力と豊かな人間性を兼ね備えた人材を育んでいく」と述べ」たそう。「教育基本法で定める教育の目的とは、戦後一貫して「人格の完成」である。最近はそれが「人材の育成」に貶(おとし)められている。個人の多様な価値ではなく、日の丸経済の歯車としての価値のみを優先する思想の表れだろう」。「日の丸経済の歯車」ための「再生された教育」らしい。

 安倍晋三首相の「再生された教育」を受けることは、本当に子ども達や学生にとって「幸せなこと」なのだろうか? 喜んで戦場に行ける子供たちを育て、「搾取会社」で喜んで働く「企業戦士」「歯車」となる学生を育てたいらしい。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014011502000172.html

【私説・論説室から】
「幸福度」高める教育こそ
2014年1月15日

 「強い日本」を志向する安倍晋三首相。教育再生はその一環という。今年の年頭所感では「日本に生まれたことに誇りを持ち、高い学力と豊かな人間性を兼ね備えた人材を育んでいく」と述べている。

 教育基本法で定める教育の目的とは、戦後一貫して「人格の完成」である。最近はそれが「人材の育成」に貶(おとし)められている。個人の多様な価値ではなく、日の丸経済の歯車としての価値のみを優先する思想の表れだろう。

 成熟社会の景色を眺めれば、「強い日本」ではなく「幸せな日本」を目指したい。国家より人間本位の教育こそが重要だと思う。

 日本の一人当たりの実質国内総生産(GDP)は五十年余りの間に八倍に増えた。なのに、暮らしの満足度はほとんど横ばいだ。米国の経済学者リチャード・イースタリンが「幸福のパラドックス」と呼んだこの現象は、多くの国々が抱える切実な問題である。

 国連の世界幸福度報告書では、世界一金持ちの米国でさえ十七位、二位の中国は九十三位、三位の日本は四十三位。トップはデンマークで、上位十カ国中八カ国は欧州勢だ。

 近年の幸福研究では、衣食住が足りていれば、お金、物、地位、名誉ではさして幸福度は高まらない。人との助け合い、地域のつながり、自分らしさを大切にする生き方がカギを握るという。子どもの「幸福力」を培う教育への転換を考えるべき時代だ。(大西隆
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●「平和憲法」が泣いている

2014年02月01日 00時00分20秒 | Weblog


東京新聞の二つの記事【首相、集団的自衛権に意欲 中国を名指し批判、施政方針演説】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014012401001732.html)と、
【「維新分裂あり得る」 石原氏、自民合流に含み】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014012402000136.html)。

 「安倍晋三首相は衆院本会議で施政方針演説を行った。集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈変更に意欲を示し、自衛隊の海外展開を念頭に、世界の平和と安定に貢献するとうたう「積極的平和主義」の意義を強調」・・・・・・世も末だ、憲法が泣いている。戦争出来る国へ変えて「積極平和主義」だってさ。

   『●「(積極)平和主義」「不戦の誓い」が聞いて呆れる、
                            「死の商人主義」「外交破壊主義」

 城山三郎さん曰く「日本が戦争で得たのは憲法だけだ」というのに。

   『●「人道なんてなかった」頃の「戦争できる国」の現実
   『●城山三郎さんと反戦
  
    「▼城山さんは「日本は先の戦争で、ほとんどすべてを失ってしまった。
     唯一、得られたのは、憲法九条だけだ」と語っていた。戦争体験と憲法が
     強く結びついた世代は減っている。憲法への思い入れの少ない若い世代
     城山さんの言葉はどう伝わるのだろうか▼あの戦争で新聞は「旗」を振り、
     国民を熱狂させ国を破滅に導いた

 さて、最後の記事。元東京「ト」知事殿がまたしてもご乱心。「将来的な自民党との合流について「否定しない」と発言。集団的自衛権の行使容認に慎重な公明党に代わり自民党と連立する可能性にも言及」したそうです。笑ってしまいます (横田一さん「維新とたちあがれ日本は〝水と油〟/石原氏の一本釣りを狙う橋下氏」、http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/71419ddb7021e63dfe3fab319d28f60f)。いっそのこと、自公と維新全員で合体したら? 

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014012401001732.html

首相、集団的自衛権に意欲 中国を名指し批判、施政方針演説
2014年1月24日 14時41分

 第186通常国会が24日召集され、安倍晋三首相は衆院本会議で施政方針演説を行った。集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈変更に意欲を示し、自衛隊の海外展開を念頭に、世界の平和と安定に貢献するとうたう「積極的平和主義」の意義を強調した。東シナ海上空への防空識別圏設定や海洋進出など権益拡大を図る中国を名指しで批判。4月の消費税増税対策に全力を挙げるとともに、経済の好循環実現に決意を示した。

 2012年12月の第2次内閣発足後初めて国会演説で集団的自衛権に明確に言及。

(共同)
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014012402000136.html

「維新分裂あり得る」 石原氏、自民合流に含み
2014年1月24日 朝刊

 日本維新の会の石原慎太郎共同代表は二十三日、共同通信のインタビューに応じ、野党再編や政策をめぐる路線対立により党分裂もあり得るとの認識を示した。その上で将来的な自民党との合流について「否定しない」と発言。集団的自衛権の行使容認に慎重な公明党に代わり自民党と連立する可能性にも言及した。

 日本維新で結いの党や民主党との野党再編をにらむ大阪系議員は、原発政策などをめぐり推進派の石原氏らと溝がある。

 石原氏は党内対立に関し「決定的なものだったら党を割ってもいい」と明言。結いの党について「護憲政党で何の共通項もない」と指摘し、今月から始まった政策協議に不快感を重ねて表明した。

 同時に「野党を再編する必要はない」として、自民党に対抗できる二大政党を目指す野党再編に否定的な見解を示した。
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