あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

ソフトによる現像処理の違い 1/2

2019年11月04日 01時00分00秒 | 写真

  

まずはこの写真を、ご覧ください。

雨上がりの秋の紅葉の風景です。

  

これだけ見ると、「まあ、それなりの雰囲気はあ

るよね」という感じだと思う。

しかし実際、カメラの液晶画面に映っていたのは、

この映像である。

  

初心者の方は、この画像を見て、

「俺って、ヘタだなあ」で、終わりだと思う。

しかしそれではもったいない。いや、写真が上達

しない。

デジカメは写真の補正技術が必須なのだ。

最初の写真は、私が見たとおりに補正したもの

なのである。

ここで強く言いたいが、「綺麗に見えるように、

演出した」のではない。

「最初の、見たまんまに戻した」のである。

写真の根幹に関わることなので強調したい。

  

イメージセンサーからの電気信号を画像データー

にすることを「現像」と呼んでいる。

ソフト的に現像する、ということだね。

現像するには専用のソフトが必要なのだが、そこ

まで必要としない人のため、あるいは、どんな感

じかだけ知りたい時のため、カメラ内部にも

「ハード」で画像データーに現像するチップが

ある。

カメラ背面の液晶に表示されるのは、この

画像だ。

そして、メモリーにJPGデーターとして記録され

るのも、この画像なのである。

しかしこのチップがまあ、バカなのよ。

以前よりはかなり、ましにはなったが、それでも

カメラが変換したデーターをそのまま使うこと

は、私はまず、ない。

逆を言えば、RAWデーターを扱えるカメラで、

カメラが作ったJPGしか利用していない人は、その

カメラのポテンシャルの1割くらいしか、使って

ないようなものだ。

実に、もったいない。

  

現像するソフトは、色んな会社から出ている。

もちろん、カメラメーカーからも製品に添付、と

いうかたちで配布されている。

「やっぱ、カメラ作ってる会社のが一番じゃね?

」と思っていたのだが、そうでもないらしい。

カメラメーカーのアドバンテージは、「レンズ

データーを持っている」

ということなのであるが、他の会社のソフトもレ

ンズデーターを持っているので、データーを公開

しているのかもしれない。

そこで問題になるのが、それぞれの会社で写真と

いうものに対する考え方が違うので、同じRAWデ

ーターで現像しても、それぞれ微妙に違う結果に

なるのだ。

そこで、今回偶然、ソフトのバージョンアップ

などで、ゲットした数種類のソフトで違いを検証

してみた。

 

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