あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

なぜ、頻繁にアップデートするのよ?

2020年10月07日 01時00分00秒 | 写真

 

デスクトップをキャプチャーするソフト。

よく、ソフトのチュートリアルで見かける、

パソコン画面を録画するものだ。

しかし、失礼ながら、あまり複雑な

作業をしているとは、思えない。

実際、ファイル容量も100MB前後が

ほとんどだ。

数あるソフトの中でも、比較的軽い

部類のソフトである。

でもこの種のソフト、頻繁にアップデート

するのだ。

1~2回のアップデートで、バグなどは、

ほぼ完全に取り除くことができるはずなの

だが・・・

なぜ、こんなに頻繁にアップデートする

必要があるのか、推理してみた。

 

まず、考えられるのは、Youtube対応だ。

Youtubeは、本当は「録画してはいけない」

ことになっている。

見るだけなのだ。

しかし、気に入った動画は録画して

保存したい、と思うのが人の性である。

そこで、この種のソフトは「Youtubeを録画

できます」と表示している。

なぜ、正々堂々と表示しているのか、法的に

はどうなのか、私にはよくわからない。

本当は、グレーな行為なのかもしれない。

しかし、この機能がほしいユーザーもいるだ

ろう。

需要はあると、思われる。

しかし、Youtube側も黙っては、いないのだ。

対抗措置を定期的に、とっている。

しれっと、細かい仕様を変更しているのだ。

見るだけなら問題ないが、録画するとエラー

になってしまうように変更している。

 

すると?・・・ユーザーは「録画できなくな

りました」と録画ソフト側にクレームを入れ

ますよね。

そして、ソフト側が新しい対策の対策(笑)のア

ップデート。

以後、これの繰り返し・・・というわけだ。

 

次に考えられるのは、ゲーム対応だ。

高性能なキャプチャーソフトは、画面を録画

するのにDirectXに対応している。

ゲーム画面を録画するためだ。

しかし、たかがゲームと侮るなかれ。

「ゲームが動かない」というだけで、グラフ

ィックドライバーがアップデートで対応する

くらい重要なことなのだ。

目的のゲームが快適に動作するか否かで、

数万円~10万円クラスのグラフィックボード

が売れるか否かが決まるので、メーカーも

無視できないのだ。

このDirectX、グラフィックドライバーも当

然、アップデートする。

すると、今まで問題なくキャプチャーできて

いたものが、できなくなってしまうことが

起きる可能性がありえる。

それの対応だ。