あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

違いを、聞き分けられますか?

2020年09月20日 01時00分00秒 | 写真

 

幾度となく、このブログで「音楽の圧縮

ファイルは、かなりデーターを捨てています

よ」と言ってきたのだが、具体的に目に見える

形で表現できないか、考えてきた。

そしたら、CyberLinkのAudioDirectorで

スペクトル周波数の分布を表示できること

がわかったので、使ってみることにした。

サンプルとして、CDからリッピングしたWAV

ファイルを用意します。

データーは、サンプリングレート44.1kHz 

無圧縮。

そして比較のため、mp3に圧縮します。

データーは、ビットレート 256kbps、サンプ

リングレート 44.1kHz。

普通は128kbps以上あれば十分、と言われて

いるので、これは必要以上のスペックであると

言える。

では、比較しましょう。

左がWAV、右がmp3。音楽の同じ部分だ。

見事にmp3の16,000Hz以上がカットされ

ているのがわかる。

そしてWAVを見てもらえばわかるが、16,000

~20,000Hzにも、スペクトル分布がある 

ことがわかる。

そこが、根こそぎカットされたわけだ。

一般的に、カットされた部分は「普通の人では

聞き取れない音域」とされており、直接、

音楽には影響はない、とされている。

まあ、だからカットするんだけどね。 

しかし、研究者によっては、聞き取れないが、

何らかの音楽への影響はあるのではないか、と

言われているのだ。

それが「やっぱ、違うわ」というような感じに

なって、現れてくるのではないだろうか。

私はそれを聞き分ける自信は・・・ないです

(笑)。