あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

新しいパターンのウィルス

2020年09月14日 01時00分00秒 | 写真

 

ウィルスといっても「コロナ関連」ではない。

コンピューターウィルスのことである。

その名は「Emotet」。

何が、新しいのか?

コンピューターウィルスに感染するのは、

いろんなパターンがあるが、その中の1

つに、メールの添付ファイル、というのが

ある。

昔からある、定番中の定番ともいえる

感染のしかたである。

「見覚えのないファイルは開くな」と注意

されている人も、多いはず。

Emotetもメールの添付ファイルとして、

感染していくのだが、ファイルが「パスワー

ド付きの圧縮ファイル(ZIP等)」らしい

のだ。

つまり、開くのにパスワードが必要なのだ。

しかし、メール本文にパスワードは、

書かれているらしい。

何の、意味があるのか。

メールには、こう書かれているらしい。

「セキュリティの関係上、ファイルには

パスワードをかけています。パスワートは

○○○です」と。

いかにも、「私はセキュリティを重視してい

ます」的で、日本人に好まれそうだよね。

そう、このウィルス、明らかに日本の企業

をターゲットにしているのだ。

 

ではなぜ、ウィルスにわざわざパスワードを

付けるのか?

それは、セキュリティソフトのウィルスチェ

ックをすり抜けるためである。

セキュリティソフトは、パスワード付きの

圧縮ファイルのウィルスチェックは、やら

ないのである。

たとえ、ウィルスチェックソフトでも、パス

ワードがわからなければ、開くことができな

いからね。

開くことができなければ、チェックもできな

い。

時間の無駄だから、スルーするのだ。

私も「実験的に飼っているウィルス(笑)」に

パスワードをかけてみたが、見事にウィルス

チェックをすり抜けた。

 

昔は、機械翻訳みたいな変な日本語で、

メールが書かれていたが、今は「本物の

日本人が書いているのでは」と思わせるよう

な出来映えだという。

しかも活動時間が、日本の時間、曜日に

設定されているという。

「常に活動している」のでは、ないのだ。

日本時間の8:00~17:00、曜日も

日本の月~金とかだ。

日本人が絡んだ、組織的な犯罪ではないか、

という噂もある。

 

補足。


パスワード付きの圧縮ファイルを、ウィルス

チェックソフトは調べられないが、人間がパ

スワードを使って解凍したものは、当然なが

ら、ウィルスチェックできる。

その場合、ぜったいにファイルを実行しない

ようにしなければならない。

 

おまけ

 

Youtubeでオペラが見られる時代になった。

しかも、公式サイトである。

いい時代になったねえ。

 

おっ、モーツァルトの「フィガロの結婚」

だ。

有名な「ケルビーノのアリア」だ、と言って

もどれだけの人が共感してくれるか(笑)。

ちなみに、上演時間3時間、2.06GBの

ファイルである。

こんなもん、見る人いるのか?と思ったら、

俺自身が今、見てるわな。

やっぱ、需要は、あるみたい。