昨夜は、サンピアザ劇場で行われた札幌の劇団TPSの「北緯43°のワーニャ」を観劇した。
演劇を見るのは何年ぶりだろうか。もしかすると10年単位で見ていなかったかもしれない。
会場となったサンピアザ劇場は、もともと映画館だったが、閉館後、演劇ができる施設として再利用したもの。客席は250程度で、ちょっとした「小屋」。イスが固いのが難点。
この劇のタイトル「北緯43°のワーニャ」は、チェーホフの「ワーニャ伯父さん」が原作。原作にどこまで忠実なのかは不明ながら、札幌風(北緯43°)ワーニャ伯父さんといった味付けだろう。
この劇は田舎で暮らす人々の心の動き(葛藤・そねみ・虚脱感・絶望感)が、長セリフで淡々と語られる。終始緊張感。チェーホフを読んだことがない小生にとって、何とも言い難いストーリー展開だった。もともとストーリーがわかりやすいもの、ドタバタものを好んで観劇していた小生、途中、退屈な場面があったことも事実。
とはいえ、ワーニャ伯父さん役の永利靖は好演。その張りのある声(竹中直人を彷彿とさせる)、豊かな表情には魅了された。
また、今回の公演には、文学座から2名の役者が参加していた。そのうちの一人は山崎美貴。
『山崎美貴?』
そう、知る人ぞ知るオールナイターズで、おかわりシスターズの一人だった、あの山崎美貴だった。いい女優さんになった。
会場には、厚別区長の姿も見られた。客の入りは7~8割程度。
上演時間2時間30分。
演劇を見るのは何年ぶりだろうか。もしかすると10年単位で見ていなかったかもしれない。
会場となったサンピアザ劇場は、もともと映画館だったが、閉館後、演劇ができる施設として再利用したもの。客席は250程度で、ちょっとした「小屋」。イスが固いのが難点。
この劇のタイトル「北緯43°のワーニャ」は、チェーホフの「ワーニャ伯父さん」が原作。原作にどこまで忠実なのかは不明ながら、札幌風(北緯43°)ワーニャ伯父さんといった味付けだろう。
この劇は田舎で暮らす人々の心の動き(葛藤・そねみ・虚脱感・絶望感)が、長セリフで淡々と語られる。終始緊張感。チェーホフを読んだことがない小生にとって、何とも言い難いストーリー展開だった。もともとストーリーがわかりやすいもの、ドタバタものを好んで観劇していた小生、途中、退屈な場面があったことも事実。
とはいえ、ワーニャ伯父さん役の永利靖は好演。その張りのある声(竹中直人を彷彿とさせる)、豊かな表情には魅了された。
また、今回の公演には、文学座から2名の役者が参加していた。そのうちの一人は山崎美貴。
『山崎美貴?』
そう、知る人ぞ知るオールナイターズで、おかわりシスターズの一人だった、あの山崎美貴だった。いい女優さんになった。
会場には、厚別区長の姿も見られた。客の入りは7~8割程度。
上演時間2時間30分。