O's Note

いつまで続くか、この駄文

ちょっと気になった中国生まれのツールたち

2007-06-29 22:50:54 | 電脳生活
 ここ数年、何かと中国に関心があって、中国関連の話題があるとついつい見たり聞いたりしてしまいます。
 今年の3月から、中国の検索エンジン百度(Baidu)が日本語バージョンで検索できるようになりました。この検索エンジン、何でも独自の検索技術を駆使しているそうで、とにかく早い。時々、Googleと比較して遊んでいるのですが、検索結果が結構違います。よく知られているように、Googleはページランクという技術を使ってWebページをランキングして表示しているのですが、百度はBaiduspiderという独自検索システムを採用しているとか。中国No.1の検索エンジンは、日本で支持を集められるか興味津々です。
 そして最近、興味深い製品の存在を知りました。
 それは、Kingsoft Office 2007
 何か、どこかで聞いた名前ですよね。それもそのはず、Microsoft Office 2007とほぼ完全に互換できることを売りにした統合ソフトです。内容は、Writer(ワープロソフトでWordと同じ)、Spreadsheets(表計算ソフト。Excelと同じ)、Presentation(プレゼンソフトでPowerPointと同じ)という3種類のソフトからなります。
 とりあえず3ヶ月間試用できるというのでダウンロードして、お遊びで使ってみました。
 驚いたことに、Word、Excel、PowerPointと連携させる設定にすると、インターフェースもそっくり。見事にパクっています。(笑)
 使用した感じもまったく問題ありません。しかも操作性抜群。ソフト自体が軽いのでサクサク感が実感できます。これで4,980円。売りの一つが「価格はマイクロソフトの約1/10」というわけですから恐れ入ります。MS Officeだと、だいたい30,000円ほどしますので、たしかに4,980円というのは魅力的ですよね。
 この会社、実は中国キングソフト(中国名:金山軟件股有限公司)の日本法人で、これから日本市場でシェアを伸ばしていこうということのようです。
 とはいえ、すべてのソフトがMS Officeと互換性があり、それでいてタダなのがOpenOffice(OpenOfficeは中国生まれではありませんが)。我が家では子供たちが使っているパソコンの一台にインストールして使っています(勤務先の実習室のパソコンにもインストールされています。使ったことあります?)。我が家では特殊な使い方をしていないからかもしれませんが、今のところ、まったく問題ないようです。
 通常のソフトは、同時に使用しない(同じ時間に、という意味です)という前提で、二台のパソコンにインストールすることができますよね。ですので、家庭で使う分には十分でしょうが、もともとOfficeがインストールされていないパソコンを買った場合などは、OpenOfficeは重宝するでしょう。またパソコンのスペックがあまり高くない場合には、Kingsoft Office 2007が重宝するでしょう。
 話がわき道にそれてしまいましたが、インターネットやパソコン利用で日本よりも遙かに進んでいる中国生まれの検索エンジンやソフトが日本に上陸したわけで、この先の展開に興味がわきますね。

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2 コメント

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検索ツールランキング (xinxiu)
2007-07-01 23:04:46
個人的なお話ですが、
検索ツールにつき、ランキングは下記のとおり:
1,Google
2,Baidu
3,Yahoo
4,Others
因みに、MP3をdownloadする時によくbaiduを使っております。^^; (中国語バージョンですけど・・・)
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Unknown (オオハラ)
2007-07-02 20:47:14
百度、やっぱり、中国語バージョンとは違いますよね。
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