O's Note

いつまで続くか、この駄文

使い方によっては。

2008-02-11 14:00:00 | 電脳生活
 子供たちが、インターネットだけではなく、自分で文書を作成したり、プレゼン資料を作成したりという機会が出始めました。現在は、Officeがインストールされている機種で作成させていますが、やがてそれも過密状態になることが必至。
 じゃあ新しくOfficeを買おうかということになるのですが、それがなかなか手が出せません。2003と2007が混在している現時点で、それなりの価格であるOfficeを買うことは、実際問題としてためらわれます。
 そうした中で、ふと目にとまった記事がありました。
 1月末から、NIKKEI IT PLUSのWEB版で、オフィス互換ソフト五輪というコラムがスタートしています。MS Officeと互換性があるソフト6種類を比較しているコラムです。
 これを読むと、Officeとの互換性があり、しかもベータ版ながら無料で利用できるソフトが紹介されていました。
 その名は、「ThinkFree OfficeOnline」。
 早速、自宅のパソコンで登録して、まずは、Wordで作成した文書をアップロード。次にその文書の編集。コラムで紹介されていたとおり、インターフェイスもWordに似て、ウェブブラウザをとおして操作するにしてはレスポンスも早い。これなら子供たちに使わせても大丈夫と思ったのはいうまでもありません。それぞれがID(メールアドレス)とパスワードさえ設定すれば、あとはどのパソコンからもアクセスOKというのが魅力。1台のパソコンが使用中でも、他のパソコンで自分の文書が編集できるというのは、かなり便利です。作成した文書のダウンロードも可能性ですし。

 いろいろいじくってみると、文書を共有して、共有者と編集ができるようになっていることに気付きました。しかもログインすれば、この画面上で共有者にコメントを送ることもできます。
 そうなると試してみたいと思うのは人の常(小生だけ?)。
 試すとすれば、小生と違う環境(OSやブラウザ)を利用している人にお願いしたくなるのも人の常(苦笑)。
 小生と違う環境でバリバリ仕事しているS先生に協力依頼メール。
 ところがS先生、最初のアタックはうまくいきませんでした。サイン・インができなかったそうです。
 それでもお忙しい中、S先生、いろいろ試してくれました。

 最初のサイン・インは、OSとブラウザの相性が失敗の原因のようでした。次に、ブラウザを別のものに変えてサイン・インすると、ちゃんと入れたそうです。
 この後、文書の編集。
 小生があらかじめアップロードしておいた文書を、S先生が編集してくれました。すると、小生の画面に編集履歴が表示されました。これはかなりいい。誰がいつ編集したのかがわかります。しかも閲覧回数まで表示されます。
 最後に、コメントの記入。これは不思議なことに、小生が投稿したコメントは、S先生にメールの形で配信されたようですが、反対にS先生が投稿したものはコメント欄では閲覧できたものの、メールの形では小生には配信されませんでした。あまり重要な機能ではないので気にはなりませんでしたが、何だか不思議。
 というわけで、ベータ版ゆえ、いろいろ改善点はあるのでしょうが、Office文書(Word・Excel・PowerPoint)を作成できて編集まででき、しかも動作が軽いというのは、画期的です。

 もっとも、作成した文書類は、すべてサーバ上に置かれていますので、セキュリティには注意は必要でしょう(といってもユーザがどうにかできるという性格のものではありませんが)。文書を自分のパソコンにダウンロードしてサーバ上に置かないということも可能ですが、それだと何だかこのソフトを使う意味がないような気もします。
 そしてもう一つ。
 今日、仕事があって勤務先に来ました。
 研究室のパソコンからアクセスすると、サイン・インはできるものの、文書の編集をしたり、コメントを入れようとしても、そのたびにIDどパスワードの入力を促され、結局、それ以上先に進むことができませんでした。
 まだまだ「いつでもどこでも」というわけではないようです。勤務先のLANはセキュリティがしっかりしているからでしょうか。こういった場合に利用できないというのでは、現時点では、やっぱり家庭向きということなのでしょうかね。

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2 コメント

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こちらは? (四階の十人?)
2008-02-11 19:31:02
http://docs.google.com/
こちらは、同じようなサービスでグーグルのものですが、こちらはどうでしょうね。使われていれば、使用感を教えてください。
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こちらよりは (814)
2008-02-12 07:41:30
残念ながらサクサク感がなく、放棄してしまいました。
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