ほっとぬくもり岐阜

パーソナリティ 小倉理恵  毎週土曜日 9:00~9:30

おすすめ映画・その15『憑神』

2007年06月23日 15時06分03秒 | おすすめ映画
今回ご紹介した映画は『憑神』。



時は幕末。
妻夫木聡さん演じる、別所彦四郎は、下級武士とはいえ代々将軍の影武者を勤めてきた由緒ある家柄の出。文武にすぐれた彦四郎ですが、婿養子に入った家からは、「用済みの種馬」と追い出され、奥さん子供とも引き離されて、八方塞がりの毎日を過ごしていました

そんなある日、ささやかな出世をお稲荷さんにいのったのですが、やってきたのはなんと、貧乏神・厄病神・死神。
実は、祈るお稲荷様を間違えたんですね

三人の神様は、西田敏行さん、赤井英和さん、森迫永依ちゃん。
この三人、災いをもたらす神様なのに、憎めなくて、人がいいというか、人間らしいんです。森迫永依ちゃんなんて、本当に可愛いんですよ。でも、死神です



 彦四郎は最初は、何とか災いから逃れようとしますが、やがて、自分の運命を受け入れ、「結局死んでしまうなら、自分がこの世に生まれてきた意味を残そう」と考えます。そんな姿に、心を打たれて変わっていく神様たち。
やがて、彦四郎は、ある人と出会って、自分の人生の意義を悟ってある決断をくだします。これが、想像もしなかった最後

原作は浅田次郎×降旗康男監督の「鉄道員(ぽっぱや)」コンビが8年ぶりに復活!

最近、「何もかもうまくいかない」「ツキてないな」と感じている人も、この災難はもしかして、Luckyなツキに出会うための、サインなのかな。と思えるかも


日本一のパン屋さんが、高山に!!

2007年06月23日 12時10分29秒 | 小倉理恵の日記

日本一のパン職人が高山市にいます

 高山市西之一色町のトランブルーのオーナーシェフ・成瀬正さん。

3年に一度開かれるパンのワールドカップ・2005年大会で、日本代表になった方です。

代表になるには、食パン部門・菓子パン部門・作品部門で日本国内で優勝しなければなりませんが、成瀬さんは、菓子パンの代表となりました。

大会では、参加32カ国中、日本は世界第3位に入ったのです

お店の中は焼きたてのパンの香りでいっぱい。クロワッサン。ふわふわの食パン。砂糖をきらきらにまぶされたプレッツェル。ケーキのようなパンも

 

特に私が感動したのは、オレンジを使ったデニッシュ。パンはさくさく。フルーツはジューシー

この二つの食感を同時に味わえるなんて、すごい

 

トランブルーは、ブルートレインの意味。まっすぐ暗い道でも、コツコツと地道に進んで行きたいという思いを込めて名付けられたそうです

高山で続く パン屋さんの4代目の成瀬さん。

ずっと日本でパンの勉強をしてきたそうです。

「なぜ?」の質問に

「海外に留学する必要なんてありません。日本のパン技術は世界トップレベルだから」

「高山の美味しい空気と水もおいしいパンの理由ですよ。」

これからも、美味しいパンを作り続けてくださいね

 

TRAIN BLUE

住所   高山市西一色町1丁目73-5

電話   0577-33-3989

アクセス ・東海北陸自動車道ひだ清見インターより車で20分
・ 国道41号線『西之一色南交差点』を東へ入って約200m
・JR高山本線『高山駅』より車で約7分