ほっとぬくもり岐阜

パーソナリティ 小倉理恵  毎週土曜日 9:00~9:30

市原悦子さん「朗読とお話の世界」

2011年07月30日 16時00分48秒 | 小倉理恵の日記
先週の土曜日、岐阜市民会館で行われた「市原悦子 朗読とお話の世界」に行って来ました。



岐阜の民話では見事な岐阜弁を。

そして、戦争童話では、野坂昭之さんの「凧になったお母さん」を朗読。

ステージには市原さんしかいないのに、空襲の火に囲まれたお母さんと5歳の男の子・かっちゃんの姿が見えました。

いつのまにか自分まで火に囲まれているような気がして、終わった後はのどがカラカラ。

言葉だけでそんな景色を見せてもらえるなんて!

市原さんの朗読に大感激しました。

ap bank fesに行ってきました

2011年07月23日 19時28分25秒 | 小倉理恵の日記
17日の日曜日、静岡県掛川市のつま恋で行われたap bank fesに行ってきました♪

イブトリの久世さんも一緒に。



音楽のことを愉しみながら環境のことを身近に考えようというこのイベント。3日間、豪華なアーティストのラインナップ!



みてこの夏空!



みんな思い思いに楽しんでいます!



この日の出演アーティスト、第一部は、
「ナオト・インティライミ」
「Salyu」
「スキマスイッチ」



Salyuの生声はホント抜けるように美しくて、新曲の「青空」。サイコー!bankbandの演奏で聴くスキスイッチ。ミスチル&スキマ好きの私としては、涙ものでした!!

休憩は休憩時間はランチタイム。オーガニックフーズをいただきます。





今回はちゃんとマイ箸を持って来ましたよ。



マイ食器を洗うコーナーもあります。



第二部の出演アーティストは、
「BNNNIE PINK」
「トータス松本」
「ASKA」

ASKAさんと桜井さんの【SAY YES】は鳥肌が立ちました!

この日はとにかく暑くて、頭からかぶってないとフラフラしそう。休憩時間はミストで元気回復!



第三部は「JUN SKY WALKER(S)」のライブ。このために来たといっても過言ではない久世さん。灼熱の太陽のもと、会場で一番熱い男でした。



いよいよ第四部は「Mr.chilren」のライブです。日が傾き始め、会場に気持ちよい風か流れてきました。



全身に音楽と太陽を浴びながら過ごす時間は最高でした。
ありがとうap bank Fes!!
また行きたいな!

羽島市立中島中学校「つながりプロジェクト」

2011年07月16日 10時51分46秒 | 小倉理恵の日記
今日、羽島市から東日本大震災の被災地に向けて、たくさんのうちわが届けられます。

これは、羽島市の中島中学校の生徒さんが中心となって、1本1本心を込めて言葉やイラストを書いたうちわです。




今年6月、中島中学校1年生は、「被災地のために何か出来ることはないか」と、”つながりプロジェクト”スタートさせました。

それが、「被災地へうちわを届けよう」という活動に発展。うちわに思い思いのメッセージをこめて、約500本を完成させました。



このプロジェクト、実はここからが大変だったのです。
うちわの受け入れ先がなかなか決まりません。
被災地には全国から支援物資が届いていて、仕分けするだけでも大変な状況があります。「気持ちはありがたいが…。」というお返事。

そんな中、北茨城市の常北中学校へ、うちわが届けられることになりました。
常北中学校では、放射能の影響で校舎の窓を開けることができません。生徒たちは冷房もない中、この暑さに耐えながら授業を受けているそうです。



さて、受け入れ先も決まり、中島中学校の”つながりプロジェクト”は、学校うから地域へと広がっていきました。

中島小、中島保育園、竹鼻中、桑原中、桑原小、福寿小、堀津小、堀津保育園、大野幼稚園(愛知県)ー。

完成したうちわの数はなんと6000枚!!!

ほんの一部です。

うちわの受け入れ先も広がって、北茨城市の小中学校や、宮城の避難所、福島の原発作員の方の宿舎へも届けられることになりました。


中島中学校の生徒さんたちの思いが、地域へ、被災地へとつながっていきました。

このうちわは、被災地のみなさんへ、涼しい風と温かい心を届けれくれますね!



世界遺産のお土産

2011年07月09日 20時22分51秒 | 小倉理恵の日記
今週は、北海道&東北の旅に出かけてきました。
その中で、世界遺産に認定された平泉に行ってきました。

初めに訪れたのは、平泉に関わる遺産、「達谷窟(たっこくのいわや)」。平安時代の初めに、坂上田村麻呂が蝦夷討伐の記念として造ったそうです。窟の中に毘沙門堂が。



毘沙門堂のすぐ西側の岸壁には岩面大仏。顔面だけで3.6m!前九年後三年の役のあと源義家によって造られたとか。




次はいよいよ世界遺産めぐりです。平泉で世界遺産に認定されたのは5か所。

はじめは毛越寺。中尊寺と同じ850年の創建。



美しい欄間。




境内には芭蕉さんの句碑が。奥の細道で訪れたんですね。「夏草や 兵どもが 夢の跡」。




毛越寺の見どころはなんといっても浄土庭園。平安時代の姿をそのまま留めています。



北には山水を取り入れた遣水。平安時代には読んだ詩をここに流して楽しんだそうです。風流ですなあ。



この日はあやめがきれいでした。



偶然出くわしたプロのカメラマンさんに撮ってもらいました(*^▽^*)。





世界遺産、2か所目はハイライト!中尊寺です!



12世紀の初め、奥州藤原氏初代清衡によって建てられたお寺。多くの国宝や文化財を残す平安美術の宝庫です。

この建物の中にあるのが金色堂。屋根から柱から、床に至るまで、建物は全て金色。阿弥陀さまも観音さまも。まるで大きな美術作品を見ているようです。



12世紀に輝き始めたお堂の光が、21世紀のいまも、かげることなく伝えられている。心静かに、穏やかな時の流れを感じました。


そしてここにも芭蕉さん。「五月雨の降りのこしてや光堂」




手に持っているのは中尊寺で買った御朱印帳。黄色い表紙が金色堂ならではですね。お寺ごとに御朱印と墨書の日付を入れてもらいます。これから全国のいろんなお寺をめぐるぞ。

これは参道さからの景色。




まだまだ続くよ世界遺産めぐり。3か所目は 基衡の妻が建立した観自在王院跡。




4か所目は無量光院跡。 平等院鳳凰堂を模して造られた寺院あったそうです。




世界遺産5か所目は金鶏山。中尊寺と毛越寺の中間に位置します。




おまけに遺跡をもう一か所。奥州藤原氏の居館があった柳之御所遺跡。




ぐるっと回った世界遺産「平泉」。極楽浄土を意図する世界観が表現され、城跡や戦争のあとのない世界。すでに12世紀に、平和への願いが込められられていたんですね。なんだかとっても落ち着く場所でした。


さて、心ばかりですが、中尊寺で買ってきたボールペンを3名様にプレゼントします。「世界遺産」って文字が分かりやすい





ご応募はこちらまで。
nukumori@radio-80.com

『水うちわ展』~日本を元気に、岐阜からの風~

2011年07月02日 16時30分36秒 | 小倉理恵の日記
エコな暑さ対策が注目されている今年の夏。
岐阜には昔から、人々に親しまれている水うちわがあります。

竹の骨組みに薄い美濃和紙をはり、ワニスで仕上げた水うちわ。水に浸してあおげば、水の気化熱によって涼しい風がうまれます。




そんな水うちわの展覧会が、いまJR岐阜駅アクティブG3階G.COMギャラリーで開かれています。
テーマは「涼の創出」。


会場にはJAGDA社団法人日本グラフィックデザイナー協会岐阜地区のデザイナー14名の作品が並んでいます。




こちらは、代表幹事の岩田理恵子さんの作品「めだか」。めだかをうちわですくってみたくなりますね~




山田博久さんの作品は、水面に広がる波紋をイメージ。



一年前から準備を進めていたこの展覧会。でも東日本大震災がおこり、一時は開催を中止するか検討もしたそうです。

でも、「自分にできることは何か」。デザインで表現し、「元気の素」を作り出して発信していきたい。

そう話す岩田さん。



仰いで涼しい、見て涼しい岐阜の水うちわの展覧会。
ぜひお出かけくださいね。

水うちわ展
2011年7月1日(金)~7月14日(木)
アクティブG3階 G.COMギャラリー



この展覧会では、被災地への「応援の風」を送るチャリティ企画も行われます。
「水うちわ」100本限定受注販売
一本6,825円。売上金は全て東日本大震災の復興支援金として寄付されます。
◎受注受付期間/2011年7月15日(金)~8月7日(日)
◎受付会場/岐阜シティ・タワー43 1階 MERgE(マージ)