ほっとぬくもり岐阜

パーソナリティ 小倉理恵  毎週土曜日 9:00~9:30

ありがとうございました!

2010年02月27日 11時54分22秒 | 小倉理恵の日記
おはようございます。
今日も放送をお聞きいただいてありがとうございました。
今日が産休前の最後の放送でした。

来週からは、川又真紀子ちゃんが、番組を担当します。応援してくださいね。



「みなさんはじめまして。川又真紀子です。
楽しい放送をお届けできるよう、がんばります!
よろしくお願いします!!」



今日も本当に沢山のメッセージをいただいて、とっても嬉しかったです。
ありがとうございました!!



この番組が始まって約3年。
土曜日、週末の朝に岐阜の話題をご紹介しながら、
ほっとあったかい時間をのんびりお届けできればいいなと思ってきました。

でも、聴いてくださる皆さん、取材させていただいた方々、そしてスタッフに囲まれて、あったかい時間をもらっていたのは、私の方だと改めて思います。
元気な赤ちゃんを産めるようがんばります!
本当に本当にありがとうございました!

中津川市生まれの楽器「セミリオン」

2010年02月20日 10時24分04秒 | 小倉理恵の日記
8年前に、中津川市坂下で生まれた楽器「セミリオン」。



これは、中津川市にある手作り工房「森の子」の木工作家・松井宏一さんが作ったオリジナルの小さな琴。
弦の数は13本と日本の琴と同じですが、サイズは3分の1。



原材料は地元の天然木。元々家具を作る際に余った、いわゆる端材から作られました。

素材は、写真奥から桐、桜、桂、スプルス(ギターなどに使用される素材)。素材によって、同じ音の高さでも、響き方が違います。



松井さん曰く、硬い木は硬い音、柔らかい木は柔らかい音。木目の強い木は、やんちゃな音になるそうです。

「セミリオン」という名前は、「セミナリー(勉強する)+音」と松井さん考えた造語。セミリオンの音がココロの勉強につながれば…という願いを込めて、付けられたそうです。



試作から完成までは3年ほど。完成したときは嬉しくて、セミリオンを抱えて眠ったそうですよ。

「月の綺麗な夜なんかに、お酒を頂きながら爪弾くのがいいんだよね~」と松井さん。
工房森の子は、森の中にある木のぬくもりあふれる建物ですから、雰囲気が良いんでしょうね~♪

松井さん作のカワイイ木のおもちゃもあります。


このセミリオン、初心者でも簡単に引くことができるということで、私もチャレンジ。



…ワタクシ、オソロシク、ヘタクソ…。

薩摩琵琶も作っていらっしゃる松井さんの夢。

「今は高齢の方に楽しんで頂いてますが、小さいお子さんにお母さんが優しくセミリオンの音色を奏でて、心の勉強にしてもらいたいですね」。



松井さんの願いを乗せたセミリオンの優しい音色が、これからもっと広がるといいですね♪


手作り工房「森の子」HPはこちら


世界最古の音波楽器の一つ「オンド・マルトノ」

2010年02月06日 10時33分37秒 | 小倉理恵の日記
「オンド・マルトノ」という楽器をご存知ですか?
1928年にフランスで作られた、世界で最も古い電波楽器のひとつで、鍵盤のついたオルガンのような本体と3つの大きなディフューザー(音の出口)からなる楽器です。



現在日本には音の出る状態のオンド・マルトノは10台ほどしかなく、プロの演奏者は4、5人しかいらっしゃいません。
その中のお一人が、岐阜県瑞穂市在住の市橋若菜さんです。



市橋さんは元々ピアニスト。
95年にオンド・マルトノと出会いフランスへ留学しオンド・マルトノの第一人者ジャンヌ・ロリオ氏の最後の弟子となりました。その後、フランスやイギリスでの演奏を経て、2002年より日本国内で活躍中です。

今日はスタジオにお越しいただきました!



3つのディフューザーから出る音が重なって、優しい音色を奏でます。リラクゼーションの研究もしていた通信兵のマルトノ氏が発明した楽器なんだそうです。
癒されますよ~。



優しい音だけでなく、様々な音が出せるので、映画やゲームなどの効果音にも使われています。プレステ3「サイレン ニュートランスレーション」のテーマ曲「奉神御詠歌」は、市橋さんの演奏なのです!

「夢は、オンド・マルトノのオーケストラを作りたい。岐阜発で!!」と語る市橋さん。
素敵な夢です!!叶えてくださいね!!!



今後の予定は、
3/20安城市 
3/27名古屋覚王山 
4/4名古屋栄宗次ホールランチタイムコンサート  

詳しくはHPをご覧くださいね。
市橋若菜さんHPはこちら