第46回 悪女について
悪女?
いったい誰のこと?
瀬名さん?
家康の言葉に、そういうことなのか…と思いました
『とにかくおとなしく岡崎に座っていたなら首を討たれることもなかったろうに…』
というのが家康の本当の気持ちだったとは
今までにたくさんの時代劇に徳川家康は登場したが、
そのように、この方の心情を説明したドラマはなかったのではないかと思います
おとわが、最後に瀬名にあった時、交わした言葉が印象的でした
瀬名は、自分は一度は死んだも同然の命ゆえに、
その命を殿と、殿の愛する息子のために使いたいと
井伊谷に隠れることを拒みましたが、その時おとわは、
『死んでいく奴は皆、さようなことを言う
残される者のことを考えた事はあるか!
助けられなんだ者の無念を考えたことがあるか!』
瀬名と同じことをした政次のことが思い出され、
、信康の身代わりになろうとする瀬名をどれだけ止めたかったことでしょうか
瀬名の決心は揺るぎませんでしたね…
いつも使っていた、紅入れを置いて去って行きました
瀬名のような女性を悪女というならば、この時代、悪女はたくさん居たようですね
お城の奥に、じっと座っている奥様では、おれなかった人達
この行動、江戸時代の「武家諸法度」で禁止されてしまったとか
領地を治めた女城主
夫の留守を預かった臨時女城主、
甲冑を身にまとい戦場で采配をふるった指導者的女性
領地の政務を陰で操った黒幕の女性
この戦国の女性たちも理不尽な最期だったかもしれない
改めて、戦国時代の人の命を命ともしない掟がまかり通っていたことを感じる、
第46回 「悪女について」 でした
さて、我らがヒロイン井伊のおんな城主はこの先、
どのように戦国の世を生き抜いていくのでしょうか?
ドラマもあと、数回を残すのみとなりました
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