今夜、福島県会津美里町の大沼高校演劇部の東京公演「シュレーディンガ<wbr></wbr>ーの猫」を観に行ってきた。
原発事故で、浜通りの富岡町から会津へと避難して、同校の演劇部に入った生徒<wbr></wbr>と、迎え入れた会津の高校生たちの戸惑いと葛藤、それを乗り越え<wbr></wbr>て結ばれた友情が、かなりノンフィクションで迫真の演技でぶつけ<wbr></wbr>られている。
終了後、高校生たちは原発事故という重く複雑な内容を、こうして<wbr></wbr>演劇として伝えることがいいのかどうか、みんなで真剣に悩んだこ<wbr></wbr>となどが語られた。
タイトルの「シュレーディンガーの猫」は、放射線実験で生死を握<wbr></wbr>られたネコの生き様を観察する実験話で、それと自分たちがいま置<wbr></wbr>かれる原発事故の長く果てしない将来への不安、生死を深く考える<wbr></wbr>意義を重ね合わせて付けたという。
劇中の、「私たちは悲しいんじゃない、悔しいんだ!!」「同情は<wbr></wbr>いらない!!」の言葉が、強く心に響いた。
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福島の若者の「同情はいらない」という言葉には
彼等の深い重みを感じます。何もしてあげてない無能な私には
辛い言葉です。
でも多くの人々は、〝もう2年半経って、だいぶ落ち着いたんじゃ!?〟とか、ガレキ処理のボランティアをした方でも、〝もう一段落したし、この先は自分たちで考えて進めていく方がイイ〟と思っている方も多いようで、それを少しでも〝現地の実情は違う〟〝震災直後とは違う事柄で、むしろ今の方がより大変になっている事も多い〟っていうのを、微力ながら伝え続けていければ・・・と思ってます。