山麓禅定

（日光宇都宮高速道路、先には日光連山が観えます）


先日の定休日、一泊で一人日光に行って来ました。

感情的に破たんする寸前、自分自身を見失う時や大きな決断を仰ぐ前には、一泊禅定が一番だと思ってます。

お寺での静寂さは別世界ものです。
これこそが、無我の境地なのかと想いつつも、それが、ほんとうにその境地かどうかは解りませんが、気持ちの修正が容易に進むことがグッドです。

禅定で辞典を引くと、「心を統一して、真理を観察する・・・」となってますが、真理の基礎を知りませんと、何をどうするかさえ解らないですね。

普通に、真理の基礎を知るだけでも、少なくても自分自身の修正位はできると思います。

私自身は、この禅定で自分を知ることが合っていると思っています。

また、近い内に精進料理を食べに行く予定であります。

問題を受け入れる

難問が連続して降りかかり、精神的に、破たんを来す寸前と思える時は「何もするな！」が一番です。

人生、全力投球も良いと思いますが、私にはできません。
良い意味、手を抜きながら、ここぞと思える時期に全力投球した方が長くやって行けます。
出来れば、一生手を抜くことが可能なら、それに越したことはないと思いますが、必ずしっぺ返しが待ってます。

と、ここまで書きますと、今まで書いた事と逆だろうと思うかも知れませんが、基本はキッチリ人生哲学は根底にありますので問題なしであります。

負ける時は、どうもがいてもどうにも成らない時もありますし、負けないように努力するのも立派で、立て直す事が可能かも知れませんが、負ける前に撤退し立て直す余力を残して置くのも賢い道ではと思います。

世間では、撤退イコール負け犬的なイメージが強くありますが、そんな声には負けず雌伏の時を過ごす方が学びが大きいと思います。

再起しようと思う時に大切なのが、身に降りかかって来ることを全て受け入れると云うことですね。
自分の立場が悪かろうと、身に降りかかって来るものを、見栄や力ずくで追い払おうとせず、事実を受け止め謙虚に反省しますと、その難問が次第に解決して行きます。

時に、「俺は悪くない」と思うかも知れませんが、謙虚さを学ぶ時期ですので、とりあえず怒りを鎮め百歩譲って反省し、その事実を引っ張らない（何もするな！）ようにしましょう。