院長の気まぐれ日誌

仕事のこと、私生活のこと、気になることなど不定期に書いて行きたいと思っています^^

自分磨きは反復練習

2017年02月20日 | 日記
あと、ふた月もすれば、リクルートスーツを着た初々しい社会人たちの姿を見られます。

毎年、彼ら彼女らに、「多くを体験してみなさい」と心の中でつぶやいてます。

たまに初心に戻って、自分の社会人一年目を想い出すようにしています。
特に、窮地に立たされた時は、必ず想いだしています。

私は、入社一年目で子会社の営業を任されました。

新規開拓より、直営の子会社の方が仕事を覚えやすいと、会社側の配慮だったのでしょう。

見習いの三ヶ月間、業務や専門知識を覚えながら、お客さんとの人間関係を築いていきました。

ある日突然、何社かの取引会社が不渡をだし連鎖した後、子会社も業務停止に追い込まれました。

毎日のように会議というより、上役から叱責を受け精神的に疲れ果てました。
発言するすべもなく、逃げ出す気力もなく、哀れでどうすることもできなかった。

それから直ぐに転勤を命ぜられ、気が楽になりましたが、理不尽さは日ごとに増すばかり。

そこからネガティブキャンペーンが、自分の支えになりました。
愚痴や不満は日常茶飯事、人に対しての暴言も抑えられず、左遷も続き転職を繰り返しました。

当時は、体調が本当に悪かったですね。
気に食わないことがあり過ぎました。

他人の荒が見え過ぎました。

その後、同じ思考のまま三十数年が経ち、人生哲学に出会ってから、少し真っ当な道に方向転換できるようになりました。

やっと巡り合えた、仏教、神道思想、ギリシャ哲学が好きになり、反省は仏教で人生の方向性はギリシャ哲学、調和性は神道をブレンドし心の指針にしてます。

中でも、ソクラテス哲学は判りやすく、「無知の知」ですね、自分の足る事を知りながら、毎日人生を修正する楽しさを実感してます。

今まで何度かの挫折を経験してきましたが、その挫折も自分に必要だったことも、当時は知る由もなく過ごしてきました。

最近は、愚痴や悩むことは殆どありませんが、それでも窮地に立たされた時、未熟な時代を想い出しながら謙虚に立て直してます。

最初は、正しい考え方が出来ませんから、何度も不平不満を口に出すばかりでした。

自分中心から、他人中心の考え方を毎日繰り返して行くと、他人のアラや嫌なところが見えにくくなって、逆に進む道が表れてきました。

小さな悩みが無くなって来ますし、大きな悩みも素早く対処できるようになってきます。

未だに未熟なので、知識を仕入れて、それを実践学習する反復練習をしています。

それが自分磨きで、正しさを身に付けるという事だと思います。
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