スポーツ障害で最近多いのが、膝のお皿の下に痛みが出る、オスグッドです。
痛みの原因は大腿前側の筋肉が収縮して、お皿の下の骨を引っ張ることです。
最近の子供は和式トイレを使わないので、スネの筋肉がとても弱くなっていま
す。スネの筋肉は足の裏のアーチを作り、姿勢を保つ働きがあります。この筋肉
が良いコンディションで働けば、大腿の筋肉への負担は少なくなります。
イチローが毎日足の裏をマッサージすることは有名ですが、スネの筋肉は足の
裏まで繋がっています。
陸上の大会前日に娘の友達が右すね内側の痛みを訴えて来ました。
足裏の重心位置を変えるテーピングと前アーチを作るテーピングをして
次の日、８００Mを走り、痛みなく走れたようです。
シンスプリントは足の親指からの衝撃によるもので、脛骨過労性骨膜
炎とも言われます。この衝撃は腰、肩、首にも影響を及ぼします。痛みを
取るには、足裏のアーチと肩関節、股関節の動きを作ることが必要です。
娘も１年生８００Mに出場し、決勝へ進み、４番でした。世界陸上もおも
しろいですが、中学陸上もなかなかです。