マジック。

昨日、お迎えに行ったら、
ちょうど近所の中学生がマジックをやりに来ていた。
窓から見ていたら、中学生らしからぬ手さばきで
指に付けたキャップが増えたり減ったり、
ちびっ子達は「わ～～～！」だの「すご～～～い！」だのの歓声。
終った中学生達が、まさに頬を熱くして
「もっといっぱい持ってくればよかったな！」
「そうだな！」
と、『手応え感じたり！』的な高揚感で部屋から出て来た。
きっと
「オレ！やっぱマジシャンになるわ！」と心に決めた一日だったことだろう。
私の心の右手が、彼らの肩を「よくやったな！」と揉んでやった。
ツン坊も帰ってからも
「お兄ちゃん達のマジック、すごかったね！」
「うん、手品すごかったね！」
「てじな？」
「あ、マジック。」と。
手品じゃないのか。

保育園で頭ジラミが流行っているらしい。
今朝、送っていったら校門の前で親子が
しゃがんで頭を見ながら、
「あ！いたいた！いるよ！シラミ！」
「殺せよ！殺せってば！」
「取れないから、髪を切らなきゃ！」
「殺せよ！早く！」
と、なんとも恐ろしい会話を聞いた。
本当にいるんだね、シラミ。