80代・・・

80代の友人・知人を見ていると、元気だった人でも、ひとりで自由に行動する事が困難になってきている。

食材の買い出しでも特に冬場は

難儀で、C夫人もひとりで行く時は

白菜や大根など重いものは買わない

と言う。

最近はわたしが車で行って購入した

ものを半分こしてあげると喜んでくれる。

今日、スーパーを出たところで

知らない老婦人が

「奥さん、携帯持ってますか？」

「持ってますよ。どうしました？」

彼女は自分のガラケーを見せて

何故か何度掛けてもタクシー会社に

繋がらないと言う。

玄関付近のテナントで呼んでもらおうと頼んだが断わられたとか。

わたしも登録してあるタクシー会社

なので、呼ぶのはわけない。

徒歩で来られる距離だが、つい買いすぎて持てなくなったそうだ。

わたしの車で送ってあげても

良いが、電話代も渡そうとする

ので(かけホーダイだからと言って

勿論受け取らなかった)、タクシー代

とか言い出したら困るので、呼んで

来るまで一緒にいて、乗り込んだ後カートの返却をしておいてあげた。

一昔前の高齢者はひとりで食材の

買い出しはおろか、食事だって自分で作ることもないのが普通だったと思う。

それが今は、同居や二世代住宅住まいであっても、歩けなくなるまで

スーパーに出向く高齢者だらけだ。

昨日、中国語サークルに行く前に

会場近くのリニューアルオープンしたスーパーに特売品に釣られて寄ったらメチャメチャ混んでいて出るに出られず、遅刻しそうになりうっかり寄ってしまったのを後悔した。

印象的だったのは、買い物じーさんの多さ！

わたしの感覚では特売日に足を運ぶのは殆ど主婦だったのだが、今や

車で来るじーさんが多数派。

混むわけだヮ。

我が家でも夫がだんだん主夫っぽく

なってきているが、物価の動向や

やり繰りなどは全く無関心、自分の年金受給額すら知らない。

それもどうかと思うけどネ。