ろうばのつぶやき

もはや逆らえないわが身の老化と世の中のIT化、パソコンを前にひとりつぶやく昨今。

不動産も断捨離

2019-01-09 10:15:59 | Weblog
平成の時代も終わろうとしている。

わたしの中では平成と言えばバブル。

今思えばつくづくアホだと思うのだが、
価格も金利も一番高い時期に不動産を
取得した。

マンションを賃貸に出し一軒家を買った
わけだが、バブルは弾け資産価値は
暴落、会社の業績も右肩下がり。

子供の教育費⤴️ ステップ償還終了、
入居者の突然の退去等々、次々と危機は
やってきた。

ローンの借り換えに応じる銀行もなく、
何とか一部繰り上げ返済するしか手が
なかった。

組んだ当時は完済時の夫の年齢を冗談の
ネタにしたが、冗談どころか現実に
なって、未だに払っている。

とにかく余計な事は考えずひたすら仕事を
して、マンションに付いていた金融機関の
抵当が外れたのが2年前だっただろうか。

それ以後、不動産のことは殆ど無関心。
と言うより苦渋を味わうだけで、考える
だけでも嫌、どうせ身動き取れないのだ
から、車が2台駐車できるだけでもいいと
割り切り、今の入居者がいる間に、早く
自宅ローンが終わることだけ考えていた。

確かに夫とふたりで仕事をする分には
駐車場の問題などで、一軒家のほうが
メリットがあったと思う。

それが、いつだったか管理会社から
オーナーチェンジ無料査定の案内が来て、
試しに申し込んだら忘れた頃に査定書が
送られてきた。

その時は価格動向にも無知だったので、
数百万の値がついているだけで正直安心
した。

しかし売る気もなく、漠然と一軒家を
持て余したら移るかも知れないと。

で、また無関心に戻っていた昨年の11月、
A宅の土地売却情報が嫌でも耳に入り出す。

バブル当時には及ばないが、土地価格は
いつの間にかかなり戻っていたことを知った。

で、Y枝さんとおしゃべりした時に、彼女はマンションを売るなら絶対今年中!と
言うではないか。

「どうせもう住む気はないんでしょ?」

本州企業勤めで、工事建設絡みの仕事を
しているご主人から色々話を聞いている
らしい。

珍しく強く勧めるので、わたしももう築30年になるマンションの今後と向き合う
気になった。

先に査定書をくれて管理を委託している
不動産会社に相談しようと思ったが、
ネット情報も利用することにして
軽い気持ちで一括査定を申し込んだ。

すると翌日から、大手不動産3社から次々と電話やメールが!

あまり期待もしてなかったので、その対応の速さに面食らってしまった。

オーナーチェンジの物件になるので、
正直売却は難しく、そんなに食いつきが
良いとは思ってなかった。

その時の経緯はいずれ書こうと思うが、
結論から言うと、売却には何かと不利な
オーナーチェンジでも、タイミングよく
すぐに売却が決まった。

わたしはここ数年前から次第に今の
一軒家を終の棲家にしようと思い始めて
いた。

たとえひとりになっても、そんなに持て
余す気がしなくなっていた。

冬場の光熱費も工夫したら、平屋住まいの
友人とたいして変わらないし、とにかく
買い物に便利な住環境だと再認識した。

将来的に住まないマンションを所有する
リスクにも改めて気がついた。

売却価格が適切だったかどうかは、後に
ならなければ誰にも判らない。

当初の数社査定額より高く売れたので、
欲は出さない。

別に不動産投資家ではないのだから
、面倒な要因がなくなるメリットだけで
いい。

もっと老いてから取り掛かっても、対処
できる自信もない。今のうちだろうと。

売却で得た資金は、今の住まいのメンテに
充てることができるので、それも良かった
と思う。

マンションに住むにしても、ずっと貸すに
してもリフォーム代が半端ないことも心配の種だった。

この1カ月余、急に不動産情報に目覚めた
わたしは、A宅跡地の売却動向にも
関心を払っている。

年内に売れると言っていたが、売れたのは
元々更地だった半分だけ。

家を解体した跡地は角地だというの言うので、強気な価格をつけているが、土地の
向きが良くない気がする。

わたしならまず買わないなと勝手に
思っている。

A宅土地売却の経緯は、近所でも常に
話題になるが、うちのマンション所有は
元々誰も知らないし、この間にわたしが
売却を決めた事など勿論だれも知らない


コメント (2)
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