ろうばのつぶやき

もはや逆らえないわが身の老化と世の中のIT化、パソコンを前にひとりつぶやく昨今。

続 ペット考

2018-05-24 17:31:28 | 
名古屋・伊勢・志摩の旅行記を先に書きたかったのだが、
それどころではなくなった。

強行軍だった旅の疲れも癒えぬまま、ワンコ最優先の生活を
してきたが、事前の準備時間も不十分、予備知識も最低限、
危惧していたことが現実になった。

餌も食べるようになり、朝夕2回の散歩も問題はなかった。

しかし次第に要求吠えがひどくなり、噛み付くときもある。
分離不安症的な振る舞いが顕著になってきた。

これでは近所迷惑になり、暑くなっても窓を開けられない。
健康診断と今年の予防注射に早く連れて行きたかったが、近所の
動物病院では、環境になれた1週間後~と。

わたしとしては早く色々相談したり聞きたいことだらけなのだが。

で、遠いので躊躇していた知り合いのペットクリニックに
連絡して状況を説明すると、専門のトレーナーさんを紹介して
くれた。

たまたま一昨日近くまで来るというので、早速寄ってもらった。

これまでの経緯から、最初は猫かぶりならぬ犬かぶり?で
甘えたり大人しくもしたりしながら、こちらの状況を観察して
いたが、次第に本性を出してきたらしい。

永年の甥の飼い方・この度の極限状況の体験などで、やはり
一筋縄ではいかない心理状態らしい。

今からでもしつけ直さないとこれからますます難しい状況に
なるとのこと。

わたしの対応も間違っていたようだ。

かわいがれば良いというわけではなく、誰かの言葉に

”犬はしつけられて、初めて犬になる”とあった。

それで、手に負えなくなる前に専門家に預かってしつけをして
もらうことに決めた。

また環境を変えてしまうのがかわいそうだったが、われわれも
疲労困憊、ふたりとも風邪気味、夫もあいにく夕方からの仕事が
入ってしまっていたので、散歩の分担もできないので仕方ない。

翌日、トレーナーさんが集金がてら寄ってくれて、
「きょとんとしてましたよ。かわいいですよね~」

確かに見た目や懐いているときはかわいいのである。

散歩時にも、小学生の女の子が「かわいい~」と寄ってくる。

まだ要注意だったから、説明してゴメンネと離れるようにして
いたが。

愛らしい容姿やクンクンという甘える声からは想像できない
ド迫力の吠える声に、この子達は本来決して愛玩動物(ペット)
ではなく、狩猟本能の塊の野生種なのだと知った。

数年前に家を新築し引越してきたK夫妻の愛犬も、種類は?
だが、猟犬の一種で超小型、もうおばあちゃんなのだが、おそらく
しつけをほとんどしなかったのか、近所の我々が畑仕事で
庭に姿を見せると吠えまくっている。

それを正直うるさいと思ってきたが、同じ立場になると
飼い主に同情もしたくなる。

まして犬は吠えるのが本能で当たり前という事実の理解を
嫌でも強いられる。

ペットショップでの愛らしい姿に惑わされて安易に飼って
後悔する人は少なくないようだ。

ましてや成犬で問題児であれば・・・

わたしも無知なのでよく解らないが、散歩時だけは不思議に
良いこだった。

勝手に歩かないし、わたしが止まるとこちらを見て止まる。
他の犬とすれ違っても吠えるわけでもなく、たいして関心も
示さず自分の散歩を楽しんでいるという感じだ。

適当に切り上げて家に向かうと、自分から玄関に近寄って行く。
甥は散歩の仕方は上手くしつけたみたいだ。

無駄吠え・噛み癖の矯正、ケージ内での排泄徹底の3点を
1ヶ月ほどかけてしてもらい、少しでも癒されるペットになって
くれることを願うしかない。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする