ろうばのつぶやき

もはや逆らえないわが身の老化と世の中のIT化、パソコンを前にひとりつぶやく昨今。

暴走老人

2008-09-25 17:35:45 | 世間
芥川賞作家の書いた、このタイトルの本が
売れているそうである。

ネットでの紹介記事の一部↓

「あんた失礼じゃないかッ!」たいした理由も
なく公共の窓口でキレる中年、・・

暴走する「新老人」たちの孤独にメスを入れ、品格
なき日本人のいまを鮮烈に描きだします・・

いやぁ、びっくりした。

今日、急に区役所に行く用事ができて、ロビーに
座っていたら、斜め後方にある銀行の出張窓口から
怒鳴り声が聞こえ、まさにこの本の”再現ドラマ”
かと思うようなことが。

某老人(男性:70代後半~80代?)のセリフ

「失礼じゃないか!、納得いかない、何で名前を
 書かせるのか! それは市の決まりか?北○銀行か?
 私は市に、市長にカネを納めるんだ、北○銀行に
 払うんじゃない!何で書かなきゃならないのか!」

税金や公共料金を納めるとき、今は郵便局でも
銀行でも、必ず”納付依頼書”に名前と連絡先を
記入させられる。

参考までに帰ってから確かめたこと↓

用紙の一番下に小さい字で(老眼にはムリかも)

「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に基づく
取引記録になります

と書いてある。納付書の金融機関側の控えには
納付者の氏名しか書かれていないから、連絡の
必要な際の為に、氏名・納付金額・電話番号を
記入してもらうのだろう。

窓口の年増のおねーさんは動転してる
のか、「銀行の決まりごとで・・」としか説明
できない。

これが銀行内だったら、すぐに誰かが来て

「お客様、こちらへ・・」となるのだろうが

区役所内では誰もが戸惑うだけである。

印鑑証明交付の窓口から呼ばれ、戻ったら
その老人は気が治まったのか、その窓口を
背にして歩き去るところだった。

ネット上で、団塊世代は元々凶暴だから
来年60歳に達したら、もっと凶暴な
老人になるなんて意見があった

団塊世代の全員が学生運動をしたとでも思われ
てるのか!?

わたしはその後、法務局へ向かい、印紙購入の
ときと、書類を受け取るときと、記入間違いを
指摘され、教えられて

「ハイ、ワカリマシタ。スミマセン」とおとなしく
帰って来ましたが・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする