ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

可愛い花をつけるのに、ふびんな名前を付けられている~ハキダメギク~

2018-11-20 20:24:04 | 草木花
ひどい名前を付けられたもんだなあ、と可哀想に思うことがある。
まず、春先に咲く、スター・アイズことオオイヌノフグリ。
「イヌのキ〇〇マ」ですもんね。

ほかに、こんな花もあることがわかった。

5枚の小さい花びらが波の形のように見えるし、花自体も5mmくらいしかない。
非常に可愛らしい花だ。

その名前を調べてみたら、この花も、相当にひどい名前を付けられていることがわかった。

なんてったって、「ハキダメギク」ですからね。
ウイキペディアによると、
「1年草。北アメリカ原産。大正時代に東京で見つかり、現在では関東地方以西の各地に広がっている。」
それはよしとして、
「牧野富太郎が世田谷の掃き溜めで発見したのでこの名前がついた」のだそうだ。
あの植物博士の牧野富太郎が、とんでもない名前を付けてしまったものだ。

9月にも

10月にも

咲いていたのだが、今月埼玉に行った時にも、咲いているのを見つけたのだ。

てっきり「タカサブロウ」だと思っていたら、9月に見たタカサブロウはこんな花を咲かせる雑草だった。

花の大きさは同じくらいなのだが、咲き方が全然違っていた。

可愛いよなあ、ハキダメギク。
それなのに付けられた名前がふびんで、一気にファンになってしまったよ。


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アルビレックス新潟の目指す来季の戦い方は?~自動昇格を果たした松本・大分の成績から考える~

2018-11-19 22:13:53 | アルビレックス新潟
今季J2からJ1へと自動昇格を果たした2チーム、松本と大分の成績を挙げてみる。

1位  松本山雅FC   勝ち点77 21勝 7敗14引き分け 54得点 34失点 得失点差+20
2位  大分トリニータ 勝ち点76 23 勝12敗 7 引き分け 76 得点 51失点 得失点差+25

2チームと比較して、新潟も挙げてみよう。

16 位 アルビレックス新潟 勝ち点53 15 勝19敗 8引き分け48 得点56失点 得失点差 -8

あれ?という気がする。
優勝した松本と新潟との勝ち数の差を見ると、15勝と21勝で、6勝分でしかない。
負け数の19敗のうち、6つを勝利にでき、6つを引き分けできていれば、昇格できていたわけである。
得点だって、新潟は、松本の54得点に比べてわずか6点劣るだけの48得点である。
だがしかし、その松本と大きく差がつくのは失点の違いである。
松本がわずか34失点なのに、新潟は56失点と、22点も多い。
松本は、よく守って、自動昇格を勝ち得たと言える。
だから、新潟も、失点数を減らせば、何とかなりそうな気がする。

ところで、今度は大分と比べてみる。
大分は、12敗もしているのである。
新潟とは7敗の差でしかないとも言える。
また、失点数は51失点で、新潟より失点数で5少ないだけである。
なのに、2位。
どこが違うかというと、勝ち数が多いのだ。
23勝と勝ち数は松本よりも多く、勝ち点3の積み上げが多かったということである。
なぜ勝てたのか。
得点数が松本よりも22点も多く、新潟より28点も多い、76得点であった。
だから、負けも多いが、とにかく試合に勝って勝ち点3を多く獲得したという訳である。
とにかくゴールと勝ちにこだわったチームを作れば、自動昇格圏にいけるのかもしれない。

さて、来季、アルビレックス新潟は、どのような戦い方をして勝ち点を積み上げていこうとしているのだろうか?
松本型か?大分型か?
今の新潟のチーム状況からして、どちらの方が、近づいていくことができるだろうか?

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晩秋ランニング

2018-11-18 21:08:19 | RUN
例年になく、結構暖かい晩秋となっている。
ただ、予報では、今週は雨続きとなって、次第に寒くなるようだ。
よい天気の日は、今日ぐらいなのかもしれない。
走り出そう。

青空に夕陽が傾いてきていた。
走りに出た16:00頃の気温は12℃だったが、少しずつ下がっていく感じ。
腕にアームカバーをし、脚はタイツ姿なのだが、手の指先が冷たい。

今日は、気持ちよく16kmを走ることがテーマ。
走りやすいペースで行く。
無理はしないで楽しく走る。
ときには、写真を撮る。

サイクリングロードをどんどん行くと、道の両脇にセイタカアワダチソウの黄色がまだまぶしい。

一部は、茶色く枯れてしまっているのだが、背丈が低いものが輝いているように見えた。
何か絵画のように感じ、持っていたケータイで写真を撮った。


後方を見ると、夕陽は沈んでしまっていた。
ただ、その方向に向かって、光の線が伸びていた。
飛行機、ジェット機の飛んだ軌跡だ。

あの飛行機の飛んでいる空では、まだ夕陽は沈んでいないという訳だ。


秋の日はつるべ落とし。
8kmを折り返すと、あっという間に暗くなってきた。
暗くなると、人間不安になるのだろうか、下り道になったせいもあって、自然とスピードが上がった。

走りやすかった。
で、およそ1時間半後に戻って来た時の気温は10℃。
後半は、いつもより次第に速さを増して走り終えることもできた。
走り終えた後、このくらいの気候条件の時が一番走りやすいなあと思った。


今夜の夜半から雨になるという。
新潟は、いよいよ時雨れる季節を迎える。
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2018アルビレックス新潟 J2の戦いを終える

2018-11-17 22:28:46 | アルビレックス新潟
まだ11月も中旬だというのに、J2リーグは、今日が最終第42節。
アルビレックス新潟は、ホームで最終戦を迎えた。
あわやJ3降格圏落ちかというところまで行ってしまった新潟だが、9月・10月を無敗で乗り切ったこともあり、最悪の事態は免れた。
とはいうものの、1シーズンでJ1に戻るはずだったのに、それは遠い夢に終わってしまった。
J2は、無条件昇格の1位2位だけでなく、昇格プレーオフに出場できる6位までの争いも熾烈で、どうなるか分からない状況。
でも、そんなのは、新潟を応援するサポーターには、全く関係ない。
昇格も降格も関係ないところにいる新潟。
最終戦は、全く同様の立場にいるレノファ山口と対戦。
もっとも、山口は中位で新潟は下位という違いはあるのだが。


試合前は、天気予報が外れて、雨が降っていた。
オーロラビジョンも、雨に煙ってよく見えなかった。

新潟の先発は、2トップが田中達也と河田という、連勝をしていた時のメンバーに戻していた。
ただし、ボランチの加藤大は警告累積で出場停止。
そこには、久々に戸嶋祥郎が入る。
代わりに、右には渡邊凌磨が入っていた。
センターバックの一人も、広瀬ではなくソン・ジュフン。
広瀬の体調が悪いのだろうか。
控えで目立つ名前は、梶山陽平。
今季で引退の発表があったばかりなので、チャンスがあれば出してあげたいところ。

試合が始まると、五分五分の展開が続いた。
降っていた雨も次第に弱くなってきた。
どちらに点が入るかによって、試合の行方は大きく変わるだろうと思っていた。
前半も41分を過ぎたとき、あっさり抜かれてシュートを打たれ、先制を許してしまった。
最近は、すぐに追いつけることが多いから、大丈夫。
そう思っているうちに、前半が終了。

ところが、後半が始まった途端、ラグビーで言えば、「ノーホイッスル・トライ」。
簡単に侵入を許し、ゴール前でのグラウンダーのパスを、飛び込んできた選手に見事に決められてしまった。
見事に出鼻をくじかれてしまった。
その後は、河田に代えてターレス、凌磨に代えて矢野、そして最後には新太に代えて高木を出し、片渕監督は最終戦勝利への執念を見せた。
しかし、どんなに押していても、最後のゴールに結びつかない。
そのまま、0-2で敗れてしまい、最終戦勝利はならなかった。

そして、梶山の現役最後の出場もかなわなかった。


この負けは、ある程度今季を象徴した負けだと思う。
どの選手もがんばっているのだが、わずかなミスから簡単に失点を許し、それを挽回できずに試合終了を迎えてしまう。
サッカーらしいといえばサッカーらしいが、毎度同じような失点の仕方を見せられている方としては、なんだ情けなさを感じてしまう。


試合終了後は、最終戦セレモニー。
新潟県副知事のメッセージ、新潟市長は前日退任のあいさつをしたのでメッセージ紹介のみ、青狼町長のメッセージ…と続いた。

そして、今年限りの退任が発表されている、中野幸夫社長のあいさつ。
ブーイングも飛んでいたが、私は、そこにリーダーたる人の存在の厳しさを思った。
うまくいって当たり前、うまくいかなければやめるしかない。
そして、その評価は、部下というか下で働く人たち-この場合は、監督や選手たち-の働きいかんによるわけだ。
それでも、ブーイングの中にあっても、中野社長は、来季のチームへの応援を強くお願いしてあいさつを終えていた。

不本意ではあっただろうけど、そこに最後の責任感の強さを見たような気がした。

現役引退をする梶山陽平のあいさつもあった。

「そんなにチームに貢献できなかったが、移籍してきたときから、サポーターの皆さんがずっと応援してくれていた。来年からは僕も一(いち)アルビのサポーターとして、チームを応援していきたい。」
彼もまた、不本意であっただろう。
試合に出たくて移籍したが、古傷の膝を痛め、回復がままならずに引退の道を選ばざるを得なかった。


不本意と言えば、シーズン後半は主将に抜擢されながらけがが長引いて全く試合に絡めなかったのが、小川佳純だ。

しかし、主将の立場で、選手を代表してのあいさつを行った。
本来は素晴らしい技術と精神を持った選手である。
来季の活躍を期待したい。

片渕監督からは、感謝と決意が感じられる、力強い言葉が印象的だった。


最後は、選手たちが家族を連れて場内を1周した。
小さい子を連れている姿には、微笑ましさを感じた。

選手たちにも家族がいる。
家族としてみても、チームの調子が悪く、選手が活躍できなかったり悪く言われたりするのは耐えられないだろう。

まずは、1シーズン終わり。
思うように好成績は残せなかったけれど、来年に期待しよう。
3か月後、どの選手が残りどんな選手が入り、どんな新しいチームが出来上がるのだろう。

今季1年、選手そしてチームスタッフ、関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
来季も応援します。


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曜日まであの年と同じ 父の祥月命日

2018-11-16 17:51:22 | 生き方

11月16日金曜日。
父の祥月命日である。
そればかりでなく、今年は亡くなった年と曜日も同じ、金曜日なのである。

あの当時は、実家からはもちろん、住居所からも少し遠いところに勤務していた。
職場にあわただしくかかってきた、倒れたことを知らせる電話。
実家に電話してみると、読経の声。
泣き叫ぶ1歳間近の娘を横にして、あたふたと準備していたアパートの妻と私。
車で急ぐときに仰ぎ見た満天の星空。
様々なことが、34年たった今も鮮やかによみがえる。

例年、この日や前日などに墓参りに行って、線香をあげてくる。
今年は、命日前日の昨日の午前に行って来た。


この時期は、寒くなって、冷え込む日も多い。
しかし、昨日の午前中は、風が少し吹いていたが、陽が射して暖かかった。

父は、50代の半ば過ぎで亡くなった。
その年齢が近づいていくにつれ、様々なことを思った。
ただ、実際にその年齢になった年には、自分のことより病に倒れた娘のことで、頭がいっぱいだった。
もうそれから5年が経過している。
私は、父が経験しなかった60代を生きている。

父が亡くなる直前、5日前の日曜日、その娘を連れて実家に帰った時のことが忘れ難い。
娘が「ハイ!」と返事をするものだから、父は、板の間をトコトコ歩く孫の後ろを追いかけて、何度も娘の名前を呼んで、返事をさせようと追いかけていたのだった。
…あれから34年。
あの頃9カ月で歩き始めて、元気だった娘は、現在、まだまだ病からの回復途上である。
今日が娘の通院日で行けないから、昨日のうちに墓参りに行っていたのだった。


墓に向かって、
「あの時何回も名前を呼んだ孫娘がまだまだ困っている状況です。どうか見守り、助けてください。」
そう祈って、帰り道についた。


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中日・笠原 国際試合2試合連続無失点の活躍

2018-11-15 20:39:03 | スポーツ
日米野球も第6戦。
もう最終戦となっている。
その先発は、新潟県出身、中日の笠原祥太郎だった。

メジャーの選手たちを相手に、3回・4回・5回と毎回得点圏にランナーを置く苦しいピッチングではあったが、3・4回は一死一、三塁のピンチをしのいだ。
5回は、無死一、二塁となりながら、二死までこぎつけた。
残念ながら、80球の制限球数に達してしまったためにそこで交代となったが、無失点で任務を終えることができた。
笠原本来の粘り強いピッチングを、たっぷりと楽しむことができた。

先週の壮行試合、台湾との一戦でも先発し、2回を無失点で抑えていた。
笠原が日本代表として戦うのは、高校・大学を通じてもなかったはずだ。
それなのに、こうして2戦続けて国際試合の先発という重要な役目を任されても、無失点で切り抜けているのだから、大したものだ。

今日の球場は、中日ドラゴンズの本拠地であるナゴヤドーム。
笠原の所属するホームスタジアムだから、中日ファンは、今日の彼の好投はうれしかったことだろう。

こうして、無名だった選手が、日本を代表して戦えるところまで力をつけ、その力を十分に発揮している。
特に、野球弱小県と言われてきた新潟県出身だけに、すごい。
やればできる、ということだ。

ルーキーシーズンは1勝だったが、そのときには、ここでも取り上げて書いた覚えがある。
今シーズンは6勝4敗だったが、左のエースとしての地位を固めつつある。
来季は、笠原投手にとっては、プロ入り3年目となる。
彼のさらなる飛躍がますます楽しみとなった、国際試合での活躍ぶりであった。
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片渕監督 続投決定!

2018-11-14 20:49:43 | アルビレックス新潟


「J2新潟 片渕監督続投へ」
こう見出しに書かれた記事が、地元紙新潟日報の一面の記事中にあった。

そして、今日の午後、クラブから正式に発表があった。

「片渕浩一郎監督 続投のお知らせ」
いつもアルビレックス新潟へ温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。当クラブでは、片渕浩一郎監督が2019シーズンも引き続きトップチームの指揮を執ることで合意しましたので、お知らせいたします。

2シーズン前にもシーズン途中で監督を務めたが、そのときはシーズン終了と共にコーチに戻っていた。
今回は、翌シーズンも続投だ。
まあ、8月に監督代行を経てから監督となり、9月・10月は7勝無敗2引き分けだったのだから、やれる力があると見ることができる。
そして、是永専務によると、来季は5億円の予算減が見込まれるということだから、高い報酬を払って新監督を招へいすることもできないだろう、という事情もある。
まずは、妥当な監督の選考だろうと思う。

片渕監督は、今回の報せに寄せたコメントで、
「引き続き、攻守においてアグレッシブに、そしてハードワークすることを掲げ、躍動感のあるサッカーで、J1リーグ昇格を目指します。」
と述べている。
その目指すサッカーは、いいと思う。
私たちが見たいと思うサッカーだし、9月・10月にそのサッカーを見せてもらっていると言える。

そして、片渕監督の言動に感心するのは、いつもサポーターに対しての謝意を忘れないことだ。
今回のコメントでも、
「今シーズン、アルビレックス新潟のために、多くのサポーターの皆さんから、非常に大きなご声援をいただきました。心より御礼を申し上げます。
(略)
そして、常に感謝の気持ちを胸に、県民の皆様に応援したいと思っていただけるようなチームにしたいと考えています。
クラブを支えてくださるサポーターの皆様、アルビレックス新潟後援会員の皆様、株主やスポンサーの皆様には、引き続き、ご声援とご支援を賜りますよう、お願いいたします。
来季も一緒に戦いましょう。」
と述べている。

うん。
期待したい。
今日は、7月に移籍してきて救世主となるかに思われた梶山が現役引退するとの報せも届いた。
来季は、現在のチームからどんな選手が去り、どんな選手が入ってくるのだろうか?
そのことにもよるが、来季の選手構成にもよるが、片渕監督が名監督として名を挙げるような年になってほしいと思う。

声援と支援は行いますよ、片渕監督!
よろしくお願いします!!
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柑橘類の実がなっていて、いいなあ

2018-11-13 22:05:40 | 草木花
日曜日に、埼玉から帰ってきた。
自分の住んでいるところと違う場所に行くと、違う景色・植物・花などに会える。
そのことが楽しい。

今回埼玉に行って、新潟との違いを感じたのは、埼玉には、柑橘類の実がなっている家の庭が結構あるなあ、ということである。

この時期、新潟では時雨れることが多く、だいぶ冷え込んでいるのが普通なので、柑橘類は外では見かけない。
環境的に育たない、ということだ。

だが、埼玉では、みかんやゆずなどの実がたわわに実っている風景をよく見てきた。
青空に柑橘類の黄色やオレンジ色が美しい。

うらやましいなあ、と思った。
帰る時には、隣の家から、ゆずの実をもらった。
代わりに、庭になっていたみかんをお返しにした。

うん。なんか豊かな気分になれるなあ、という柑橘類の実であった。




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うれしいニュース 28番早川史哉選手 契約凍結解除の発表

2018-11-12 22:11:18 | アルビレックス新潟
自分が誕生日が28日だったせいか、「28」という数字は、好きな数字である。
子どもの頃は、サッカーよりも野球の方がはるかに人気があった。
野球で人気と言えば、ON全盛の頃だった。
その時代に、巨人で塩原という左打者がいた。
主に代打で使われていた外野手だった。
彼の背番号が28だったのが、好きだという第一の理由だった。

ところで、サッカーのアルビレックス新潟のベンチには、いつも28番のユニフォームが掛けられている。

このことは、新潟の人々やサッカーファンの人々にはよく知られている話だ。
その28番の背番号の持ち主が、早川史哉。
彼のことについては、このブログ内でも書いたことがある。

今日、その彼について、クラブからうれしい発表があった。
「早川 史哉 選手 契約凍結解除のお知らせ」だ。

2016年4月に急性白血病と診断された早川史哉選手について、闘病の成果があって、2017年1月より選手契約を一時凍結していた彼との契約を解除することが決定したという報せである。

中野社長の話によると、早川選手は昨年末から徐々にトレーニングの負荷を高め、本年3月にはアルビレックス新潟U-15やU-18の活動に参加するなど、着実にステップを踏んできた。
8月以降は、トップチームに合流し、10月には対外チームとの練習試合にも出場している現状で、周囲と比較してもそん色ないほどの回復ぶりとなっているのだそうだ。

たしかに、7月1日の本間勲選手の引退試合では、彼の姿を見ることができた。

彼が、クラブ有料コンテンツ「モバアル」で連載しているコラム「早川史哉の前を向いて歩こう」は、選手としてもサッカー評論家(?)としても、非常にクレバーな面を持っているということがうかがえる。
いっそ、このままサッカーのライターとなっても面白いとさえ思うくらい、文章も読ませるものがあった。
しかし、第一の目標は、またJリーグの試合のピッチに立つ、ということだったはずだ。
いよいよそれが、目の前まで来ている。
彼のことが全国に知れ渡ったときには、対戦相手からこのような励ましの横断幕が掲げられたりもした。

来季は、3年ぶりのその日が訪れることを期待したい。

早川史哉選手、よかったね!!
これからこそが、選手としての力の発揮すべきときだ。
がんばってほしい!!!
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達也不在がここまで影響するとは…

2018-11-11 17:43:56 | アルビレックス新潟
J2リーグの試合も、今節と次節で終わり。
第41節、新潟は、アウエー徳島戦。
昇格争いは佳境を迎えている中、この対戦は、J2の中位から下位に属する両チームの対戦。
徳島は、6連敗中で、今回の対戦がホーム最終戦になる。
順位は徳島の方が上だが、その勝ち点差は2。
新潟が勝てば、順位をひっくり返せるという訳だ。
前節は、後味最悪の負け方をした新潟だったが、今節立て直せたのかどうかが気になるところだった。

ところが、2時間前の先発メンバーの発表を見て、驚いた。
ここ10戦ほど不動だったメンバーが大きく入れ替わっていた。
先発メンバーが4人代わっていた。
センターバックの一人が、広瀬ではなくソン・ジュフン。
左サイドバックに渡邉泰基ではなく、安田。
左の前が、渡邉新太ではなく、高木。
FWが田中達也と河田ではなく、ターレスと渡邉新太。
広瀬、渡邉泰基、田中達也は、ベンチ入りからも外れていた。
代わりに、今季ケガからの手術で長期離脱していた堀米や、柳が久々のベンチ入りというのは、うれしいことだったけれども。

新潟としてみれば、いくらか攻撃が機能していたのは、前半のみであった。
ソン・ジュフンは、敵の攻撃を最後のところで防いでいたが、後半途中接触プレーでケガをして、柳と交代してしまった。
安田は、本来のうまさを見せることもなく、攻守ともに精彩を欠いた。
高木は、前半それなりに攻守にかかわっていたが、後半河田と交代となってしまった。

結果的に、0-0で引き分け。
よく引き分けですんだ、というところだ。
特に、後半はずっと押されていて、セカンドボールがまったく取れないわ、味方へのパスがつながらないわ、まったくいいところがなかった。
それは、Jリーグの公式サイトで結果を見ても、明らか。
シュートは、徳島7本に比べ新潟3本。
コーナーキックは、徳島10本、新潟3本。
フリーキックは、徳島15本、新潟9本。
試合速報を見ても、後半の内容に、新潟の攻撃は1つしかなく、徳島の攻撃のことばかりであった。

なぜ、こんな結果になってしまったのだろう。
ホーム最終戦だということで、徳島の選手たちががんばったせいもあるが、ここずっと試合を作っていた田中達也の不在が大きかった。
確かに、ターレスもがんばっていたが、田中達也のように攻守に顔を出し、チャンスをつくったりピンチの芽を摘んだりすることには、不足感があった。
苦しい時間帯も、最年長の田中達也ががんばるから、他の選手たちもがんばれる、というところがあったように思える。
やはり達也不在が、苦戦の原因だったと言える。
本当は、これではいけないのだが。
こんなに達也の存在が大きいチームだったのか、と改めて思った。
そして、ここ10試合のレギュラーメンバーが変わっていたことは、戦い方に大きな違いが出て、後半の相手側の攻撃に対して、常に受け身になってしまっていたように見える。

これで、年間ひとケタ順位もなくなった。
あとは、残り1試合。
ホーム最終戦、山口との一戦を残すのみとなった。
せめて、勝って次期へ気持ちよく希望をつないでいきたいものだ。
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