終わりが始まる1日

新年度の始まり。
転入してきた新人の皆さんの出が早い。
8時頃に、という話だったのに、その15分前にはあらかたの方々がお見えになっていた。
やる気を感じた。

いよいよ定年前最後の1年の始まりでもある。
様々な年中行事が、1年後にはもう、ないのである。
今年定年退職を迎えた方から、「1年は速いよ。」と言っていた。
本当にそうなりそうだなあ、と思う。

ひと月余り前の誕生日にゆるい決意「日々是充実」を思ったが、改めてそうありたいと思った。
最後の1年間の決意は、「リーダーシップとフォロワーシップの発揮」である。
リーダーゆえ、これだけは、と思うところはリードしていきたい。
しかし、今この職場にいる人たちは、それぞれが仕事に対する喜びをもっているはずだ（と考える）。
だから、それぞれの人々が、その喜びをたくさん感じられるように、フォロワーシップを発揮して、後押しをしていきたい。

初日ながらさっそく夜に行われた歓迎会では、昨年度以前から働いている職員の人々が大活躍して、明るさとユーモアで、新人の皆さんたちを勇気づける輝きを見せてくれていた。
改めて、よい職場だと思う。
この輝きをもっともっと明るくしていきたいな、と思った。

最後の1年がいよいよ始まった。
そして、早くもその365分の１が終わったという4月1日であった。