ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

東口、無念の負傷に…

2012-10-16 22:11:18 | アルビレックス新潟
今日、10月16日の新潟日報紙に、「J1アルビGK東口全治8カ月」の見出しが掲載された。

痛い!
東口本人にも、アルビレックス新潟のチームにとっても。

今まで残留争いの渦中にあっても、私の思いは、
「大丈夫、東口がいるから。」
というのが支えになっていたのだ。

点を取られなければ、負けることはない。
リーグ戦も、ここ4試合は東口の活躍があって、負け知らずだったのだ。
しかも、3試合連続無失点。
うまく点が入らないけど、1点でも入れば勝利が連続するはずだったのだ。
それを支えていたのは、GK東口の好守だった。

ところが、このたびの練習試合で、負傷。

右ひざ前十字靭帯再断裂、内側側副靭帯損傷

で、全治約8カ月とのこと。

どれだけ悔しいだろう。
どれだけ無念であろう。

「再断裂」の診断名が示すように、東口は、昨年8月、 右ひざ前十字靭帯を断裂し、今年の開幕は、出場できなかった。
4月に復帰してから、本当に素晴らしいプレーで、新潟を何度も救ってきたのだ。
だから、シーズン総失点で、最少は広島の28点だが、2位は、仙台、横浜、新潟の29点なのだ。
GKの失点率では、東口が最少だというデータもある。

東口抜きで、これからどう戦うのか。
他のGK、小澤、黒河、渡辺の3人に期待するしかない。

ますます、残留の壁が高くなってきた感がある。
次戦は、残留争いの当面の敵、大宮。
健闘を期待したい。

それにしても、東口である。
あの素晴らしいプレーぶりまた見たい。
その素質が開花した時の、日本を代表する雄姿を見てみたい。
再びの8カ月の重傷に心が折れるかもしれない。
でも、たくさんの新潟のファンは、あなたの復活を心から祈っている、願っている。
つらいかもしれないが、どうか再び復活の日を目指してほしい。

私たちは、待っている。
来年も。
J1の舞台で。



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蔓穂、連穂、ツルボ

2012-10-11 08:27:56 | 草木花

新潟シティマラソン翌日、下半身が結構痛む。
しかし、走り切った充実感はあった。
その翌日は、前日の雨とは打って変わって、青空の広がる好天となった。
筋肉痛や関節痛などをいやすためだけに1日を費やすのも面白くない。
特に、私は、飲み会・マラソンと2日間を自分の用で過ごしたが、妻はせっかくの3連休なのにちっとも楽しいことはできていなかった。
…ということで、少々申し訳ない気持ちもあって、コスモスの花見に出かけることにした。
行先として選んだのが、長岡市の国営越後丘陵公園だったのだ。
ところが、高速に乗って長岡ICを降りると、いやな予感が。
車が連休のせいか、多いのだ。
もしかして…?と思っていたら、案の定、丘陵公園の入口何百メートルかのところで、渋滞!
連休の合間ということで、親子連れを中心とした行楽客が「結集」してしまったのだろう。
これでは、いつ入場できるか分からない。
こりゃ、だめだ!
…と、われわれは、すぐにあきらめ、代わりの行先を、同じ長岡市内の悠久山公園と旧栃尾市の八方台いこいの森に求めることにした。

おかげで、また新しい山野草と出合うことができた。

それが、この花である。

野草なのに、今まで出合ったことがなかった。
このはじけるような花びら。

縦に長くつぼみが連なり、下の方から開いているようだ。
悠久山公園で見かけたときもうれしかったが、八方台からの帰路、一之貝地域の道端で、輝くようにいく株も咲いているのを見かけた。
うわあ!すごい!!輝いている!!!
なんてまぶしい咲き方をしているのだろう!
渋滞で丘陵公園に入れなかった無念さなど、吹っ飛んだ。
コスモスを見るより、うんと素敵な花の風景を見ることができた。

後日、この花の名前を調べた。
「ツルボ」という。
蔓穂、または、連穂と書くらしい。
ラン科かと思ったら、ユリ科だそうである。
なんとも楽しい、うれしい出合いであった。
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かんまんなゆび

2012-10-10 23:46:57 | 生き方
のみかいのにじかいまでおえて、かえるとじょう、アルミかんののみもののふたを、まわしてとろうとしたとき、おもったんだ。

かんまんなゆび。

このかんまんなゆびのうごきをみて、なにをおもいだしたとおもう?

それは、じぶんのことじゃないんだなあ。

それは、なぜか、わたしのおやじのゆび。

おやじのゆびって、なぜ、かんまんなうごきのおもいでになっているのだろう?

おやじが、さけのみだったせい?

それにしても、その、おぼえている、かんまんなゆびのうごきって、おやじがなにをしたときだったのだろう?

…おもいだせない。

でも、いま、ふたをまわすじぶんのうごきをみておもったのは、まちがいなくおやじのゆびなんだなあ…。

なんだったのだろう…?

もう、みたのは、サンジュウネンちかくもむかしのことなのに…。

いまのじぶんが、まちがいなく、そのおやじとおなじヨワイになっているということなのだけど…

かんまんなゆびのうごきに、おもいだした、ちちのふといゆび…。


-よっぱらいのたわごとか?-
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新潟シティマラソン、自分のウラ話

2012-10-08 21:32:31 | 生き方
新潟シティマラソンに参加して、最後に力が出たのは、次の2つがある。

1つめは、高校時代の同級生が2人、癌で入院していること。
百度参りじゃないけど、快復を願って、何か、めったにやれないことをしたかった。
2人のうちの1人は、面会が可能なので、レース後会いに行った。
経過が順調であるという話を聞き、うれしく思った。
「言ってくれれば、応援したのに。」と言われたが、さすがにこういうものは広げるものではないと思っている。
「入院しているのに、表に出るのはダメじゃないか。」
と、反論しておいた。
もう1人も同じ病院に入院していたが、こちらは大手術の経過後まだ5日しかたっていないので、点滴や尿の処理など管だらけの身、
「寝ていることしかできないので、腰が痛い。」
と、嘆いていた。
こちらには、マラソンの話など、さすがにできなかった。
早い回復を願っている。

2つめは、前日に参加した飲み会で、口の軽い飲み人間(?)に、私のフルマラソン挑戦を笑い半分に広められたこと。
その人は、昔何度もフルマラソンを走ったことがある人だけに、私が2年連続でだめだったら悔しい。
5時間ぎりぎりの完走だったけど、少しは笑われる度合いが減るだろうと密かに思っている。

さて、レース中、雨にたたられ体も冷えた身としては、本当に疲れていた。
家に帰ってから、冷えた体を温めるために、日帰り温泉に行って温めてきた。
それはよかったのだが、昨夜このブログを書いてから、筋肉痛をおさめるためにバンテリンを塗った後だった。
スースーしてきたなと思ったら、急に悪寒が襲ってきた。
ガタガタ寒くて、震えが止まらないのだ。
寝床に入ったが、震えは止まらない。
大ぶとんを出し、毛布を入れて、震える体を丸くして寝た。
…幸い、翌朝、震えはおさまっていた。
さすがに、42.195kmはきつかったようだ。

妻からは、
「もうフルマラソンはやめておきなさい。ハーフくらいにしておくといい。」
と言われたが、さて、どうしたものだろう?

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新潟シティマラソン、ぎりぎりの完走

2012-10-07 22:39:54 | RUN
第30回記念 新潟シティマラソン。
今年も参加した。フルマラソンに。
今年は、30回記念ということで、ゲストランナーに、国民栄誉賞ランナー高橋尚子さんを招いて行われた。

「雨も降るかもしれませんが、こういう日は、記録が出やすい。皆さん、がんばってください。」
という彼女の激励が裏目に出たように、開会式直後横なぐりの強い雨。
参加ランナーは、スタートまでの15分間、皆びしょぬれ。
すっかり体が、冷えてしまったのだった。

【この怪しい雲がすぐに頭上に…】

今年も私が並んだのは、列の最後尾。

スタートの号砲が鳴ってからスタートラインを通過するまで5分以上かかってしまった。

今年は、「無理をしないで走る」というめあてを立てていたので、ゆっくりな前の人たちをあまり抜こうとせずに前半をいくことにした。
ラップを、ゴール後調べてみると、1kmがずっと6分10~30秒くらいの安定した速さで走れていた。

ずっと、10km、ハーフ、フルの3つのレースの人たちが一緒に走っていたのだった。だから、目の前は、結構たくさんの人が走っていて、なかなか抜けなかった。
邪魔に思う場合は抜いたが、あまり抜こうとせず、無理をしないペースで進んだ。
しかし、多少疲れてきた、と思い始める13kmあたりで、ハーフの人たちとお別れ。
そこから先の海岸道路は、フルの人たちの孤独な(?)ランが始まる。
もう自分が14kmあたりを走っている時、トップランナーたちは続々と28km地点を通過して行った。
さすがに速い。

この辺りでも、今年の自分は、1kmあたり6分30秒くらいで走れていた。
知っている人が、2人、私より早く折り返してきた。
思わず声をかけてしまった。
そして、折り返し地点の20km過ぎでは、同じ年代の50代半ばの知り合いにあった。
ここでも、「がんばりましょう!」と声を出す余裕はあった。

折り返し地点のタイムは、2時間16分余り。
ところが、ここでまた強い雨風となった。
足元は、再びびしょびしょになってしまった。
だが、逆に雨に負けずに走る気持ちになった。
24kmまでは、6分台半ばでいけたのである。
しかし、29kmあたりで、苦しくなった。
坂道もあり、初めて少し歩いてしまった。
去年関門にひっかかってしまったのは30km過ぎだった。
一つの目標としていた30kmは突破できそうだ、と思い始めたせいだろうか、体が急にきつくなってしまった。
29kmから30kmまでの1kmは、9分もかかってしまった。

30kmの関門突破!やった!!

さて、ここから先は、未知の領域である。
ここから先を走るために、ハーフへの出場を見送り、今回またフルマラソンに挑戦したのだ。
そう思いながら、歩を進めた。

しかしながら、初マラソンの人には、30km以降が壁だというが、その通り。
32kmより先は、脚が痛くて棒のようになった。
何度も何度も立ち止まり、屈伸やアキレス腱を伸ばす。
ところが、すぐに痛くなる。
7分台からあっという間にラップは、8分台から9分台になった。
寒さのほかに、頭がぼうっとして眠気まで襲ってきた。
35kmから36kmの1kmなどは、なんと11分5秒もかかってしまった。
37kmでの関門をわずか2分ほどの差で突破したが、全然走れない。
屈伸やストレッチを繰り返しながら前に進む。

38km付近から信濃川沿いの道になる。
ところが、40kmにも関門が。
ここを強行突破して、あとは走るのをやめずに必死になって走った。
競技場内で、第3コーナーに、「9500人とハイタッチしたい。」と言っていた高橋尚子さんがいた。
タッチして通り過ぎると、「ただ今、制限時間の5時間を越えました」と場内アナウンスがあった。
そんな。
ずるいよ。
私らのスタートした地点は、スタートまで5分あまりかかったんだぜ。
そのことを加味してくれよ~。

それでも、記録証は発行してもらえた。

完走したが、記録は5時間を越えてしまった。
スタートのロスを入れると、そこはしっかり4時間50分台の記録になる。

フルマラソンに挑戦して、ゴールにたどり着きたいという夢を、一応かなえることができた。

ただ、体は、ボロボロ。
ゴール後もらったおにぎりを食べる頃はガタガタの膝。

【おいしい新潟米のおにぎりでした!】
階段の上がり下りが、非常につらい。
明日以降、どんな痛みに襲われることだろうか???【怖っ!】
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明日は必勝、アルビレックス新潟!

2012-10-05 22:45:06 | アルビレックス新潟
今季アルビレックス新潟には、まだ連勝がない。
だから、勝ち点が上がらない。
現在17位。
16位のガンバ大阪と勝ち点29で並ぶ。
そのすぐ上に、勝ち点31の15位大宮アルディージャ。

新潟の明日の対戦相手は、ヴィッセル神戸。
勝ち点33で、14位の相手である。
ここに、新潟が勝利できれば、勝ち点は32。
神戸と勝ち点差1に迫ることができると同時に、神戸を残留争いに巻き込むことができる。

前節、名古屋に5-0で大勝したあとの今節こそが、大一番。
残留争いを続ける相手たちの勝敗いかんによっては、降格圏の脱出も可能だ。
前節の戦いぶりが展開できれば、勝利は近い。

前の試合で鼻骨骨折したDF石川も、フェースガードを付けて出場しそうだ。
みな、気合が入っているようだ。

ああ、応援に行きたい。
なんだって飲まないのに飲み会に行かなくてはいけないのだ。
しかも、夕方、ほとんど試合と同じ時間に、試合会場と遠い場所で…。
息子と妻に応援は任せることにした。

勝利を信じるしかない。

GO!ALBIREX!!
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ある仕事の終了に思う、「リーダーシップ」

2012-10-04 23:28:28 | 生き方
4月に人事異動があってから、急に降ってきた大きな仕事が、今日、一応の終わりを見た。
ほっとした。
中心的な存在として事務をきりもりしなければならない。
無事に終えられるのか、
自分にその任ができるのか、
などいろいろ思った。

が、最も学んだのは、その仕事で長となる人の存在の大きさだ。
自分は、その仕事の事務的な仕事を行ったが、長としてのリーダーシップをとった方がいた。
その方に、人としての大きさを感じた。
大切な時に、必要なリーダーシップがとれる。
私に、仕事を求めるときの話し方や人が生きる場面の設定など、素晴らしいと感じた。
こういう人には、付いていきたいと思う。

大きな仕事が終わった後、そのリーダーは、私に握手を求めてきた。
うれしかった。

プロ野球パ・リーグも、日本ハムの優勝となった。
新人監督、栗山監督の手腕に、世間の注目が集まっている。
やはり、リーダーシップのあり方で、組織は、仕事の結果は変わるのだなあ…という思いを持った。

翻って、自分はどうだ?
リーダーシップを発揮しなくてはいけない場面が多い。
揺るがずに、しっかりとそれを発揮ができる人でありたいと、改めて思った。
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新潟シティマラソン近づく…

2012-10-03 21:37:08 | RUN
先日、新潟シティマラソンのエントリーカードが届いた。

これを持って、金曜日か土曜日に、新潟市まで出かけ、受付をして来なければならない。
新潟市から離れた所に住んでいると、わざわざ新潟まで行くのが大変だ。
県外の人や県内でも遠い人は、宿泊しなければ参加できないから。

さて、それはさておき、自分である。
去年は、初出場。
距離に対する不安はあったが、「がんばれば、なんとかなる!」と思って参加したのが、去年であった。
レースでは、確かに、前半、がんばって走った。
その結果は…。
むやみにがんばるだけの走りではいけないということがよくわかった。

今年の目標は、去年越えられなかった30km過ぎの関門突破である。
去年のレース終了後は、もっとトレーニングしなきゃ、と思ったが、トレーニングは好きではなく、走ることだけが好きだということで、トレーニングはこの1年間皆無であった。
それなのに、またフルマラソンに出場するというのは、間違っているのかもしれない。

でも、人生で、体力勝負のことに挑戦できるのは、これから先、何回もないからね。
特に、50歳代ともなると、前年に比べて体力の維持の難しさを毎年感じている。
だから、万全の体調で新潟シティマラソンに挑戦しようと思っていたのだが…。

付き合い上というか、所属しているある団体の仲間から、よりによって大会前日の飲み会のある研修会への参加を要請されてしまった。
一度欠席の連絡をしたのだが、再度リーダーから、「頼むから」と言われては。
これは、断れなかった。
まあ、仕方がない。
なるべく飲まず食べ物も選んで食べて、翌日の大会のために体調を整えよう…(デキルカナ…???)。
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勝利の名古屋戦、陰の選手の働きに心震える

2012-10-01 21:12:41 | アルビレックス新潟
試合前、選手入場の直前の映像が、スタジアム内のビジョンに映し出される。
名古屋戦の試合前もそうだった。
その映像を見ていたら、試合には出られない選手が映っていた。

内田潤選手だった。
彼は、5月の磐田戦で、右ひざ前十字じん帯、内側側副じん帯、外側半月板損傷 の大けがをした。
全治約8カ月の、今シーズン絶望となる大変なけがである。
その彼が、同じチーム、新潟の選手たちの一人一人に、励ましの声をかけて回っていたのだった。

すごい。
そう思った。
試合に出ることは、できない。
しかし、チームのために、できることは、やる!
その心意気がうれしい!

試合中、ゴールが決まった時もすばらしい風景を見た。
ゴールを決めた選手たちが、ベンチの方に走って行く。
監督や控え選手と、喜びを分かち合う。
特に、控え選手たちが、腹蔵なく喜んでいる。
その姿がとてもうれしかった。

互いに声を掛け合う姿は、試合後も見られた。
久々にベンチ入りした菊地が、握手を求めていた。

控えDFの大井が、いろいろな選手の労をねぎらっていた。


ここには、勝利に向かって一つになっているチームの姿があった。
陰の選手たちが、皆、自分にできることをやって、チームの勝利に貢献している。
これは、ドイツW杯やロンドン五輪でも見られた日本人選手の姿である。

大丈夫なのじゃないかな?
このまとまりがあれば…。
降格だとか悪いことは考えられない。

このまとまりのせいか、ここ3試合は、
追いついての引き分け、
しっかり守って0-0の引き分け、
5-0の大勝、
と上向きである。
次戦神戸戦でも、このまとまりのよさを発揮して、勝ち点3を獲得してほしい。
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