ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

蔓穂、連穂、ツルボ

2012-10-11 08:27:56 | 草木花

新潟シティマラソン翌日、下半身が結構痛む。
しかし、走り切った充実感はあった。
その翌日は、前日の雨とは打って変わって、青空の広がる好天となった。
筋肉痛や関節痛などをいやすためだけに1日を費やすのも面白くない。
特に、私は、飲み会・マラソンと2日間を自分の用で過ごしたが、妻はせっかくの3連休なのにちっとも楽しいことはできていなかった。
…ということで、少々申し訳ない気持ちもあって、コスモスの花見に出かけることにした。
行先として選んだのが、長岡市の国営越後丘陵公園だったのだ。
ところが、高速に乗って長岡ICを降りると、いやな予感が。
車が連休のせいか、多いのだ。
もしかして…?と思っていたら、案の定、丘陵公園の入口何百メートルかのところで、渋滞!
連休の合間ということで、親子連れを中心とした行楽客が「結集」してしまったのだろう。
これでは、いつ入場できるか分からない。
こりゃ、だめだ!
…と、われわれは、すぐにあきらめ、代わりの行先を、同じ長岡市内の悠久山公園と旧栃尾市の八方台いこいの森に求めることにした。

おかげで、また新しい山野草と出合うことができた。

それが、この花である。

野草なのに、今まで出合ったことがなかった。
このはじけるような花びら。

縦に長くつぼみが連なり、下の方から開いているようだ。
悠久山公園で見かけたときもうれしかったが、八方台からの帰路、一之貝地域の道端で、輝くようにいく株も咲いているのを見かけた。
うわあ!すごい!!輝いている!!!
なんてまぶしい咲き方をしているのだろう!
渋滞で丘陵公園に入れなかった無念さなど、吹っ飛んだ。
コスモスを見るより、うんと素敵な花の風景を見ることができた。

後日、この花の名前を調べた。
「ツルボ」という。
蔓穂、または、連穂と書くらしい。
ラン科かと思ったら、ユリ科だそうである。
なんとも楽しい、うれしい出合いであった。
コメント
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