ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

勝利の名古屋戦、陰の選手の働きに心震える

2012-10-01 21:12:41 | アルビレックス新潟
試合前、選手入場の直前の映像が、スタジアム内のビジョンに映し出される。
名古屋戦の試合前もそうだった。
その映像を見ていたら、試合には出られない選手が映っていた。

内田潤選手だった。
彼は、5月の磐田戦で、右ひざ前十字じん帯、内側側副じん帯、外側半月板損傷 の大けがをした。
全治約8カ月の、今シーズン絶望となる大変なけがである。
その彼が、同じチーム、新潟の選手たちの一人一人に、励ましの声をかけて回っていたのだった。

すごい。
そう思った。
試合に出ることは、できない。
しかし、チームのために、できることは、やる!
その心意気がうれしい!

試合中、ゴールが決まった時もすばらしい風景を見た。
ゴールを決めた選手たちが、ベンチの方に走って行く。
監督や控え選手と、喜びを分かち合う。
特に、控え選手たちが、腹蔵なく喜んでいる。
その姿がとてもうれしかった。

互いに声を掛け合う姿は、試合後も見られた。
久々にベンチ入りした菊地が、握手を求めていた。

控えDFの大井が、いろいろな選手の労をねぎらっていた。


ここには、勝利に向かって一つになっているチームの姿があった。
陰の選手たちが、皆、自分にできることをやって、チームの勝利に貢献している。
これは、ドイツW杯やロンドン五輪でも見られた日本人選手の姿である。

大丈夫なのじゃないかな?
このまとまりがあれば…。
降格だとか悪いことは考えられない。

このまとまりのせいか、ここ3試合は、
追いついての引き分け、
しっかり守って0-0の引き分け、
5-0の大勝、
と上向きである。
次戦神戸戦でも、このまとまりのよさを発揮して、勝ち点3を獲得してほしい。

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