今日は、何といっても、大谷翔平選手!!
日本のプロ野球でもまだないのに、メジャーで史上初の50本塁打&50盗塁の達成だなんて、すごすぎる!!
それどころか、今日の活躍なんてマンガやドラマでもありえない。
6打数6安打、3連続本塁打、10打点、2盗塁だもの。
もし、3打席目の記録は2塁打だったが、3塁でセーフになっていれば、サイクル安打だって達成できていたことになる。
そうやって、50ホームラン・50盗塁を一気に超えて、51ホームラン・51盗塁の達成は、すごすぎる。
それにしても、高校を卒業するときに、よく日本ハムが彼をドラフト指名をしてくれたものだと思う。
当時の栗山監督の方針が、投手としても打者としても育成する、ということだった。
ともすれば、投手力だけに目を向けていて、打者としての素質については見逃している人の方が多かったのではないかと思う。
今までではあり得ない「二刀流」の選手として、大谷を育ててくれた。
それが認められて、メジャーに渡ったのだから。
エンゼルスでの活躍で、周囲に二刀流を認めさせるとともに、ホームランを大量に打てる打者として超一流であることを示してきた。
栗山監督、日本ハムというチーム、すばらしい先見の明だったね。
ただし、そこに本人の不断の努力がなければ、こうして花開くことはなかっただろうと思う。
「50-50」というけれど、後半の数字は盗塁の数字だ。
日本にいたとき、そしてエンゼルスにいたとき、彼の盗塁の数はここまで多くはなかった。
今季ドジャースに移籍して、昨季の手術からのリハビリ期間として投手としての活躍は見られない分、盗塁という新たな活躍の姿を見せてくれている。
盗塁数は、現在51だが、これは6月にベッツが離脱して1番打者としての起用が多くなってから、すごく増えたのだった。
ベッツが離脱する前の70試合では盗塁は15個だったのが、それ以降は80試合で36盗塁と急上昇だなんだとか。
もし、ベッツ離脱&大谷1番起用がなければ、こんなに盗塁数は増えなかったのではないかな?
でも、こんな条件をプラスに転化してしまうのだから、やっぱりすごいと思う。
1番打者としての起用ならば、自分がチームの勝利のために何ができるか、何をするのがベストなのか、を突き詰めているのが大谷なのだ。
野球をして、自分ができることを最大限に追求しているから、盗塁は数だけでなく成功率もすごい。
今日まで、28回連続で盗塁を成功させていて、今季の成功率はなんと92.7%だそうだ。
「絶対の自信がなければ走らない」と言っているから、51個も盗塁を決めているのは、投手の癖や球種などもしっかり理解して臨んでいるからだろう。
プロ中のプロだねえ。
今日の1回の3塁盗塁には、驚いた。
日本だと、1回の無死2塁なら普通ランナーは走らない。
走ってアウトになってチャンスをつぶすかもしれないと考えたら、走ってもよいというサインは出さず、走るなというのが、日本では常識のようになっているからだ。
そんなことを考えても、メジャーでプレーしているからこその自由度がある。
それが大谷の個性をいっそう伸ばすことにつながっているように思えるのだ。
そして、3打席連続本塁打。
49号を打ってから、次の打席では反対方向のレフトへのホームラン。
連続で打つ勝負強さ。
6打席目の相手投手は、大差だったので野手が投げていた。
緩いボールにタイミングが合わずに打ち取られている打者が多いのに、大谷はしっかり引き付けてライト上段にホームランをたたき込んだ。
右に左に、緩い球にと技術の高さを見せてくれた。
とにかく、野球のプレー一つ一つに楽しみながら真剣に取り組んでいるのが見える。
そして、一緒に野球をしてくれる人たちや、プレーを見てくれる人たちに対するリスペクトも忘れていない姿には、感銘を受ける。
ケガさえしなければ、これからもきっとたくさん楽しませてくれることだろう。
「ケガさえしなければ」と書いて、また思った。
そういえば、彼はケガをしていない。
肘の手術の影響はあっても、今季は他の選手たちと違ってケガをしていない。
身体の管理も超一流だということだ。
歴史に残る大選手、大谷翔平の活躍が見られる幸運に感謝しつつ、これからも大いに楽しませてもらおう。
大谷翔平選手、大記録達成、本当におめでとうございます!!
エンゼルスからドジャースへの移籍、なんと言っても目的は世界一なんでしょうから、是非、実現して欲しいですね。(なんか、投手陣ズタボロみたいですけど…。)
これからもよろしくお願いします。
〝大谷翔平選手、なんかもう次元が違い過ぎて…って感じですね〜。”
... 本当に「別次元」ですね。こんなに簡単に(簡単そうに)いろいろと成し遂げてしまうのは、まさに驚嘆です。
おっしゃるとおり、彼が望んでいたのは、チームの勝利。だから、ここから先が勝負の場ですね。それにしては、確かに投手陣弱すぎです。まさか、ロバーツ監督、大谷の右腕に勝利を託したりしないでしょうね…。でも、「まさか」をいくつも実現してきたから、あるのかな…なんて楽しみにしたりしています。
ありがとうございました。