ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

白鳥たちのねぐら見RUNNING

2019-01-14 21:27:05 | RUN
今冬うれしいのは、平野部で雪が少ないことだ。
村上市元旦マラソンでは、降雪のおかげで(?)、よい成績を収めることができたが、普通は雪が降ると、走れなくなる。
ここ数日、まとまった雪が降らないものだから、少し前に降った雪が結構とけていってくれている。
降っても、3,4日するととけてくれるものだから、先週は週2回のRUN練習も可能であった。
だから、木曜日は、足元には場所によってまだ雪があったが、雪の少ない路地や走れるところを探して、15kmのRUN練習を行うことができた。
それから3日間、雪が降らなかったものだから、この時期にしては珍しく、路面が出ている道が多くなった。
これなら、走れる。
うれしいなあ。
…とばかりに、11月以来久しぶりに、サイクリングロードに走りに出た。

どこまで走れるのかな?
雪が少なくても、いつも4km地点の手前で道が閉ざされてしまうのだけれど、今回はまだまだ行くことができた。

5km地点が近づくと、右の奥遠くから、けたたましい鳥の鳴き声が聞こえてきた。
あれは、…明らかにたくさんの白鳥が鳴いている声だ。
でも、全く姿は見えない。

それがどうだろう。
走り進むに連れて、頭上を飛んで行く白鳥たちを何度も見かけるようになった。
日没が過ぎ、辺りも少しずつ暗くなってきていた。
すると、6.5km地点付近の、水が張ってある田んぼに、白鳥たちは次々と着水していっていた。

そうか。
ここが、この白鳥たちの、この冬のねぐらなのだ。

白鳥たちのねぐらは、湖や潟ばかりではないのだ。
このような、ただの田んぼでもねぐらになっているところもあるのだ。
そういえば、11月に川の土手道を走った時も、川から白鳥たちのにぎやかな鳴き声を聞いたこともあったっけ。

越冬のために、ここに来ているはずの白鳥たち。
シベリアの方に比べたら、まだ寒さは厳しくないのだろうけど、こんな田んぼが居心地がいいとは思えないけどなあ…。

こうして、気温3℃を下回る空気の中でも、走るようにならなければ、夕暮れ、しかも田んぼの中の道を選んでなければ、こんな光景に出合うことはなかっただろう。
白鳥も、生きるためにがんばっている。
自分も、がんばって生きている。
そんなことを考え、6.8km地点で雪が多くなって走れなくなったから、折り返してきた。

白鳥たちを見たおかげで、帰路も元気に走れたから、単に往復だけでなく余分に20kmまで走ることができたのであった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年のチームは、明るくたの... | トップ | ふられるリスクねぇ………??? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

RUN」カテゴリの最新記事