今冬うれしいのは、平野部で雪が少ないことだ。
村上市元旦マラソンでは、降雪のおかげで(?)、よい成績を収めることができたが、普通は雪が降ると、走れなくなる。
ここ数日、まとまった雪が降らないものだから、少し前に降った雪が結構とけていってくれている。
降っても、3,4日するととけてくれるものだから、先週は週2回のRUN練習も可能であった。
だから、木曜日は、足元には場所によってまだ雪があったが、雪の少ない路地や走れるところを探して、15kmのRUN練習を行うことができた。
それから3日間、雪が降らなかったものだから、この時期にしては珍しく、路面が出ている道が多くなった。
これなら、走れる。
うれしいなあ。
…とばかりに、11月以来久しぶりに、サイクリングロードに走りに出た。
どこまで走れるのかな?
雪が少なくても、いつも4km地点の手前で道が閉ざされてしまうのだけれど、今回はまだまだ行くことができた。
5km地点が近づくと、右の奥遠くから、けたたましい鳥の鳴き声が聞こえてきた。
あれは、…明らかにたくさんの白鳥が鳴いている声だ。
でも、全く姿は見えない。
それがどうだろう。
走り進むに連れて、頭上を飛んで行く白鳥たちを何度も見かけるようになった。
日没が過ぎ、辺りも少しずつ暗くなってきていた。
すると、6.5km地点付近の、水が張ってある田んぼに、白鳥たちは次々と着水していっていた。
そうか。
ここが、この白鳥たちの、この冬のねぐらなのだ。
白鳥たちのねぐらは、湖や潟ばかりではないのだ。
このような、ただの田んぼでもねぐらになっているところもあるのだ。
そういえば、11月に川の土手道を走った時も、川から白鳥たちのにぎやかな鳴き声を聞いたこともあったっけ。
越冬のために、ここに来ているはずの白鳥たち。
シベリアの方に比べたら、まだ寒さは厳しくないのだろうけど、こんな田んぼが居心地がいいとは思えないけどなあ…。
こうして、気温3℃を下回る空気の中でも、走るようにならなければ、夕暮れ、しかも田んぼの中の道を選んでなければ、こんな光景に出合うことはなかっただろう。
白鳥も、生きるためにがんばっている。
自分も、がんばって生きている。
そんなことを考え、6.8km地点で雪が多くなって走れなくなったから、折り返してきた。
白鳥たちを見たおかげで、帰路も元気に走れたから、単に往復だけでなく余分に20kmまで走ることができたのであった。
村上市元旦マラソンでは、降雪のおかげで(?)、よい成績を収めることができたが、普通は雪が降ると、走れなくなる。
ここ数日、まとまった雪が降らないものだから、少し前に降った雪が結構とけていってくれている。
降っても、3,4日するととけてくれるものだから、先週は週2回のRUN練習も可能であった。
だから、木曜日は、足元には場所によってまだ雪があったが、雪の少ない路地や走れるところを探して、15kmのRUN練習を行うことができた。
それから3日間、雪が降らなかったものだから、この時期にしては珍しく、路面が出ている道が多くなった。
これなら、走れる。
うれしいなあ。
…とばかりに、11月以来久しぶりに、サイクリングロードに走りに出た。
どこまで走れるのかな?
雪が少なくても、いつも4km地点の手前で道が閉ざされてしまうのだけれど、今回はまだまだ行くことができた。
5km地点が近づくと、右の奥遠くから、けたたましい鳥の鳴き声が聞こえてきた。
あれは、…明らかにたくさんの白鳥が鳴いている声だ。
でも、全く姿は見えない。
それがどうだろう。
走り進むに連れて、頭上を飛んで行く白鳥たちを何度も見かけるようになった。
日没が過ぎ、辺りも少しずつ暗くなってきていた。
すると、6.5km地点付近の、水が張ってある田んぼに、白鳥たちは次々と着水していっていた。
そうか。
ここが、この白鳥たちの、この冬のねぐらなのだ。
白鳥たちのねぐらは、湖や潟ばかりではないのだ。
このような、ただの田んぼでもねぐらになっているところもあるのだ。
そういえば、11月に川の土手道を走った時も、川から白鳥たちのにぎやかな鳴き声を聞いたこともあったっけ。
越冬のために、ここに来ているはずの白鳥たち。
シベリアの方に比べたら、まだ寒さは厳しくないのだろうけど、こんな田んぼが居心地がいいとは思えないけどなあ…。
こうして、気温3℃を下回る空気の中でも、走るようにならなければ、夕暮れ、しかも田んぼの中の道を選んでなければ、こんな光景に出合うことはなかっただろう。
白鳥も、生きるためにがんばっている。
自分も、がんばって生きている。
そんなことを考え、6.8km地点で雪が多くなって走れなくなったから、折り返してきた。
白鳥たちを見たおかげで、帰路も元気に走れたから、単に往復だけでなく余分に20kmまで走ることができたのであった。