ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

天国から地獄、地獄から天国 の一戦を制し、今季初の首位 ~2022ホーム東京ヴェルディ戦~

2022-05-08 22:33:14 | アルビレックス新潟
まったく、なんという試合だろう。
天国から地獄。
そして、地獄から天国。
そんな試合だった。

なにしろ、前半の8分間に3点を奪ってリードした新潟。
なのに、後半の15分間に3点を取り返して追いついた東京ヴ。
最後の最後に、決勝の1点をもぎ取ったのは新潟だった。


サッカーJ2リーグ第15節、ホーム・アルビレックス新潟対東京ヴェルディ。

2位対6位の上位対決。
前節2位仙台を3-1で打ち破った東京ヴェルディは、攻撃力のある侮れない相手。

同じようにボールを保持して、パス回しで相手を崩して攻めるサッカーを志向する両チームだったが、次第に新潟が東京ヴを凌駕するようになった。
チャンスが多く続いたが、ようやく26分過ぎ、ゴール前でパスを受けた高木があざやかなターンから得点して、新潟先制。


興奮冷めやらぬ3分後、今度は松田詠太郎が左足で決め、追加点。


さらに、コーナーキックからのパス回しから、最後はDF舞行龍が頭で今季初ゴール。


これで、前半あっという間に3-0。
「蹴散らせ」を歌いたいくらい、今日はもらったと新潟サポーターは、皆確信したことだろう。


だが、後半は、意外な展開となった。
東京ヴが、後半の頭から一挙に4人の選手交代を行った。
おまけに、東京ヴの一人の選手が脚を痛めて倒れ、少し変な間があいた。
再開後、新潟のリズムが狂ったのか、50分、攻勢に出た相手の思い切ったシュートが、アンラッキーにも新潟の選手の足に当たり、軌道が変わったボールはGKの頭上を越え、最初の失点を喫してしまった。
これで、ヴェルディは勢いづいた。
ゴール前に素早いラストパスを通すという戦術が見事に決まって、2点目。
雲行きが怪しくなってきた。
新潟は、秋山に代えて高を起用した。

が、65分に2失点目と同様な形で失点。
なんと、3-3の同点に追いつかれてしまった。
アンビリーバブル!!

まさか、3点リードをひっくり返されてシーズン全体に響くような負け試合になるのではないかと、ハラハラした。


86分、選手交代の最後に入ったのは、FW矢村だった。


その矢村が、88分、パスを受けてペナルティエリア外から思い切ったミドルシュートを放つと、ボールはポストの内側に当たって、勢いよくゴールに吸い込まれていった。
これが、ヤムケン、涙の決勝ゴール!


3-0から3-3なんて、普通は負け試合の流れ。
なのに、最後には勝利を引き戻した。
何があっても、とにかく勝つ。
こういう勝ち方ができるのは、強いチームならではだろう。

苦戦しても、負けない。
毎試合、いろいろな選手が得点している。
そして今日決勝点を決めた矢村は、控えに甘んじていた選手。
なんともいい勝ち方だ。

今節、ずっとトップを走っていた横浜FCが、秋田に敗れたため、新潟は今季初めて首位に立った。
勝ち点は、29で、新潟、仙台、横浜が並んでいるが、得失点差でまさっているのが新潟。

これからは、J1昇格候補と言われたチームとの対戦が続く。
しかし、まだ、修正できるところ、向上できるところ、成長できるところがある、アルビレックス新潟。
ますます、面白くなってきたぞ!!!…っと。

Visca Albirex !!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ストレス発散、3週間ぶりのRUN | トップ | 「ちばてつやとジョーの闘い... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アルビレックス新潟」カテゴリの最新記事