ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

静岡はいいねえ(4)~駿府城そして由比

2013-05-14 20:39:03 | お出かけ
駿府城公園に天守閣がない、というのは、先日見たBSの番組で知っていた。
でも、せっかくだから行ってみよう、というのが旅人の感覚。
まだ公園までは行っていないはずなのに、外堀?城壁らしいものが現れた。

が、やはりまだ城ではなく、小学校や中学校が道の両側にあった。
こどもの日だから、学校は休み。
さらに行くと、堀や隅櫓が見えてきた。
城門に近づくと、周辺は走るのにいいコースなのだろう、それらしい服装で走っている人が何人もいた。
あ、いいなあ。自分も走りたいなあ。
と思った。
ただ、残念なことに、走るためのシューズのみがないのだ。
Tシャツやジャージ(下)は、持っていたのだが…。持っていけばよかった…。

残念に思いながら、建築されてから比較的新しい城門をくぐり、駿府城公園内に入った。

なるほど、広い敷地である。
平場の城跡公園であり、結構様々な樹木が大きくなってきていた。

城跡を示す遺構もいろいろあった。
タカ狩りの家康の像や手植えのミカンなど。

公園内にも、走る人たちがいた。

いいなあ、この広さ。
新潟県内には、これだけ広い城跡公園はない。
高田城公園が少し近いけれど、ここまで広くない。
すぐそばに、静岡県庁があり、歴史あるものと現代的なものとの対比を面白いと思った。

なお、今も新たな隅櫓を建設中であった。

堀端では、夏ミカンの花も咲いていた。


県庁では、10時から21階からの展望を開放するとのこと。
20分ほど待ってから、エレベーターで展望ゾーンへ。
見たかったのは、…もちろん、富士山!
勇んで登ったが、な、な、な、なんと3日間で最悪の富士の姿。
雲に覆われて、どれが富士なのか、まったく分からない。

ガックリ!

城壁の向こうに、本来は天守閣のはずだけど、県庁のビルがそびえる現代である。

ちなみに、これは、静岡市役所。

うん、おしゃれですなあ。

さらば、静岡駅。

次に行こうと決めたのは、由比。

東海道広重美術館があるから。
ここは、桜えびの産地で有名。
駅から乗ったタクシーの運転手さんによると、2日前には、由比の港で桜えび祭りがあったのだとか。
1万5千人の街に、7万5千人が押し寄せたのだそうだ。
恐るべし、桜えびの地、由比。

街並みが人気の秘密なのだろう、結構たくさんの観光客が街を歩いていた。
広重美術館は、特別展がつまらなかった。他の展示の方がよかった。

広重の作品のよさを知らせる映像が興味深かった。

桜えび館なる建物もあるというので、訪ねてみた。
中では、桜えびの土産物でいっぱいだった。
連休中は、しらす丼や揚げ桜えび丼を外のテントで売っていた。

時は、昼。
500円と安かったので、食べてみることにした。
揚げ桜えびとたれがご飯に乗っているだけ。

だが、シンプルでおいしかった。

家などに、ちょっとだけ桜えびのせんべいを買って、あとは帰ることにした。
由比駅には戻らず、そんなに遠くないだろうと、隣の蒲原駅を目指して歩いた。
30分ほど歩くと、殺風景な駅に着いた。
広重の描いた「蒲原」は、冬の雪景色の絵だったが、あれは想像で描いたものらしい。
ここは、比較的南の暖かい土地だから、あのような風景にはならないはずだ。

あとは帰るだけ。
蒲原から三島まで電車で。
三島から東京まで東海道新幹線で。
東京からは上越新幹線で。

楽しかった静岡での3日間に別れを告げたのであった。
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