ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

やはり今後が不安なスコアレスドロー ~2023第18節アウェイ柏戦~

2023-06-24 22:53:48 | アルビレックス新潟

前半戦で、他のスポーツなら「エース」ともいうべき伊藤涼太郎がいなくなり、本来先発メンバーを任せたい選手にもけが人が多い。

そんな状況の中で、後半戦のスタートを迎えたアルビレックス新潟。

前半戦は、4勝5分け8敗の13位。

リーグ戦開幕前の予想よりはよいという人もいないわけではないが、アルビを応援する人たちにとってみれば、もっとやれるはずだ、と思っている。

 

リーグ戦が始まってから4戦負けなしだったのだが、今は4戦勝ちなしの1分け3敗となっている。

ここ3試合で湘南、ガンバ大阪、京都と下位チームに対して勝てていないのが、苦戦の一因でもある。

 

後期開幕戦の対戦相手は、現在最下位の柏レイソル。

最下位と言っても勝ち点差は5しかなく、ここで負けると一気に残留争いに巻き込まれかねない。

下位チームに慈悲深いアルビだが、ここは断固、鬼となってもらいたいものだ。

 

過去に柏戦と言えば、印象深い逆転劇が2試合ある。

1つめは、最初にJ1昇格を果たした年の確か4戦目、4月のアウェイでの相手が柏だった。

雨の降るアディショナルタイムに、鈴木慎吾、エジミウソンの連続ゴールで逆転し、J1初勝利を挙げたのだった。

 

2つめは、10年前のホーム柏戦だった。

 

奇跡の逆転劇 - ON  MY  WAY

「ようこそ夢の劇場へ」以前は、ドラゴンボールZとのコラボだったが、J1リーグ戦再開の柏戦は、「ジャイアントキリング」とのコラボだ。こんなことをやってくれるのだか...

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あの当時、娘が急な難病になってICUで治療を受けていたのだった。

奇跡的な後半の逆転勝利に希望の光を感じたのだった。

娘の病気回復に向けて、祈ったものだった。

 

今日は、試合展開にかかわらず、そんな印象的な2戦のように、最後まであきらめずに戦い、勝利をもぎ取ってほしい。

強くそう願っていた。

さて、今日の先発メンバーは、

GK 小島

DF 藤原 トーマス・デン 泰基 新井

MF 星 高 ダニーロ 小見 

FW 鈴木 三戸

 

控えに、GK 阿部 、DF 堀米 千葉 田上 、MF 島田 高木 、FW 谷口 。

 

高木や堀米が復活してベンチに入ったのは心強かった。

 

さて、結果はどうだったか。

0-0のドローであった。

 

今日、私は町内会の会議があって、見ることができたのは後半だけだった。

惜しいチャンスもないわけではなかったが、それよりも柏の攻撃に肝を冷やした場面の方が多かった。

ただ、そこはGK小島がすばらしいセーブを連発したり、相手のタイミングのずれなどに救われたりしていた。

 

DAZNの前半のスタッツを見ると、ボール支配率は64%、シュートも相手には1本しか打たせず、アルビは4本打っていた。

ところが、試合が終わってからのスタッツでは、柏のシュート数と新潟のシュート数が同じ8本になっていて、ボール支配率も59%に下がっていた。

やはり後半は危ない試合になっていたということだ。

やはりシュート数が少ないのが気になる。

チャンスを決めきれればそれでもいいが、もっと多くシュートを打とうという話は監督の話でよく聞く。

 

アウェイの会場は暑かったようで、試合後の選手たちの表情が上気して疲れていたのがよく分かった。

それでも、そんな環境でよくがんばったと思う。

それなのに、控えの高木がハーフタイムの練習中にケガをしたり、交代出場した堀米がまたけがをして交代して退場したりと、せっかくけが人が戻ってきたのに、また逆戻りとは、これからに影を落とした格好の試合となってしまった。

 

今後さらに暑くなると交代選手の活躍が必要だというのに、選手層の薄さが気になるなあ。

 

この引き分けで、今節勝利したガンバ大阪や京都サンガに抜かれ、15位に落ちた。

残留争いに巻き込まれつつある。

次は、上位のサンフレッチェ広島戦だ。

今後さらに総力戦の様相になってきた。

苦しくても、自分たちでがんばるしかないのだ。

 

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