明日、アルビレックス新潟は、ホームで京都サンガと試合を行う。
早いもので、これが第17節。
J1のチーム数は18だから、明日の京都戦で今季の前半戦が終わるということになる。
アルビレックス新潟のここまでの戦績は、4勝5引き分け7敗の13位。
4勝のうち3勝は、昨季のJ1リーグ1位横浜F・マリノス、2位川崎フロンターレ、3位サンフレッチェ広島からあげたものだった。
シーズン前半、それらのチームから勝利したら、やはり研究されたようで、その後なかなか勝てなくなってしまっていることも確かだ。
前半戦最後の試合、勝利で締めたいところだ。
勝利したいもう一つの理由が、明日は、ベルギー・シントトロイデンに移籍する伊藤涼太郎の壮行試合になるということ。
いや、壮行試合というよりも、帰って来ないのだからサヨナラゲームか。
それだけに、勝って彼を送り出したいところだし、涼太郎が出場するのなら、その魅力的なプレーを存分に見せてほしいし、見たいと思う。
今日の新潟日報には、アルビレックス新潟の寺川能人強化部長の話が載っていた。
涼太郎については、4月頃から移籍話が出始め、最終的に複数の海外クラブから打診があったということだ。
伊藤のことについては、「チームのやっていることにフィットしたら、選手は成長するんだと感じた。クラブとして、良い例になった」と前向きな発言をしていた。
涼太郎の抜けた穴を、夏に補強するかは現段階で未定とのこと。
既存選手の成長を期待しつつ、補強は「考えていなくはない」のだそうだ。
戦術に適応する選手かどうかで判断する考えを示した。
「今のチームの中に入っていくのは簡単じゃない。そこを見極めながら決めないといけない」と言う。
まずは、「計算できないところより、まずは計算できるところから」と他の選手の底上げを期待していることを強調していた。
さて、アルビレックス新潟は、今後どうなるのだろう?
明日の一戦は、そこにつながる大事な試合だ。
明日は、まずは涼太郎の最後の活躍する雄姿を見たい。
そして、涼太郎が抜けても、既存の選手で大丈夫だという確信を持ちたいなと思う。
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