
今年度中に高齢者に達するということから、私にも、COVID-19ウイルスのワクチン接種券が届いていた。

今から2か月前のことだ。
だが、優先すべきはもっと高齢の方々だろう、と思い、接種の予約は急がなかった。
だから、予約が始まってから2週目の中ほどになってから電話をして、予約を行った。
そうしたら、さすがにみんな早いんだね、電話の向こうの担当者からは、「これからなら、1回目は7月の…」という話。
そんなわけで、今日の予約になった。
今日、接種会場に行くと、大勢の人が並んでいた。
まあ、大勢とは言いながら、15分刻みに人数を制限しながら行っていたのだけれど。
私は妻と行ったのだが、予約よりも30分以上早く着いてしまったので、そのとおり30分以上待つ羽目となってしまった。
ようやく受付、人物確認、予診を経て、接種の入口へ。
予診で、前の人がもたもたしたせいか、受付で私より後ろだった妻の方が早い順番になり、その後ろの席になってしまった。
ということで、妻が終わってから、パネルで仕切られた接種用の個室へ誘導された。
接種は左腕の上部。
名前と生年月日をもう一度確認されてから、接種。
子どもの頃、体が弱くて何十回も接種を受けた私にとって、注射針を刺されるのは怖いことではない。
ただ、テレビ等で注射の映像が流れるのは見たくない。
自分が幼いころ、病弱で家族に心配をかけまくったことを思い出すからだ。
まあ、そんなことも思っているうちに、
「消毒します」
「力を抜いて腕をぶらんとしてください」
「注射します」
…となって、チクリ。
昔自分が受けた接種に比べて、注射器も小さくワクチンの量も少ないので、あっという間に終わった感覚。
その後、次回2回目の接種の予約を確認した紙を渡され、待機用の場所へ。
そこで20分くらい、待機用の椅子に座って時間が過ぎるのを待った。
接種を受けた腕の上部よりもひじに近いあたりがちょっぴりだるい感じがあったけれども、まあ無事に終わった。
そんな今日、東京都で920人の新規感染者。
8週間ぶりに900人台の新規感染者とあって、政府も都に4回目の緊急事態宣言を発令することになりそうだという。
変異ウイルスの拡大に伴い、また少しずつ新規感染者が増えている。
東京五輪の開催の仕方にも大きな影響を与えそうだ。
2回目の接種予定日は、東京五輪がすでに始まっているはずの日。
さて、この接種の効果は、本当に実感できるのだろうか…???