ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

「イヌドクサ」を知る

2021-06-08 22:24:07 | 草木花
「スギナのてっぺんにツクシをくっつけたような草を見付けました。」
「イヌドクサだと思いますが、合っていますでしょうか?」
Wさんのこんな文章とともに、付いてきたのが、この写真。


イヌドクサ?
初めて聞く植物名だった。
写真をよく見てみると、下の方はスギナのようなたたずまい。
そして、上部の先端は、たしかにツクシのような形をしている。


Wさんは、野草の名前には詳しい人だ。
以前、佐渡で見かけた、あまり見たことのない花を咲かせた植物を、「アケボノシュスラン」と教えてくれたりした方だ。
その詳しい彼が知らないのに、イヌドクサかどうかなんて、私が知る由もない。
そう思いつつ、勉強になるので、調べてみた。

「イヌドクサ」を検索し画像で調べてみると、どうやらその名前で合っているようだ。
「イヌ」と聞くと、本物と比べて役に立たない、という意味があると聞いたことがある。
「トクサ科」というので、「イヌ」+「ドクサ」ではなく、「イヌ」+「トクサ」だったのだと知った。
では、「トクサ」って、どんな植物?と思って調べてみると、見たことのあるものだった。

さらに、「スギナ」も同じトクサ科で、「イヌスギナ」というのもあるということや、「イヌドクサ」と「イヌスギナ」の違いも知ることができた。

なるほどなあ。
Wさんのおかげで、新しいことを知ったよ。
ありがとう、Wさん。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする