新しい年が明けた。
天気予報では、雪の予報だったが、朝起きて明るくなると、「晴れ」と言ってもいいくらい青空が広がっていた。
しかし、東の方向は、県境の高い山々があり、そこに黒い雲が覆いかぶさっていたので、簡単に初日は拝めなかった。
雑煮をいただき、息子と車に乗り込む。
今年も、村上市元旦マラソンに出場するためだ。
去年は、息子も私も、この大会初入賞を果たすことができた。
さて、今年は?
…と、思いつつ、そうそう調子いいことは考えない。
今回の自分の目標は、入賞よりも、自己ベストを更新したいということ。
前年は、47分4秒だった。
今年は、できれば47分を切りたい。
46分台を記録できるように努力したい。
それが今回の目標と決めていた。
車で村上市を目指すと、日本で一番短い山脈、櫛形山脈が途切れる胎内川沿いの橋の近くで、初日を拝むことができた。
いつもと同じ太陽なのに、神々しく見えるのはなぜだろう?
そんな明るい太陽が見られていたのに、村上市に入り、マラソン大会の会場である村上市街が近づくにつれ、暗い雲に覆われるようになった。
ちらほらと雪も降ってきた。
スタート会場付近の村上小学校に車を止めると、そこから歩いての移動がきつかった。
歩道には雪、車道は雪と水でびちゃびちゃの状態だったのだ。
そこは、走るコースともなっている。
こんな道を走らなくてはいけないとは、今年は大変だ。
おまけに小雪が降っている。
これ以上、降りがひどくならなければいいが…。
懸念したことは現実となり、開会式を終えてから、外を見ると雪が次第に激しく降るようになってきていた。
開会式場兼控室となっている村上市体育館は、一階にアップで走れるスペースがある。
そこを何周か軽く走って、少し体を温めた。
今回は、走るたびに一緒になるSNさんと隣り合った場所で、話をしたりストレッチをして準備したりした。
SNさんは、毎回レースで会うが、いつも後半私を抜いて行く。
40代前半からマラソンに取り組んだSNさんは、中断期間はあったものの、私よりもRUNの経験は豊富だから、目標の一人なのである。
2か月前のごせん紅葉マラソンでも、途中で抜かれて追いつけなかった。
でも、ハーフマラソンでその差が1分ほどに縮まっていたので、今回もがんばれば同じくらいの時間で行けるんじゃないか、と思ったりもしたのであった。
10時40分の10km走のスタートの時間になった。
SNさんとスタート地点に移動した。
雪が容赦なく降ってくるだけじゃなく、足元にもたまっている。
おまけに、消雪パイプから出る水で、どこを踏んでも靴は濡れるばかり。
しようがないな、濡れることは完全に覚悟しよう。
そして、雪の降る中、スタートの号砲が鳴った。
天気予報では、雪の予報だったが、朝起きて明るくなると、「晴れ」と言ってもいいくらい青空が広がっていた。
しかし、東の方向は、県境の高い山々があり、そこに黒い雲が覆いかぶさっていたので、簡単に初日は拝めなかった。
雑煮をいただき、息子と車に乗り込む。
今年も、村上市元旦マラソンに出場するためだ。
去年は、息子も私も、この大会初入賞を果たすことができた。
さて、今年は?
…と、思いつつ、そうそう調子いいことは考えない。
今回の自分の目標は、入賞よりも、自己ベストを更新したいということ。
前年は、47分4秒だった。
今年は、できれば47分を切りたい。
46分台を記録できるように努力したい。
それが今回の目標と決めていた。
車で村上市を目指すと、日本で一番短い山脈、櫛形山脈が途切れる胎内川沿いの橋の近くで、初日を拝むことができた。
いつもと同じ太陽なのに、神々しく見えるのはなぜだろう?
そんな明るい太陽が見られていたのに、村上市に入り、マラソン大会の会場である村上市街が近づくにつれ、暗い雲に覆われるようになった。
ちらほらと雪も降ってきた。
スタート会場付近の村上小学校に車を止めると、そこから歩いての移動がきつかった。
歩道には雪、車道は雪と水でびちゃびちゃの状態だったのだ。
そこは、走るコースともなっている。
こんな道を走らなくてはいけないとは、今年は大変だ。
おまけに小雪が降っている。
これ以上、降りがひどくならなければいいが…。
懸念したことは現実となり、開会式を終えてから、外を見ると雪が次第に激しく降るようになってきていた。
開会式場兼控室となっている村上市体育館は、一階にアップで走れるスペースがある。
そこを何周か軽く走って、少し体を温めた。
今回は、走るたびに一緒になるSNさんと隣り合った場所で、話をしたりストレッチをして準備したりした。
SNさんは、毎回レースで会うが、いつも後半私を抜いて行く。
40代前半からマラソンに取り組んだSNさんは、中断期間はあったものの、私よりもRUNの経験は豊富だから、目標の一人なのである。
2か月前のごせん紅葉マラソンでも、途中で抜かれて追いつけなかった。
でも、ハーフマラソンでその差が1分ほどに縮まっていたので、今回もがんばれば同じくらいの時間で行けるんじゃないか、と思ったりもしたのであった。
10時40分の10km走のスタートの時間になった。
SNさんとスタート地点に移動した。
雪が容赦なく降ってくるだけじゃなく、足元にもたまっている。
おまけに、消雪パイプから出る水で、どこを踏んでも靴は濡れるばかり。
しようがないな、濡れることは完全に覚悟しよう。
そして、雪の降る中、スタートの号砲が鳴った。