ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

走るようになって自分が変わったことは

2019-01-08 21:51:05 | RUN
マラソンを走るようになって変わったことは、どんなことがあるか?

体重が10㎏以上減ったこととか、寒さを感じるようになったこと等、いろいろある。
まあ、いろいろある中でも、最も変わったのは、歩くことを嫌がらなくなったということだろうか。

走り始めたころ、と言っても、2kmくらいしか走らなかった時は、とてもじゃないが「マラソンを走る」なんて言えなかった。
それが、1回の練習で走る距離が増えるにつれ、徐々にマラソンの距離を走ることに気持ちが向いていった。

やがて、走れる距離が10km以上になってきたら、5kmくらい歩くことは、大したことはないということになった。

走るようになる以前は、歩いて20分くらいのところでも、急いでいるからということを理由にしてタクシーを呼んだりしたことも多くあった。
それが、今は、タクシーに乗るなんてことは、よほどのことがないとありえない。
それどころか、さすがに酒を飲んでから走って帰ることはしないけれど、自宅まで5kmの範囲であったら、飲み会が終わった後でも、歩いて帰るのが普通になってしまった。
その方が、タクシーなどに乗って帰るよりも、気持ちよく帰って来られるのだ。

そんな訳で、距離に対する抵抗感がなくなってしまった。
20km離れている、と聞いても、今だと、「なあに、いざとなれば走って行ける(帰れる)」と思ってしまう。
これは、いざ何かあっても困らない、ということにつながるのじゃないかなあ。

日常でも、自分はこのくらいの距離なら歩けるぞ、走れるぞ、という自分に対する自己肯定感が非常に高くなった気がしている。

走ることによって、心身共に「気持ちよい」と思う範囲が広がった、と言えそうだ。
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