ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

全日本卓球選手権直前の2つの番組から

2018-01-16 23:07:08 | スポーツ
 昨日から、全日本卓球選手権大会が始まった。
 そのせいか、一昨日は、NHK-BS1で「卓球14歳の怪物・張本智和の現在地」という番組があり、昨日は、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で石川佳純が登場した。
 テレビではよく勝手に「天才卓球少年」「天才卓球少女」とか言うけれど、「天才」という言葉で片付けたり、「天才」のもつ言葉の強さに頼って単純に驚きを与えようとしたりしていると思う。
 しかし、2つの番組で彼らを見ていて、普通の人にできない努力をしているから勝つのだということを再認識した。
 いずれも、番組を見ていて、イチローの言葉を思い出した。
 野球選手であるイチローは、「天才」と言われることについて、
「努力せずに何かできるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」
と言っていた。

 野球でなくとも、卓球でも、それはもちろんある。
 張本、石川の2人とも、とても若いけれども(石川24歳、張本に至っては14歳!)、本当によく練習に取り組んでいた。
 張本は、練習場に一番乗りして掃除をしたり、サービス練習をしたりする。
 石川は、納得のいくまで練習を繰り返す。
 そして、負けず嫌いで涙も見せるが、次に強くなるために足りないところを猛練習やトレーニングで強化したりして、さらに強くなることを目指すのだ。
 ますます苦しい方に自分を追い込んでいく。
 
 覚悟を持って挑戦していく、努力していく。
 二人の姿に、若いのに本当にすごい、と思った。

 でも、努力しているのは、彼らだけではない。
 様々な選手たちが、強くなりたいと思って日々取り組んでいるのだ。
 今週末には、個人戦の優勝者も決まる。
 どのような選手が勝ち進むのか、優勝するのか、非常に楽しみだ。
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