初めてごせん紅葉マラソンに参加してきた。
スタート・ゴール会場は、五泉市の村松公園の陸上競技場。
ハーフマラソンのコースは、紅葉マラソンの名に恥じないように山の方へ向かって走る。
しかも、それが3方向あって、いずれも戻って来るようになっている。
3方向だから、まるで、もみじの葉脈を描くようなコースになるわけだ。
ただ、この大会は、また参加したくなるような気分にさせてくれる「おもてなし」がたくさん感じられるものだった。
役員や様々な人々が、みんなで盛り上げてよいものにするぞ!という気概に満ちていた。
控室のある村松体育館「さくらアリーナ」にシャトルバスが到着すると、高校生たちが左右の列になって声を出し迎えてくれていた。
参加賞を配る女子高生たちも、元気がよかった。
コースのあちこちに、専用の手袋でハイタッチしてくれる「ハイタッチガールズ(!?)」の皆さんが出てくれていた。
そして、ゼッケンの選手名は、番号と同じくらいの大きさで書かれてあるのだ。
「でかい!」と思ったけど、これにはちゃんと訳があった。
文字が大きいので、沿道で応援する人も、ゼッケンを見て選手の名前を呼んで応援してくれることがあるのだ。
固有名詞で応援してもらえるのは、なんともありがたい。
ランナーたちと一緒に走る応援団の人たちも、何人もいて、よく声を出して励ましていた。
「応援団長」とか「副団長」とかいうロゴをつけて走っている人たちは、本当によく頑張って応援しながら走っていた。
また、沿道で、私設のエイドを行って、チョコレートをかごに入れてサービスしてくれている方々もいた。
そして、ゲストランナーの人たちがまたすばらしかった。
銀メダリストエリック・ワイナイナさんは、最後尾から抜いていって、ランナーの背後からそっとタッチして励ましていく。
折り返すと、今度はハイタッチしてくれる。優しい人だ。
競歩の世界選手権メダリスト山崎勇喜選手は、本当に競歩で勝負していた。
ところが、その速さがすごい。一般ランナーに負けず、そうとう上位でゴールしたはずだ。
彼は、競技場内で、帰って来たランナーたちをハイタッチで迎えてくれていた。
うれしいなあ、このゲストランナーン皆さんの実力と謙虚さは、改めてすごいと思った。
新潟県や地元のキャラたちがスタート・ゴール地点に並んでいた。
キャラたちに負けないのは、コスプレ・ランナーたちだ。
このマラソン大会は、仮装にも力を入れている。
だから、今まで参加した中で、最も仮装ランナーたちが多かった。
水戸黄門御一行、auのCMの3太郎(桃・金・浦島)、ヒョウ柄、メイド、タイガーマスク、マスクマン各種、ガチャピン、…その他いろいろ。
まあ、仮装ランナーに次々に抜かれていったのだけどね。
最も驚いたのは、金太郎に抜いていかれた、と思ったその瞬間であった。
腹掛けの裏側は、お尻がむき出しだったのである。
もっとも、Tバックのようなものははいてはいたのだけれども。
今日は秋晴れで、気温がだいぶ上がったので、かぶりものをしている人たちにはそうとうつらかったと思う。
さて、私自身だが、前半は調子こいて、10kmぐらいまで1kmあたり5分台の前半のタイムを刻んだのであった。
しかし、その後15kmあたりまでは5分台の後半になり、16kmから20kmまでは6分台の前半が続き、最後は6分42秒もかかってしまったのであった。
コースについて言えば、3つの往復コースがあるうち、最初のコースは結構平坦だった。
アップダウンが激しいのは、最後のコースである。
苦しくなっているのに上りが続き、苦しさを増長する。
なのに、折り返し点の前に、一気に下る所があり、ゲゲッと思った。
なぜなら、そういう場所は戻って来るときにはきつい上りの急坂になるからだ。
折り返し点の近くに、私設チョコエイドがあった。
チョコは大好きなのでうれしかった。
しかし、例の急坂はきつくてガクンとスピードが落ちてしまった。
また、残り3km地点あたりでも、私設チョコエイドはあった。
いやしい私は、3,4個取ったのだが、1個落としてしまったのでしゃがんで拾おうとしたら、ズキン!
右脚のふくらはぎがつってしまった。
そして、残り1kmで最大の上り坂がある。
後ろから来たランナーたちは、ラストスパートをかけて私を抜いていく。
私もがんばりたいが、右脚に続いて左脚もつってしまった。
懸命に腕だけ振って、なんとかゴールにたどり着いた。
2時間2分台になってしまったが、完走!
参加賞の1つ、焼き餅をいただくために並んでいたら、目の前が真っ白になった。
ハーフを走った後は、いつもこんなふうになってしまう。
力を使い果たしたってことですな。
ここ村松公園は、モミジやイチョウの紅葉・黄葉が美しい。
以前、この時期に妻と何度か来たことがある。
今年は、夫婦で紅葉見物ができなかったな、などと思いながら、会場を後にした。
これで、今年のレース出場は終了。
村上・元旦マラソンで10km、笹川流れマラソンそして関川マラソンでハーフを、かみはやし穀菜マラソン10km、新潟シティマラソンで42km、そしてごせん紅葉マラソンでハーフ。
ふくらはぎ痛、首痛などの体調不良に悩まされながらも、すべて完走できたことが何よりうれしい。
還暦を迎える来年も、走れる体でいたいと思う。
(そのためには、もうちょっと意図的計画的に鍛えていく必要がありそうなのだが…。)
スタート・ゴール会場は、五泉市の村松公園の陸上競技場。
ハーフマラソンのコースは、紅葉マラソンの名に恥じないように山の方へ向かって走る。
しかも、それが3方向あって、いずれも戻って来るようになっている。
3方向だから、まるで、もみじの葉脈を描くようなコースになるわけだ。
ただ、この大会は、また参加したくなるような気分にさせてくれる「おもてなし」がたくさん感じられるものだった。
役員や様々な人々が、みんなで盛り上げてよいものにするぞ!という気概に満ちていた。
控室のある村松体育館「さくらアリーナ」にシャトルバスが到着すると、高校生たちが左右の列になって声を出し迎えてくれていた。
参加賞を配る女子高生たちも、元気がよかった。
コースのあちこちに、専用の手袋でハイタッチしてくれる「ハイタッチガールズ(!?)」の皆さんが出てくれていた。
そして、ゼッケンの選手名は、番号と同じくらいの大きさで書かれてあるのだ。
「でかい!」と思ったけど、これにはちゃんと訳があった。
文字が大きいので、沿道で応援する人も、ゼッケンを見て選手の名前を呼んで応援してくれることがあるのだ。
固有名詞で応援してもらえるのは、なんともありがたい。
ランナーたちと一緒に走る応援団の人たちも、何人もいて、よく声を出して励ましていた。
「応援団長」とか「副団長」とかいうロゴをつけて走っている人たちは、本当によく頑張って応援しながら走っていた。
また、沿道で、私設のエイドを行って、チョコレートをかごに入れてサービスしてくれている方々もいた。
そして、ゲストランナーの人たちがまたすばらしかった。
銀メダリストエリック・ワイナイナさんは、最後尾から抜いていって、ランナーの背後からそっとタッチして励ましていく。
折り返すと、今度はハイタッチしてくれる。優しい人だ。
競歩の世界選手権メダリスト山崎勇喜選手は、本当に競歩で勝負していた。
ところが、その速さがすごい。一般ランナーに負けず、そうとう上位でゴールしたはずだ。
彼は、競技場内で、帰って来たランナーたちをハイタッチで迎えてくれていた。
うれしいなあ、このゲストランナーン皆さんの実力と謙虚さは、改めてすごいと思った。
新潟県や地元のキャラたちがスタート・ゴール地点に並んでいた。
キャラたちに負けないのは、コスプレ・ランナーたちだ。
このマラソン大会は、仮装にも力を入れている。
だから、今まで参加した中で、最も仮装ランナーたちが多かった。
水戸黄門御一行、auのCMの3太郎(桃・金・浦島)、ヒョウ柄、メイド、タイガーマスク、マスクマン各種、ガチャピン、…その他いろいろ。
まあ、仮装ランナーに次々に抜かれていったのだけどね。
最も驚いたのは、金太郎に抜いていかれた、と思ったその瞬間であった。
腹掛けの裏側は、お尻がむき出しだったのである。
もっとも、Tバックのようなものははいてはいたのだけれども。
今日は秋晴れで、気温がだいぶ上がったので、かぶりものをしている人たちにはそうとうつらかったと思う。
さて、私自身だが、前半は調子こいて、10kmぐらいまで1kmあたり5分台の前半のタイムを刻んだのであった。
しかし、その後15kmあたりまでは5分台の後半になり、16kmから20kmまでは6分台の前半が続き、最後は6分42秒もかかってしまったのであった。
コースについて言えば、3つの往復コースがあるうち、最初のコースは結構平坦だった。
アップダウンが激しいのは、最後のコースである。
苦しくなっているのに上りが続き、苦しさを増長する。
なのに、折り返し点の前に、一気に下る所があり、ゲゲッと思った。
なぜなら、そういう場所は戻って来るときにはきつい上りの急坂になるからだ。
折り返し点の近くに、私設チョコエイドがあった。
チョコは大好きなのでうれしかった。
しかし、例の急坂はきつくてガクンとスピードが落ちてしまった。
また、残り3km地点あたりでも、私設チョコエイドはあった。
いやしい私は、3,4個取ったのだが、1個落としてしまったのでしゃがんで拾おうとしたら、ズキン!
右脚のふくらはぎがつってしまった。
そして、残り1kmで最大の上り坂がある。
後ろから来たランナーたちは、ラストスパートをかけて私を抜いていく。
私もがんばりたいが、右脚に続いて左脚もつってしまった。
懸命に腕だけ振って、なんとかゴールにたどり着いた。
2時間2分台になってしまったが、完走!
参加賞の1つ、焼き餅をいただくために並んでいたら、目の前が真っ白になった。
ハーフを走った後は、いつもこんなふうになってしまう。
力を使い果たしたってことですな。
ここ村松公園は、モミジやイチョウの紅葉・黄葉が美しい。
以前、この時期に妻と何度か来たことがある。
今年は、夫婦で紅葉見物ができなかったな、などと思いながら、会場を後にした。
これで、今年のレース出場は終了。
村上・元旦マラソンで10km、笹川流れマラソンそして関川マラソンでハーフを、かみはやし穀菜マラソン10km、新潟シティマラソンで42km、そしてごせん紅葉マラソンでハーフ。
ふくらはぎ痛、首痛などの体調不良に悩まされながらも、すべて完走できたことが何よりうれしい。
還暦を迎える来年も、走れる体でいたいと思う。
(そのためには、もうちょっと意図的計画的に鍛えていく必要がありそうなのだが…。)