天元台高原に行ってきた。
正確に言うと、天元台高原を経由して山登りに行って来た。
山形県米沢市で、福島県にも近い。
天元台高原は、麓から5分で430mを一気に登るロープウエーで行ける。
その後、しらかばリフト、しゃくなげリフト、つがもりリフトと、3つのリフトに乗って行くことができる。
着く先は、北望台という1820mの地点。
そこからは歩いて行く。
およそ45分ほど歩いて行くと、お花畑である「大凹」(おおくぼ)に着く。
出かけた理由は、簡単だ。
秋の高原の花、ウメバチソウを見たくて。
ウメバチソウの花は、私も妻も好きな花である。
まさに、梅の花の形をしているが、さわやかで1つ1つがきりりとして立っている。
その咲き具合が好きだ。
今回も、大凹周辺で、たっぷり観賞した。
この時期になると、高原のお花畑大凹でも、ウメバチソウや
ミヤマリンドウが中心である。
あとは、ネバリノギランが目立つくらいでもある。
そんな中、一か所、アオノツガザクラが咲いているところが見つかって、うれしかった。
すでに、紅葉が始まっている。
草は、イワイチョウをはじめとして、黄色くなってきていた。
さて、今回は、余力があるので、さらに登り続けることにした。
大凹から次に目的とする地点までは、大きな石(岩)がごろごろしている急な登り坂である。
そこを30分ほど歩くと、大きな岩が固まっている「梵天岩」に着く。
初めて天元台高原に来た時は、ここまでで引き返したことのであった。
前回も、周囲の視界は開けていなかったが、今回はその時よりさらにガスがよくかかっていたのは残念だった。
ここでは、元気なオジサマ・オバサマ方のグループに、幾度も出会った。
福島県なまりのその大きなしゃべり声と大笑いの連続に、パワーが伝わってきた。
震災・原発の被害に負けないぞという気概が、そこには感じられた。
さらに15分ほど行くと、「天狗岩」と呼ばれる地点に着た。
ここで、昼食のおにぎりを食べて帰る予定だった。
ところが、抜きつ抜かれつでここまで来た男性2人が、「ここで帰るなんてもったいない!」と言ってくれた。
あと20分歩くだけで西吾妻山に着くのだそうだ。
帰りのロープウエーの時間にも余裕で間に合うから、と助言してくれた。
その2人に、気が向いたら行ってみる、と答え、見送ると昼食にした。
昼食を終えたわれわれは、「やっぱ、西吾妻山まで行ってみようか。」ということになった。
水のたまった悪路もあったが、しばらく行くと湿原があり、オヤマリンドウがあちこちでたくさん咲いていた。
これは、歩き続けたごほうびのように感じられた。
その後たしかに、20分ほどで西吾妻山山頂に着いた。
残念なのは、見晴らしがよくない。
いや、見晴らしが、ない!
仕方がないので記念写真だけ撮って、来た道を戻ることにした。
この時期、多くの花は見ることができないことに、山は完全に秋なのだということがよくわかった。
もう、夏は終わりかあ。
少しさびしさも感じた秋の花見であった。
正確に言うと、天元台高原を経由して山登りに行って来た。
山形県米沢市で、福島県にも近い。
天元台高原は、麓から5分で430mを一気に登るロープウエーで行ける。
その後、しらかばリフト、しゃくなげリフト、つがもりリフトと、3つのリフトに乗って行くことができる。
着く先は、北望台という1820mの地点。
そこからは歩いて行く。
およそ45分ほど歩いて行くと、お花畑である「大凹」(おおくぼ)に着く。
出かけた理由は、簡単だ。
秋の高原の花、ウメバチソウを見たくて。
ウメバチソウの花は、私も妻も好きな花である。
まさに、梅の花の形をしているが、さわやかで1つ1つがきりりとして立っている。
その咲き具合が好きだ。
今回も、大凹周辺で、たっぷり観賞した。
この時期になると、高原のお花畑大凹でも、ウメバチソウや
ミヤマリンドウが中心である。
あとは、ネバリノギランが目立つくらいでもある。
そんな中、一か所、アオノツガザクラが咲いているところが見つかって、うれしかった。
すでに、紅葉が始まっている。
草は、イワイチョウをはじめとして、黄色くなってきていた。
さて、今回は、余力があるので、さらに登り続けることにした。
大凹から次に目的とする地点までは、大きな石(岩)がごろごろしている急な登り坂である。
そこを30分ほど歩くと、大きな岩が固まっている「梵天岩」に着く。
初めて天元台高原に来た時は、ここまでで引き返したことのであった。
前回も、周囲の視界は開けていなかったが、今回はその時よりさらにガスがよくかかっていたのは残念だった。
ここでは、元気なオジサマ・オバサマ方のグループに、幾度も出会った。
福島県なまりのその大きなしゃべり声と大笑いの連続に、パワーが伝わってきた。
震災・原発の被害に負けないぞという気概が、そこには感じられた。
さらに15分ほど行くと、「天狗岩」と呼ばれる地点に着た。
ここで、昼食のおにぎりを食べて帰る予定だった。
ところが、抜きつ抜かれつでここまで来た男性2人が、「ここで帰るなんてもったいない!」と言ってくれた。
あと20分歩くだけで西吾妻山に着くのだそうだ。
帰りのロープウエーの時間にも余裕で間に合うから、と助言してくれた。
その2人に、気が向いたら行ってみる、と答え、見送ると昼食にした。
昼食を終えたわれわれは、「やっぱ、西吾妻山まで行ってみようか。」ということになった。
水のたまった悪路もあったが、しばらく行くと湿原があり、オヤマリンドウがあちこちでたくさん咲いていた。
これは、歩き続けたごほうびのように感じられた。
その後たしかに、20分ほどで西吾妻山山頂に着いた。
残念なのは、見晴らしがよくない。
いや、見晴らしが、ない!
仕方がないので記念写真だけ撮って、来た道を戻ることにした。
この時期、多くの花は見ることができないことに、山は完全に秋なのだということがよくわかった。
もう、夏は終わりかあ。
少しさびしさも感じた秋の花見であった。