ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

北の離島、利尻・礼文への旅1

2011-08-09 21:27:31 | お出かけ
目指した北の離島は、利尻島・礼文島である。
緯度が高いので、低地でも高山植物が見られるというのが、魅力的であった。
もっとも、花の開花時期が、6月から7月というものが多い。
最盛期はその時期なのだろうが、さすがに仕事が休めない。
最近は、8月だってまとまった休みがとれないご時世だ。
しかし、それでも、なんとか3日間、土日を含めて5日間の休みを取らせてもらうことにした。
新潟―千歳の飛行機がとれればよいと思っていたら、とんでもない。
千歳から稚内まで、約400km!!!
稚内港から、利尻島までフェリーで、およそ53kmもある。
とんでもなく遠いです!
新潟からだと、1000kmを越える!?
ということで、新潟―千歳だけでなく、千歳―稚内までも飛行機。

2本の飛行機を乗り継ぎ、正午ごろ、稚内空港に着いた。
さすがロシアが近い土地。
空港には、こんなビールのCMが。

空港から市内へのバスとスムーズに乗り継いでも行っても、稚内港から利尻島へのフェリーが出るのは、16:05。
3時間近くもあるではございませんか。
港で、観光案内所に尋ねると、ノシャップ岬を勧めてくれた。
路線バスに乗って、ノシャップ岬へ。

ここの灯台は、日本で2番目の高さなのだそうだ。
夕日の絶景ポイントで、利尻島なども見られるはず…なのだが、あいにく視界不良。
近くの水族館は覗かずに、ぶらぶらとバス停へ。
途中、まだまだ咲き始めと思われるアジサイやタチアオイなどをあちこちの家の庭に見かけた。
こちら新潟では、もうとっくにそれらの花は終わっているのに。
われわれ夫婦の目的や楽しみは、花見なので、日頃見る草花と違ったものを見つけるのは、楽しい。
名前は、今後調べることにして、いくつか珍しいものを見かけると、草花に向けて、シャッターを切った。


16:05に出航したフェリーは、17:45に、利尻島の鴛泊(おしどまり)港に着いた。

ホテルのマイクロバスが来ていることも知らず、路線バスに乗って、ホテルの所在地の沓形(くつがた)まで行ったのであった。
(地元のバスに利益をもたらしてしまった。)
結果的には、このことが島内の地理に少し詳しくなることにつながるのだった。
道路沿いには、背の高い木がなく、低いやぶの連続で、草原といった雰囲気だった。
その草原のあちこちには、大きな岩がごろごろしていた。
そんな風景を見ても、過去に火山の噴火があったところだとわかった。

出発してから、到着するまで、1日がかりの旅となった。
この移動距離、かかった時間を考えてみるだけでも、国内とはいえ、遠い土地へ来た気がした。
コメント
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