goo blog サービス終了のお知らせ 

ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

相性の悪さを覆せず、勝ち越し許す… ~2023第3節アウェイ鹿島アントラーズ戦~

2025-02-26 22:05:45 | アルビレックス新潟

3試合連続アウェイでの戦い。

しかも、2月、まだこんなに寒いのに、夜7時からの試合。

大変だよなあ。

 

おまけに、今日の鹿島戦、あまり相性がよくない。

過去の対戦成績を調べてみた。

通算で、9勝 9分 20敗。

よくないねえ。

リーグ戦に限って見てみよう。

すると、7勝9分16敗。

あれまあ!かえって悪くなってしまった。

 

おまけに、鹿島は、対新潟戦で、2014年から

・11試合連続負けなし(9勝2分0敗)

だそうだ。さらに、2015年から、

・鹿島のホームで新潟戦試合5試合連続負けなし(3勝2分0敗)

だという。

 

直近5試合で見てみると、

2024年10月05日 鹿島〇 4-0 ●HOME 新潟

2024年06月16日 鹿島△ 1-1 △AWAY 新潟

2023年08月26日 鹿島〇 2-0 ●AWAY 新潟

2023年06月18日 鹿島〇 2-0 ●AWAY 新潟

2023年04月23日 鹿島〇 2-0 ●HOME 新潟

…新潟は、ずうっと勝ってないんか~い!?

ホントに相性がよくないなあ。

いろいろと、なかなかせつないデータばかりだった。

 

 

そのうえ、前試合でレッドカードをもらった秋山が2試合の出場停止で、今日は出られない。(おまけに罰金20万円って、厳しすぎやしないか?)

 

今日の試合は、こうして厳しい条件がいくつも重なる下でのものだった。

そうは言っても、やっぱりむざむざ負けない戦いを期待したのだった。

 

先発メンバーは、新潟日報の予想と大きく違って、前試合から変わったのは、左サイドの堀米(前節橋本)、ボランチの星(同秋山)、トップの矢村(同谷口)。

秋山が出場停止なだけに、開幕試合でけがを負った星が出場できるのはうれしい。

ちょっとほっとした。

 

試合が始まると、やはり押し込まれる場面が生まれる。

ドキドキしても、そこをしのぎながら互角の展開だったが、前半10分、ペナルティエリアで一瞬浮いたボールを相手に、すばらしいボレーシュートをくらって先制されてしまった。

 

なかなかいい場面を生み出せないまま、やっぱり今日も勝てないのかと思っていたら、星のハーフラインからゴールラインまで走るシーンからチャンスを作った。

その後、44分、コーナーキックから舞行龍がすらしたボールを、矢村が頭でねらったがはね返ったところを、今度はしっかり蹴った。

だから、ボールはGKに当たりながらもコロコロとゴールラインを割った。

やったね!矢村の復帰初ゴール!!

というよりも、矢村のJ1初ゴールだ。

チームを勝たせるゴールを取りたいと言っていた矢村だから、有言実行だ。

同点に追いつけるとは、やっぱり新潟、やれるじゃないか、と後半に期待した。

 

後半になって、7分、抜け出した堀米が左からすばらしいクロスを、ゴール前にあげた

そこに走り込んでいた矢村にぴったり合った。

やった、勝ち越しだ!と思ったが、無情にもボールは枠の上に飛んで行った。

勝ち越しならず。

 

矢村はその後もシュートシーンを演じたが、ゴールならず、ミゲルと交代。

ほかにも、奥村→谷口。

さらに時間を追って、太田→ダニーロ。

勝ち越しをねらっていたが、78分、相手のコーナーキックからの鋭いボールをクリアしようとした稲村が頭を出したが、ボールは味方ゴールに吸い込まれてしまった。

1-2と勝ち越しを許してしまった。

 

この後には、宮本がけがをしてゲリアと交代、堀米も落合と交代。

選手を交代させてなんとか同点をねらったが、試合終了。

試合前に懸念していた相性の悪さが出てしまった。

スタッツを見ても、決して悪い内容ではなかったが、連敗となってしまった。

開幕してアウェイ3連戦、1分け2敗の18位。

PKを与えて同点となった第1戦。

レッドカードで不利な10人の戦いとなった第2戦。

オウンゴールで決勝点を与えてしまった第3戦。

うーん、もったいない試合が多いなあ。

いずれも悪い試合ではないのだが、…。

 

まあ、これで長いキャンプ生活から解放される。

まだ新潟には雪が残り、練習環境も厳しいかもしれない。

でも、ホームに帰れる。

やっと地に足つけて試合ができるぞ。

すぐまた試合になるけれども、シーズンは長い。

ホームから反攻といきたいものだ。

日曜日のホーム開幕戦、寒いだろうけど、応援に行くぞ!

 

Visca Albirex!!

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

せっかくのオレンジダービー、苦いなあ ~2025第2節アウェイ清水戦~

2025-02-22 17:06:05 | アルビレックス新潟

久しぶりのオレンジダービー。

J1で新潟清水が戦うのは、8年ぶり。

新潟がJ2落ちしていたのが2018年からの5シーズン。

2022年末にJ1に新潟が昇格復帰したら、すれ違いで清水がJ2降格。

2023年からの2年間、清水がJ2生活。

このたび、ようやく清水がJ2優勝でJ1昇格。

新潟も昨季、厳しい環境となったが、J1残留を果たしたので、8シーズンぶりにこのカードが復活、オレンジダービーとなった。

かつて、J1では、清水、新潟、大宮と、オレンジ色のチームはJ2に降格しない、という伝説を作りつつあったのだが、なんとみんなJ2落ちした後、1年ではJ1に帰ってこれないという憂き目にあってしまった。

久々のオレンジダービーなんだけど、いろいろな因縁があった。

まず、最初に、清水に元アルビ関係の人が多いこと。

かつては新潟の監督と主将を務めた、反町氏と秋葉氏。

その人物が、今や清水のGMと監督。

その当時のアルビのストライカー上野は、今は清水のトップチームのコーチ。

そして、新潟でプロサッカー選手のスタートを切った帝京長岡出身の小塚選手や、外国人助っ人として在籍し2ゴールをあげたことあるドウグラス・タンキ選手もいる。

GMから監督、コーチ、選手まで、新潟と深いかかわりをもった人が多すぎる。

そのうえ、清水の秋葉監督と新潟の樹森監督は、かつて水戸ホーリーホックで、トップチームの秋葉監督、ユース監督の樹森監督という関係にあったことがあった。

J2の水戸を強くさせようとがんばっていた2人が、こうしてJ1で、互いに違うチームを率いて対決する。

しかも、奇しくもどちらもオレンジのチーム。

オレンジ色の水戸ダービーだなんて、とても楽しみな対戦となった。

 

先発メンバーには、主力秋山が起用された。

体調は戻ったか。

星がけがだろうから、がんばってほしいな、と思ってNHK-BSで試合中継を見守った。

 

だが、その秋山が試合を壊してしまう存在になるとは。

なにしろ、前半26分一発退場だもんなあ。

足裏見せていたし、遅れたタックルだったし、その気がなかったにせよ、言い訳なしのVAR一発退場。

 

そこまでは、本当にいい試合だった。

互いにボールに向かう姿勢の強さがうかがわれたなかで、どちらかというと内容的には新潟のよさの方が出ていた試合だった。

10分までに4本のコーナーキックも獲得していたし…。

 

それでも、一人少なくなっても、新潟の選手たちからは「負けない!」という気迫が感じられた。

谷口の惜しいシュートもあったが決めきれず。

なんとか前半このままで、との願ったものの、アディショナルタイムにゴールを許してしまった。

 

後半には、新潟はボランチに新井を入れながら、同点、逆転をねらった。

後半が始まってからも、新潟が一人少ないなんて思わせない試合ぶりだった。

だが、後半17分、途中交代した相手選手へのプレスが甘くなったところを、スーパーなミドルシュートを決められてしまい、与えたくない追加点を許してしまった。

いい試合だったのに、これで0-2。

人数が少ない方のチームとしては、かなり厳しくなった。

 

だけど、選手たちは、それでもむざむざ負けたくないとがんばっているのが伝わってきた。

FWの谷口は、チャンスと見るやシュートまで持ち込み、ゴールをこじ開けようとした。

後半22分の相手の絶対的なシュートを、舞行龍が体を張ってはじき返したのなんて、感動ものだった。

そして、日本平に詰めかけたアルビサポたちは、「アイシテルニイガタ」や「sombrero」などのチャントで選手たちの背中を押して歌っているのが、テレビからもよく聴こえてきた。

だから、勝たせてあげたかった。

せめて負けにしたくなかった。

だけど、勝負の世界は無情だ。

5人の選手交代も実らず、試合終了の笛。

膝をついたり、倒れ込んだりする新潟の選手たちが痛々しかった。

 

でも、すぐに試合がやってくる。

樹森監督も、試合後のインタビューで「切り替えるしかない」と言っていた。

次の試合は、水曜日。

開幕アウェイ3連戦の鹿島アントラーズ戦だ。

選手たちはまた大阪に戻って、そこで練習をするらしい。

家に帰れず、本当に大変だ。

勝利は簡単ではないだろうけれど、開幕1戦2戦とも、選手たちのしようとしていたサッカーは、本当に引き付ける魅力のあるものだと思う。

第3戦、臆せず戦って、勝ち点をあげて新潟に帰ってきてほしい。

 

Visca Albirex !!!

 

ここの写真数枚を送ってくれたのは、遠征したわが息子。

試合後悔しくて仕方ないから、駅まで4~5km歩いて移動してるってメールが来た。

#負け試合名物 

#そんな名物は嫌だ

…だってさ…。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025開幕戦、アルビレックス新潟はドロー発進(2025第1節アウェイ横浜Fマリノス戦)

2025-02-15 17:32:30 | アルビレックス新潟

開幕戦ドロー。

惜しかったな。

アウェイでの勝ち点1はOKとよく言われるけれども、あれだけ前半完璧に相手を抑えていたことを考えると、勝ち点を2点損をしたような感覚にもなる。

樹森アルビ、「やれる!」という手ごたえはつかんだ開幕戦と言えるのじゃないかな。

 

今日の放送は、DAZNだけでなく、その映像を使いながらNHK新潟でも中継を行った。

パブリックビューイングの会場から、田中達也氏の解説だった。

DAZNだと、解説はアルビの順位予想を20位としたM氏。

田中達也氏は、昨季まではアシスタントコーチとしてトップチームに帯同していた。

今季からアルビのユースU-18の監督になったが、もちろんアルビ寄りの解説。

もう放送見るなら、NHKしかないでしょう。

ということで、NHKテレビ観戦。

今日、わが家には、久々に息子が帰ってきた。

シーズンパスや後援会の会員証が、まだ家に届いているから、それをとりに来たついでに、一緒にアルビの開幕戦をテレビ観戦したのだった。

 

さて、試合開始2時間前にはメンバーが発表された。

ほとんど昨季のメンバーが先発だったが、主力と考えていた小野裕二や秋山がベンチからも外れていたのには、ビックリ!

だが、試合が始まってみると、その不在の違和感を感じなかった。

東アジアACLEのリーグを現在首位で走るマリノス相手に、優勢で試合を進めた。

 

特に、相手のボールを奪取することに力を入れていたという情報は知っていたが、まさにそれが実にうまくいっていた。

1対1で、あるいは2人以上で取り囲んで、すばやくボールを奪い取って、マイボールにして試合を進めていたアルビの戦い方は、非常にうまいと思っていた。

相手にシュートシーンを与えず、こちらはたびたびチャンスを作っていた。

ただ、こんなによくダッシュを繰り返したり走ったりしているようでは、後半が心配になるなあ。

だから、早く先制点を取ってしまおうよ、と思いながら見ていると、26分、橋本からのスルーパスをゴール前に走り込んで受けた太田が左足でシュート。

ボールは、GKの手を弾いて、ゴールに転がった。

新潟、待望の先制点!

背番号を28番に変えて心機一転の太田が、見事にチームの今季初ゴールを決めた。

 

それ以降、マリノスが攻めに来るかと思ったが、アルビの方がうまく守っていて、相手に全然つけ入る隙を与えなかった。

むしろチャンスは、その後も新潟にあったが、決めきれず。

前半終了、1-0。

なんと、マリノスに1本もシュートを打たせずに、完璧に封じた。

でも、このまま終わるような試合ではないだろうと思ったのは、言うまでもない。

 

後半開始。

選手層の厚いマリノスには交代する人材が豊富なのだから、その前にダメ押し点となるゴールを奪いたいと思いながら、見守った。

後半10分には、奥村、谷口、太田、橋本と、一連の流れの中で連続してシュートを浴びせたが、いずれも防がれてしまい、得点ならず。

 

追加点が取れないでいると、フォーメーションを変え、選手を代えたマリノスの攻撃が活性化してきた。

しかし、まともなシュート態勢を与えないから、マリノスのシュートシーンは生まれなかった。

なのに、74分、動きがよかったゆえに起こったエリア内のファウルで、相手にPKを与えてしまい、失点。

GK藤田の飛びついた方向は合っていたのだが、手が届かなかった。

 

ホームでもありがぜん活気づいたマリノスに、ボールを支配されることが多くなってしまった。

選手交代によって打開を図ろうとした新潟だったが、以降は、個人技に勝るマリノスの選手の動きに多少ヒヤヒヤすることが多く、そのまま試合終了。

開幕戦はドローで終わった。

スタッツを見ると、シュート数では圧倒していた。

樹森監督にとっては、やれるという手応えとまだまだという課題を得られた開幕戦だったのじゃないかと推察する。

選手たちは、新潟には帰らずこれからまた移動してキャンプ生活となるようだ。

大変だなあ、と思う。

でも、今日の試合は、今季に期待がもてる試合だったことは間違いない。

さらに戦術と連携を高め、次節は複数得点で勝利しよう。

 

Visca Albirex !!

 

なお、うちの息子は、次節清水まで応援に行くそうだ。

なんとも自由でいいなあ…、うらやましい。

ぜひとも、お土産は勝ち点3でお願いしますね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

順位予想も、天候も、練習条件も厳しいけれど & 今年も小林記者、「あっぱれ!」です

2025-02-14 16:56:15 | アルビレックス新潟

日刊スポーツのサッカー記事をよく見る。

アルビレックス新潟の記事は、担当の小林忠記者によって書かれたものが多い。

小林記者の記事は、いつもアルビサポの思いに寄り添っている。

だから、私は、彼の書く記事を大いに楽しみにしている。

最近は、NST新潟総合テレビ毎週土曜日「KICK OFF NIIGATA !」への出演や、大中祐二さんのサッカーコラムマガジン「ニイガタフットボールプレス」など、日刊スポーツ以外でも見かけるようになって、活躍中だ。

 

さて、その日刊スポーツで、今年も日刊スポーツのサッカー番記者12人の順位予想が発表された。

【J1開幕予想布陣】全試合の予想布陣&ニッカン番記者12人の順位予想は…/まとめ - サッカー : 日刊スポーツ

 

去年の順位予想では、新潟を降格候補に入れたのは、記者15人中1人しかいなかったのだけれども、今年の予想では、12人中8人が18位から20位と、新潟の降格を予想している。

残る4人の順位予想は、9位、13位、16位、17位とやっぱり下位予想だ。

 

だが、ここで9位と記者内で最高の順位予想をしてくれているのが、われらが新潟番の小林忠記者である。

去年は、松橋監督が目標に掲げた「てっぺん」をしっかり受け止め、1人だけ「新潟優勝」を予想してくれた小林記者だった。

その結果は言わずもがなのものだったが、チームを信じるというその姿は、さすが番記者と感心したのだった。

今年は、広島の優勝を予想し、新潟の順位は控え目に(?)9位予想だが、そのコメントがまたいい。

 

昨季1位と予想した新潟はルヴァン杯準Vとニアピン?も、リーグ戦は16位と大外れ。今季は1桁順位が現実的な目標になりそうだが、ブラジルの世代別代表経験があるミゲルが爆発すれば…⁉プロの監督業1年目の樹森新監督の手腕に期待。広島は完成度MAX

 

他の記者が優勝予想や上位争い、時にはJ2からの昇格予想まで書いているのに、小林記者は、限られた字数のほとんどが新潟に関しての内容で、優勝予想の広島に関して「完成度MAX」と短く理由を言い切り、文章を終えている。

この新潟に対するこだわりと無駄のなさはすばらしい!

小林記者、「あっぱれ!!」です。

 

Jリーグは、いよいよ今夜の大阪ダービーで開幕する。

アルビレックス新潟は、明日の横浜F・マリノス戦が開幕試合となる。

新潟は、雪のせいで、この試合の後も新潟には帰らず、大阪でミニキャンプを張るという。

その間に、第2節のアウェイ清水戦、第3節のアウェイ鹿島(なんと2月なのに平日夜の試合だってさ)戦がある。

新潟に帰らないということは、家族も大変だろう。

秋春制に関してアルビの中野社長は、「感情論で反対しているわけではない。できるかできないかを、見極めて考えている」と強調し、一貫して反対してきたのだったが、主張してきた通り、雪の影響はこうして出るのだよなあ。

アルビレディースだって、結局雪で練習ができないから、余計な金をかけて沖縄でキャンプを張ることになった。

選手たちチームにとっては、厳しい条件の中でシーズン序盤を戦うことになった。

でも、堀米主将は言った。

「いい環境で気持ちよくサッカーをして勝つよりも、僕はこういう厳しい環境を乗り越えて得る『てっぺん』の方がすごく価値が大きいと思う。それが新潟サポーターの皆さんの誇りになると思う」

さすがだよなあ

 

順位予想も、厳しい天候もはね返してがんばってほしい。

Visca Albirex !!!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

順位予想をくつがえせ!!

2025-02-11 21:56:59 | アルビレックス新潟

今週末に開幕するJリーグ。

ある意味、サポーターにとってはこの時期が一番いい時期なのかもしれない。

始まる前の、自分が応援するチームに対する期待感は半端ない。

未だ負けていないから(?)、期待しかない。

そんなときに注目するのは、順位予想。

専門家と言われる人たちの注目はどこなのかが、よくわかる。

今年も、サッカー専門誌を買って、順位予想のページを開いてみた。

 

すると、わがアルビレックス新潟の予想順位は…

18位

であった…💧。

 

20チーム中、18位というと…

「するってえと何かい、お前さん。新潟はJ2に降格するって言うのかい!?」

「いやあ、おいらは、そんなこと考えもしなかったからよ、見て驚いたのなんのって。」

「監督が樹森監督っていう新監督になったからよ、あたしゃもっと注目してもらえるんじゃないか、って思っていたんだけどね。」

「おいらもそうさ。だけど、しょせん専門家って言ったって、キャンプ地を見て回っているわけじゃねえ人が多いんだ。J1での指導歴がない監督だなんて、って軽く見られてるんじゃねえのか。」

「まったく、失礼しちゃうよね。川崎から鹿島に行った鬼木監督や、福岡から川崎に移った長谷部監督の話題はあっても、樹森監督のことについてちっともページがさかれていやしないんだから。」

「日本に、監督経験のない新しい監督を誕生させようっていう、新潟の試みっていうか、決心をよ、もっと注目して取り上げてほしいぜ。」

「取材不足よね、明らかに。選手だって、去年の主力級で他チームに引き抜かれたのは、GKの小島とFWの長倉だけなのよ。その代わりに、J2から有望な選手がいっぱい入ってきたんだから。」

「そういう選手たちのJ1で活躍したいっていう気持ちを後押ししてやりてえよな。」

「なんだろうね、まったく。今に見てろ、って言いたいね、あたしゃ。」

「そうなんだよ。ま、新監督も新加入の選手もよ、未知数ってことで期待薄の評価しかされてねえんだぜ、きっと。だからさ、その評価を大きく裏切ってほしいぜ。」

 

あちこちのアルビサポは、きっとこんなふうに思ったり会話したりしていることだろう。(長屋の夫婦調かどうかは知らないが…)

 

その専門誌で、専門家たちのこの3年の予想と結果は、次のとおり。

アルビレックス新潟の順位予想は、圧倒的に下位予想だ。

同誌では18位の予想なのだが、専門家20人のうち12人が18位以下の降格と予想している。

一番高い予想でも13位だ。

過去2年でも決してよくはなかったが、ちゃんとJ2降格は免れている。

残留争いをしなくてもよいだけの力はあるはずだと信じている。

 

過去2022季の10位を当てた人は1人。(4%)

2023季の16位を当てた人は2人。(10%)

まあ、そんなふうになかなか予想は当たらないものだ。

 

去年久々にJ1に上がった東京ヴェルディは、専門家たちの予想で圧倒的に降格予想が多かった。

それが、なんと勝ち点566位にまで上がった。

アルビレックス新潟の今季の目標である、「新潟史上最高」の数値は、

6位(2007年)

勝ち点55(2013年)

である。

アルビだってやれると思わない!?

順位予想なんかくつがえせ!!

WE CAN DO IT !

4日後の開幕戦が楽しみだ。

 

Visca Albirex !!!

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

J1開幕まであと1週間 シーズンパスが届いたよ

2025-02-09 22:24:11 | アルビレックス新潟

大雪は一段落。

昨日から今日にかけての新雪はわずかで、新しく積もった雪は水分が多かった。

昨日除雪で通った庭は、昨日踏み固められて固かった雪が、今日はずぶずぶっと足が埋まるようになったところもあった。

昨日の午後には、テレビで「スーパーサッカー」として、昨年J1王者の神戸対2位の広島試合を行っていた。

本来は、J1王者と天皇杯王者が戦う一戦なのだが、どちらも神戸が優勝したので、J12位の広島と試合をするのだとか。

優勝チームに3千万円、負けた方には2千万円とのこと。

そんなら、両方優勝していた神戸に5千万円やったら?なんて思いもしたけど、試合をしたら広島が2-0で勝っちゃったから、広島はうれしい臨時ボーナスの3000万円かな?

そんな両チームだけど、中2日で神戸が、中3日で広島がアジアの試合があるというのだから、出場する選手も大変だ。

今週末には、すぐにJリーグも開幕するのだからね。

慌ただしい日程の中で試合の連続だ。

 

さて、そのJリーグの開幕は、昨年より1週間早い。

今週の金曜日から日曜日に試合が始まる。

アルビレックス新潟は、土曜日の15日にアウェイで横浜F・マリノスと対戦する。

アウェイで、と書いたけど、今の新潟は積雪たっぷりこ。

外では、試合どころか練習もできません。

だから、高知キャンプから直接横浜に乗り込むことになりそうだ。

新潟のホーム戦は、第4節の3月2日まで持ち越し。

こんな大雪で練習も満足にできないし、しかも開幕から3試合はアウェイでの戦いだなんて、間もなく導入される秋春制は間違っているよ、やっぱり。

 

そうは言っても、開幕が近づいた。

いろいろ入った封筒が届いた。

差出人は、ここから。

そう、シーズンパスが届いたのだ。

入っていたものは、案内書のほかに、

・シーズンパス

・各種サービス・特典の案内

・席替え・譲渡サービスの案内

・お誘いチケット

・オフィシャルポスター引換券

・ユニフォーム型ステッカー

・年間駐車券

などなど。

ちょっと残念なのは、お誘いチケット。

去年まで4枚分あったのに、今年はケチって(?)1枚分。

もうちょっとサービスしてよ~。

 

今日は、地元民放のTenyでは、前園真聖なをゲストに招いて、「とことんアルビ!!& Sports」という番組でJリーグ開幕直前 30分拡大スペシャルをやってくれた。

 

気分が次第に盛り上がってくる。

樹森アルビがどんな戦いを見せてくれるか、待ち遠しい。

Visca Albirex !!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シルバーコレクター返上ならず⤵

2025-01-25 17:27:26 | アルビレックス新潟

どうして勝てないのだろうなあ。

アルビレックス新潟レディース、延長戦でもドロー、PK戦4-5で敗れる。

PK戦は避けたい、と思っていたが、やっぱりそうなってしまった。

 

絶対スタメンだと思っていた上尾野辺が控えに回っていた。

そして、試合が始まると、圧倒的な浦和ペース。

守勢に回る新潟、どうもうまくいかない。

全然相手陣内に攻め込めない。

それでも、相手の攻め方に慣れれば、何とかなるのだろうと思いながら見ていた。

だが、その期待は裏切られ、前半11分、先制を許してしまった。

そこまでを見ていたら、何点取られて負けるのかな、というような試合序盤だった。

 

でも、その後、新潟も初めて攻め入った後、園田の惜しいシュートがあった。

そしてまもなく、28分、ペナルティエリでパスを受けた滝川が細かいドリブルの後、見事なシュートを決めて、同点に追いついた。

このあたりからほぼ互角の展開になった。

浦和の方がボール支配率は高いが、決定的なチャンスを作らせなかった。

そのまま試合は後半へ。

 

後半の序盤、新潟は2度も決定的なシュートシーンを作り出したが、相手キーパーのナイスセーブで防がれてしまった。

その後は、ピンチもあったが、キーパー平尾の好守備もあってゴールは許さない。

そして後半も押し詰まった82分、新潟側からすると主役の上尾野辺登場。

ボールの受け方やパスの出し方を見ると、さすがだなあと思いながら、見ていたよ。

フリーキックを獲得したときには、同級生の川澄と上尾野辺のアラフォー2人が相談するシーンもあって、絵になるなあと思ったりもした。

 

試合は、90分で決着がつかず、延長戦へ。

そして、延長戦でも得点がなく、入ってほしくなかったPK戦へ。

延長戦に入るときも、延長戦後半に入るときも、PK戦に入るときも、円陣を組んでいた新潟。

川澄がみんなの気持ちを和らげて笑わせていた風景に、いいチームだなあ、負けてほしくないなあ、勝って笑ってほしいなあ…と思いながら見ていた。

 

PK戦では、2人目に出た川澄も、5人目に出た上尾野辺も、さすがのPK成功。

だけど、残念ながら3人目の選手が止められてしまった。

最後の相手のキッカーは、なんとゴールキーパー。

平尾、なんとか止めてくれという願いも空しく、コースは読んだしボールにも触ったのだが、無情にもボールはゴールに転がった。

 

ああ。アルビレックス新潟レディース、皇后杯5回目の挑戦も準優勝。

上尾野辺選手は今回もシルバーコレクターとなってしまった。

うーん、残念。

さ来月39歳と、年齢的にも厳しいから、皇后杯を取らせてあげたかった。

 

しかしまあ、どうしてサッカーの神様は決勝に進んだ新潟のチームを嫌うのか。

こうして、カップ戦6回目(皇后杯5回、クラシエ杯1回)の準優勝となったアルビレックス新潟レディースだけではない。

昨秋11月、ルヴァン杯のアルビレックス新潟、12月の全日本大学サッカーの新潟医療福祉大(7月の全国大会でも)、そして今回。

3か月連続して、決勝で勝てない新潟のチームを見せられてしまっている。

新潟が雪国だから銀世界、銀が似合うってか!?

(なんか、ヤケになってますなあ…。)

タメイキ… 

新潟のチームには、なんとしてもこの分厚い壁を突破してほしいなあ。


上尾野辺選手にとっても、またつらい結果になったけれども、次のチャンスをつかみ取ってくれることを期待したい。

アルビレックス新潟レディースの皆さん、お疲れさまでした。

精一杯がんばった皆さんの姿は、新潟人の誇りです。

準優勝の記念写真も、笑顔がとても素敵でしたよ。

胸を張って新潟に帰ってきてくださいね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祈!アルビレディース初優勝!! シルバーコレクター返上へ!!

2025-01-24 21:30:19 | アルビレックス新潟

★2012年1月 皇后杯決勝

 ● アルビレックス新潟レディース 0-3 INAC神戸レオネッサ○

★2013年1月 皇后杯決勝

  • アルビレックス新潟レディース 2-2 (PK戦3-4)INAC神戸レオネッサ〇

★2015年12月27日 皇后杯決勝

  • アルビレックス新潟レディース 0-1 INAC神戸レオネッサ○

★2016年12月25日 皇后杯決勝

  • アルビレックス新潟レディース 0-0 (PK戦4-5)INAC神戸レオネッサ○

★2023年12月 クラシエ杯決勝

  • アルビレックス新潟レディース 0-0 (PK戦2-4)サンフレッチェ広島レジーナ○

 

…なんという決勝戦敗北の歴史だろう。

今まで過去5回カップ戦の決勝に進出しているアルビレックス新潟レディース。

だが、一度も決勝で勝利したことがない。

いつもいつも、準優勝に終わり、完全にシルバーコレクターとなっているのだ。

 

そのアルビレックス新潟レディースが、久々に皇后杯の決勝に進んだ。

 

あっぱれ!!アルビレックス新潟レディース 皇后杯準決勝PK戦を制して決勝へ - ON  MY  WAY

あっぱれ!!よくぞ勝った!アルビレックス新潟レディース。皇后杯サッカー準決勝、日テレ・東京ベレーザとのPK戦を制し、決勝進出!!すばらしい!!!対戦相手の日テレ...

goo blog

 

決勝は、明日の1月25日である。

対戦相手は、三菱重工浦和レッズ。

前季、前々季とリーグ戦で優勝している強いチームが相手となる。

準決勝では、新潟が過去4度決勝で煮え湯を飲まされているINAC神戸を、4-1で下している。

圧倒的な攻撃力をもったチームだ。

 

だが、新潟は、なんとしてもクラブ初のタイトルを手に入れたい。

 

主将である川澄奈穂美選手は、「メグにタイトルを取らせてあげたい」と言っている。

川澄は、かつてINAC神戸に所属して、新潟レディースの優勝を阻んでいる。

だが、昨年度、旧友のメグこと上尾野辺めぐみの願いを聞き入れてくれて、新潟に来てくれた。

川澄に「どのくらいの重さで来てほしい?」と問われた上尾野辺が、「地球3個分」答えたのは有名な話だ。

そして、初年度から新潟の主将としてがんばった川澄の効果もあり、勝利への意欲が高まった新潟は、こうして決勝まで進むくらい勝負強くなっている。

そして、今季のチームの目標は、「本気でタイトルに挑む」である。

そのタイトルまで、あと1勝に迫っている。

川澄だけでなく他のチームメートたちも、「メグさんにタイトルを取らせてあげたい」と口にしている。

なんてったって、横浜市出身なのに、上尾野辺のアルビレックス新潟在籍は、今年で19年目に当たる。

これだけ1チームに長期在籍する選手は、女子選手には稀有だろう。

その上尾野辺めぐみ選手も言う。

「トーナメント戦で決勝戦に出るのはなかなか難しいことだと思うし、私自身、年齢を踏まえて、ラストチャンスというくらいの気持ちで戦いたい」

39歳になった川澄同様、上尾野辺も、3月でまもなく39歳になる。

チャンスが多くないことをよく知っている。

ぜひ、明日の決勝では勝利してシルバーコレクターを返上し、優勝を勝ち取ってほしいと思う。

決勝の会場の広島は遠すぎるから、テレビの前で声援を送ろう。

 

Visca Albirex Niigata Ladies !!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あっぱれ!!アルビレックス新潟レディース 皇后杯準決勝PK戦を制して決勝へ

2025-01-18 16:56:23 | アルビレックス新潟

あっぱれ!!

よくぞ勝った!アルビレックス新潟レディース。

皇后杯サッカー準決勝、日テレ・東京ベレーザとのPK戦を制し、決勝進出!!

すばらしい!!!

 

対戦相手の日テレ・東京ベレーザは、現在中断中のリーグ戦では8勝1分け2敗で首位を走っているのだから、5勝2分け4敗のアルビレディースとしては、難敵であった。

なのに今、新潟のサッカーグラウンドは雪に覆われて、まともな練習はできない。

だから、男子チームのアルビレックス新潟は、宮崎へのキャンプに出かけている。

ところが、アルビレディースは、グラウンドが使えず、狭い人工芝の練習場でわずかにボールを回せるくらいのトレーニングしかできなかった。

そんなチームが、雪の心配のない毎日外のグラウンドでサッカーができる強い相手に勝ったのだから、痛快だ。

 

 

同じ準決勝でも、浦和対神戸はNHK-BSでライブで放送するのに、このアルビレディースー日テレの試合は、録画放送でなんと深夜0:00からの放送だそうだ。

一部の新潟サポには、この不平等感は半端ない。

まあ、私も試合と同じ時間にBSで歌番組の再放送をしているくらいなら、皇后杯サッカーをサブチャンネルでもいいから放送してくれないかな、と思ったよ。

 

仕方がないので、SNS等で勝敗の行方を追う。

なんと試合早々の前半6分に、日テレに決められ、0-1と追いかける展開に。

 

だが、ずっと見ていても、得点に動きがないまま。

選手交代を見ても、上尾野辺も川澄も退いてしまったうえ、後半から入った川村も10分余りプレーした後負傷退場してしまった。

頼りになる、経験の豊富な選手たちがいなくなり、残るはGKの平尾と若手ばかり。

SNSを見ても、日テレにかなり攻められているらしい。

ついに、試合終了の時刻を過ぎてしまった。

負けてしまったのだろうな、と思っていたら、なんと「1-1 延長戦へ」の文字が。

どうやら、試合終了直前のラストプレーで同点に追いついたらしい。

得点者は、富岡というが、DFのこの選手知らなかったぞ。

著名な選手がいなくなってから同点に追いつくというのは、信じられないが、頼もしい。

まるで去年のルヴァン杯の再現のような(?)試合終了直前の同点劇だった。

 

その後、得点は動かず、試合はPK戦へ。

ところが、一度は新潟のサポーターがいる側のゴールを使って行うということだったが、その後なぜかコイントスが行われ、日テレ側のゴールを使うことに変更になったという。

なんでも、新潟のゴール裏の旗振りとブーイングがよくなかったから、とか。

(SNSでの情報だから、真偽は不明。)

新潟サポにしてみれば、先制点を奪われた時にも、副審は一度旗を上げてオフサイドの判定をしていたのに覆ったのだとか。

VARもないから、その疑惑の判定に不信感があったのだそうだ。

それに加えて、日テレ側を助けるような、不可解なゴールサイドの変更。

新潟サポのフラストレーションは一気に高まったようだ。

 

その不満を打ち消して見せたのが、GKの平尾だった。

PK戦で、先に守る平尾は、2本のPKを見事に止めて見せた。

3人目まで日テレはすべて失敗。

対するアルビレディースは、後攻ですべてのPKを決めてみせた。

これによって、PK戦では珍しい3-0の勝利となった。

おめでとう、アルビレックス新潟レディース!!

これで、皇后杯5回目の決勝進出だ。

 

だが、今までの4回はいずれも神戸に敗れている。

決勝戦は、その神戸を破って勝ち上がった浦和レッズレディースとの対戦となった。

試合は、1週間後の25日(土)に、今度は広島のスタジアムで行われる。

国立競技場でないのが、残念。

また雪の新潟に帰ってからの調整になるのだろうか?

対戦相手も練習環境も楽ではないけれど、がんばってユニフォームに星をつけられるよう、がんばってほしい。

 

VISCA ALBIREX NIIGATA LADIES !!!

 

※ SNSで拾った情報ばかりなので、多少間違いがあるかもしれません。ご容赦ください。

 

 

さて、本家の男子アルビレックス新潟は、今日、ツエーゲン金沢と30分×3本の練習試合をやって、0-1という結果だったとのこと。

でも、今は、何も心配していない。

無得点は気になるが、監督も選手も大幅に代わったのだから、簡単によい結果は出ないだろう。

「すり合わせ」が進むと、きっとよい結果が出始めるはず。

そう信じております。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルビレックス新潟、2025シーズン選手の顔ぶれ固まる

2025-01-07 19:19:20 | アルビレックス新潟

昨日の午後3時過ぎ、多くのアルビレックス新潟サポーターは、ホッとしたのじゃないかな?

その出来事とは、藤原奏哉選手の契約更新が発表されたことだった.

彼は、昨季アルビレックス新潟の選手の中で、替えのきかない選手として、リーグ戦ほとんどの試合に出ていたからね。

どこかのチームに取られるんじゃないかと、気が気じゃなかったのだ。

これで、全選手の契約関係が終わったと見ることができる。

 

昨季終了後、アルビレックス新潟の寺川強化部長は、「今までにないくらい選手の入れ替わりがある」という発言をしていた。

最終戦の前に、DFトーマス・デン、MF島田、FW鈴木の退団は発表されていた。

その後、寺川部長の言葉を裏付けるように、リーグ戦の主力ゴールキーパーだった小島のJ1柏レイソルへの移籍が発表された。

ルヴァン杯や天皇杯でのゴールキーパーだった阿部も、J2ジュビロ磐田への移籍となった。

ルヴァン杯の得点王だった長倉も、J1浦和レッズに移籍することになった。

そのほかの退団選手は、

MF松田➡J1横浜Fマリノス(期限付き移籍満了)

DF遠藤➡J2いわきFC

DF長谷川(巧)➡J2ブラウブリッツ秋田

MF石山➡J3松本山雅(育成型期限付き移籍) 

GK西村➡J3松本山雅(育成型期限付き移籍) 

 

こうして見ると、主力と言えた選手の流出は、GK小島とFW長倉の2人になるのだろうか。

それは、チームの戦力維持という点で見てみると、ガタガタになるほどの主力流出とはならなかったと見ることができる。

特に、心配していたMF秋山、DF藤原らは、今の戦い方をするアルビには欠かせない存在だったから、どうか移籍しないでと、みんな祈るような思いでいたのだった。

最後の契約更新のニュースが、心配していた藤原のものだったから、安堵したのだった。

 

松田は、期限付き移籍で新潟に来ていた選手だから、もともとはマリノスの選手。

ほかの選手たちは、出場機会を求めての移籍ということになるだろうか。

J1新潟から来た選手ということで、活躍が求められているはずだから、その期待に応えてほしいと思う。

また、期限付き移籍の選手は、石山と西村の他に3人いる。

DF森(璃太)➡J3栃木SC

MFシマブク➡J2藤枝期限付き移籍延長

MF吉田➡J3讃岐期限付き移籍延長

いずれも、まだ20代前半だから、力をつけてまた新潟に帰ってきてほしいと思う。

それぞれが、自分の武器を持っているはずだから、それを磨いてきてほしいものだ。

 

反対に、新たにチームに加わる選手たちだが、

GK田代 琉我⇦J2ロアッソ熊本

DF森 昂大 ⇦J2徳島ヴォルティス

MF落合 陸 ⇦J1柏レイソル(24季はJ2水戸に期限付き移籍)

MF新井 泰貴⇦J2藤枝MYFC

FW若月 大和⇦J2レノファ山口

…と、J2から精鋭を集めてきたように感じる。

同様に期限付き移籍からの復帰組の顔ぶれは、

GK藤田 和輝⇦J2ジェフ千葉

DF岡本 將成⇦J2鹿児島ユナイテッド

MF大竹 優心⇦J3横浜YSCC

FW矢村 健 ⇦J2藤枝MYFC

…と、彼らもJ2で複数年もまれ、実績を残してきた顔ぶれが多い。

さらに、高校・大学時代から入団契約を結び2種登録されていた選手たち。

GK内山 翔太⇦アルビユースU-18からトップ昇格

DF稲村 隼人⇦東洋大

MF笠井 佳祐⇦桐蔭横浜大 

稲村は、2種登録ながら、ルヴァン杯決勝や終盤のリーグ戦では、先発出場していたすでに主力の選手。

笠井も、大学ではFWとしても活躍していたし、ルヴァン杯にも出場していた。

 

選手の数は30人。

昨季も30人でのスタートだったから、あとは新規加入者はないかもしれない。

本当は、背の高く決定力のあるFW、右サイドバックができるDFなどもほしいのだが、まあ欲は張れないか。

 

こうして、新しく加わる選手たちを見ていても、また新しい競争原理が働くのだろうと思う。

J2で活躍し、J1でのプレーを夢見ていた選手たちだから、きっと残留した選手たちに新しい刺激をたくさん与えてくれることだろう。

しかも、彼らは、新潟のサッカーに魅力を感じていたという選手ばかりだから、本当に楽しみだ。

契約を更新した選手たちには、他のチームから誘いがあったけど、新潟に残ったという人も多いことと思う。

彼らは、新潟というチームやその戦い方を愛しているからこそ、今のチームでもっと上に行きたいということを選択したはずだ。

そこに、アルビレックス新潟からの誘いだったから引き受けた、という樹森大介新監督や吉本 岳史 新コーチらの指導が加わり、どのように進化成長していくのか、今はとても楽しみ、と言うしかない。

                【吉本 岳史 コーチ】

明日が、2025シーズンのトップチーム始動日になり、選手・スタッフによる全体ミーティング、新体制発表会見が行われるそうだ。

いいキャンプを送って、2025季のリーグ戦では台風の目のような存在になってほしいと願う。

 

Visca Albirex !!

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする