
朝、NHKラジオ第一を聴いていました。流れていた番組は「マイあさ!」です。
男性アナウンサーが「今日は3月30日、日曜日です」と、今日の日付と曜日をアナウンスしていましたが、そのフレーズにどこか引っかかりを感じました。
というのも、このフレーズはどこかで耳にした記憶があったからです。
恐らく、シニア世代の方ならピンと来た人も多いのではないでしょうか。そう、これは昔ヒットした「フランシーヌの場合」に出てくるフレーズですよね。
実は私が持っているCDにも収録されており、それをつい先日聴いたばかりだったので、なおさら記憶に刷り込まれていたようです。
この歌の歌詞は、パリの路上でビアフラの飢餓に抗議し焼身自殺を遂げた女性について描かれています。
あの頃は、こういったプロテストフォークが流行していた時代だったなと思い出しました。
この曲が発表された時期は、ちょうど私が多感な時期に差し掛かった頃でもあり、今聴いても心が揺さぶられます。
「マイあさ!」には、新潟県出身の渡辺ひとみさんというキャスターが出演されています。
彼女の声を聞くと、「週末だな」と時間の感覚が自然と醸成されるような気がしていました。
ところが、番組の最後に彼女が「今日で終わりです、10年間ありがとうございました」とさらりと言うではありませんか。まさに彼女らしい淡々とした表現ですね。
NHKの番組を観たり聴いたりしていると、今回は入れ替わりが多いように感じます。もちろん、たまたまそう感じるだけかもしれませんが…。
先日も、NHK新潟の夕方の番組でキャスターを務めていた女性が二人揃ってお別れの挨拶をされていました。
春は本当にお別れと出会いの季節ですね。
さて、季節の話ですが、ここ最近は「寒の戻り」を通り越して、まるで季節が逆戻りしているかのように感じます。
とにかく寒くて、暖房を入れたり、冬物を羽織ったりしながら過ごしています。
どうやら、来週末まではこの寒さが続きそうですね。早く暖かくなってほしいものです。
一番上の写真は、3月中旬に春らしい陽気だった頃撮影しました、撮影地は福島潟です。
こんな天候になることへ願いを込めて。


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