マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

吉野詣でモドキ

2012年05月01日 | 五頭方面






桜=ソメイヨシノと連想をします。
でも、こんな連想が成立したのは、ソメイヨシノが普及した明治以後だと言われています。
何せ、ソメイヨシノ自体が江戸末期から明治の初めに育成されたようですから、日本の春のイメージは、意外と歴史が浅いことになります。

ソメイヨシノは、漢字で書くと「染井吉野」だそうです。
染井は、ソメイヨシノ誕生の地である江戸の染井村から、吉野は古来から桜の名所であった、吉野山からちなんでいるようです。

吉野山の桜は実物を見たことはありませんが、写真集やテレビの画象で見ると、新緑に混じった桜の淡い感じが良いですね。
吉野山ほどではないでしょうが、私が住んでいる近くにも、ヤマザクラを愛でることのできる山があります。
五頭山から菱ヶ岳周辺の山には、ヤマザクラが版図を広げていて、今時分は新緑に混じって、淡い桜色の広がりを見せてくれます。

写真は、五頭山と菱ヶ岳周辺のヤマザクラを撮影したものです。
ヤマザクラの色は淡いので、どうしても一定のコントラストが得られる光線と、抜けの良い空気が必要だと感じます。
3年ほど、同じ地点から撮影をしているんですが、ドンピシャの場面に出会ったことはありません。
光線はともかくとして、この時期に抜けの良い空気は、難しいです。
写真はともかくとして、こんな素晴らしいヤマザクラを手近で見ることができるのは、ありがたいです。

今日は、気温がグーンと上がって、30度近くまで至りました。
一気に7月初旬の天候だそうです、確かに半袖姿でいたい気分でした。




















コメント
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