新潟では、鳥さんの話題で盛り上がっています。
ご存じのとおり、佐渡市では放鳥したトキが雛を返して、ついに巣立ちまで至りました。
自然界の巣立ちは、実に38年ぶりだそうです。
この時期、鳥さんたちは、繁殖の時期ですので、運が良ければ巣立ちを見ることができます。
私も、今朝巣立ちしたばかりの鳥さんを見ちゃいました。
その鳥さん、トキにとっては天敵と言われている「カラス」です。
今朝、最寄りの駅に向かって歩いて行ったら、花壇に黒い物体が動いていました。
何かなと思ったら、カラスでした。
カラスにしては、少し小さめな上に、私が近づいても飛び立ちませんでした。
なので、このカラスは、巣立ちをしたばかりの小ガラスだと判断しました。
受け売りですが、カラスは巣立ちをするときに、巣から地面に降りて、しばらく過ごすそうです。
よく、カラスが空から落ちてきたという話しは、カラスの巣立ちの可能性が大です。
この時点では、まだ飛べないようですが、地面で飛ぶ練習をして、やがて舞い上がるそうです。
当然、近くには親鳥がサポートはしています。
だから、写真を撮影するときに、周りを見渡してから撮影しました。
いきなり、親カラスに急降下攻撃を受けたのでは、大変ですからね。
そういえば、近くにあるケヤキの大木に、春先からカラスが巣を掛けているのを思い出しました。
そこで、育ったカラスでしょうね。
小ガラスが無事舞い上がることを祈ります。
なお、カラスが落ちてきたからと言って、絶対に保護してはいけません。
そのまま無視してくださいと、聞きました。
カラスを持ち帰っても、とても飼えませんし、法律で飼うことは禁止されていますから。