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マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

列車の窓

2010年09月24日 | 鉄分補給






朝から降り出しそうな曇天でした、結果的に雨は落ちてこなくて、夕方前からどんよりとした雲が去って、明るめの曇り空へと変化してゆきました。

「寒い」と言う表現がピッタリです、水曜日は無理して半袖姿でしたけど、今日は長袖に上着着用で問題ないほど気温が下がっていました。

夕方、、日差しと言うほどではありませんが、曇り空を明るくする日差しがありました。列車に乗っていた時間、ちょうど夕陽が沈む時間帯でしたが、夕陽が沈む方向は燃えるようなオレンジ色に染まっていました。
最寄の駅へ下りたときには夕陽は沈んでいましたが、残照が素晴らしかったですね。
「燃えるような」と言う表現がピッタリです、たなびいた雲が染まっていて、炎がたなびいているように見えるんです。
今シーズン、私が見た夕陽では一番の華麗さだったと思います。

夕方、新潟駅前で何か配っていました、新潟日報の号外でした。
中身は「中国人船長釈放へ」です。
日本は本当に「法治国家」なのでしょうか、片や外交圧力で「釈放」、片や検察のメンツで「冤罪」を作りかけた上に、逆に担当検事が「逮捕」なんですから。
名古屋の号外は「イチロー10年連続200本安打達成」だったそうですが、同じ号外でも名古屋の号外はいいですね。

今朝、窓を久しぶりに開けてみました、何の窓かと言うと「列車の窓」です。
停車中に、プラットホームの喫煙所からタバコの煙が車内へ入って、いささか空気が悪かったので開けました。
振り返ってみると、今は列車の窓をあけることなんかまずあり得ません、車内は冷暖房が設備されているので、余程のことがない限り快適な環境が保たれているからです。

子供の頃、列車の窓は結構開けました。
まずはSLの時代は車内にこもった煙を廃棄するため、エアコンがないので夏は車内の暑さを逃がすため、そして窓から顔を出した遊ぶためなどです。
最新の車両は、窓はあっても窓を開けられるようになっていません、快適なエアコンがあるし、窓から顔や腕を出されたんじゃ危ないですからね。

磐越西線で運行されている「SLばんえつ物語号」に乗車すると、老いも若きも窓を開けて喜んでいます。
老いに取ってはSLの吐き出す煙に懐かしさを感じて、若きは新鮮さを感ずるのではないかと思います。
昔は、やむを得ず窓を開けていましたが、今は楽しんで窓を開けているんですから、不思議な感じがします。






























コメント
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